結婚式二次会をパーティー会場や居酒屋ではなく、あえてバーを貸切ることで、披露宴とは異なる大人の雰囲気を楽しみたいというニーズが高まっています。
本記事では、バーを会場として選ぶメリット・デメリットから、具体的な貸切プラン例、費用相場、装飾や演出アイデア、準備スケジュールや当日の進行までを丁寧に解説します。
二次会幹事としてはじめてバーを利用する方でも安心して企画・運営できるノウハウを網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
1. バーを貸切にするメリットとデメリット
まずは「バー貸切」による結婚式二次会の魅力を押さえつつ、注意点も整理しておきましょう。居酒屋やレストランとは異なる雰囲気を活かせる一方、設備やスペースに制限があるため、事前準備が欠かせません。
1-1. バー貸切のメリット
バーを貸切にする最大のメリットは、都会的で落ち着いた大人の空間を演出できる点です。シックなインテリアや厳選されたお酒が並ぶバーカウンターは、ゲストに非日常感を味わってもらうのに最適です。
初心者向けのカクテルから希少価値の高いウイスキーまでバリエーション豊富なドリンクを提供できるため、お酒好きの新郎新婦やゲストには特別なひとときを提供できます。
さらに、会場のキャパシティが小規模であるほど貸切費用を抑えやすいケースが多く、30名~50名程度の中規模パーティーに向いています。
プロのバーテンダーによるカクテルサービスをそのまま二次会で活用できる点も魅力で、ドリンクオーダーの煩雑さを軽減しつつ質の高いホスピタリティを実現できます。
1-2. バー貸切のデメリット
一方で、バーはもともと立ち飲みやカウンター主体の小規模店舗が多く、テーブル席が限られている場合もあります。そのため、大人数を収容するにはそもそも貸切条件を満たせないケースもあるので、人数と会場スペースのバランスを慎重に検討しなければなりません。
着席スタイルか立食式かで会場レイアウトが大きく変わるため、余興やゲームを盛り込む際には動線が確保できるかを事前にチェックする必要があります。
また、音響や映像設備が十分でないことも多く、プロジェクターやスクリーン、マイクの貸し出しに別途費用がかかるケースがあります。演出プランをカジュアルに済ませるのか、本格的に映像を用意するのかを決めたうえで、追加費用がどの程度発生するかを見積もり段階で確認しておきましょう。
2. バー選びのポイント:場所・広さ・設備・雰囲気
結婚式二次会をバーで貸切にする際は、会場選びが企画成功のカギとなります。バーの特色を理解し、自分たちの希望にマッチする店舗を見つけるポイントを解説します。
2-1. アクセスと立地条件
披露宴会場やホテルからの移動を考慮して、徒歩圏内またはタクシーでワンメーター圏内にあるバーを選ぶと、二次会開始前の待機時間を短縮できます。特に都心部の駅近バーは利便性が高く、参加者の集まりやすさにつながります。
また、住宅街の路地裏にある隠れ家的なバーであれば「プライベート感」を演出できますが、初めて訪れるゲストも多いため「看板が分かりやすいか」「Googleマップで正しく登録されているか」なども確認しておきましょう。
2-2. 会場の広さとレイアウト
バーの規模は店舗によって大きく異なります。座席数や立食人数の目安を確認し、「着席○名」「立食○名」という情報をもとに、参加予定人数に合う会場を選びましょう。
小規模バーだと20名程度が限界のこともありますが、階下席やロフト席を活用できるケースもあるため、見学時に内覧スタッフに必ず確認することが重要です。
また、カウンターのみの席配置ではお酌や乾杯がしにくいので、グループごとにひとつのテーブルを確保できるか、余興で使うスペースが確保できるかどうかも視察時にチェックしましょう。テーブルをフラットに配置することで、乾杯や集合写真を撮影しやすい動線を確保できます。
2-3. ドリンクラインナップとバーテンダーの技量
結婚式二次会会場でバーの貸切を成功させるには、ドリンク提供が会の印象を大きく左右します。バーの強みであるカクテルラインナップやウイスキーの種類が豊富であれば、ゲストからの評判も上がりやすいでしょう。
バーテンダーがオリジナルカクテルを提供してくれるか、「結婚式用のオリジナルドリンク」を作れるかどうかもポイントです。
また、バーテンダーのカクテル作成スピードが遅いと待ち時間が増え、参加者のストレスにつながることもあります。貸切前にバーテンダーの技量や混雑時のオペレーション体制を聞き、スムーズなドリンク提供が見込めるかをしっかり確認しましょう。
2-4. 音響・映像設備の有無と費用
二次会では余興やムービー上映が欠かせません。バーで貸切を行う際は、会場側にマイクを含む音響設備やプロジェクター、スクリーンの有無を事前に確認しましょう。無料で貸し出してくれる場合と、別途レンタル費用が発生する場合がありますので、見積もり時に内訳を明示してもらうことが大切です。
特にプロジェクターを使用すると、プロフィールムービーや過去の思い出スライドショーを流すだけで会場が一気に華やぎます。
「音響設備はDJブース並みか」「モニタースピーカーがあるか」「映像端子の種類(HDMI/VGAなど)に対応しているか」など、演出に必要な機材の詳細を確認し、当日スムーズに進行できるよう準備しましょう。
3. 貸切バー二次会プランの費用相場と内訳
バー貸切プランの費用は、エリアや店舗規模、提供メニューによって大きく異なりますが、おおよその相場を把握しておくと予算の目安になります。以下では、都心部と地方都市の相場例を紹介しつつ、費用の内訳を解説します。
3-1. 都心部(東京・大阪など)の相場例
都心部のバー貸切では、二次会プランが30名~50名程度を想定し、1人あたり6,000円~8,000円ほどが一般的です。
【例:東京・渋谷エリアのバー貸切プラン】
・貸切費用(会場使用料):平日2時間で10万円/土日祝2時間で15万円
・飲み放題+フィンガーフードプラン:お一人様7,000円(ビール・ワイン・カクテル・ソフトドリンク2時間飲み放題+軽食10品)
・プロジェクター&スクリーン使用料:無料
・マイク&スピーカー使用料:無料
・デザイン席札・メニュー表印刷サービス:別途2万円
・サービス料・消費税:10%込み
→30名利用の場合:貸切費用10万円+7,000円×30人+デザイン料2万円=31万円(税・サ込)。
→50名利用の場合:貸切費用15万円+7,000円×50人+デザイン料2万円=52万円(税・サ込)。
都心部では立地が良い分、貸切費用が高めに設定されていますが、アクセス重視のゲストが多い場合はこの予算内で収めるのがおすすめです。
3-2. 地方都市(札幌・福岡など)の相場例
地方都市のバーは若干相場が下がり、1人あたり5,000円~6,500円程度で貸切プランを組めることが多いです。
【例:福岡・天神エリアのバー貸切プラン】
・貸切費用:平日2時間8万円/土日祝2時間12万円
・飲み放題+おつまみビュッフェプラン:お一人様5,500円(ビール・焼酎・カクテル・ソフトドリンク2時間飲み放題+ビュッフェ8品)
・プロジェクター使用料:5,000円
・マイク使用料:無料
・ウエディングケーキ持ち込み料:応相談(無料の場合もあり)
・サービス料・消費税:8%込み
→25名利用の場合:貸切費用8万円+5,500円×25人+プロジェクター5,000円=約24万3,000円(税・サ込)。
→40名利用の場合:貸切費用12万円+5,500円×40人+プロジェクター5,000円=約39万6,000円(税・サ込)。
地方都市では飲み放題プランの価格が比較的抑えられているため、郊外のゲストが多い場合や学校関係者を招く際に予算を節約しやすいメリットがあります。
3-3. 費用内訳のポイント
バー貸切プランにおける費用内訳は主に「会場使用料」「飲み放題プラン」「フードメニュー」「オプション設備」「サービス料・消費税」で構成されます。会場使用料は貸切保証人数や貸切時間、曜日によって変動します。
飲み放題プランはアルコールの種類が多ければ単価が上がる傾向があり、ウイスキーやワインのグレードによっても価格に差が出ます。
フードメニューは軽食中心のフィンガーフードか、本格的なコース仕立てかで価格が異なります。演出にこだわる場合は「オプション設備」に注目し、プロジェクターやスクリーンのレンタル料、マイクの追加手数料、チェキの設置費用などが見積もりに反映されるかを確認しましょう。
最後に、サービス料および消費税は合計金額に対して10%前後が加算されるケースが多いので、総予算を算出する際は「見積もり金額×1.1」を目安に計算すると安心です。
4. バー貸切二次会プランの具体例と装飾・演出アイデア
費用相場を踏まえたうえで、実際にバーを貸切る際のプラン例と、二次会を盛り上げるための装飾・演出アイデアを紹介します。ゲストの顔ぶれや新郎新婦の好みに合わせて、オリジナルの雰囲気を演出しましょう。
4-1. シンプルカジュアルプラン例(30名想定)
・会場使用料:10万円(平日2時間貸切)
・飲み放題プラン: ビール、ワイン、カクテル各種、ソフトドリンク2時間飲み放題(1人6,000円×30名)
・フィンガーフード8品:ミニバーガー、フライドポテト、枝豆、チキンナゲット、タコのカルパッチョ、ブルスケッタ、チーズ盛り合わせ、デザート盛り合わせ(無料または別途3万円)
・プロジェクター&マイク使用料:無料
・席札・メニュー表印刷サービス:別途2万円
・合計費用:約27万円(税・サ込)
シックな黒を基調としたテーブルクロスとゴールドのフォークセットを揃え、落ち着いた大人の雰囲気を演出します。カクテルに新郎新婦のイニシャルをあしらったオリジナルドリンクを用意すると、ゲストからの注目度が高まります。乾杯の合図にはライトを赤から青に変える演出を導入し、会場全体が一体感を得られる仕掛けを施しましょう。
4-2. ラグジュアリープラン例(40名想定)
・会場使用料:15万円(土日祝2時間貸切)
・飲み放題プラン: シャンパンカクテル、スパークリングワイン、ウイスキー(シングルモルト)、ワイン、カクテル各種、ソフトドリンク2時間飲み放題(1人8,000円×40名)
・創作フード盛り合わせ10品:フォアグラのクロスティーニ、ローストビーフ盛り、キャビア乗せクリームチーズ、トリュフ風味ポテト、ソフトシェルクラブフリット、スモークサーモンのカルパッチョ、季節のフルーツ盛り合わせ、デザートブッフェ(無料または別途5万円)
・DJブース&スピーカーセットレンタル:5万円
・プロジェクター&スクリーン使用料:無料
・ウエディングケーキ持ち込み料:無料
・合計費用:約57万円(税・サ込)
シャンデリア風の装飾ライトを天井に吊るし、ゴールドとクリスタルを基調にしたインテリアでラグジュアリーな空間を演出します。プロのDJを呼んで音楽演出を取り入れ、会場全体がクラブのような盛り上がりを見せる演出もおすすめです。ウエディングケーキ入刀後にはシャンパンタワーを行い、ゲストに歓声を誘います。
4-3. テーマカラー&装飾アイデア
バー貸切の魅力を最大化するには、テーマカラーを決めて装飾や演出を統一するのが効果的です。たとえば、
・ブラック&ホワイト: モダンでスタイリッシュな印象を与えたい場合に最適。テーブルクロスや席札、フォトスポットのフレームを白黒で統一し、バーテンダー用のユニフォームやカクテルグラスにもモノトーンを取り入れると統一感が生まれます。
・ネイビー&ゴールド: 高級感を演出したい場合におすすめ。ゴールドのキャンドルホルダーやバーカウンターの装飾を取り入れ、ネイビーブルーのテーブルクロスやソファクッションを用意すると、大人の雰囲気が引き立ちます。
・ペールピンク&ローズゴールド: フェミニンでかわいらしい雰囲気を出したい場合に適しています。淡いピンク系のフラワーアレンジメントやローズゴールドのフォトフレームを用意し、女性ゲストに喜ばれる可愛らしい空間をつくりましょう。
装飾アイテムは100円ショップやネット通販で手軽に調達できるものも多いですが、バー特有の照明に合わせた色味のバランスを考慮して選ぶと、より洗練された印象に仕上がります。
5. 貸切バー二次会の準備スケジュールと幹事の役割分担
バー貸切の二次会を成功させるには、具体的な準備スケジュールと幹事チーム内での役割分担が重要です。以下では、開催日の1ヶ月前から当日までの流れを時系列で解説し、幹事が担うべきタスクを整理しています。
5-1. 1ヶ月前:会場リサーチと仮押さえ
ゲスト人数の概算がついたら、まずはバーを数店舗ピックアップし、内覧と見積もりを依頼します。
貸切可能人数、貸切料金、飲み放題プラン内容、フードメニュー、オプション設備の有無を比較し、希望条件を満たす会場を仮押さえしましょう。新郎新婦のイメージに合わせた雰囲気かどうかもチェックポイントです。
同時にゲストリストを作成し、「参加・未定・欠席」を新郎新婦や幹事チームで分担して連絡を取り合いましょう。招待状送付のタイミングやWeb招待状のURL作成もこの時期に行うとスムーズです。
5-2. 2週間前:最終人数確定と会場打ち合わせ
ゲストの参加可否が集まったら、最終人数をバーに連絡し、飲食プランや料理内容を確定します。アレルギーや食事制限があるゲストがいる場合は個別対応のメニューを用意してもらいましょう。
同時にバースタッフと最終打ち合わせを行います。貸切開始時間・終了時間、乾杯のタイミング、余興やムービー上映の開始・終了時間を確認し、音響設備や映像機器の操作方法を練習しておくと当日慌てずに進行できます。
また、装飾アイテムの搬入可能時間や人数による立ち位置や動線も試走しておきましょう。
5-3. 1週間前:演出準備と備品購入
演出アイデアを具体化し、必要な備品を購入・準備します。たとえば、フォトスポット用のフレームやチェキのフィルム、バルーン、テーブル装飾、席札、メニュー表など、持ち込みアイテムをリスト化し、搬入スケジュールを整理しましょう。
司会進行係は進行マニュアルを作成し、余興担当とシナリオを共有します。司会原稿にはプロフィール紹介、新郎新婦へのインタビュー質問、乾杯の挨拶文例などを含めておくと当日スムーズに進行できます。
また、サプライズムービーを上映する場合は、動画ファイルの最終チェックと再生フォーマットの確認を行い、USBメモリやクラウド共有リンクを用意しておきましょう。
5-4. 当日:会場設営とリハーサル
当日はバーの開店前または二次会開始2時間前には幹事チームが集合し、役割分担を確認します。
・受付係:受付台に名簿やネームタグ、領収書、筆記用具、会費を管理する台帳を並べます。事前に会費の集金方法(事前振込・当日現金・QR決済など)をゲストに周知すると混乱を防げます。
・装飾係:テーブルクロス、バルーン、フォトスポット、席札、メニュー表を配置し、会場を演出します。照明の色味を調整し、ロマンチックな雰囲気をつくりましょう。
・音響映像係:プロジェクターやスクリーンを設置し、スライドショーやムービーの再生テストを行います。マイクテストも必ず行い、音量バランスを調整しましょう。
・司会進行係:進行台本を最終確認し、開会挨拶や乾杯のタイミング、余興の呼び込み方などをリハーサルします。新郎新婦の気持ちを盛り上げる一言を用意しておくと、会場の温度感が一気に高まります。
・会場連絡係:バー店員と最終確認を行い、ドリンクオーダーの流れや追加注文方法を周知。緊急連絡先を交換し、万が一トラブルが起こった際は迅速に対応できるように準備します。
5-5. 二次会進行のポイント
二次会本番では、「乾杯→歓談→余興→ケーキ入刀(またはプレゼント贈呈)→ムービー上映→集合写真→お開き」という流れが基本です。バー貸切では、着席スタイルと立食スタイルを組み合わせることで、ラフな歓談タイムとフォーマルな演出タイムを使い分けることができます。
乾杯挨拶は司会進行係または幹事代表が行い、「新郎新婦にお祝いの言葉をかけ、全員でグラスを掲げて盛大に乾杯!」と大きな声で呼びかけます。
その後はフリードリンク形式で各自自由にお酒をオーダーしてもらい、歓談タイムをスタート。歓談中は司会進行係がテーブルに声をかけ、新郎新婦やゲスト同士の会話を促して会場を和やかに盛り上げます。
余興タイムでは、ビンゴや新郎新婦クイズなど簡単に楽しめるゲームを中心に組み込みましょう。ゲームの合間に新郎新婦へのインタビューコーナーをはさむと、ゲスト全員が二人のエピソードに共感しやすくなり、会場全体が一体感に包まれます。
ケーキ入刀を行う場合は、あらかじめ新郎新婦が登場するタイミングを司会進行係と共有し、ケーキの運搬ルートや撮影の角度を確認しておきます。バーのムードに合わせたキャンドル演出やライトアップを用意すると、幻想的な雰囲気を演出できます。
お開き前には集合写真撮影を行い、貸切ならではのプライベート感あふれるショットを残しましょう。
6. 成功するバー貸切二次会のポイントと注意点
最後に、バー貸切で結婚式二次会を成功させるためのポイントと注意点をまとめます。幹事として以下のポイントを押さえておくことで、当日落ち着いて進行できるはずです。
6-1. 事前に店舗スタッフと密な連携を取る
バーは飲食業が主体のため、結婚式二次会のような大人数貸切に不慣れな場合があります。事前に店長やバーテンダーと「乾杯の合図」「余興の開始タイミング」「音響や照明の操作方法」を共有し、想定される流れを確認しておきましょう。
食材の提供タイミングやドリンクオーダーのルールも当日慌てないように細かく打ち合わせすることが大切です。
6-2. ゲスト数の見込みを多めに想定する
貸切バーでは「最低保証人数」が設定されていることが多く、実際の参加人数が保証人数を下回ると差額を負担しなければならないケースがあります。ゲストのキャンセル連絡が遅れる場合や、飛び込みゲストも想定して、あらかじめ数名分の余裕を持って見込みを立てると、費用トラブルを防げます。
6-3. バーの内装やスペースを活かした装飾を心がける
バーの内装はシックでおしゃれなデザインが多い反面、スペースに制限があるため過剰な装飾は逆に圧迫感を与えることがあります。装飾アイテムは「テーブルセンターピース」「壁面に貼るタペストリー」「フォトスポット用小型フレーム」など、サイズ感に配慮したものを選びましょう。
また、キャンドルや間接照明を活用すると、大人の落ち着いた雰囲気を際立たせつつ、華やかさをプラスできます。
6-4. 音響・映像の事前テストを必須にする
バーの備え付けスピーカーやプロジェクターは、他イベントで使用していると音量や映像の見え方が最適化されていない場合があります。幹事は当日の2時間前には会場入りして機材テストを行い、音量バランスや映像の解像度、再生時の遅延などをチェックしましょう。
BGMリストを事前に用意し、どのタイミングでどの曲を再生するかを決めておくと、進行がスムーズになります。
6-5. バー貸切プランには必ずキャンセルポリシーを確認
急な天候不良や新郎新婦の体調不良など不可抗力で開催中止や日時変更が必要になる場合があります。貸切バーでは「開催日の○日前までならキャンセル料無料」「△日前からキャンセル料50%」などキャンセルポリシーが設定されているため、契約時に必ず契約書の細かい文言を確認しましょう。
ゲストへの案内も時間をかけずに速やかに行えるよう、幹事間でLINEグループやメール共有の仕組みを構築しておくと安心です。
まとめ:バー貸切で大人の結婚式二次会を演出しよう
「結婚式二次会会場のバー貸切」をテーマに、バーを貸切にするメリット・デメリット、会場選びのポイント、費用相場と内訳、具体的なプラン例、装飾・演出アイデア、準備スケジュールや当日の進行、成功のコツと注意点を詳しく紹介しました。
バー貸切は価格帯や設備、雰囲気の面で制約がある一方、他の会場にはない大人の落ち着いたムードを演出できるのが大きな魅力です。
幹事としては、ゲストの顔ぶれや新郎新婦の希望に合わせたバーを見つけるために、見学時にしっかり質問し、設備や貸切条件を把握することが重要です。
演出アイデアを上手に盛り込んで準備を進め、当日はチームワークを発揮してスムーズに進行しましょう。この記事で紹介したノウハウを活用すれば、参加者全員が心から楽しめる、特別な結婚式二次会を実現できるはずです。

