「スキー旅行に飛行機を使いたいけど、スキー板は持ち込める?」
「持ち込み制限や追加料金が心配…」
そんな方のために、この記事ではスキー用品の飛行機での持ち込み・預け入れ制限、航空会社別ルール、梱包のコツ、注意点、スムーズな空港での流れをわかりやすく解説します。国内線・国際線どちらも対応!
スキー用品は飛行機で持ち込める?持ち込みと預け入れの違い
機内持ち込みは基本NG
- スキー板やブーツなどの大型ギアは、サイズ超過により機内持ち込み不可
- スキー用品は基本的に「受託手荷物(預け荷物)」として扱われます
預け入れ(受託手荷物)なら持ち込みOK
- 航空会社ごとにサイズ・重量制限あり
- 超過分は追加料金が発生することもあるので要注意
スキー用品の持ち込み対象アイテム一覧
| アイテム | 機内持ち込み | 預け入れ(受託手荷物) |
|---|---|---|
| スキー板 | × | ○(スキーバッグに収納) |
| スキーブーツ | ×(サイズ次第) | ○ |
| ストック(ポール) | × | ○ |
| ゴーグル・手袋・ウェア | ○(バッグに収納すればOK) | ○ |
※スキーブーツを持ち込みたい場合は、機内持ち込みサイズ内のブーツバッグが必要です。
航空会社別|スキー用品の受託手荷物ルール(国内線)
JAL(日本航空)
- 【サイズ】3辺合計203cm以内
- 【重量】1個あたり32kgまで(普通席は23kg)
- 【料金】無料(23kg以内/個数制限あり)
ANA(全日空)
- 【サイズ】同上(最大203cm)
- 【重量】1個あたり23kgまで(エコノミー)
- 【料金】無料(超過で追加料金)
スカイマーク
- 【サイズ】203cm以内
- 【重量】20kgまで(無料)
- 超過すると追加料金:1kgごとに¥500〜¥1,000程度
ピーチ・ジェットスター(LCC)
- 【サイズ】スポーツ用品は別枠対応あり(予約時に選択)
- 【重量】20kg〜25kgの制限(超過有料)
- 【料金】区間・予約時期によって異なるため事前確認必須
国際線でのスキー用品持ち込み制限(代表例)
全日本空輸(ANA)
- 国際線ではスキー用品1セット(板+ストック+ブーツ)を1個分として無料受託可能(23kg以内)
日本航空(JAL)
- 条件付きでスキーセットが無料。追加手数料なしで預け入れ可能(サイズ・重量条件あり)
エミレーツ航空、ルフトハンザ、デルタ航空など
- スキーセットをスポーツ用品扱いで無料にしている場合も
- 詳細は航空会社のスポーツ用品持ち込み規定ページで確認を
スキー用品のサイズ制限・重量制限とは?
| 条件 | 一般的な基準(国内線) |
|---|---|
| 長さ | 最長203cmまで |
| 幅+高さ+長さ合計 | 203cm以内 |
| 重量 | 23kgまで(超過時追加料金) |
※LCCはより厳しい制限あり。事前予約で割安になるケースもあるので事前申請がおすすめ。
スキー用品の梱包方法と持ち運びのポイント
1. スキーバッグにまとめる
- 板+ストック+ブーツを一体型スキーバッグに収納
- 緩衝材(タオル・衣類)を一緒に入れて保護
2. ブーツは別バッグでもOK
- ブーツバッグ(小型)なら機内持ち込み可サイズに収まることも
- ゴーグルやグローブなどの小物とまとめると便利
3. バッグに名前・連絡先タグを付ける
- 万が一のロストバゲージ対策に
4. 鍵付き・ファスナー付きのバッグが安心
- 荷崩れ防止、防犯対策に有効
空港での流れ|スキー用品持ち込みの手順
- 空港到着後、カウンターで「スキー用品あり」と申告
- 大型手荷物用のカウンターに誘導される場合あり
- サイズ・重量を測定し、タグを貼って預け入れ完了
- 到着地の「大型手荷物受取所」でピックアップ
**注意:**LCCでは事前予約していないと受託を断られる場合もあります。
よくあるトラブルと対策方法
Q:重量オーバーで追加料金が発生した!
→事前に体重計で測る/分割できる荷物は2つに分ける
Q:サイズ超過で受け取ってもらえなかった…
→スキーケースのサイズを確認し、事前に航空会社へ問合せを
Q:ロストバゲージ(紛失)された…
→必ず名前・連絡先タグを付ける/航空会社にその場で申告する
宅配サービスとの比較|持ち込みとどちらが便利?
| 比較項目 | 飛行機で持ち込み | 宅配サービス利用 |
|---|---|---|
| 料金 | 航空会社による | エリアにより¥2,000〜¥3,000前後 |
| 受け取り | 空港で即時 | 宿泊先で受け取り |
| 準備 | 当日 | 2〜3日前に発送 |
| リスク | ロストバゲージあり | 遅延の可能性あり |
長期滞在・家族旅行の場合は、宅配との併用もおすすめです。
まとめ|スキー用品の飛行機持ち込みは「事前準備」が成功のカギ!
スキー用品は飛行機での持ち込みが可能ですが、サイズ・重量・予約の有無によって対応が大きく変わります。
事前に航空会社ごとのルールを確認し、バッグの選定やパッキング方法まで丁寧に準備すれば、当日もスムーズに搭乗・受け取りができます。
旅行前のトラブルを避け、快適なスキー旅行を実現するために、ぜひこの記事の内容を参考にしてください!

