合コン幹事必携！進行表＆台本で失敗しない段取りガイド【社会人・大学生対応】

合コンを成功させるカギは、準備段階での綿密なシナリオ設計と時間管理にあります。何となく乾杯してフリータイム、では場が緊張したまま終わってしまうことも少なくありません。

本記事では、開始前から解散まで、誰でも再現できる進行パターンと台本の組み立て方を解説します。

1. 進行表・台本の基本構成と作成手順

合コン進行表は、大まかな時間配分と細かな進行ポイントを整理したもの。まずは開催時間と会場アクセス時間を含む全体の枠組みを作成し、その後に各パートの秒数単位でのシートを作ります。

「開始５分前集合」「乾杯＆自己紹介」「ゲームタイム」「フリータイム」「お開き宣言」という大まかな流れを、実際の所要時間と参加人数に合わせて調整します。社会人なら90分、大学生なら120分程度が主流です。

台本には、幹事が発するべき「乾杯の掛け声」「ゲーム開始のアナウンス」「沈黙時の話題振り」「二次会への誘導文句」などを具体的に記載します。話す順番やトーン、間の置き方もメモすると、当日の進行が格段にスムーズになります。

進行を細分化し、各フェーズでの動きとセリフを細かく決めておくことで、想定外の事態にも落ち着いて対処可能です。ここでは代表的な４つのセクションを例示します。

会場到着後の５分間は、幹事が受付役を兼務しながら名簿にチェックを入れます。開始時間になったら「本日はお集まりいただきありがとうございます！それでは乾杯のご発声を○○さん、お願いします」と案内し、自然にグラスを合わせる流れを作ります。

自己紹介タイムは一人あたり30秒程度に制限し、「名前」「出身地」「最近ハマっていること」をテーマにします。終わったら「ではここからは３分間フリートークタイムです。近くの人と共通点を探してみましょう」と続け、会話が発生しやすい状況を作りましょう。

ビンゴやワードウルフなど、所要20分程度のゲームを用意します。幹事は「ゲームのルールは…」と説明し、終了後に「では５名ずつ左右を入れ替えて交流を深めましょう」とアナウンス。席替えで新鮮な会話が生まれます。

ゲーム後は30分程度のフリータイムを設け、「そろそろ残り30分です。最後にドリンク一杯おかわりどうぞ」と声をかけながら、二次会参加希望者を募ります。最後に「本日はありがとうございました。二次会行きたい方はこのまま○○へ移動しましょう」と誘導し、締めくくります。

進行表は大枠の視覚化、台本は細かな音声ガイドとして役割を分けることがポイントです。両者を同じ紙面にまとめず、進行表はA4縦１枚、台本はA5ノートに落とし込むと現場での取り回しが良くなります。

スタート・デザート・ゲーム開始などの時間帯ごとに色を変え、ぱっと見で現在地が把握できる仕様にします。スマホで見られるPDF版も用意すると、店内照明が暗い場合にも役立ちます。

重要セリフには蛍光ペンを引き、フォローアップコメントは吹き出しで追記。読み返す手間が減り、実際の会話で言い回しに迷うことがなくなります。

急な人数変更や予定より遅延が発生した際の対応策も、事前に台本に組み込んでおきましょう。想定されるトラブル例とワンフレーズのテンプレートをご紹介します。

「△△さんが急用で不参加となりましたが、まだまだ楽しみましょう。席を再度調整し、一言自己紹介を延長しますね」を告げ、席替えを実施すると自然に穴を埋められます。

「皆さんまだ集まっていないようなので、開会宣言を15分後に延期し、その間に軽い自己紹介ゲームをしましょう」と提案し、会話タイムで時間を潰す演出が有効です。

この記事で紹介した進行表＆台本例は、学校サークルや職場、異業種交流にも応用可能です。自分の合コンスタイルに合わせ、タイトルや時間配分、セリフをカスタマイズしてお使いください。

幹事仲間で共有できるGoogleドライブや社内Wikiにテンプレートをアップし、都度更新する仕組みを作ると次回以降の準備が圧倒的にラクになります。

終了後に参加者へ「進行はどうだったか」「台本は自然だったか」をヒアリングし、次回の進行表に反映。PDCAを回すことで、幹事スキルが継続的に向上します。

合コン幹事の台本と進行表は、成功の再現性を高めるための必須アイテムです。ステップごとの時間配分、大人の声かけフレーズ、トラブル時のリカバリー案を網羅的に台本化し、当日スマートに対応しましょう。

この記事を参考に、参加者全員が満足する忘れられない合コンをプロデュースしてください！