今年のドラフト候補の一人である大山北斗。
大学で実績を積み上げてきた本格派右腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。
一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。
本記事では、大山選手の特徴やプレースタイル、さらには奪三振率(K/9)・四死球(BB+HBP/9)などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
大山北斗のプロフィール
大山 北斗(おおやま ほくと)は沖縄県糸満市出身、2004年3月10日生まれ、興南高校を経て中央大学準硬式野球部に所属する右投右打の投手です。
身長180cm、体重75kg と体格にも伸びしろがあるタイプで、小学校5年から野球を始め、軟式・準硬式と様々なステージを経て現在の実力に至っています。
高校時代は最速141km を記録していたものの、大学入学後に本格的なトレーニングと下半身強化を積んで球速を向上させ、現在は152km をマーク。
準硬式野球にも関わらず、NPB球団のスカウトから“超隠し玉”とも呼ばれる注目度を獲得しています。
大山北斗のスカウト注目の理由
最速152kmの直球と球速進化
興南高校時代は最速141kmを記録していた大山が、中央大学準硬式でのトレーニングを通じて最大152kmを記録した点は評価が高いです。
球速だけでなく、球速の上がり方も注目されており、大学1年時からの変化が明らかです。
変化球と空振り奪取力
大山の武器として特筆すべきはフォークボールの質です。
スライダー・カーブ・チェンジアップとともにフォークを決め球として使い、空振りを奪う能力の高さをスカウトが評価しています。
無名高校出身であったため目立たなかったものの、大学入学後に変化球の精度を磨いています。
制球力・スタミナ・投球回数
準硬式でありながら、公式戦で先発・完投できる能力を示しており、過去の登板成績では複数回の完封勝利、あるいは中1日での登板ながら9回127球を投げ切った試合もあります。
こうした試合運びや持久力、制球力がプロでの期待を高めているポイントです。
大山北斗の大学準硬式での投手成績(セイバーメトリクス)
では、セイバーメトリクスを含め、大山選手の投手データを細かく分析していきましょう。
大山北斗|大学通算投手成績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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