はじめに：広大な自然と快適さを両立できる北海道キャンプ
北海道は日本でも有数の自然環境に恵まれた地域で、キャンプの人気エリアとしても知られています。特に夏場は本州に比べて涼しく、虫も少ないため、子連れファミリーにとって非常に快適なキャンプが楽しめます。
しかし、子連れでのキャンプは「安全性」「設備の清潔さ」「アクセスの良さ」など、多くの要素を慎重に考慮する必要があります。
この記事では、家族連れに特化した安心・快適なおすすめキャンプ場を10か所厳選。設備、自然体験、子ども向けアクティビティ、アクセス性などの観点から、キャンプ初心者にもわかりやすく紹介します。
子連れキャンプ場選びのチェックポイント
1. 清潔で快適な水回り設備
トイレやシャワー、炊事場の清潔さは小さな子ども連れキャンプにおいて最重要項目の一つです。洋式トイレ、温水シャワーがあるか、清掃は行き届いているかをチェックしましょう。
2. 子ども向けの遊具や自然体験があるか
遊具、動物ふれあい、川遊び、森探検、キャンプファイヤーなど、子どもが楽しめる要素があると、家族全体が満足度の高い時間を過ごせます。
3. サイトのレイアウトと安全性
車の通り抜けが少ないサイト、段差や危険の少ない区画、柵で囲まれた区画など、子どもが走り回っても安心なレイアウトが理想です。
4. アクセスのしやすさ
北海道は広大なので、観光地と合わせて移動しやすいキャンプ場を選ぶと、無駄のない旅ができます。
5. 手ぶらキャンプやレンタル品の充実度
初心者ファミリーや遠方からの旅行者には、テント・寝具・調理器具などがレンタルできる「手ぶらキャンププラン」があると便利です。
北海道で子連れにおすすめのキャンプ場10選
1. ルスツリゾートキャンプ場（虻田郡留寿都村）
- 特徴：大型リゾートに併設された高規格キャンプ場。遊園地やアスレチック施設が隣接。
- 設備：水洗トイレ、温水シャワー、手ぶらプランあり、電源付きサイト
- おすすめポイント：遊園地とセットで楽しめ、退屈しないキャンプ体験が可能。
2. ニセコサヒナキャンプ場（磯谷郡蘭越町）
- 特徴：自然豊かな森の中にある静かなキャンプ場。サイトのプライベート感が高い。
- 設備：清潔なトイレ・炊事場、ログハウス風トイレ棟、風呂あり
- おすすめポイント：小さな子ども連れでも安心の整備環境。静かな滞在を求める家族に。
3. 洞爺水辺の里財田キャンプ場（虻田郡洞爺湖町）
- 特徴：湖畔の絶景を望む開放感抜群のサイト。湖での遊びや森林散策が楽しめる。
- 設備：バリアフリー対応トイレ、電源サイト、レンタル品多数
- おすすめポイント：水遊びや釣り、サイクリングなど多彩な体験が魅力。
4. ファミリーパーク追分キャンプ場（勇払郡安平町）
- 特徴：その名の通り、家族向けに設計されたキャンプ場。設備が高水準。
- 設備：子ども向け遊具、芝生サイト、清潔な水回り、温水シャワー
- おすすめポイント：道央圏からのアクセスも良好で、週末キャンプにも最適。
5. オートリゾート滝野（札幌市南区）
- 特徴：都市近郊の高規格キャンプ場で、札幌市中心部から車で約40分。
- 設備：手ぶらキャンププラン、キッチンハウス、シャワー棟、コテージあり
- おすすめポイント：都市型キャンプと自然体験を両立。買い物や急な用事も対応可。
6. 旭川市21世紀の森ファミリーゾーン（旭川市）
- 特徴：森と川に囲まれた市営キャンプ場で、利用料が格安。
- 設備：炊事場、トイレ、広場、釣り、川遊びゾーン
- おすすめポイント：自然の中でのびのび遊べる。夏の水遊びが子どもに人気。
7. 道民の森一番川地区キャンプ場（石狩郡当別町）
- 特徴：自然学習や森林体験ができる「学び」をテーマにしたキャンプ場。
- 設備：テントサイト、バンガロー、体験学習プログラム、トイレ・炊事場完備
- おすすめポイント：昆虫観察、自然クラフトなど、知育キャンプに最適。
8. 大沼公園キャンプ場（亀田郡七飯町）
- 特徴：大沼国定公園内の自然豊かなキャンプ場。観光拠点としても人気。
- 設備：広場、炊事場、簡易トイレ（やや簡素）
- おすすめポイント：観光地とのセット利用に便利。周辺に飲食店・売店も。
9. 上富良野日の出公園オートキャンプ場（空知郡上富良野町）
- 特徴：ラベンダー畑に隣接する絶景キャンプ場。富良野観光にも便利。
- 設備：電源付きオートサイト、シャワー、レンタルあり
- おすすめポイント：花と絶景を楽しみながら、のんびりキャンプ。
10. 美深アイランドキャンプ場（中川郡美深町）
- 特徴：川辺の自然に囲まれた、穴場的なファミリー向けキャンプ場。
- 設備：トイレ、炊事棟、バンガロー、パークゴルフ、カヌー体験
- おすすめポイント：混雑を避けたい家族におすすめ。川遊びも充実。
子連れキャンプ成功のコツと注意点
● 着替え・タオルは多めに
北海道の朝晩は夏でも冷え込むため、防寒対策は必須。子どもは水遊びでもすぐに着替えが必要になるので、予備を多めに用意しましょう。
● 食事は安全で簡単に作れるものを
調理器具が少なくても作れる、ホットドッグ、焼きそば、カレーなどが人気。火加減の調整が不要なメニューがおすすめです。
● 救急用品を常備
虫刺されや擦り傷など、小さなケガの対応は自分でできるよう、絆創膏、虫除け、冷却シートなどを常備しましょう。
● 子どもが飽きない工夫を
雨の日でも楽しめるカードゲームや絵本、シャボン玉などのグッズがあると安心です。
まとめ：北海道の大自然で、家族の絆を育む時間を
北海道には、広大な自然と快適な設備を兼ね備えたキャンプ場が数多く存在します。今回ご紹介した10のキャンプ場はいずれも子連れファミリーに配慮された施設であり、初心者でも安心して利用できます。
季節ごとに異なる魅力があり、夏の避暑地としてはもちろん、秋の紅葉、春の新緑など、何度訪れても新しい発見があります。
ぜひ、家族みんなで北海道の自然の中に飛び込み、心に残るアウトドア体験を楽しんでください。子どもの成長にとっても、親にとっても、かけがえのない思い出になること間違いありません。
