はじめに:無料キャンプ場という選択肢
「できるだけコストを抑えてアウトドアを楽しみたい」「ソロキャンプを続ける中で出費が気になる」——そんな方におすすめなのが、無料で利用できるキャンプ場です。
この記事では、全国の無料キャンプ場をエリア別に紹介。設備情報や注意点、快適に楽しむためのコツも丁寧に解説します。
無料キャンプ場のメリットと注意点
メリット
- キャンプ費用がゼロ:交通費と食費以外の出費を抑えられる
- 自由度が高い:予約不要・区画フリーの場所が多い
- 穴場が多く、自然をより感じられる:人工物が少なく静かな環境
注意点
- 設備が簡素:トイレや炊事場がない・簡素な場合もある
- ゴミの処理は完全自己責任:持ち帰り必須
- マナーが問われる:管理者がいない分、利用者のモラルが重要
地域別|無料で利用できるおすすめキャンプ場一覧
※各キャンプ場には最寄り駅や車でのアクセス目安も記載しています。アクセス方法の確認は事前に行ってください。
【北海道・東北エリア】
北海道|朱鞠内湖キャンプ場(部分エリア無料)
一部エリアは無料で利用可能。湖畔の自然と静けさが魅力。
- トイレ・炊事場あり/釣り・SUP可/一部有料エリアあり
青森県|津軽ダム多目的広場キャンプ場
津軽ダム周辺の広場に設置されたキャンプ場。芝サイトで開放感あり。
- トイレあり/水道なし/直火不可
【関東エリア】
栃木県|矢板市城の湯キャンプ場
道の駅隣接でアクセス良好。温泉施設が併設されており快適。
- トイレ・炊事場あり/無料駐車場/予約不要
茨城県|水沼ダム親水公園キャンプ場
ダム湖のほとりで、静かにキャンプが楽しめるエリア。休日でも混雑が少なめ。
- トイレあり/炊事場なし/直火禁止
【中部エリア】
長野県|白馬グリーンスポーツの森(キャンプ広場)
無料キャンプ場ながら芝生が整備されており、白馬三山の景観が楽しめる。
- トイレあり/駐車場あり/川遊び・ピクニックにも最適
岐阜県|荘川桜公園キャンプ場
湖のほとりで桜が美しいエリア。地元の方の利用も多く、落ち着いた雰囲気。
- 簡易トイレあり/ゴミ持ち帰り必須/バイクキャンプにも人気
【関西・中国・四国エリア】
兵庫県|三木自然愛好村
芝生のフリーサイトで、予約不要。緑に囲まれた静かなキャンプを楽しめる。
- 炊事場あり/簡易トイレあり/直火不可
香川県|塩江温泉森林公園キャンプ場
森林公園内にあり、温泉施設も近くに。無料とは思えない充実度。
- トイレあり/手洗い場あり/サイト整備状況良好
【九州エリア】
宮崎県|都農町ふれあいの森キャンプ場
高台にあり、海と山の景色を一望できる。芝生サイトで快適。
- トイレ完備/ゴミ持ち帰り/静かな穴場スポット
熊本県|芦北町計石キャンプ場
海辺の無料キャンプ場。釣りやシーカヤックが楽しめるアクティブ派に人気。
- トイレ・炊事場あり/直火NG/駐車場無料
無料キャンプ場を快適に楽しむためのポイント
持ち物チェックリスト(基本装備)
- テント(ペグ・グランドシートも)
- 寝袋・マット・毛布
- ランタン・懐中電灯(予備の電池)
- 調理器具(バーナー・鍋・食器類)
- 食材・飲料水
- クーラーボックス・保冷剤
- テーブル・チェア
- 虫除けスプレー・蚊取り線香
- ウェットティッシュ・ティッシュ・ゴミ袋
- 防寒具(フリースや上着など)
- 応急処置用の救急セット
- 装備は万全にする:無料キャンプ場は貸し出しがないことが多いため、忘れ物がないよう準備を徹底しましょう。
- 防寒・防虫対策も忘れずに:特に春・秋は昼夜の寒暖差が大きいため注意。
- ゴミは必ず持ち帰る:キャンパーのマナーが維持されることで、無料での運営が継続されます。
- 事前に天候・周辺情報を調べる:山間部は急な天候変化があるため、最新の情報チェックを忘れずに。
- 装備は万全にする:無料キャンプ場は貸し出しがないことが多いため、忘れ物がないよう準備を徹底しましょう。
- 防寒・防虫対策も忘れずに:特に春・秋は昼夜の寒暖差が大きいため注意。
- ゴミは必ず持ち帰る:キャンパーのマナーが維持されることで、無料での運営が継続されます。
- 事前に天候・周辺情報を調べる:山間部は急な天候変化があるため、最新の情報チェックを忘れずに。
無料キャンプ場に向いている人・向いていない人
向いている人
- キャンプ中級者以上で装備を持っている方
- 静かな場所でソロ・少人数で過ごしたい方
- コストを抑えて自然を満喫したい方
向いていない人
- キャンプ初心者でサポートを必要とする方
- 小さな子どもを連れたファミリー層(安全性やトイレ事情が不安な場合)
- バリアフリー・高規格な設備を求める方
- 設備や環境に強く依存する人(電源やシャワー必須など)
- 夜間の静けさや暗闇に不安を感じる方
まとめ:無料キャンプ場で“コストゼロの贅沢時間”を
無料で利用できるキャンプ場は、費用を抑えつつも自然を存分に味わえる貴重な存在です。設備は簡素な場合が多いですが、その分、利用者の自由度が高く、静かな時間を過ごすには最適な選択肢といえるでしょう。
装備とマナーさえしっかり整えれば、キャンプの本質を味わうことができる“自由”なアウトドア体験があなたを待っています。ぜひこの記事を参考に、次のキャンププランに無料キャンプ場を取り入れてみてください。

