2026年ドラフト注目選手の春山陽登。
大学で目に光る活躍を見せ、各球団スカウトの視線を集めています。
多くの報道では「打率○割」「長打力」など表面の数字に焦点が当てられがちですが、プロで通用するかを見極めるには、より細かなデータ分析が必要です。
本記事では、春山選手の特徴やプレースタイル、さらにはOPS、IsoP、IsoDなどのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
春山陽登とは
春山陽登(はるやま・はると)選手は、大阪商業大学に所属し、関西学生野球界で注目を集める外野手です。
身長177 cm、体重88 kgという恵まれた体格に加え、遠投100 m・50 m走6秒3という脚力を誇り、打球の飛距離・守備範囲ともに魅力的な“強打型”の素材です。
高校時代から主将を務め、大学では2年秋にリーグ戦で打率.424・本塁打4・打点13という実績を残し、ベストナインに輝きました。
プロのスカウトも「右の強打者として楽しみ」と評し、ドラフト候補として急上昇しています。
春山陽登の打撃スタイル・守備力
打撃スタイル
春山選手の打撃の武器は、フルスイングで振り抜くバッティングです。
特に2年秋のリーグ戦では、1試合3本塁打・12塁打というリーグ新記録を打ち立てたことで注目を集めました。
右中間・左翼と方向を問わず長打を放っており、単に飛ばすだけでなく技術的に使い分けができる点も強みです。
また、選球眼も向上しており、四球を選びつつ安打を量産するスタイルが形成されつつあります。
守備・脚力:外野手として即戦力の条件を備える
守備面では、外野手右打者としての資質が非常に高いです。
守備範囲は広く、遠投100 mという肩力もあり、外野からの送球精度・強さに信頼があります。
大学2年秋には主に右翼を守り、打球に対する反応速度・バックホームの送球も評価されました。
加えて、50 m走6秒3というスピードは外野守備にもつながっており、広い守備範囲も魅力です。
プロの外野手として守備範囲・脚力・肩の三拍子を備えたタイプであるため、守備位置の幅があるという点も評価されるでしょう。
身体能力と素材価値
春山選手の身体能力は、数値で見ても明らかに高水準です。
遠投100 m、50 m走6秒3という数値は大学外野手でも上位クラスであり、打球の飛距離や守備範囲の拡大につながっています。
体格も88 kgあり、打撃においてはヘッドスピード・体重移動・パワーを発揮できる条件が揃っています。
このような身体的土台があることで、大学での実績はもちろん、プロ入り後の伸びしろも多く見込まれます。
春山陽登の打撃成績(セイバーメトリクス)
では、セイバーメトリクスを含め、選手の打撃データを細かく分析していきましょう。
春山陽登|打撃通算成績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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