首都圏から車で2~3時間のドライブ圏内に広がる伊豆半島。美しい海岸線と透明度の高い海、豊富な温泉とグルメが魅力ですが、夏のピークシーズンは駐車場渋滞や高額駐車料が悩みの種です。
そこで本記事では、「駐車場無料」の条件を満たし、家族連れやカップル、ソロドライバーまで安心して訪れられる海水浴場を厳選。アクセスや設備、混雑回避法、周辺観光情報も解説します。
1. 無料駐車場付き海水浴場の選び方ポイント
1-1. 車でのアクセスのしやすさ
伊豆半島東海岸は東名沼津IC経由、南伊豆エリアは東名裾野IC・新東名長泉沼津IC経由でアクセス可能。無料駐車場が海岸至近にあるかどうかは、到着後のストレスを大きく左右します。事前にGoogleマップのレビューや地元自治体サイトで駐車場位置を確認しましょう。
1-2. 遠浅と波の穏やかさ
駐車場が無料でも、海岸のコンディションが荒れると子連れやビギナーには不向きです。遠浅で波が穏やかな入り江タイプを中心に選ぶと安心。夏季はライフガード常駐の有無もチェックしておきましょう。
1-3. 設備と周辺施設の充実度
無料駐車場のほかに、トイレ・シャワー・更衣室が整備されているか、海の家や売店の有無も選定基準です。また、海水浴の合間に立ち寄れる日帰り温泉や道の駅、地元グルメ店が近いスポットは、一日を満喫するのに最適です。
2. 伊豆東海岸の無料駐車海水浴場5選
2-1. 宇佐美海水浴場(伊東市)
東名沼津ICから伊豆縦貫道経由で約1時間40分。国道135号沿い、海岸に隣接した無料駐車場は約200台分を備え、夏季は早朝から満車になることも。遠浅で波が穏やか、海水温も温かくファミリー層に大人気です。駅前から徒歩圏内のため、電車+レンタサイクルでの訪問も便利。
2-2. 白浜大浜海水浴場(下田市)
東名沼津IC~伊豆縦貫道~国道414号経由で約2時間40分。白い砂浜が南国リゾートを思わせるビーチには、背後の無料駐車場(約300台)からすぐアクセス可能。夏季には海上アスレチックやパラソルレンタル、軽食屋台も営まれ、空調付き休憩室を備えた海の家が安心感を提供します。
2-3. 宮川内海水浴場(東伊豆町)
東名沼津IC~国道414号~県道12号で約1時間50分。小規模な入り江で波が非常に穏やか、無料駐車場は海岸沿いに50台分。地元民が集う穴場的スポットで、近隣に温泉旅館や食事処が点在。シーズンオフは貸し切りに近い静けさが魅力です。
2-4. 川奈海水浴場(伊東市)
東名沼津ICから約1時間45分、川奈駅から徒歩10分。入り江型のビーチは波が静かで、無料駐車場(約100台)は海岸すぐ脇。近隣の城ヶ崎公園まで散策でき、シュノーケリングや体験ダイビングの拠点としても人気です。
2-5. 伊豆多賀海水浴場(熱海市)
東名厚木IC~小田原厚木道路~国道135号経由で約2時間。熱海ビーチライン沿いにある無料駐車場は150台分、海の家や遊覧船乗り場も併設。夜はライトアップされ、安全性が高いのも魅力です。
3. 南伊豆・西伊豆エリアの無料駐車海水浴場3選
3-1. 田牛海水浴場(下田市)
東名沼津IC~伊豆縦貫道~河津ループ橋経由で約2時間30分。石廊崎の麓、無料駐車場(約80台)から波静かな磯浜へ直結。潮だまり観察に最適で、背後に広がる菜の花畑と合わせ、フォトジェニックな景色が広がります。
3-2. 安良里海水浴場(西伊豆町)
伊豆縦貫道~県道17号経由で約2時間。安良里漁港の北側に広がる砂浜エリアは無料駐車場(約60台)完備。透明度が高く遠浅、地元食材を使った浜焼き屋台や海鮮食堂が並び、日帰りBBQセットのレンタルも充実しています。
3-3. 大浜海水浴場(松崎町)
伊豆縦貫道~国道136号~県道59号で約2時間20分。無料駐車場(約100台)は松崎町営でシーズン中は増設あり。背後にローソンや道の駅が近接し、買い出しも楽。夕日の名所としても知られ、海越しの富士山が望めることもあります。
4. 無料駐車場付きビーチで快適に過ごす4つのコツ
4-1. 早朝到着でベストポジション確保
無料駐車場は有料に比べ回転が速くないため、週末は朝7時前後到着を目指すのが鉄則。パラソルやタープの設置スペースを確実に確保できます。
4-2. 事前レンタル&予約サービス活用
浮き輪やチェア、パラソルはオンライン予約で現地受取可能な店舗が増加中。現地調達の手間や待ち時間を省き、到着後すぐに海遊びに集中できます。
4-3. 海の家・売店の営業状況をチェック
無料駐車場付きビーチは海の家の数が少ない場合もあります。公式SNSや観光協会サイトで最新の営業情報を確認し、必要ならお弁当や飲料の持参を検討しましょう。
4-4. 周辺温泉&グルメで一泊プラン
鈍った体をほぐす温泉旅館や道の駅レストランをあらかじめリサーチ。海水浴と温泉、地元グルメの組み合わせを楽しむ一泊二日の旅行にアレンジすると、家族連れの満足度が大幅にアップします。
5. 混雑回避&安全対策ガイド
5-1. 平日利用&シーズン前後狙い
ピークシーズンは7月下旬〜8月中旬。混雑を避けたいなら6月末〜7月中旬、または9月上旬のシーズンオフ狙いがおすすめです。平日は地元客中心となり、より静かに楽しめます。
5-2. 熱中症&紫外線対策
海風があるとはいえ、紫外線は真夏のピークを迎えます。SPF50+の日焼け止め、ラッシュガード、UVカットパラソル、保冷剤入りクーラーボックスで十分な水分補給と休憩をこまめに。
5-3. 緊急時の連絡先と救護所
各ビーチに設置されたライフガード常駐エリアを事前に確認し、海の家や観光案内所にAED設置場所を問い合わせ。迷子対策として、子どもにはネームタグや防水スマートタグを持たせるのも有効です。
まとめ:無料駐車場でお財布も身体も大満足の伊豆海水浴
伊豆の無料駐車場付き海水浴場トップ8を紹介しました。東海岸から西伊豆・南伊豆まで、遠浅で波穏やかなビーチを中心に選定。早朝到着、オンラインレンタル予約、シーズンオフ狙いで混雑を回避しつつ、周辺の温泉やグルメも組み合わせれば、一泊旅行から日帰りレジャーまで多彩な楽しみ方が可能です。
この記事を参考に、伊豆の美しき海と自然を心ゆくまで堪能してください。

