バーベキューを「やってみたいけれど、何を揃えればいいかわからない」「準備で手間取りたくない」と感じる方は多いはずです。特に初めてなら、必要な道具やアイテムをリストアップし、事前に買い揃えておくことが成功の秘訣。
ここでは、初心者でも絶対に欠かせない必須アイテムを、役割や選び方とともに詳しく解説します。
1. バーベキューコンロ選びの基本
バーベキューの心臓部となるコンロは、安定性と火力調整のしやすさが鍵です。初心者には、組み立て簡単なポータブルタイプがおすすめ。折りたたみ式なら収納や持ち運びに便利で、炭床が浅めのモデルは炭の追加や火力調整が楽になります。
さらに、風防付きなら屋外の風をシャットアウトし、安定した火力をキープできるでしょう。
2. 着火＆火力管理に欠かせないアイテム
コンロがあっても、炭に火をつけられなければ始まりません。まずは便利な着火剤（固形もしくはジェルタイプ）を用意しましょう。着火材の上に炭を積み、マッチやライターで簡単に火が回ります。火力管理には、炭を扇ぐためのファンやうちわがあると便利です。
プロは「火吹き棒」を使って直接息を送りますが、初めはうちわで十分。また、炭はあらかじめバケツなどで湿気を飛ばし、乾燥状態で使うと着火しやすくなります。
食材を美味しく仕上げるための調理道具
火元が整ったら、いよいよ調理。野菜もお肉も思いどおりに焼き上げるには、専用のグリルツールがあると一段と快適です。
3. 肉・野菜に最適なグリルプレートとトング
魚焼き用の網は魚が落ちやすく、野菜は網目の隙間から落下することも。そこで、目の細かいグリルプレートや多機能メッシュシートを選びましょう。食材がこぼれず、焦げ付きにくく、使い勝手が格段に向上します。また、肉や野菜を返す際には、しっかり挟めるロングトングが必須。先端がシリコンコーティングされたものなら、滑りにくく肉汁の多い食材も扱いやすいです。
4. 安全＆清潔を保つグローブとエプロン
バーベキューは高温の火を扱うだけに、素手だと火傷や飛び散る油跳ねが心配。耐熱グローブを装着すれば、炭を追加したり網を動かしたりする際に安心感が格段にアップします。さらに、汚れ防止のために厚手のエプロンを着用すると服への匂い移りや油汚れを防げ、片付けも楽になります。
下ごしらえから片付けまで役立つ便利アイテム
バーベキューは準備と後片付けが面倒と思うかもしれませんが、便利アイテムを揃えれば驚くほどスムーズに進行します。
5. 食材の下処理に使えるカッティングボードと包丁
外で大きなまな板を使うのは大変ですが、折りたためるまな板ならコンパクトに持ち運べます。合わせて、切れ味の良いアウトドア用ナイフを用意すれば、野菜のカットやお肉の分割が快適です。折りたたみ式のナイフは安全ロック機能付きのものを選びましょう。
6. ゴミ処理と衛生を支えるゴミ袋＆ウェットティッシュ
バーベキューはゴミが大量に出ます。可燃・不燃それぞれ分けられるサイズ違いのゴミ袋を用意し、卓上や炭スペース近くに予め置いておくと参加者にも分かりやすくなります。また、手や調理道具の汚れを拭き取るウェットティッシュは、食中毒予防や清潔維持に欠かせません。
必須アイテムを揃えたあとは演出と持ち物の最終チェック
準備万端でも、うっかり忘れがちな小物が意外と致命的です。チェックリストを活用し、以下の点を最終確認しましょう。
7. 照明・虫よけ・防寒グッズ
夕暮れ以降も楽しみたいなら、ランタンやヘッドランプなどの照明器具が必須。炭火だけでは足元が暗く、怪我の原因になります。また、夏場は蚊などの昆虫対策として虫よけスプレーや虫除けキャンドル、防寒対策として薄手のブランケットや予備のジャケットも揃えておくと安心です。
8. 飲み物の保冷・保温アイテム
冷えたビールやソフトドリンクをキープするクーラーボックス、温かいスープやホットチョコレートのためのサーモスボトルも忘れずに。飲み物がすぐにぬるくなったり、逆に冷えすぎたりするのを防ぎ、常にベストな状態で楽しめます。
まとめ：必須アイテムでストレスフリーなBBQデビューを
バーベキュー初心者が抑えるべき必須アイテムは、コンロ・着火・調理道具・衛生＆安全・演出・快適グッズの６カテゴリ。これらを事前に揃え、役割分担やチェックリストを活用すれば、準備から片付けまでスムーズに進行します。
次回のアウトドアは、ぜひこの記事を参考に必要アイテムを完璧に揃え、ストレスフリーなBBQデビューを実現してください。
