こんばんは!
タカシです!
独立リーグそろそろシーズンが終わり、プレーオフが終わればシーズンオフに入ります。
このシーズンオフを機に引退する選手、次の年に備えてトレーニングする選手、プロ入団テストを受ける選手様々ですが、プロ野球がこの時期に戦力外、ドラフト会議と選手の動きが活発になります。
プロ野球であれば、戦力外通告された選手は他球団との契約を目指すべく12球団合同トライアウトを受けたり、オファー来るまで自分でトレーニングしながら待ったり、野球は引退して第2の人生に進んだりと選手の入れ替わりが活発になると思いますが、一方独立リーグのシーズンオフは果たしてどのような動きがあるのかを今日は解き明かしていきたいと思います!
目次
任意引退、自由契約、ドラフト指名を受けるなど様々な選手が出てくる
独立リーグもこの時期になると、自ら引退を申し入れ任意引退となる選手、球団から翌シーズンの契約を結ばない旨を伝えられる自由契約、NPBドラフト会議で指名される選手など様々な動きがこの10月以降のシーズンオフにあります。
毎年任意引退する選手が出てくるかと思いますが、そういった選手はほとんどの場合NPBからの調査書が来なかったり、年齢的な部分で一区切りつける理由で引退していきます。
また、海外へ挑戦する選手も日本の独立リーグを任意引退する形がほとんどです。
一方自由契約は球団から選手に事実上のクビを宣告されることを意味します。
自由契約になった選手は、来季のプレーを希望して他球団からのオファーを待ったり、独立リーグのトライアウトに参加したりと来季のプレーを希望する選手がほとんど。
この時期はとにかく人の移動が活発になるので、球団としても忙しくなるでしょう。
また、海外の選手は母国に戻ってウィンターリーグに参加したり、海外の選手のほとんどは自由契約になった場合、他球団から声がかかり入団するか、母国へ帰ります。
海外選手もNPB、メジャー、KBO、CPBLなど上のステージでプレーすることを目標に日本の独立リーグに来ていますので、志は日本人選手と海外選手どちらも一緒です。
なのでこの時期は選手にとって次のシーズンはどういう選択をするかを決める大事な時期に入ります。
自分も独立リーグにいた頃は次のシーズン他球団でプレーするべくトライアウト受けたりしました。
選手にとってこの時期は正直いやかと思います。笑
地元に帰り、翌年のシーズンに向けて準備する
翌年も同じ球団でプレーが決まった選手は、翌年に備えて練習やバイトをしていくわけですが、他県から来ている選手は地元に帰って自分で練習やバイトをしたり、球団のある県に残って練習、バイトしたりと選手によって様々ですが、まずは実家に帰る選手についてお話しします。
所属している球団からさほど遠くない他県に実家がある選手の中には、実家に帰って地元で練習したりバイトをする選手がいます。
実家に帰れば、食費はかかりませんし、母校に行って施設を貸してもらって練習することもできます。
また、精神的にも実家に帰った方が落ち着きますし、地元の友達に練習手伝ってもらったりと自分で考えながらオフシーズンを過ごせます。
現に自分が独立リーグにいた時のシーズンオフは、約半分近くの選手が地元に帰っていました。
シーズンオフになったら地元に帰るのも選択肢の1つです。
所属球団が所在している県に残ってシーズンオフを過ごす
先ほどシーズンオフは実家に帰って自分で練習したり、バイトしたりすると述べましたが、一方でシーズンオフも球団が所在している県に残ってシーズンオフを過ごす選手もいます!
地元があまりにも遠い選手は年末年始以外はほとんど球団の所在する県に残って自主練習、バイトをします。
中にはシーズンオフの球団イベントに参加したり、野球教室に行ったりなど残った選手は様々なイベントにも参加することがあります。
また、球団が自主練習のためにグランドを確保してくれたり、球団のコーチがシーズンオフ期間に選手の自主練習で指導してくれたりしますので、それを望んで地元に帰らずに球団所在地に残る選手もいます。
バイト先も球団を応援してくれているスポンサー企業でアルバイトもできますので、色々なサポートもありますので、地元に帰らずに残るのもメリットがありますね!
地元が遠かったり、コーチに指導されながら自主練習したい選手はそのまま残ったりします。
バイト先は飲食店、スポーツショップなど様々!
独立リーガーのバイト先も様々です!
- ラーメン屋
- 居酒屋
- ファストフード
- バー
- スポーツ用品店
- 土木
- 整体院
- テレアポ
など、自分が知っている範囲での独立リーガーのバイト先ですが、色んなバイトをやっています!
独立リーガーにとって1番人気のあるバイトは、飲食店かなと思います!
飲食店だと賄いがでますし、その分食費を浮かすことができます。
また、自分の自主練をする時間によりますが、大体は明るい時間に練習して、夕方からバイトという流れが普通かと思います。
昼間じゃないとボールを使う練習ができませんし、夜はバイト先によりますが、時給が上がったりもします。
飲食店ではバイト後賄いで夜ご飯を食べられますので、食費を浮かしたい方は飲食店をオススメします!
中にはバーで働いたりなどもする選手もいます。
バーとかスナックのお店だと、企業の社長さんがたまに来客した時に、そこで仲良くなれたら個人スポンサーになってくれたりするかもしれません。
このシーズンオフはとにかくお金を貯めていかないといけませんので、掛け持ちでバイトをする選手もいますね!
こうしてシーズンオフは練習とバイトの日々を過ごしていくかたちになります!
プロ野球の春季キャンプのお手伝いの仕事も!!
独立リーガーの中で、選ばれた人は2月から始まるプロ野球の春季キャンプのお手伝いに参加できます!
約1ヶ月間、キャンプ地に帯同して選手キャンプのサポートをします!
このキャンプのサポートで入ってくるお金は結構良いみたいですし、独立リーガーにとってプロ野球のキャンプを間近で見れるのも魅力ですね!
投手だと、打撃投手としてキャンプのサポートをするなど、実際にプロの打者を相手に投げることができますので、プロの打者のすごさを目の当たりにできるので、春季キャンプに行きたいと思う独立リーガーは多いのではないでしょうか。
そしてキャンプイン、シーズンインへ!
10月から始まるシーズンオフリーグやチームによって様々ですが、大体はは1月又は2月まで続きます。
その間、選手は自主練とバイトとイベントの日々です。
その生活を4ヶ月から5ヶ月ほどして待ちに待ったキャンプインとなって、シーズンが始まっていきます。
独立リーガーにとってシーズン中は毎試合勝負ですが、またシーズンオフも勝負です!
シーズンオフの時期は球団から給料は出ませんので、生活費を稼がなくてはいけませんし、それと同時に自分の鍛錬もしていかなくてはいけません。
さらに翌シーズンは新入団の選手も加わり、レギュラー争いが始まります。
なので独立リーガーは1年中勝負です!
それでこそハングリー精神を鍛えられ、貪欲な選手になっていけます!
この経験というのは、社会に出てからもすごく活きてきますし、自分もそれを実感していますので、独立リーグで野球することはそれだけでもかなりの価値があることだと思っています!
これからトライアウト受験する選手がいましたら是非参考にしてみてください!
では!