2025年ドラフト注目選手の西川篤夢。
高校で目に光る活躍を見せ、各球団スカウトの視線を集めています。
多くの報道では「打率○割」「長打力」など表面の数字に焦点が当てられがちですが、プロで通用するかを見極めるには、より細かなデータ分析が必要です。
本記事では、西川選手の特徴やプレースタイル、さらにはOPS、IsoP、IsoDなどのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
西川篤夢とは?
三重県出身の西川篤夢(にしかわ・あつむ)は、神村学園伊賀高校で主将を務める注目の遊撃手です。
183cm・76kgと高校生としては恵まれた体格を持ち、右投左打という希少性の高いスタイルで、攻守にわたって存在感を発揮しています。
遠投110m、50m走5秒9と身体能力の高さは抜群。
柔らかさと力強さを兼ね備えたプレーで、プロスカウトからも「素材型ショートの中で屈指の存在」と評価されています。
主将としてチームを牽引する姿勢も印象的で、技術だけでなく人間性も高く評価される選手です。
西川篤夢のプレースタイル
高い運動能力が生む守備センス
遊撃手というポジションは守備範囲の広さ、判断力、スローイングの精度が問われます。
西川はすべてを高いレベルで兼ね備えており、特に横の動きから送球までのスピードは高校生の中でも上位に位置します。
軽快なフットワークに加え、捕球から送球までの一連の動作に無駄がなく、安定感のあるフィールディングが魅力です。
183cmの長身ながら腰の低い動きができるのも特徴で、チーム守備の要として安心感を与える存在です。
打撃面でのセンス
打撃においてはバットコントロールの良さが光り、木製バットでも鋭い打球を放てる点が高評価につながっています。
広角に打ち分ける技術も持ち合わせ、チャンスメイクや得点機での勝負強さを発揮。
特に走者が出ている場面で結果を残すことが多く、チームの得点力を押し上げる役割を担っています。
一方で、長打力に課題が残る点はスカウトからも指摘されています。
ミート力に加えて飛距離が安定して出せるようになれば、プロで生き残れるショートとしての評価がさらに高まるでしょう。
走力が生むプレッシャー
50m走5秒9の俊足ですが、数字以上のインパクトを持ちます。
盗塁や進塁の場面で相手バッテリーにプレッシャーをかけるだけでなく、打球判断の速さもハイレベルです。
塁に出れば得点につながる「嫌な存在」として、相手から警戒されるでしょう。
西川篤夢の打撃成績
では、セイバーメトリクスを含め、西川選手の数値を細かく分析していきましょう。
西川篤夢|通算成績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
DRAFT COMMUNITYの詳細はこちら


コメント