どうも!タカシです!
今まで日本のプロ野球や独立リーグ、女子野球のトライアウト事情や、リーグ事情などを述べて参りましたが、海外にも独立リーグが存在します!
独立リーグは世界的にメジャーなリーグではありませんが、日本の独立リーグをご存知の方であれば、アメリカ独立リーグを知っている方が多いと思います。
日本の独立リーガーでも中にはアメリカ独立リーグを経験した選手もいますし、現在アメリカ独立リーグでプレーしている日本人選手もいます。
ではアメリカ独立リーグはどういったリーグなのか、トライアウトもやっているかを含めて1つずつ解き明かしていきましょう!
目次
アメリカ独立リーグについて

アメリカ独立リーグというのは、名前の通りメジャーリーグから独立した別のプロリーグです。
日本でもNPBから独立している独立リーグはBCリーグ、四国アイランドリーグ、関西独立リーグと3リーグあり、アメリカ独立リーグには日本の独立リーグより倍のリーグ数が存在します。
19世紀にメジャーリーグに参加できなかったチームが集って作られたリーグということで、歴史は大分古いです。
今ではメジャー傘下に参入した独立リーグ球団が増えた影響でリーグ数は減少したということですが、それでも多数のリーグ、チームが存在します。
アメリカ独立リーグのリーグ数、主な出身者について

アメリカ独立リーグで今活動をしているリーグは、
- フロンティアリーグ
- アトランティックリーグ
- カナディアン・アメリカンリーグ
- アメリカン・アソシエーション
- ペコス・リーグ
- パシフィック・アソシエーション
- エンパイア・リーグ
- ユナイテッドジョアリーグ
の8つの独立リーグが活動しております。
過去に日本のプロ野球出身でアメリカ独立リーグでプレーしていた選手として、
- 西口文也投手
- 渡辺俊介投手
- 坪井智哉外野手
- 仁志敏久内野手
- 久保康友投手
- 大家友和投手
- 梶本勇介選手
など、NPB出身者が海外での活躍の場を求めてアメリカ独立リーグに挑戦する選手もいます。
リーグによって選手への待遇や給与も変わってきますので、選手たちはよりメジャーに近いリーグを目指します。
米独立リーグレベルや規模はピンキリ
アメリカ独立リーグの給料事情

アメリカ独立リーグの給料はリーグによってまちまちなのではっきりした額はわかりませんが、1番もらえるリーグでも月収は最大で15万円程だそうです。
過酷なリーグだと月収は2万円というところもあるみたいなので、かなり生活がキツイそうです!
また、アメリカ独立リーグはメジャーリーグよりも規模が小さいため、球団経営が不安定で最悪の場合選手への給与をカットされたり、給料未払いなんてことも、、、
こんな過酷な生活でもメジャーの舞台を目指して野球を続ける若者がたくさんいますので、どんな厳しい生活でも夢のためなら乗り越えられるというハングリー精神に敬意ですね!
アメリカ独立リーグの中には給料が支払われないことも!?

僕も日本の独立リーグのトライアウトでアメリカ独立リーグ出身者とお話をしたことがありますが、時折給料が支払われないこともあるみたいです。
その方はアメリカ独立リーグでもレベルが下のリーグで、その分球団経営も厳しく選手への給与がカットされるということもしばしばあったようです。
元NPB選手が所属していたフロンティアリーグや、アトランタリーグなどは比較的安定しているリーグということですが、その分レベルは高いです。
メジャーリーグへの輩出

では、実際にアメリカ独立リーグはメジャーリーガーを輩出しているのかどうかというところですが、実際にアメリカ独立リーグからメジャーリーグへ進んだ日本人選手は未だおりません。
メジャーリーグという壁はやはり厚いのでしょう。
日本人の現役メジャーリーガーは、
- ダルビッシュ有投手
- 田中将大投手
- 前田健太投手
- 平野佳寿投手
- 菊池雄星投手
- 大谷翔平選手
- 筒香嘉智選手
- 秋山翔吾選手
と、全員がNPB出身者でNPB時代も日本を代表する投手として活躍していました。
アトランティックリーグやフロンティアリーグはマイナーリーグのAAAクラスのリーグなので、メジャーへ進んでいる選手が多いです。
しかし、NPBを経由せずにAAA級レベルのリーグまで登り詰めた日本人選手もいますので、日本人でもアメリカ独立リーグからメジャーリーグへ行ける可能性はあります!
アメリカ独立リーグのトライアウトはやってる?

アメリカ独立リーグのトライアウトは近年日本でも行われています!
近年日本で行われたことあるトライアウトは、
- エンパイアリーグ
- オーストラリアリーグ
- オークランド・アスレチックス(MLB球団)
※(投手限定、144キロ以上の球速が出る投手対象)
メジャーリーグ球団のトライアウトも近年開催されますので、次第に海外のチームも日本でトライアウトを開催しています!
アスレチックスのトライアウトについては、
https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/news/201910080000735_m.html?mode=all:日刊スポーツ記事より参照
こちらに応募方法が記載されていますので、是非ご覧ください。
海外に挑戦したい選手をサポートする会社もある!

今の時代は海外に足を運ばなくても海外のチームのトライアウトを受けれる時代となり、チャンスが広がっています!
もちろんアメリカでトライアウトは開催されていますし、日本でも海外のプロリーグのトライアウトを取り扱っている会社があります。
株式会社インディッグ
海外のトライアウトについて取り扱っている会社で、アメリカを中心にオーストラリアや韓国などのトライアウトを紹介しています!
こちらのホームページにも海外のトライアウトについて取り扱っておりますので、参考にしてください!
株式会社インディッグホームページ:https://www.baseball-com.jp/10/?1
アジアンブリーズ
近年では「Asian Breeze〜アジアン・ブリーズ」というトライアウトチームが日本で結成されました!
今まで台湾、アメリカなどのトライアウトにトラベルチームとして参戦し、現地のプロチームなどと試合して評価をしてもらうかたちです。
アジアンブリーズHP:https://asian-breeze.com/
メジャー志向の選手は是非挑戦しよう!

日本で野球やっている選手にも「メジャー志向」を持っている選手はいるかと思います。
昔はメジャーに挑戦するにはNPBを経由しないと行けないものなんだと思われていましたが、今は誰もがアメリカに挑戦できる時代となりました!
NPBに入れなかった選手やメジャーを夢見ている選手にとってはこれ程にはないチャンスが転がっていますし、野球に人生を賭ける覚悟とある程度のお金があれば誰でもアメリカに挑戦できます!
もう夢しかありません!!
もし本気でアメリカの野球に挑戦したいと高い志のある選手は是非アメリカに挑戦することも視野に入れてみてください!
Boys, be ambitious !!!(by William Smith Clark)
ではこのへんで!