台湾高校野球で注目を集めている右腕・何樺(フゥ・ホァ)選手。
伸びのある速球と安定感のあるフォームから、すでに 2026年〜2027年のCPBLドラフト候補 として各球団のスカウトがマークしています。
国内リーグでの実績だけでなく、国際大会での登板経験もあり、台湾代表世代のエース候補と目されています。
本記事では、何樺選手の投球スタイルや球種構成、スカウトが注目するポイント、今後の課題などを詳しく解説します。
何樺とは?
何樺選手は、台湾南部の強豪校・平鎮高校に所属する右腕投手で、180cmを超える体格と柔軟なフォームが特徴です。
高校2年の時点で最速151km/hを記録しており、台湾U18代表候補にも名を連ねました。
ピッチングフォームはオーバースローで、角度のあるストレートとキレの良いスライダーを武器にしています。
また、投球の組み立てが理論的で、変化球をカウント球として使える点も高く評価されています。
加えて、高校入学当初から制球力に定評があり、フォアボールが少ない安定感を持つタイプです。
台湾では「メカニカルで完成度の高い高校生投手」として評価されており、早くも複数球団のドラフトリスト入りが噂されています。
何樺の投球スタイルと球種
何樺選手の最大の武器は、回転数の高いストレートです。
平均球速は142〜145km/h前後、最速は151km/hを誇ります。
特に、高めに浮き上がるようなストレートは空振りを誘発しやすく、右打者には威力を発揮します。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブを中心に、試合によって使い分ける柔軟さがあります。
スライダーは横滑りというよりも、縦に落ちる軌道で、打者の手元で鋭く沈みます。
チェンジアップはカウントを整えるためのボールとしても機能し、カーブで緩急をつけることで投球の幅を広げています。
また、投球フォームが非常に滑らかで、体の開きが少なく、リリースポイントが安定しています。
このため、長いイニングでも球速が落ちにくく、後半でもしっかりと投げ切れる持久力を備えています。
何樺の成績と実績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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