「スキーをしていると、すねが痛くてたまらない…」
「ブーツが合ってない?滑り方が悪い?」
そんな悩みを抱える方に向けて、この記事ではスキー中にすねが痛くなる原因とその対策、ブーツ選びや履き方のポイント、痛みを軽減する便利アイテムまでを詳しく解説します。
スキーで「すねが痛い」と感じる人は多い
実はよくある悩みのひとつ
- スキー初心者〜中級者まで広く見られる症状
- 「すねの前側がブーツに当たって赤くなる」「滑走中ずっと痛む」など、症状は人によってさまざま
放置すると楽しさが半減…
- 痛みにより集中できず転倒しやすくなる
- 長時間滑れず、スキー自体を敬遠する原因にも
スキー中にすねが痛くなる主な原因5選
1. ブーツのサイズや形が合っていない
- 小さすぎて圧迫されている
- 大きすぎて足が前に動き、すねが強く当たっている
対策: 正確なサイズ計測と試着が不可欠。特にレンタル時はフィッティング重視!
2. ブーツの締め方・履き方が間違っている
- 上部のバックルがきつすぎる
- 下部が緩くて足が前に滑る→すねが当たる
対策:
- 下から順番に均一な力で締める
- ブーツの「インナー」を整えてから履くのが基本
3. 姿勢が後傾になっている
- 初心者に多い「重心が後ろ」になってしまう滑り方
- 結果的にすねにブーツの舌が食い込む
対策:
- 膝を軽く前に出す姿勢(前傾)を意識
- ブーツの前傾角度を調整できるモデルも検討
4. 筋力不足・慣れの問題
- ふくらはぎ・すねの筋肉が未発達 or スキー経験が浅い
- 無意識にブーツにすねを押し付けてしまう
対策:
- スキー前にふくらはぎのストレッチ&軽い筋トレを日常的に
- 続けるうちに自然と痛みは減るケースも
5. 靴下やインナーが合っていない
- 厚手すぎる靴下は締めつけを強くする
- 靴下がずれてシワになると局所的に痛みが出やすい
対策:
- スキー専用の薄手・ロングタイプの靴下を使用
- 足首からすねまでしっかりフィットする素材を選ぶ
痛みを軽減するブーツの履き方・調整テクニック
1. ブーツを履く前にインナーをしっかり整える
- 中でインナーが折れたり、ずれていたりすると痛みの原因に
- 踵をトントンと落とすようにして「かかとを合わせる」動作が大切
2. バックルの締め方に注意
- 下部2か所はしっかりフィットさせ、上部は「少し余裕を残す」
- 締めすぎると血流が悪くなり痛みに直結
3. ベルト(パワーストラップ)をうまく使う
- 最上部のベルクロストラップを利用して、足首・すねのサポート力を調整
- 緩めすぎないよう注意
痛みを防ぐための便利アイテム5選
1. シンガード(すねパッド)
- ブーツとすねの間に挟むクッション性のある保護具
- 滑りながら痛みを和らげられる
2. スキー専用ソックス
- 通気性+クッション性を両立
- 衝撃吸収・ズレ防止のためのリブ構造あり
3. ブーツ用インソール
- 足のアーチを支え、姿勢改善とブーツ内の安定感を向上
- 結果的にすねへの負担も軽減される
4. カーフガード・ふくらはぎサポーター
- 筋肉のブレを防ぎ、痛みや疲労を抑える
5. 低反発パッド・テープ
- 市販の低反発スポンジを患部に当てるだけでも軽減効果あり
- 応急処置としても有効
それでも痛い…そんなときの対処法と滑り方の工夫
- 一度ブーツを脱いで、足をマッサージ・温める
- 滑走中は「板の前側に体重を乗せる」意識で
- 痛みが強い日は無理せず休む(我慢は逆効果!)
ブーツ選びはショップでのフィッティングが最重要!
購入時は「足長・足囲・足幅」を測ってもらう
- サイズだけでなく、足の形に合ったモデルを選ぶのが基本
フィットしやすいブーツの特徴
- インナーが熱成型できる(足に合わせて成形)
- 足首・すねのホールド感が自分で調整できる
レンタルブーツでも「サイズ違いを試す」「スタッフに相談する」ことが痛み軽減の第一歩です。
よくある質問(FAQ)
Q:滑っているときだけでなく、ブーツを履いた瞬間から痛いのですが?
→ブーツの形状が合っていない可能性大。インナー調整やサイズ交換を検討しましょう。
Q:痛みを我慢して滑っても大丈夫ですか?
→我慢は禁物。炎症やケガの原因にもなります。すぐに滑走を中止し、原因を探ることが重要です。
Q:スキー中にすねの痛みが出やすい時期や条件は?
→寒さの厳しい日、アイスバーン(硬い雪)、初心者が多い時期(1〜2月)に発症しやすいです。
まとめ|スキーですねが痛い原因を知って、正しく対策しよう!
スキー中のすねの痛みは、多くのスキーヤーが一度は経験するトラブルです。
その主な原因はブーツのフィッティング・履き方・姿勢の問題にあります。
この記事で紹介した原因と対策を実践すれば、すねの痛みを予防し、より快適にスキーを楽しむことが可能です。
次の滑走からは、痛みのない快適なゲレンデライフを目指しましょう!

