スノーボードが大好きで、「もっと深く関わりたい」「滑るだけでなく教える仕事もしてみたい」と考える方へ。スノーボードインストラクターという道は、まさに情熱を仕事に変える絶好のチャンスです。
本記事では、スノーボードインストラクターの仕事内容、必要な資格、働き方、収入事情、将来性まで詳しく解説します。プロを目指したい方、冬の副業を検討中の方、必見です！
スノーボードインストラクターとは？
初心者から上級者まで“教えるプロフェッショナル”
スノーボードインストラクターとは、ゲレンデで滑り方を教える専門職です。対象は初心者の子どもから、フォームの改善を目指す上級者まで幅広く、指導技術だけでなく、コミュニケーション能力や安全管理能力も求められます。
レッスンの主なスタイル
- 個別レッスン（マンツーマン）
- グループレッスン（家族・友人同士）
- キッズレッスン（3〜12歳）
- 中級者・上級者向けの技術指導
スノーボードインストラクターに求められる資質とは？
技術力だけではない！“教える力”が鍵
- 安定したターンやカービングの技術
- 状況判断や安全配慮への意識
- わかりやすい言葉で伝える力
- 人との信頼関係を築くコミュニケーション力
体力・忍耐・ホスピタリティも重要
- 寒冷地で長時間立ちっぱなしになる体力
- 相手の成長を信じて待つ忍耐
- 笑顔と元気でゲストを迎えるサービス精神
インストラクターになるための資格と取得方法
日本で主に使われる2大資格団体
| 団体 | 特徴 |
|---|---|
| JSBA（日本スノーボード協会） | スノボ専門。検定級に応じたC〜A級インストラクター資格がある |
| SAJ（全日本スキー連盟） | スキー・スノボ両方をカバー。準指導員・正指導員制度 |
JSBAインストラクター資格の流れ
- バッジテスト2級以上に合格
- 指導員講習（数日間）に参加
- 筆記・実技試験を受験
- 合格後、認定証が交付されてインストラクター登録
資格取得に必要な費用
- バッジテスト受験料：3,000〜4,000円
- 講習費＋試験費：30,000〜60,000円前後
- 年会費・登録費：5,000〜10,000円
インストラクターの働き方
常勤（フルタイム）として働く
- スキー場内のスクールに所属
- シーズン中は週5〜6日勤務
- レッスン以外にも雪かきやイベント対応も業務に含まれる場合あり
アルバイト・副業として働く
- 学生や社会人の冬季限定副業として人気
- 週末や繁忙期に限定勤務も可能
- 地域限定の短期採用も増加中
海外で働くという選択肢も
- 国際資格（CASI、BASIなど）を取得すれば、カナダやNZで就労可能
- ワーホリ制度を活用して海外のゲレンデで指導する人も多数
スノーボードインストラクターの年収・収入の目安
平均的な収入
| 働き方 | 月収（目安） |
|---|---|
| フルタイム（常勤） | 約18万〜30万円（シーズン契約） |
| アルバイト（日給） | 7,000〜12,000円程度 |
| フリーランス（指名制） | 日給1.5万円以上も可能 |
※資格・経験・地域・所属スクールによって大きく異なります。
プラスの収入例
- 指名料・レッスン延長料金
- SNSフォロワー数を活かしたPR案件
- オフシーズンのサマーキャンプ講師
キャリアアップと将来性
ステップアップ例
- JSBAインストラクターC級 → B級 → A級
- スクール内のリーダーやエリア責任者に昇進
- 自分でスノーボード教室を開業
フリーランスやプロライダーへの転身も
- イベント出演やブランドアンバサダーとして活躍
- 技術とSNS発信を活用した“個人ブランド化”
インストラクターに向いている人・向かない人
向いている人
- スノーボードが大好きで情熱がある
- 人に教えることが楽しい
- 外で働くことを苦にしない
- 臨機応変に対応できる性格
向かない人
- 厳しい寒さが極端に苦手
- 感情の起伏が激しい
- 単純作業に飽きやすい
- コミュニケーションが極端に苦手
よくある質問（FAQ）
Q. 資格がなくても教えられますか？
→個人で友人に教える分には問題ありませんが、公式スクールに所属して教えるにはJSBAやSAJの資格が必要です。
Q. 初心者でも目指せますか？
→2級バッジテスト合格レベルが目安なので、まずはそこを目指して練習しましょう。
Q. 年齢制限はありますか？
→18歳以上であれば受験可能。上限はありませんが、体力が必要です。
Q. 女性でも活躍できますか？
→もちろん可能！近年は女性インストラクターも増えており、キッズレッスンなどで重宝されます。
インストラクターを目指すなら準備しておきたいこと
- 定期的な練習：バッジテスト2級合格をまず目指す
- 講習スケジュールの確認：JSBA・SAJ公式サイトをチェック
- 用具の見直し：教えるには安定性の高いギアがおすすめ
- 語学力の強化（海外志向の場合）：英語が話せると世界が広がる
まとめ｜スノーボードインストラクターは「滑る×教える」究極の職業！
スノーボードインストラクターは、ただ滑るだけでなく、人に教えるという責任とやりがいを持った仕事です。資格取得や講習など努力は必要ですが、その分ゲストの笑顔や成長に立ち会える喜びは何物にも代えがたいものです。
この記事のまとめ：
- スノーボードインストラクターは教える専門職で技術＋指導力が必要
- JSBAやSAJで資格取得が可能。初心者でも挑戦できる
- アルバイトから海外勤務まで、多様な働き方が選べる
- 年収は働き方によって幅広く、キャリアアップの道も多数
- “滑るだけじゃない”スノボの魅力を人に伝えたい人に最適！
ぜひ、あなたもスノーボードインストラクターという夢に向かって一歩踏み出してみてください！
