グラトリ(グランドトリック)は、ジャンプ台を使わず平地で技を決めるスノーボードのトリックスタイル。初心者から上級者まで楽しめる奥深い分野です。本記事では、スノーボードのグラトリ技を難易度別に一覧形式で紹介し、技の特徴ややり方、練習のコツも解説します。あなたにぴったりの技を見つけて、スタイルアップを目指しましょう!
グラトリとは?スノーボードの楽しさが広がる平地トリック
グラトリの魅力
- ジャンプ台なしで誰でも挑戦できる
- スピードよりも「魅せる」動きが重視される
- スタイリッシュで動画映えも◎
グラトリに向いているボードとは?
- ソフトフレックス(柔らかめ)で反発性のあるモデル
- ツインチップ形状でスイッチ対応しやすい
- 有名ブランド:OGASAKA、011 Artistic、YONEXなど
【初心者向け】基本のグラトリ技一覧
1. プレス(ノーズプレス・テールプレス)
概要:板のノーズやテールを浮かせてバランスを取る基本技
ポイント:視線は遠く、重心は浮かせる側と逆側へ
2. オーリー
概要:後ろ足の反発を使って跳ね上がるジャンプ技
ポイント:しゃがんで一気に弾く動きが大事
3. ノーリー
概要:前足の反発を利用して跳ぶトリック
難易度:オーリーよりもやや難しい
4. スイッチライディング
概要:通常とは逆のスタンスで滑る技術
ポイント:左右対称のバランス感覚が重要
5. バタリング
概要:板をしならせて前後にしなやかに動くスタイル
効果:スピードを抑えながら遊べる
【中級者向け】回転系・応用グラトリ技一覧
6. フロント180 / バック180
概要:空中で180度回転して着地
コツ:上半身と下半身を同時にひねる
7. フロント360 / バック360
概要:一回転して着地するスピン系トリック
練習方法:180の完成度を高めた上で挑戦
8. ノーリースピン / オーリースピン
概要:ノーリーやオーリーから180・360へつなげる
注意点:回転とジャンプのタイミングを一致させる
9. フラットスピン
概要:板が地面についたままの回転技
メリット:ケガのリスクが少なく初心者でも挑戦可能
【上級者向け】コンボ系・トリックの融合技一覧
10. プレス+180(ノーズプレス180など)
概要:プレス動作からスピンを組み合わせる
難易度:バランス+回転の両方が必要
11. バタースピン
概要:バター中に回転を加えるスタイル系技
見せ方:ゆっくりかつ大きな動きで魅せると◎
12. リワインド
概要:180して戻る(回転→反対方向に戻す)トリック
効果:スタイルのある動きが強調できる
13. ボックス連携(フラットトリック→ジブ)
概要:ジブアイテムとの連携により技に幅が出る
必要技術:滑走スピード調整とタイミング力
【番外編】スタイル重視の魅せ技
スローモーションバター
- 滑走しながらスローな動きでプレスやスピン
- 難易度よりも「美しさ」「しなやかさ」を追求
スイッチ→ノーズバター→360
- 連続動作で流れるような動き
- 動画映え、撮影用におすすめ
グラトリ練習のためのポイント
スノーボードの選び方
- グラトリ専用モデルは「軽さ・柔軟性・反発力」がカギ
- スタイルに合わせて長さや硬さを選ぼう
安全な練習環境
- 緩斜面・人の少ないエリアがおすすめ
- ヘルメット・パッドの装着を忘れずに
動画撮影でセルフチェック
- スマホ・GoProなどでフォーム確認
- スロー再生で動きのクセを見つけられる
グラトリの大会やコミュニティで技を磨こう
国内グラトリ大会例
- GTS(Ground Trick Session)
- SBB(Snowboard Big Battle)
オンラインでつながる
- YouTube・Instagramで情報収集
- グラトリ特化のSNSアカウントを参考に
よくある質問(FAQ)
Q. グラトリは初心者でもできますか?
→はい。プレスやオーリーなど、基礎技からなら誰でも安全に始められます。
Q. 板は通常のボードでOK?
→グラトリ専用モデルがベストですが、柔らかめのフリースタイル板なら可能です。
Q. どこで練習すればいい?
→広めの緩斜面、混雑していないゲレンデの端などが理想です。
まとめ|グラトリでスノーボードをもっと自由に楽しもう!
グラトリは技の数が豊富で、創造性も問われる自由なジャンル。初心者でも挑戦しやすく、上達すればするほど滑る楽しみが広がります。
この記事のポイント:
- グラトリはプレス・スピン・コンボと段階的にレベルアップできる
- 技一覧で自分のレベルに合ったトリックが見つかる
- 安全に配慮しながら練習すれば誰でも上達できる
自分だけのスタイルを確立して、スノーボードをもっとかっこよく、もっと楽しくしていきましょう!

