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フットサルで支配力を高める!トライアングルポゼッション完全ガイド|連動性×パスワーク×スペース活用

フットサル
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フットサルにおけるトライアングルポゼッションは、3人が三角形を維持しながら連続的にパスをつなぎ、相手の守備を引き伸ばして攻撃の起点を作る基本戦術です。狭いコートでも効果を発揮し、ボール保持時の安定感と攻撃の多様性を両立できるのが強み。

この記事では、トライアングル形成のコツ、連動ドリル、スペース攻略術から応用戦術まで、実践ですぐに役立つノウハウを詳しく解説します。

トライアングルの基本形とポジショニング

3人の役割と配置

トライアングルの頂点に立つ3人は、ウイング(左右サイド)とセントラルの役割を担います。ウイングはタッチラインぎりぎりに張り、幅を作ることで相手守備を引き延ばし、中央の選手へ斜めパスやポストプレーを供給します。

一方、セントラルは両ウイングから等距離を取り、受け手・再展開役として機能。三角形の各頂点が常に互いに見える位置取りを意識し、距離はおよそ3〜5メートルを保ちましょう。

角度と距離の調整

三角形の角度は、鋭角(約30度)から鈍角(約120度)まで状況に応じて変化させます。狭いスペースでは角度を鋭くして小刻みにパスを回し、広いスペースが使える際は鈍角に伸ばしてサイドチェンジやロングパスを有効化。

距離はボールホルダーが圧力を受けたら一度3~4m離れ、相手の寄せを引きつけてから再度近づく「引き出し動作」を組み込むことで、ポゼッションの安定性が格段に向上します。

ドリル①:三角形パス&ムーブ練習

コート中央にコーンを3つ三角形に配置し、パサー・ムーバー・サポートの役割をローテーションしながら練習します。

パサーは正確なインサイドパスでコーン位置へボールを送り、ムーバーは斜めランで常に受け手の角度を作り、サポートは次のパスコースを確保。リズムを保ちながら30秒間続け、慣れたらコーン間隔を5mから7mへ拡大してスピードと飛距離の両立を図りましょう。

ドリル②:3対1ポゼッション

実戦に近い状況を再現するため、3人対1人のポゼッションゲームを行います。3人はトライアングルを維持しつつ、1人のディフェンダーを引きつける動きを意識。パスを回しながら、瞬時に三角形を再構築し、センタープレーヤーが2つのサイドに常に顔を向けてスペースを見渡します。

ディフェンダーが寄せてきた瞬間にはワンタッチやハーフボレーを使い、リスクを最小限に抑えながら時間と空間を創出しましょう。

戦術的応用:スペースを突く連動性

サイドチェンジとミドルドリブル

トライアングルポゼッションで相手守備を引き延ばした後、サイドチェンジを行う際は三角形の一本の対角線上にスルーパスを通します。

中央のプレーヤーは斜めにポジションをずらしつつ、次のパスを受けやすい体勢を作り、受けたらすぐにミドルドリブルで空いたスペースを突破。相手ラインを一気に引き伸ばす動きが生まれ、シュートやカットインの好機を増やせます。

カウンタープレス回避

ボールを奪われた際は、三角形の一角を担う二人が素早く前線にプレスをかけ、回収役の一人がサイドへ追い込むことで相手のパスコースを限定できます。

即座にポジションを戻しながら連動プレスを仕掛けることで、ボール奪取後のカウンターに転じる際も二次攻撃のポジションが確保され、試合の主導権を握り続けられます。

メンタル&コミュニケーション:合図と視線

トライアングルポゼッションでは、プレーヤー間の合図が成功の鍵を握ります。ボールホルダーはパスを出す直前に軽く声をかけ、受け手はパスコースを指さすことで、動きを事前に共有。視線もパスフェイクやワンタッチを誘導するために活用し、相手を惑わせつつ味方をスムーズに動かしましょう。

フィジカル強化:持久力と瞬発力

3人が三角形の中を連続的に動き回るポゼッションは高い持久力が求められます。インターバルトレーニングで20秒全力+10秒休息を繰り返し、コート全域を走り続ける体力を養成。

さらに、連続的なポジションチェンジ時には瞬発力が必要となるため、ラダードリルやミニハードルを取り入れ、方向転換時の加速力を高めましょう。

まとめ:トライアングルで試合を支配しよう

フットサルのポゼッションを支配するには、トライアングルポゼッションによる正確なパスワークと連動した動きが欠かせません。基本ドリルで形を体得し、3対1ゲームで実戦感覚を磨き、戦術応用で空間を突く動きを習得しましょう。

メンタル面やフィジカル面の強化も並行し、次の試合で三角形が機能する瞬間を体感してください。

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