2026年のドラフト候補の一人である丹羽涼介。
高校で実績を積み上げてきた本格派右腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。
一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。
本記事では、丹羽選手の特徴やプレースタイル、さらには奪三振率(K/9)・四死球(BB+HBP/9)などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
丹羽涼介とは?
丹羽選手は、和歌山県の公立強豪校である市和歌山高校に所属する投手です。
183 cm・81 kgという体格に加え、最速151 km/hを記録する直球と、スライダー・フォーク・カーブと変化球も持ち、ドラフト候補として脚光を浴びています。
中学時代から硬式で投手としてプレーし、高校入学後すぐに頭角を現したことから、複数のスカウトが将来のプロ入りを視野に入れて注目しています。
丹羽涼介の投球スタイル
速球の質
最速151 km/hの直球と、それ以上に感じさせるキレが丹羽選手の武器です。
大学・社会人レベルでもこのタイプの右腕は希少であり、プロスカウトの目に「将来の一枚看板候補」として映っています。
実際に高2春の選抜で147 km/hを計測し、6.1回を投げて8奪三振1失点の好投を見せました。
加えて、投球フォームが比較的ブレにくく、リリースポイントが安定している点も高評価です。
ストレートの質が高ければ、変化球や配球の幅が広がるため、投手としての将来性が大きく評価されます。
変化球・配球
変化球は、スライダーを中心に、フォークボールやカーブを織り交ぜる投球が持ち味です。
配球面でも、直球でカウントを作りながら変化球で打者のタイミングを外す組み立てが形成されており、第2球種・第3球種の質も高めています。
今後は制球力・低めへの集球、左打者対策という観点からも変化球の“使える量”を増やすことで、一段階上のステージでも通用していけるはずです。
丹羽涼介の投手実績(セイバーメトリクス)
では、セイバーメトリクスを含め、丹羽選手の投手データを細かく分析していきましょう。
丹羽涼介|投手成績(25年秋季大会)
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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