どうも!タカシです!
今回の記事ではドラフト注目の高校生外野手である明石商業高の来田涼斗選手についてご紹介します!
来田選手は「高校生でトップクラス」と呼ばれるほどの選手であり、小学生のころからオリックス.Jrに選ばれるなど高い能力の持ち主です。
昨年の甲子園でも来田選手は高い身体能力を思う存分発揮し、存在感を出してきました。
では早速来田選手のすごさについて解き明かしていきましょう!
来田涼斗選手の経歴

引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2020/08/17/023_split/
- 出身地:兵庫県神戸市
- 生年月日:2002年10月16日
- 身長:180cm
- 体重:85kg
- 野球経歴:明舞ネオボーイズ→ヤングリーグ・神戸ドラゴンズ→明石商業高
地元神戸で高校までプレーしてきたので、地元の方や本人にとっても地元の球団である阪神タイガースに指名されると一番うれしいと思いますね!
少年野球時代はオリックス.Jrに選ばれる

少年野球時代はオリックス.Jrに選ばれてプレーしていたということで、小学生の時から選手として優れていたことがわかります。
しかもオリックス.Jrでは4番を任されていたということで、打撃においてはこの頃から非凡なものを持っていたと推測できます。
明舞ネオボーイズの監督さんも来田選手の将来をとても楽しみにされていたと思います。
オリックス.Jrでは4番を打っていた
神戸ドラゴンズ時代は28校の高校からスカウトされる!

非凡な能力を兼ね備えた来田選手は中学時代も発揮し、なんと28校もの強豪校から誘いを受けたということです。
その28校の中には大阪桐蔭や履正社などの関西の強豪校からの誘いが多数あり、行きたい高校が選び放題な状態でしたが来田選手は地元の明石商業を選びます。
明石商業を選んだ理由として「兄が行けなかった甲子園に行きたい」と兄と同じ高校の明石商業に進学して甲子園を目指します。
兄の思いを受け継ぐ弟ってなんと素敵なこと!
兄と弟が互いにリスペクトしているよき関係ですね!
来田選手がドラフトで指名されたらお兄さんも大変喜ばれることでしょう。
兄の想いを背負って明石商業に進学
明石商業では1年生から試合に出場!

引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2020/01/04/_split/
来田選手は明石商業高に進学後、1年生から早速公式戦に出場します。
1年生の春からレギュラーを張っていたということで、それだけ能力が高かったということですね!
入学直後から狭間監督に才能を見出されるのはさすがと言ったところです。
高校入学直後から主力選手として試合に出場する
2年生の年は春夏甲子園に出場

来田選手が2年生になる年の春に選抜甲子園大会に出場し、春の選抜で来田選手の存在感を一気に発揮します!
初戦から勝負強い打撃でチームを勝利に導き、準々決勝の智辯和歌山戦では1打席目に同点に追いつくソロホームラン、第5打席にはサヨナラホームランを放つなど大活躍。
準々決勝の智弁和歌山戦で強烈なインパクトを残します。
そして夏の甲子園では初戦の花咲徳栄戦、2回戦宇部鴻城戦、準々決勝八戸学院光星戦とヒットを重ね、そして準決勝の履正社戦ではバックスクリーンに飛び込むソロホームランを放ちパンチ力を発揮。
チームも2019年は春夏甲子園連続ベスト4と素晴らしい戦績を記録し明石商業が飛躍した年ともなりました。
高校2年時の甲子園で高校球界トップクラスの野手として注目を浴びる
来田涼斗選手の凄み

引用元:https://mainichi.jp/koshien/articles/20200214/k00/00m/050/277000c
来田選手は先ほどご紹介したようにチームのリードオフマンとして活躍してきました。
そして、これからも上のレベルで力を発揮し続けるでしょう。
では、何が来田選手の活躍を支えているのかを見ていきます!
高校生離れした体格

引用元:https://mainichi.jp/koshien/articles/20190314/ddl/k28/050/360000c
まず野球の能力の前に驚くところがありまして、それは来田選手のガタイが凄くごついところなんですよね!(笑)
一日に食べるお米量の量が10合と、食べる量が桁違いというのが体を作っているポイントということです。
筋肉も相当付いており、相当ウエイトトレーニングに力を入れていると思います。
肩から胸筋にかけての筋肉と太ももの筋肉が桁違いに太く、この体格が力強いバッティングや脚力に繋がっていることでしょう。
体つくりに余念がないのもさすがです!
食事にも力を入れて体を作っていった
高校生離れしたスイングスピード

引用元:https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202007240000973-0.html
来田選手と言えばやはりバッティングのイメージが強いと思いますが、何といってもスイングスピードが異常に速い!
空振りした時のスイングが速すぎて、どんなスイングの音がしているのかが気になります。
全くブレない軸
スイングスピードが速い選手の特徴として、最短距離で振れていて且つ軸でしっかり回れていることが挙げられますが、来田選手の軸も全くブレがないです。
タイミングを外されても軸回転であれば強い打球を打つのも可能ですし、ホームランを打つこともできます。
来田選手は構えの時に最初から左ひじ(捕手側の肘)を空けていますが、左ひじを空けているのも最短距離で振れているポイントとなります。
日ごろからスイング時の力の入れどころとフォームを意識して練習しているからこそ、来田選手は速いスイングスピードでバットを振れているということですね!
軸がブレないバッターは最短距離でスイングし且つ軸回転
度肝抜かれる打球速度の速さ
引用元:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20200928-33
来田選手の特徴としてスイングスピードが速いところをまず挙げましたが、スイングスピードが速いということは打球も速くなります。
来田選手のヒットの多くがあっという間に内野の間を抜く打球なので、内野手が反応するのは難しいです。
レフト方向、センター方向、ライト方向すべてのゾーンにおいて凄まじい打球を打つことが出来るのも来田選手の持ち味です!
来田選手の捉えた打球はあっという間に外野へ転がっていく
速いスイングスピードに備わるミート力の高さ

引用元:https://ameblo.jp/hoseiyakyuubukenkyuu/entry-12452201742.html
スイングスピード、打球速度と身体能力の面で高く評価されている来田選手ですが、付け加えてミート力の高さも来田選手の売りです!
来田選手のスイングを見ているとボールがバットに当たる瞬間顔が最後まで残っており、インパクトの瞬間をしっかり見れているためミート力も上がります。
ギリギリまで体が開くことなく、自分のポイントで打てているのもミート力が高い要因と言えます。
来田選手はステップ幅がそれほど広くないため、目線がブレずに打てているのもミート力が高いと言えるポイントです。
目線がブレずミート力が高いのも来田選手の武器
広角に長打を打てる
引用元:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20200127-36
全方向に長打が打てるのも来田選手の魅力です!
2019年の夏の甲子園の初戦花咲徳栄戦でレフトにフェンス直撃の2塁打を放ちましたが、変化球をしっかり引き付けてミートが出来ていましたね!
準々決勝の履正社戦ではバックスクリーンにホームランを放っていますし、広角に長打を打てる能力も来田選手には備わっています。
先ほどもご紹介しましたが、インパクトまで顔を残して軸回転で打てているからこそどの方向でも長打が打てるのです。
全方向に長打が打てるのが強み
高校通算34本のパンチ力

引用元:https://mainichi.jp/koshien/articles/20200801/k00/00m/050/218000c
来田選手は高校通算34本のホームランを放っています。
そのうち3本は甲子園で放ったホームランですが、3年生の年は自粛期間もあって対外試合数が思うように出来ていません。
それでも34本のホームランを量産しているので、自粛期間がなければもっと高校通算ホームラン数が多かったでしょう。
広角に長打を打てる選手はどのコースでもスタンドに放り込めるのでホームラン数も増えやすくなります。
今後来田選手がドラフトで指名され、プロの世界でどれほどの打者になるのか楽しみです!
自粛期間がなければ高校通算50本以上は打てていた可能性が高い
驚異的な足の速さ

引用元:https://www.xn--8wv97xz6xo7h.online/akashisho-raita
来田選手はバッティングの印象が強いですが、走塁面もずば抜けています。
こちらの動画をみると、いかに足が速いかがわかります!
ベースの回り方も上手く、スピードを落とさずに加速が出来ています。
脚力も備えているので、超攻撃型の選手として今後も活躍していくでしょう!
脚力も高校生トップレベル
守備は微妙との声も?

引用元:https://www.pinterest.jp/pin/781374604087348727/
来田選手はバッティング・走塁とずば抜けた能力を持っていますが、守備面はどうでしょうか。
甲子園では近距離の送球が逸れたり、落下地点より少しずれて捕っていて危うく落球しかけたシーンもありました。
タイミングの取り方に難あり?
2019年の夏の甲子園後に明石商業の狭間監督は来田選手の打撃と守備に関して「タイミングが計れていない」と評しています。
参照:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2020/08/17/023_split/
ボールが来るタイミングを予測してあらかじめ捕球体勢に入るのが苦手としていたみたいです。
今年に入って少しずつタイミングの取り方が上手くなっているということで、このまま意識して練習すればレベルアップしていけると狭間監督は仰っています。
プロの世界だとフライも高く上がりスピード感も格段と上がるので、沢山プロの打球を受け続けていけてコーチから指導を受ければ上達していくと思います!
プロ入り後は走・攻・守の三拍子の揃った選手としての活躍に期待です!
元々タイミング取り方に課題があった
来田選手の凄みまとめ

引用元:https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%A5%E7%94%B0%E6%B6%BC%E6%96%97
来田選手の凄さのまとめは以下の通りです。
- 高校生離れした体格
- 高校生離れしたスイングスピード
- 度肝抜かれる打球速度の速さ
- 速いスイングスピードに備わるミート力の高さ
- 広角に長打を打てる
- 高校通算34本のパンチ力
- 驚異的な足の速さ
これだけの凄さが来田選手にはあります!
大事な場面でもビクともしないメンタル面も持っているので、プロでも動じず思う存分プレーしてほしいですね!
ドラフト上位指名は間違いなし!?

来田選手はドラフト1位候補としてプロのスカウトから注目されています。
有望な外野手として獲得したい球団も多いはずです。
身体能力はずば抜けているので、育成の評価が高い球団へ指名されて欲しいですね!
是非ドラフト1位で指名されることを期待しつつドラフト会議当日を楽しみに待ちましょう!