大学生活の醍醐味ともいえる合コンは、新しい出会いを生む貴重な場です。しかし幹事役を任されると「参加者を集める」「店選び」「当日の進行」など、やることが多くて戸惑いますよね。
本記事では、参加者満足度を高めつつ、ストレスなく運営するためのノウハウを余すところなく解説します。
1. 参加者集めからスケジュール調整までの段取り
合コン成功の第一歩はメンバー集め。仲の良いサークルやゼミ、バイトの友人に声をかけつつ、男女比や学年をバランスよく構成することが大切です。日程候補は平日夜と週末昼の２パターン用意して、SNSのグループチャットでアンケートを取りましょう。
回答期限は遅くとも２週間前に設定し、参加率を高めるためにリマインドメッセージを忘れずに送信します。
1-1. 男女比と学年バランスのポイント
理想的な男女比はほぼ同数、もしくは男性が少し多めのほうが盛り上がりやすいといわれます。学年は１、２年生だけで固めず、上級生も織り交ぜるとトークに深みが生まれ、場が安定します。
また、趣味や出身地など共通の話題を持つメンバー同士をペアにしておくと、初対面でも会話が始めやすくなります。
1-2. 日程調整とリマインド術
日程決定後のリマインドは、LINEやメールで１週間前、３日前、前日に送るのが鉄則。返信が未完のメンバーには個別に声をかけて「来られる？」と確認すると、高い参加確率が期待できます。ドタキャンを防ぐため、体調不良や急用が出た場合の連絡先と締切も明記しておくと安心です。
2. 会場選びで差をつける――コスパ＆雰囲気の両立
合コンで失敗しがちなのが「店選び」。安いだけ、オシャレだけ、のどちらかに偏ると、参加者の満足度は下がってしまいます。重要なのはコストパフォーマンスと会話しやすいレイアウトです。
2-1. 予算設定とコース料理の活用
大学生合コンの相場は３，０００～４，５００円程度。飲み放題付きコースを利用すれば、一人あたりの明確な予算感を提示でき、追加オーダーの手間も省けます。飲み放題プランは時間制限があるものが多いため、２時間コースを基準に、二次会時間も考慮したスケジュールを組み立てましょう。
2-2. レイアウトで会話を促す座席配置
四角テーブルで全員が向かい合うと緊張しやすいので、L字型や長方形テーブルで隣同士の会話を楽しめる配置が理想です。男女を交互に座らせると自然に会話の輪が広がります。店選びの際は、個室か半個室で周囲の音が適度に遮られるお店を選ぶと、声を張り上げずとも盛り上がれます。
3. 当日の進行プランとゲーム選びのコツ
幹事として最も重要なのが「場を盛り上げる進行」。無計画に乾杯してフリータイムというだけでは、せっかくの出会いのチャンスを逃しかねません。合コンならではのゲームを取り入れつつ、会話タイムとゲームタイムのメリハリをつけましょう。
3-1. 進行スケジュールの立て方
開始～乾杯（10分）、自己紹介＆フリータイム（30分）、ゲームタイム（20分）、フリータイム（20分）、締めトーク＆二次会案内（10分）という流れが一般的です。時間配分を決めたら、スマホのタイマーを使って声かけしましょう。
「そろそろゲームいきます！」と明るく促すことで自然な展開が生まれます。
3-2. 盛り上がる定番ゲーム＆アレンジ
自己紹介ビンゴやワードウルフ、しりとり改良版の「しりとりリレー」など、短時間で盛り上がるゲームを準備します。ビンゴは「出身地」「趣味」「好きなアーティスト」など、参加者の個性を引き出すマス目を設定し、当たりが出たら自己紹介を促すルールにすると会話のきっかけになります。
4. 会話を続けるテクニックと気配り術
テーブルを盛り上げるには、幹事のマメな気配りが欠かせません。飲み物やお皿の空きをチェックしつつ、話題を振ることで初対面同士の会話も途切れにくくなります。
4-1. フォローアップトークのコツ
相手が話した内容に対して「へえ、どうしてそう思ったの？」と具体的に掘り下げる質問を投げかけると、自然に会話が続きます。逆に「そうだね」で終わらせず、自分の意見も添えることで会話のキャッチボールが生まれます。
4-2. 飲み物＆料理の気配り
飲み物が減ったタイミングで「おかわりどう？」と声をかけ、料理もみんなの取りやすい位置に置き直します。気配りが行き届いていると、その場の雰囲気が和らぎ、参加者同士の距離も縮まります。
5. 二次会誘導と解散後フォローで印象アップ
一次会が楽しくても、二次会への誘導に失敗するとせっかくの縁がそこで途切れてしまうこともあります。解散前にカジュアルに二次会プランを提案し、「もっと話したい人はこちらに！」と声をかけましょう。
5-1. 自然な二次会誘い文句
「近くにおしゃれなバーがあるから、もう少し飲みたい人はどう？」という言い回しはフランクで断りやすいので効果的です。幹事が先に移動し、集まりたい人を待つスタイルにすると、残りたいメンバーが自然と輪に集まります。
5-2. 連絡先交換＆フォローアップ
解散前に「また企画するから連絡先教えて」と言い、全員のLINEグループを作成しておきましょう。翌日には「昨日はありがとう！また集まろうね」と簡単なメッセージを送ると信頼感が高まり、次回の幹事依頼もスムーズです。
まとめ：準備と気配りが成功の鍵
合コンでは、参加者集め、店選び、進行プラン、会話術、二次会誘導、フォローアップという一連の流れを押さえることが重要です。
準備段階でのアンケートやLINEリマインド、当日の時間管理、ゲーム選定、気配りコミュニケーション、解散後の連絡まで一貫して行うことで、参加者全員が満足する合コンを実現できます。
ぜひ本記事のノウハウを活用し、次回の合コン幹事を成功させてください！
