2025年ドラフト注目選手の三好辰弥。
大学、独立リーグで目に光る活躍を見せ、各球団スカウトの視線を集めています。
多くの報道では「打率○割」「長打力」など表面の数字に焦点が当てられがちですが、プロで通用するかを見極めるには、より細かなデータ分析が必要です。
本記事では、三好選手の特徴やプレースタイル、さらにはOPS、IsoP、IsoDなどのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
三好辰弥とは?
三好辰弥(みよし・たつや)選手は、富山GRNサンダーバーズに所属する右投左打の大型打者です。
大阪府出身で、大商大堺高校から奈良学園大学を経て、独立リーグへと進みました。
身長188cm、体重96kgという恵まれた体格を持ち、独立リーグ1年目から主軸として打線を引っ張り、打撃4冠を達成したことで一気に名を馳せました。
2年目にはキャプテンを任され、主将としてチームを牽引するリーダーシップも示しています。
打撃技術とパワーに加えて人間性やリーダー気質も兼ね備えた存在であり、NPBのスカウトからも高い評価を得ています。
実際に3球団が調査書を提出するなど、ドラフト候補として注目を浴びています。
三好辰弥の打撃実績
1年目で打撃4冠王を達成
独立リーグ1年目の2023年シーズン、三好選手は開幕から全40試合に「4番・ライト」としてスタメン出場しました。
結果は打率.346、56安打、6本塁打、38打点と圧巻の数字を残し、打撃王・安打王・打点王・長打率王の4冠を獲得しました。
これは独立リーグの新人としては異例とも言える快挙であり、その打撃センスと対応力が一気に全国区で知られるきっかけとなりました。
NPBの二軍レベルにも通じる安定感を見せ、スカウトが「即戦力の可能性もある」と評価するだけの内容でした。
2年目はキャプテンとしてさらに成長
2024年シーズンは、チームの主将に任命されました。責任感を背負う立場になったことで、プレーだけでなく精神面でも一段と成長しています。
打率.340、3本塁打、15打点という成績を残し、数字としては前年をやや下回った部分もありましたが、チーム全体を引っ張る役割を果たしました。
「数字以上にキャプテンとしての存在感が光った」と関係者が語るように、リーダーとしての経験はプロ入り後にも大きな財産となるでしょう。
本塁打記録に見る長打力の証明
三好選手の魅力は、単なるアベレージヒッターにとどまらず、勝負強い長打力を備えていることです。
- 2024年5月には満塁本塁打
- 7月には試合を決定づける3ラン
- 秋にも勝負強いツーラン
さらに2025年シーズンも、1号ツーラン、2号ツーラン、3号スリーラン、4号ツーランと本塁打を積み重ねています。
安定的にスタンドへ運ぶ長打力は、プロの世界でも通用するだけのインパクトを持っています。
三好辰弥のセイバーメトリクス打撃分析
では、セイバーメトリクスを含め、三好選手の数値を細かく分析していきましょう。
三好辰弥(富山GRNサンダーバーズ)|通算成績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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