夏の夜風を受けながら東京湾をクルージングする納涼船でのウェディング二次会は、ゲストにとっても新郎新婦にとっても忘れられない思い出になります。
本記事では、納涼船ならではの演出アイデアや装飾プラン、メニュー構成、手配の流れから予算管理、当日の進行まで、幹事初心者でも安心して準備できるノウハウを詳しく解説します。
納涼船ウェディング二次会の魅力とメリット
納涼船での二次会は、屋外クルーズ特有の開放感と涼風、そして夜景という演出が魅力です。通常の会場では味わえない船上ならではの非日常感が、ゲストの心に深く刻まれます。
また、移動の手間なくそのまま一次会会場から船着場へ向かえるプランも多く、スムーズな流れを実現できるのもメリットです。
非日常体験がゲストを驚かせる
水面に映るレインボーブリッジや東京タワー、スカイツリーといった夜景を船上から楽しめるのは、納涼船プランだけの特権です。浴衣やドレスアップしたゲストが涼風の中で乾杯する光景は、まさにフォトジェニックな瞬間となります。
移動時間を節約し一体感を高める
お台場や浅草、汐留などの主要桟橋発着であれば、一次会会場からのタクシーやバス移動もスムーズ。二次会開始までの空白を減らし、ゲスト同士の会話が途切れないまま一体感を維持できます。
プランの選び方:コース内容と演出アイデア
納涼船プランにはライトな立食ビュッフェからシート指定のディナーコース、オプションの花火鑑賞やサプライズ演出付きプランまで多彩に揃います。新郎新婦の希望やゲスト層に合わせて最適なコースを選びましょう。
立食ビュッフェプランでカジュアルに
立食ビュッフェプランは、40名~80名規模の中規模パーティに最適。テーブルを囲んでお酒や料理を取りに行くスタイルは、自然な交流が生まれやすく、フォーマルすぎないカジュアルな雰囲気を演出できます。メニューは軽めの和洋中ミニフィンガーフードが人気です。
指定席・ディナープランで落ち着いた宴席を
テーブル席を事前に指定できるディナープランは、年配ゲストや少人数の披露宴後の二次会におすすめです。コース料理+飲み放題がセットになり、スタッフのサービスが行き届くため安心感があります。夏らしい冷製スープやシーフード中心のメニューが喜ばれます。
オプション演出でサプライズ演出を追加
花火クルーズ、デザートビュッフェにメッセージプレート、乾杯用のシャンパンタワーなど、オプション演出を組み合わせると、ゲストにとっても忘れられない演出に。事前にプランナーと打ち合わせを重ね、船のスケジュールと花火打ち上げ時間を調整しましょう。
進行スケジュール例と当日の流れ
納涼船二次会の当日は移動時間と船上での宴が一体化するため、進行スケジュールをしっかり組み立てることが重要です。
移動~乗船~開宴までのスケジュール
16:00 披露宴終了・会場出発
16:30 桟橋到着・受付開始
17:00 乗船・ウエルカムドリンクサービス開始
17:15 船内案内、安全説明
17:30 出港・乾杯セレモニー開始
クルーズ中のメイン演出タイム
18:00 新郎新婦スピーチ&ケーキカット
18:30 フラッシュモブやサプライズ映像上映
19:00 花火タイム(オプション)
19:30 デザートビュッフェ&歓談タイム
帰港~解散までの流れ
20:00 帰港・お土産(オリジナルドリンクなど)配布
20:15 乗船証引換券でフォトブース撮影
20:30 解散・バス/タクシー手配
装飾・テーブルコーディネートのポイント
船内は限られたスペースだからこそ、季節感と統一感のある装飾が効果的です。テーブルクロスやランタン、フラワーアレンジメントをテーマカラーで揃えましょう。
和モダン×夏:金魚・風鈴を取り入れる
金魚柄のランチョンマットやミニ風鈴のテーブルピースを配置すると、日本の夏らしさが演出できます。浴衣のゲストにも雰囲気がマッチし、会場全体に涼しげな空気が流れます。
マリンブルー×ホワイト:爽やかマリンスタイル
マリンブルーのテーブルクロスに、ホワイトの浮き輪モチーフやシェル、ガラス製のキャンドルホルダーを組み合わせると、爽やかな海のイメージを統一できます。船上の夜景に映える配色です。
手配の流れとチェックリスト
幹事は準備段階でのタスク管理が鍵。以下のチェックリストを参考に、抜け漏れなく手配しましょう。
企画・見積もり段階
・希望日程・人数の確認
・複数社の見積もり取得
・オプション(花火・ケーキ等)の内容比較
本契約~細部詰め
・会場レイアウト確定
・演出タイムテーブル作成
・料理・ドリンクメニュー最終決定
・装飾テーマの打ち合わせ
直前確認~当日準備
・参加者リストとアレルギー情報確認
・移動手段と集合時間の再案内
・幹事・スタッフの役割分担
・お土産や記念品の手配
予算管理とコストダウン術
納涼船二次会は船上プランだけでも一人7,000~12,000円程度。予算内で演出と満足度を両立させる工夫をご紹介します。
オフピーク割引の活用
平日夜便や早割プランを狙うと、一人あたり1,000~2,000円の割引が可能。夏休み前の7月初旬や9月上旬など、ピークを外した日程を検討しましょう。
プレゼント・ギフトの工夫
お土産は既製品よりも、新郎新婦の写真入りプチギフトを手作りすると予算を抑えつつ記念性もアップ。プチギフトキットをまとめ買いして手作りするのもおすすめです。
まとめ:納涼船ウェディング二次会で夏の夜を彩ろう
本記事では、納涼船のウェディング二次会プラン選び・進行スケジュール・装飾アイデア・手配フロー・予算管理まで網羅的に解説しました。
開放感あふれる船上で、大切なゲストとともに夏の夜空と夜景をバックに祝福のひとときを演出してください。この記事を参考に、納涼船二次会を最高の思い出にしてください!

