PR

結婚式二次会の会場レンタル相場完全ガイド~費用を抑えつつ理想の会場を選ぶ方法

結婚式二次会
記事内に広告が含まれています。

結婚式二次会は、披露宴とは異なるカジュアルな演出や費用感で行えるため、幹事や新郎新婦にとっても人気の高いイベントです。しかし「二次会の会場レンタル相場はどれくらいなのか」「何を基準に選べば失敗しないのか」が分からず、会場選びに悩む方も多いでしょう。

本記事では、会場レンタル費用の相場や内訳、会場タイプ別の特徴、お得に借りる方法などを詳しく解説します。幹事初心者でも失敗しない会場選びのコツを網羅しているので、これから二次会を企画する方はぜひ参考にしてください。

1. 結婚式二次会会場レンタル相場とは

結婚式二次会の会場レンタル費用は、エリアや会場の種類、貸切時間、設備・サービス内容によって幅があります。一般的に都心部では1名あたり5,000円~8,000円、中小都市では3,500円~6,000円程度が相場とされています。

これは会場使用料だけではなく、飲食提供や乾杯時のウエルカムドリンク、基本的な音響機材費などがセットになっている場合が多いためです。会場レンタルだけを安く抑えようとしても、後からオプションやサービス料で追加費用がかかるケースも少なくありません。

また、会場レンタル費用の内訳を見ると、「会場使用料」「基本プラン(飲食+ドリンク)」「オプション設備料」「サービス料(コーディネーター手配など)」が主な要素です。相場を把握する際は、これらの項目を総合的に確認し、トータルの予算感を把握することが重要です。

特に口コミや過去の実績を参考にしながら、隠れた追加費用が発生しやすい項目を洗い出しましょう。

2. 会場レンタルの種類と特徴

二次会会場として利用されるスペースは大きく分けて「レストラン」「カフェ・バー」「貸切パーティスペース」「ホテル宴会場」「専門二次会会場」の5種類に分類できます。それぞれに特徴や相場感が異なるため、企画の趣旨や参加者層に合わせて選ぶのがベストです。

2-1. レストラン

レストランはおしゃれな内装やシェフこだわりの料理が魅力で、予算も1人あたり5,000円~8,000円程度が一般的です。貸切可能な最低人数が20名以上の店舗も多く、料理内容や飲み放題プランを組み合わせることで「おもてなし感」を重視した演出が可能です。

ただし、土日祝はランチ営業も行っている店舗が多いため、貸切可能な時間帯が限定されるケースがあります。

2-2. カフェ・バー

カフェやバーはカジュアルな雰囲気でアットホームな二次会を演出しやすく、相場は1人あたり3,500円~6,000円程度です。スタイリッシュなインテリアが人気で、飲み放題中心のプランが用意されているケースが多いです。

会場使用料を抑えつつ、軽食やデザートビュッフェでコスト調整しやすい点もメリットです。ただし、音響設備が簡易的な場合もあるため、マイクやプロジェクターが必要な場合はレンタル費用を追加で確認しましょう。

2-3. 貸切パーティスペース

貸切パーティスペースは会場自体を自由にデコレーションできるため、オリジナリティ溢れる演出が可能です。相場は1時間あたり5万円~10万円程度で貸切可能なスペースが多く、2~3時間の利用で10万円~30万円程度の会場費がかかります。

飲食はケータリング持ち込み可のケースもあり、式場提携プランと比べて費用を抑えやすいのが特徴です。自由度が高い分、運営会社やホストがいない場合は当日の設営やセッティングに時間がかかる点に注意が必要です。

2-4. ホテル宴会場

ホテル宴会場を二次会に利用する場合、相場は1人あたり6,000円~10,000円程度となり、上質なサービスを提供してくれます。披露宴と同じ会場を使えるケースもあり、新郎新婦やゲストの移動が最小限で済むメリットがあります。

ホテルの宿泊プランとセットで契約すると割引が適用されることも多く、遠方ゲストへの配慮にもつながります。ただし、最低保証人数が設定されているケースがあるため、ゲスト数が少ない場合はコストが割高になる可能性があります。

2-5. 専門二次会会場

専門二次会会場は全国主要都市に展開している施設で、相場は1人あたり4,000円~7,000円程度です。音響設備や照明、プロジェクターなどが充実しているため、演出にこだわりたい場合に最適です。

会場コーディネーターが専属でサポートしてくれるため、進行や装飾、余興の手配まで安心して任せられます。一方で自由度が制限される場合もあるため、装飾プランや持ち込み可否を事前確認することが大切です。

3. 会場レンタル費用の相場と内訳を徹底比較

会場レンタル費用を比較する際は、「会場使用料」「料理+飲み放題プラン費用」「サービス料」「オプション設備料」の4つに分けて考えると分かりやすくなります。以下では、各費用項目の相場感と注意点を解説します。

3-1. 会場使用料の相場

会場使用料は貸切時間や曜日、エリアによって大きく異なります。都心部のレストランやカフェでは、平日夜の貸切利用で2時間あたり5万円~8万円、土日祝は8万円~15万円が目安です。郊外や中小都市では平日で3万円~6万円、土日祝で6万円~10万円程度に抑えられることが多いでしょう。

貸切条件として最低保証人数が設定されている場合、その人数に達しないと実際に利用した人数分の費用を負担しなければならないため、会場選びの際は最低保証人数もチェックしておきましょう。

3-2. 料理+飲み放題プランの費用相場

料理と飲み放題をセットにしたプランは、1人あたり4,000円~8,000円程度が一般的です。レストラン系会場では料理をフルコースまたはビュッフェ形式で提供し、飲み放題はソフトドリンクからビール、カクテル、日本酒など多彩なラインナップを揃えています。

カフェ・バー系では軽食ビュッフェ中心で3,500円~6,000円程度、ホテル宴会場ではコース料理中心で8,000円~12,000円程度が相場です。

プランに含まれるドリンクの種類やラストオーダー時間を把握し、アルコール好きなゲストが多い場合はビールや日本酒の追加オーダー費用を別途見積もると安心です。

3-3. サービス料・税金の注意点

会場レンタル費用には、サービス料(会場手配料やコーディネート料)として10%~20%が加算される場合があります。また、飲食費には別途消費税8%(または10%)がかかるため、トータル予算を組む際には「見積もり金額×1.1~1.3倍」を目安に考えましょう。

サービス料は会場によって呼び方が異なり、「会場利用料」「サービスチャージ」「運営管理費」などと記載されているため、見積書の項目をよく確認しておくことが大切です。

3-4. オプション設備料の相場

音響機材(マイク、スピーカー)のレンタル費用は、2時間で1万円~2万円程度が相場です。プロジェクター&スクリーンを利用する場合はさらに1万円~3万円程度かかります。装飾アイテムや照明演出を依頼すると数万円~十数万円単位で追加費用が必要となるケースもあります。

オプションを利用する際は、「必須」「あれば便利」「不要」の3段階で優先度を整理し、予算と相談しながら取捨選択すると、費用超過を防ぎやすくなります。

スポンサーリンク

4. 会場タイプ別おすすめプランと費用比較

ここからは、会場タイプ別におすすめプランと実際の費用例を紹介します。幹事や新郎新婦がイメージしやすいよう、人数規模別・予算帯別にピックアップしました。

4-1. レストラン貸切プラン(20名~40名)

都心部のカジュアルイタリアンやダイニングレストランでは、20名~40名程度の人数で貸切が可能なプランがあります。
【例:Aレストラン(新宿駅徒歩5分)】
・会場使用料:平日2時間貸切6万円/土日祝2時間貸切10万円
・料理+飲み放題プラン:お一人様6,500円(料理6品+2時間飲み放題)
・サービス料:10%
・合計費用:
平日20名利用の場合
(6,000円会場料+6,500円×20人+10%サービス料)=約17万9,300円
土日祝30名利用の場合
(10万円+6,500円×30人+10%)=約31万1,500円
イタリアン中心のビュッフェ+カクテルドリンクが豊富な点が好評ですが、土日祝の会場使用料は高めに設定されているため、平日開催やオフシーズン割引を狙うと費用を抑えられます。

4-2. カフェ・バー貸切プラン(15名~30名)

おしゃれなカフェ・バーでアットホームな二次会を演出したい場合は、15名~30名程度が目安です。
【例:Bカフェバー(渋谷駅徒歩3分)】
・会場使用料:平日2時間貸切4万円/土日祝2時間貸切7万円
・ビュッフェ+飲み放題プラン:お一人様5,500円(ビュッフェ7品+2時間飲み放題)
・サービス料:8%
・合計費用:
平日20名利用の場合
(4万円+5,500円×20人+8%)=約15万8,800円
土日祝25名利用の場合
(7万円+5,500円×25人+8%)=約22万5,200円
カジュアルな肉料理やタパス系ビュッフェが中心で、デザートビュッフェやスイーツプレートを追加注文できるオプションも人気です。音響設備は簡易的なため、スピーカーやマイクを別途手配する必要がある点に注意しましょう。

4-3. 貸切パーティスペースプラン(30名~60名)

自由度が高い貸切パーティスペースは30名~60名の中規模開催に向いています。
【例:Cパーティスペース(横浜駅徒歩5分)】
・会場使用料:2時間貸切15万円(飲食ケータリング別)
・ケータリング付きプラン:お一人様4,000円(軽食ビュッフェ+ドリンク2杯)
・オプション設備:マイク・スピーカーセット1万円/プロジェクター&スクリーン2万円
・サービス料:なし(ケータリング業者に含む)
・合計費用:
ケータリング20名利用の場合
(15万円+4,000円×20人+1万円+2万円)=約23万円
ケータリング40名利用の場合
(15万円+4,000円×40人+1万円+2万円)=約34万円
演出に合わせて会場を自由にレイアウトできるため、ダイニング形式、立食形式、ステージ形式など思い通りの空間を作れますが、ケータリング手配や装飾は幹事が主体的に行う必要があります。

4-4. ホテル宴会場プラン(50名~100名)

大規模な二次会を開催したい場合は、ホテル宴会場が安心感と豪華さを兼ね備えています。
【例:Dホテル宴会場(東京駅直結)】
・会場使用料:2時間貸切30万円~40万円(人数・時期による)
・フルコース+飲み放題プラン:お一人様10,000円(コース料理6品+フリードリンク2時間)
・サービス料:15%
・合計費用:
50名利用の場合
(35万円+10,000円×50人+15%)=約78万円
80名利用の場合
(35万円+10,000円×80人+15%)=約1,07万円
ホテルならではの高級感や安定したサービスクオリティが魅力で、宿泊パッケージとセットにすると宿泊費が割引になる特典もあります。一方、最低保証人数が設定されている場合があり、参加者数が少ないと割高感がある点に注意しましょう。

4-5. 専門二次会会場プラン(20名~80名)

二次会専用の会場は音響・照明・ビデオ撮影設備が完備され、イベント演出にこだわりたいカップルに人気です。
【例:E二次会ラウンジ(大阪梅田駅徒歩4分)】
・会場使用料:2時間貸切18万円(照明演出・音響機材込み)
・ビュッフェ+フリードリンクプラン:お一人様6,000円(料理8品+2時間飲み放題)
・サービス料:10%
・合計費用:
30名利用の場合
(18万円+6,000円×30人+10%)=約29万7,000円
60名利用の場合
(18万円+6,000円×60人+10%)=約52万8,000円
専用スペースならではのステージ演出やプロジェクションマッピングなど華やかな演出が可能です。プランに含まれる演出内容を確認し、要望に応じたオプションを追加することで、二次会の満足度を高められます。

5. 会場レンタル費用を抑えるコツ

会場レンタル費用を抑えるためには、会場タイプや時期、曜日の選び方、オプションの取捨選択が重要です。ここでは費用削減の具体的なポイントを紹介します。

5-1. 平日・オフピークを狙う

会場使用料は土日祝がピークタイムとして高く設定されているため、あえて平日の夜やオフシーズンを狙うことで数万円~十数万円の節約が可能です。

可能であれば金曜日や祝前日ではなく、水木曜日に設定すると、料理・飲み放題プランも割引が適用されるケースが多く、全体コストを大幅に抑えられます。

5-2. 最低保証人数を上手に調整する

貸切プランには「最低保証人数」が設定されている場合があります。実際の参加人数が保証人数を下回ると、差額を負担しなければならないため、参加人数の把握が難しい場合は少し余裕を見て設定しましょう。

また、会場によっては「最低保証人数に達しない場合でも会場費のみで貸切可」とするプランもあるため、事前に相談して交渉すると費用削減につながります。

5-3. 飲み放題時間を短縮する

飲み放題を2時間から1.5時間に短縮するだけで、会費を500円~1,000円程度下げられることがあります。歓談や余興のタイムスケジュールを調整して、飲み放題ラストオーダーを早めに設定することで、会場費や飲料コストを抑えつつスムーズな進行を実現できます。

5-4. ケータリング持ち込み可の会場を選ぶ

貸切パーティスペースではケータリング持ち込み可のケースが多く、WEBで安価なケータリング業者を手配すれば料理費を削減できます。ただし、会場によっては持ち込み料が数万円かかる場合があるため、事前に持ち込み料とケータリング費用を比較して判断しましょう。

飲み物は会場側のドリンクプランを利用し、アルコールの持ち込みは禁止されているケースが多いため注意が必要です。

5-5. 装飾・演出をDIYで行う

装飾や演出を会場のプロに任せると費用がかかるため、ペーパーアイテムやフォトブースの飾り付けは幹事や友人でDIYすることでコストを抑えられます。SNSや無料テンプレートでダウンロードできる招待状や席札などのデザインを利用し、手作り感を演出しながら費用を節約できます。

まとめ:結婚式二次会の会場レンタル相場を理解して納得の会場選びを

「結婚式二次会会場のレンタル相場」をテーマに、会場レンタル費用の相場感や内訳、会場タイプ別おすすめプラン、費用を抑えるコツなどを詳しく解説しました。

二次会の成功には、会場選びが鍵を握ります。希望する演出やゲスト層、エリア・曜日・シーズンを考慮しながら相場を把握し、費用内訳をしっかり確認することが大切です。

本記事で紹介した相場やプラン例を参考に、予算とニーズに合った会場を見つけてください。幹事としての準備をしっかり行い、参加者全員が楽しめる二次会を実現しましょう。

タイトルとURLをコピーしました