【2026年ドラフト候補】木口永翔（上武大）｜経歴・実績・スカウト評価など

今年のドラフト候補の一人である木口永翔。
大学で実績を積み上げてきた本格派右腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。

一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。

本記事では、木口選手の特徴やプレースタイル、さらには奪三振率（K/9）・四死球（BB+HBP/9）などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。

数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。

木口永翔のプロフィール

木口永翔(筑陽学園③)
3回1/3を投げ6奪三振
来年はエースでしょう pic.twitter.com/dJoZW8ShhO
— サルノリ (@98BB_dragons) November 3, 2025

木口投手は、福岡県出身で身長185cm・体重81kg、右投右打の投手です。

小学校4年生から軟式野球を始め、中学校で全国大会に出場するなど早くから実戦経験を重ねてきました。

高校は筑陽学園高校に進学し、１年秋から先発マウンドを任されるなど、勝負所での登板経験も豊富です。

大学は上武大学に進み、関甲新学生野球連盟などで活躍。通算防御率・被打率といった実績も優秀で、スカウトの視線を集めています。

木口投手の最大の武器は速球です。

高校時代に最速145km/hを記録しており、大学でもその球速を維持・向上させてきました。

手元で伸びる球質を持ち、打者に圧をかける投球が特徴です。

加えて、コントロールも悪くなく、実戦で安定してストライクゾーンを突ける点が高く評価されています。

また、速球だけではなく、スライダー・フォーク・チェンジアップなどを操る変化球も持ち味です。

スカウト陣が木口投手に注目する理由は次の通りです。

これらを兼ね備える投手は少なく、「上位で指名する可能性がある」とスカウトからも高い評価を受けています。

右の本格派先発を探している球団、育成力のある大学／社会人出身選手を育ててきた球団などにとって、木口投手は魅力的な存在です。

ドラフトでは上位指名が予想されるほどの評価を得ており、プロ入り後すぐに１軍で活躍する可能性も考えられます。

では、セイバーメトリクスを含め、木口選手の投手データを細かく分析していきましょう。

※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。