どうも!タカシです!
日本にはアマチュア、プロを合わせると多くの野球リーグがあります。
その中で社会人野球があるのは日本と台湾くらいではないでしょうか?
独立リーグは日本・北米・韓国に存在しますが、社会人野球と独立リーグの2つ存在するのは日本だけです。
こんな疑問があるあなた向けの記事
企業チームが独立リーグ化したらどうなるのか
独立リーグ化したらどのような経営の仕方になるのか
選手の雇用はどのような形になるのか
企業の野球部に所属する選手は1日の大半を野球に費やすので、実質プロ野球とあまり変わらないかと思います。
プロとの違いとしては企業だと給料は安定していますが、選手の成績によって年俸がグンと上がるようなことはないので、そう考えるとプロ野球は夢がありますよね!
一方独立リーグはNPBから独立した別のプロ組織で球団運営を行い、球団から選手に給料が支払われることからプロ野球と位置付けされます。
本記事では「もし社会人企業チームが独立リーグのチームになったらどうなるか」を個人的な見解として解説していきます!
目次
企業チームが独立リーグの球団になったらどうなるか

企業チームが独立リーグの球団になる・・・
全く考えたことなかったぞ・・・
考える人は少ないと思います(笑)
企業の野球部が「プロ化」したらどうなるのか気になりますね!
企業チームが独立リーグの球団になるという発想は思いつく人が少ないと思います。
しかし、企業チームの中の1チームは独立リーグに所属するという構想を練った方はいると思っています。
実際大きい運営母体を持つ独立リーグ球団は存在するので、今後企業チームが独立リーグ化するというのも可能性としてはあります!
では、実際に企業チームが独立リーグ球団になったらどうなるかを解説してきます!
・企業チームが独立リーグの球団になったらどうなるか
- 高卒3年、大卒2年のドラフト指名禁止期間が無くなる
- 企業は球団の運営母体としての存在となる
- チームが全国に広がる
- 企業がバックにいると球団も運営しやすい
- 選手は「社員」ではなく球団に所属する「プロ野球選手」としての扱い
それぞれ解説していきます!
高卒3年、大卒2年のドラフト指名禁止期間が無くなる

社会人野球は高卒で入社すると3年で大卒だと2年指名を禁止しているよね
そうですね!しかし独立リーグとなるとそのルールが無くなり、入団1年目でNPBいけるようになります!
学生から社会人野球に進む選手は1年目からプロに指名されることはありません。
その理由として、プロと日本野球連盟の協定により高卒選手は3年間、大卒は2年間指名対象とできないからです。
一方、独立リーグにはNPBとの間に社会人のような規定はありませんので、入団1年目にドラフト指名が可能です!
これらを踏まえると、社会人企業チームが独立リーグの球団となれば多くの選手が1年目でドラフト指名を受けれるようになるので、1年でも早くプロへ行きたい選手にはうってつけです!
企業チームが独立リーグ化すれば、入団1年目でドラフト指名が可能になる
企業の部活という括りではなく球団の運営母体としての存在となる

企業チームが独立リーグ化したらその企業が運営母体になることもできるよね!
そうですね!
選手の給料を球団経営で得た利益で回すことが出来れば企業としても支出を抑えられます!
社会人野球企業チームの多くはあくまで会社の部活の一環ということで、会社の広告塔として野球部を持っています。
野球部にかかる運営費は年間3億円から5億円ほどいくところも。
1年でこれだけお金がかかるというのは、グランドや室内練習場、交通費、連盟にかかるお金、野球部員の給料などにお金がかかるで、そう考えると独立リーグ化した方が経費を大幅に削減できます。
独立リーグが選手に与える給与は総額3150万円までと決まってるのでかなりの経費削減になります!
独立球団にすると経費面でも削減出来る
チームが全国に広がる

全国の企業チームが独立リーグの球団になったら全国各地でリーグ運営ができるよね!
そうですね!アメリカには多くの独立リーグがありますが、日本も負けないくらいのリーグ数になります!
社会人企業のチームは全国にありますから、大企業が独立リーグに加盟したらかなりのチーム数になりますし、大規模なリーグへとなっていくことは間違いないです!
チーム数が多いのでいくつかにリーグを分けることも可能ですし、全国各地で独立リーグの試合が行われるのでかなり盛り上がるのではないかと思います!
プロ野球がない地域も社会人企業が独立リーグになることでプロ球団のある地域にもなりますし、地域密着で地元ファンもかなり増えることでしょう!
47都道府県に独立球団を設立することも不可能ではない

近年北海道に独立リーグのチームが誕生し、これから正式に北海道の独立リーグを建てていくところですが、その他の地域も独立リーグができると47都道府県にプロ野球チームを設立するのも不可能ではありません!
企業チームを独立リーグ化するだけでほぼ1つの県に1チームプロ球団が誕生するので、県対抗の独立リーグ日本一を競う社会人の都市対抗みたいな大会ができます。
将来大企業が規模縮小のため野球部を廃部にするところを独立リーグ化するという選択肢も生まれてくれば、日本の野球もまた盛り上がることでしょう!
全国に独立リーグが出来ると選手の受け皿もかなり増える
企業がバックにいると球団も運営しやすい

企業が運営母体としていてくれると心強いよね。
そうですよね!企業がバックにいる球団は運営する際に様々なサポートも可能になるので運営しやすくなります!
球団のバックに大企業がいると球団としても円滑に運営できますし、企業の広告にもなります!
会社の野球部を会社の広告として活動させている企業は多いかと思いますが、独立リーグ化しても十分に企業の広告が可能!
プロ化することでファンが増え、選手のグッズや観戦費も球団ごとで入れることができるので企業にとってメリットになることも多いです。
企業野球部の独立リーグ化は自由なマーケティングスタイルとして確立していく上で新しい選択肢として取り込まれていくことを期待したいところです!
球団もバックに企業がサポ―トしてくれることで運営も円滑に進める事が出来る
選手は「社員」ではなく球団に所属する「プロ野球選手」として雇える

選手を社員ではなくプロ選手とすることで「個人事業主」として雇うことが出来るよね!
そうですね!個人事業主として雇えば保険や年金は自分でやることになるので、会社の負担が減りますね!
企業野球部が独立リーグ化すると、野球部に所属していた選手は「社員」ではなく「プロ野球選手扱い」となります。
このように企業チームが独立リーグ化すれば野球部を球団化し、選手を個人事業主扱いとして雇用することができます!
かなりの経費削減になりますし、選手の活躍次第でインセンティブをつけたり、給料を上げたりと企業と球団がうまく連携して選手の給与を決めたりと調整することができます。
個人事業主として雇うことが出来るので、企業側の保険や税金などの負担も軽減することができる
企業野球部が独立リーグ化することでプロアマ協定を気にする必要がなくなる

すぐNPB行きたい選手にとってはかなり良いシステムだと思うね!
独立リーグは選手がNPBを目指すための受け皿として機能しているので、NPB入りに神経を集中させることも出来ますね!
最初の方でお話しましたが、企業野球部の選手で高卒は3年、大卒は2年ドラフト指名される権限は持てない規定がプロと日本野球連盟の間であります。
ここが選手にとって歯痒い規定かと思いますが、今の日本ではこういう規定が常識化しているのが現状です。
社会人選手でも1年でも早くプロへ行けるなら行きたいと思っている選手が多いですし、年齢もありますから早くプロへ行きたいのが選手の本音です。
社会人選手の多くが年齢もあるので1年でも早くプロへ行きたいと思っている
独立リーグ化は様々なメリットがある

独立リーグ化を図れば早めにプロへ行ける可能性が上がるので、選手のためにも企業野球部の独立リーグ化は会社と選手双方にメリットが出てきます。
さらに、選手は日本だけではなく海外のプロ野球にも気軽にチャレンジできるメリットも!
選手の自由な挑戦の場としても独立リーグというシステムが選手には良いのではないかと思っています。
独立リーグは選手が出来るだけ挑戦しやすい環境を作るのも大事になってくる
1人でも多くが挑戦が出来る環境を!

NPBを目指す環境が1つでも増えるとチャンスが貰える選手が出てくるよね!
そうですね!多くのアマチュア選手がプロを目指す環境へ飛び込みたいと思ってますね。
現在シンシナティ・レッズに在籍している田澤純一投手が企業チームであるJX-ENEOSから日本のプロ野球を経由せずにメジャーへ挑戦したことをきっかけに作られた「田澤ルール」があります。
企業が独立リーグ化すれば田澤ルールも気にしなくて良いですし、海外挑戦も容易にできますので選手の選択肢も広げられます。
日本の野球界もまだまだ可能性が秘めているので、日本の野球界がさらに進化していけるように野球界を盛り上げていきましょう!!