ラフティング初心者必携装備ガイド｜安全・快適な急流下りに必要なアイテム完全リスト

初めてのラフティング体験を思い切り楽しむには、身に着ける装備選びがとても重要です。

本記事では、万が一の転覆や衝突に備えるライフジャケット・ヘルメットから、ウェアやフットウェア、持ち物のポイントまで、安全性と快適性を両立するアイテムを徹底解説します。

出発前のチェックリストとしても活用してください。

必須装備① ライフジャケットとヘルメット

ラフティングでは、ライフジャケットとヘルメットは絶対に欠かせません。急流でボートから転落しても浮力を確保し、水流に流されにくくするライフジャケットは、万一の際にあなたの命を守る命綱です。同時に、岩や木片と接触したときの頭部への衝撃を軽減するヘルメットも、必ず着用しましょう。

胸囲サイズに合ったフィット感が最重要。浮力性能はJCI（日本小型船舶検査機構）認定品を選び、肩・脇・胴回りのベルトをしっかり調整して隙間がないよう装着します。フロントジッパータイプなら着脱がスムーズです。

頭囲に合わせたサイズを選び、内側のパッドや後頭部ダイヤルで締め具合を調整。あご紐はきつすぎず緩すぎず、ボート上で転倒してもずれないようにセットしてください。

水に濡れても動きやすく、体温を奪われにくいウェア選びも重要です。日焼け・擦れ対策としてラッシュガードを着用し、濡れても脱ぎやすいショートパンツや速乾素材のレギンスを組み合わせましょう。

速乾性とUVカット機能を備えたラッシュガードは、紫外線から肌を守るだけでなく、激しい水しぶきでも冷えを緩和します。袖丈は長めを選ぶと腕の擦れも防げます。

ハーフパンツやレギンスは滑りにくく、素早く動ける伸縮性がポイント。中にはリバーシブルタイプもあり、濡れても快適に過ごせるモデルが揃っています。

急流下り中は足元が滑りやすく危険です。脱げにくいウォーターシューズと、保温性・クッション性に優れた厚手のネオプレーンソックスで、足元の安全性を確保しましょう。

滑り止めソールと、かかとを包み込むホールド感が大切。かかとと甲をベルクロで固定できるモデルなら、急な流れでも脱げにくく安心です。

厚みのあるネオプレーン素材は、冷たい水から足を守り、ボート上でのクッション性も向上。濡れても保温性を保つため、快適にラフティングを楽しめます。

長時間のパドリングで手にマメができたり、眩しい日差しで目を痛めたりしないよう、専用グローブとサングラスを用意しましょう。ストラップ付きなら、落水時にも紛失を防げます。

掌部にパッドが入ったモデルは、水流の抵抗による衝撃を和らげ、グリップ力を維持しやすくなります。指先が出るタイプなら、水分を掴む感覚も損ないません。

偏光レンズのサングラスは川面の乱反射をカットし、視界がクリアになります。首にかけられるストラップを併用することで、落水時も眼鏡の紛失リスクを大幅に減らせます。

スマホや財布などの貴重品を濡らさないための防水バッグと、濡れたウェアを包む大判タオルは持参したいアイテムです。ツアー後の休憩や帰路で快適に過ごせます。

ロールトップ式のドライバッグは、防水性に優れ容量も選べます。ショルダーストラップ付きなら、持ち運びも楽で両手が自由になるので便利です。

速乾マイクロファイバータオルは軽量で素早く水分を吸収し、コンパクトに畳めます。落ち着いて休める場面では、肌触りの良いコットンタオルが体温回復を助けます。

購入した装備は事前にサイズを調整し、動作確認を行いましょう。ライフジャケットのベルトやヘルメットのダイヤル、パドルグリップの抜け具合をチェックし、安全性を確保します。

• ライフジャケット：肩・胴回りベルトの締め具合
• ヘルメット：アゴ紐と後頭部ダイヤルのフィット感
• ウォーターシューズ：足首の固定とソールのグリップ感

使用後は真水で洗い、直射日光を避けて陰干し。特にネオプレーンソックスやラッシュガードは、潮分・汚れをしっかり洗い流してから乾燥させましょう。

「ラフティング初心者の必要装備」をテーマに、ライフジャケット、ヘルメット、ウェア、フットウェア、グローブ、サングラス、防水バッグなど、必須＆あると便利なアイテムを詳解しました。これらの装備をしっかり揃えて、チームと一緒に迫力満点の急流体験を安全に楽しんでください！