【2025年ドラフト候補】堀越啓太(東北福祉大)|最速157km右腕の特徴と数値を分析

【2025年ドラフト候補】堀越啓太(東北福祉大)|最速157kmの大型素材が描くNPBへの道

今年のドラフト候補の一人である堀越啓太。
大学で実績を積み上げてきた剛腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。

一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。

本記事では、堀越選手の特徴やプレースタイル、さらにはWHIP・奪三振率(K/9)・K/BB などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。

数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。

堀越啓太とは?

堀越啓太(ほりこし・けいた)は東北福祉大学に所属する右腕投手で、大学球界屈指の速球派として名を馳せています。

身長・体重ともに恵まれた体格を持ち、堂々とした投球フォームから繰り出す直球は常時150km/h台をマーク。

近年の大学野球界において、最も注目される本格派右腕の一人です。

高校時代から潜在能力は評価されていましたが、本格的に才能が開花したのは大学進学後。

フォームの安定や体幹強化に取り組み、球速・球威ともに急成長を遂げました。

大学入学直後からベンチ入りを果たし、上級生に混じっても臆せずマウンドに立つ姿勢が話題となりました。

東北福祉大といえば、過去にも多くのプロ野球選手を輩出してきた名門。

その中でエース格へと成長した堀越は、2025年ドラフトでの上位候補として期待されています。

堀越啓太の投球スタイルと武器

圧倒的な直球の威力

堀越の最大の武器は、常時150km/h台を記録するストレートです。

リリースの瞬間に指にかかる感覚が良く、回転数の高さから球に伸びがあり、打者の手元で伸び上がるような感覚を与えます。

プロのスカウトからも「球質は一級品」「体感速度は150後半に感じる」と評されています。

多彩な変化球と組み合わせた投球術

直球に加えて、フォーク、スライダー、カットボール、カーブと変化球の種類も豊富です。

特にフォークは落差が大きく、空振りを奪う決め球として機能します。

カットボールは右打者の懐を攻める際に効果的で、ストレートと見分けがつきにくいことからプロでも通用するレベルだと見られています。

また、テンポの良い投球が特徴で、攻撃的な姿勢を崩さず試合の流れをつかめる点も強みです。

メンタル面と投球フォームの安定

投手として成長した大きな要因は、メンタルの強さとフォームの安定です。四死球が課題とされてきましたが、徐々に改善傾向が見られています。

精神的に動じない投球スタイルはチームメイトからも信頼を集め、「大舞台に強い投手」という評価につながっています。

堀越啓太の大学での実績

1年春の選抜で154kmを計測

大学1年の春、神宮で行われた全国大会に初登板した際、最速154km/hをマークしました。

初めての大舞台ながら臆することなく力強い投球を披露し、その名を一気に広めるきっかけとなりました。

この試合では速球に加え、スライダーやフォークで打者を翻弄。

特に右打者の外角に決まるスライダーは大学1年生とは思えない完成度で、観戦したスカウト陣からも「素材の大きさは一級品」と高い評価を得ました。

4年春の選手権で全国の注目を集める

成長した姿を全国に示したのが4年春の選手権です。

先発としてマウンドに立ち、6回10奪三振無失点という快投を披露しました。

直球は常時150km/hを超え、打者が差し込まれる場面が目立ちました。

変化球も低めに集める制球力を見せ、全国レベルの舞台で「プロでも即戦力」と思わせる投球内容でした。

秋季リーグでの鉄腕ぶり

秋季リーグではタイブレークの重要な場面で登板。最速155km/hを計測し、3回無安打4奪三振という完璧な投球でチームを勝利に導きました。

この時期にはフォームの改良や体幹強化の成果が出ており、スピードガン表示だけでなく、打者が差し込まれる「質の高い直球」が光りました。

では、セイバーメトリクスを含め、堀越選手の数値を細かく分析していきましょう。

堀越啓太|通算成績

※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。

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