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GoogleFormsで作るアンケートフォームのカスタマイズを徹底解説!

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無料で手軽にアンケートを作成できるGoogle フォームですが、デフォルトのままでは味気ないもの。企業や個人のブランディングに合わせたデザインにしたり、回答フローを工夫して離脱を防いだりするには、カスタマイズが欠かせません。

本記事では、Googleフォームの外観・機能・挙動を自在に調整する方法を詳しく解説します。

Google フォームの基本設定を確認しよう

まずはフォームを新規作成し、質問項目や回答形式を整理します。右上の歯車アイコンから「設定」を開き、回答の収集方法や制限事項をチェックしてください。全体の構成を固めたうえで、カスタマイズに進むと作業がスムーズです。

回答の制限と通知設定

「ログイン必須」にするかどうか、1人1回までの回答に制限するかは、用途によって判断します。アンケートの信頼性を高めるならログイン必須、気軽に回答を集めたいならオープン設定にしましょう。また、回答ごとの通知は「設定」→「プレゼンテーション」でON/OFFを切り替えできます。

セクション分けで回答フローを設計

長いアンケートはセクション(区切り)機能で分割し、質問ごとに余白や説明文を挿入すると回答者の負担が軽減します。各セクションの最後に「次へ」「送信」ボタンが自動で挿入されるため、ステップ形式のフォームが簡単に作成できます。

デザインを一新!テーマとカラーカスタマイズ

Google フォームにはテーマ設定機能があり、背景色やフォントスタイルをワンクリックで変更できます。しかし、さらにオリジナリティを出したいなら、自作のヘッダー画像やCSS埋め込みを活用しましょう。

ヘッダー画像のアップロード

フォーム上部に表示されるヘッダー画像は横幅1,000px以上の高解像度ファイルを用意します。企業ロゴやイベントイメージを配置し、「テーマ」→「ヘッダー画像を変更」でアップロードすれば、一気にブランド感が高まります。

カラーパレットとフォント変更

テーマ設定では背景・質問の背景・アクセントカラーを細かく指定可能です。読ませたい質問には目立つカラーを選び、補足テキストは淡いトーンにすると視線誘導が効果的です。また、フォントも「標準」「手書き風」「太字」などから選べます。

機能を強化!スクリプトとアドオンの活用

Google Apps Scriptやサードパーティ製アドオンを使えば、標準機能ではできない高度なカスタマイズが可能です。フォーム送信後の自動処理や、回答内容に応じた分岐などを実装しましょう。

Apps Scriptで自動メール送信

送信トリガーを設定し、回答者にサンクスメールを自動送信するスクリプトを組み込みます。Google スプレッドシートと連携させ、「onFormSubmit」イベントをトリガーにしたメール送信処理を書くことで、個別対応の手間を削減できます。

アドオン「Form Ranger」で動的選択肢

Form Rangerを導入すると、スプレッドシート上のリストを選択肢として自動同期します。価格改定やメニュー変更が頻繁なアンケートに最適で、選択肢のメンテナンスを一元化できます。

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回答体験を向上させる工夫

回答完了率を上げるには、フォームの見た目だけでなく、操作性や動作の快適さも重要です。プログレスバーの表示や、必須質問マークのカスタマイズなど、小さな配慮を積み重ねましょう。

プログレスバーの活用

「設定」→「プレゼンテーション」で「プログレスバーを表示」にチェックを入れると、回答者が全体の進捗を一目で把握できます。セクション分けと組み合わせると、長いアンケートでも回答を挫折しにくくなります。

スタイルで必須マークを強調

必須項目に自動で付く赤いアスタリスクは、更に太字にしたり色を変えたりするため、埋め込みCSSを使う手もあります。テーマ設定だけでなく、アンカーリンクを使って質問への移動を容易にするなど、回答者目線の工夫が効果を発揮します。

埋め込み&共有設定で拡散力アップ

作成したフォームは、WordPressの固定ページやブログ記事に埋め込むことができます。また、SNSやメールでの共有時に見栄えを良くする方法も押さえておきましょう。

iframe埋め込みコードの生成

フォームの「送信」→「< >」アイコンでiframeコードをコピーし、WordPressのテキストモードで貼り付けます。幅や高さを指定すると、レスポンシブ対応も容易です。

カスタムOGPでSNSシェア最適化

アンケートページに対してプラグイン(Yoast SEOなど)でOGP設定を行い、シェア時にカバー画像や説明文を指定すると、クリック率が向上します。フォーム単体ではなく、埋め込みページとしての拡散を意識しましょう。

集計と分析のヒント

回答データはGoogle スプレッドシートに自動転送されますが、分析を効率化するにはピボットテーブルやグラフ機能を活用しましょう。また、外部BIツールと連携すれば、リアルタイムでダッシュボード表示が可能です。

スプレッドシートでのピボット集計

集めた回答を「データ」→「ピボットテーブル」で簡単にクロス集計できます。選択式設問の割合や自由記述の分類など、手早く概況を把握したい時に重宝します。

Data Studioでダッシュボード化

Google Data Studioと連携すると、スプレッドシート上の回答をリアルタイムで可視化できます。外部へのレポート提出や、社内共有ダッシュボードとして使うことで、調査結果の訴求力が高まります。

まとめ:Google Formsを自在にカスタマイズしよう

「Google Formsのアンケートフォームカスタマイズ」のポイントを網羅しました。基本設定の確認からデザインの調整、Apps Scriptやアドオン活用、回答体験の工夫、埋め込み方法、集計・分析まで、一連のフローをマスターすれば、誰でもプロ品質のアンケートフォームを作成できます。

ぜひ本記事を参考に、御社の調査目的にぴったり合ったフォームを実現してください。

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