【2025年ドラフト候補】田村剛平(京都産業大)|経歴・実績・スカウト評価など

【2025年ドラフト候補】田村剛平(京都産業大)|経歴・実績・スカウト評価など

今年のドラフト候補の一人である田村剛平。
大学で実績を積み上げてきた本格派右腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。

一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。

本記事では、田村選手の特徴やプレースタイル、さらには奪三振率(K/9)・四死球(BB+HBP/9)などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。

数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。

田村剛平のプロフィール

田村剛平(たむら ごうへい)は兵庫県宝塚市出身、2003年8月30日生まれの右投手です。身長181cm、体重81kgで、投打は右投右打。

出身校は報徳学園高校で、高校時代は控え投手としての立場でしたが、京都産業大学に進学以降著しい成長を遂げています。

大学1年秋にはリーグ戦に登板を始め、3年春には先発陣の一角として頭角を現しました。

現在は京都産業大学の4年で、プロ志望を表明しており、ドラフト候補として注目されています。

たゆまぬ努力と戦う姿勢で、球速・制球・勝負強さを高めてきた右腕です。

田村剛平の球速と球種

田村剛平の最大の武器は、大学進学後に最速球速を大きく伸ばしたストレートです。

報徳学園時代は143km前後だったのが、京都産大でのトレーニングを経て151〜153kmを記録するまでに成長しています。

また、ストレートだけでなく、変化球の幅の広さも強みです。

縦横のスライダー、カーブ、フォークボールなどを有効に使い、打者を揺さぶることができる配球が評価されています。

変化球のキレやコントロールも向上してきており、三振を奪える要素が多く見られます。

田村剛平の高校から大学までの変遷

報徳学園時代は、エース格の先輩たちに頭を押さえられ、ベンチ入りや控え投手としての経験が主でした。

高校では投手としての露出が少なかったものの、大学進学後に肉体改造・トレーニング強化を積んで球速アップ・フォームの改善を果たしました。

これが現在の投手としての自信と成績に直結しています。

また、2025年春のリーグ戦の大阪経済大学戦では、被安打2・四死球3・12奪三振で完封勝利を挙げました。

立ち上がりの安定感、打者に圧をかける球速、低めを丁寧に使う制球力が光った試合です。

春シーズンでは多数の完投勝ちを含む先発登板で、京産大を牽引しました。

田村剛平の技術的長所

田村の評価される点として、「試合を作る能力」が挙げられます。

先発投手としてのキャパシティが大きく、中継ぎではない長いイニングを任せられるポテンシャルが魅力です。

特に立ち上がりの対応やピンチでの落ち着きがあり、焦らず配球する姿が多く見られます。

また、制球力の高さも光り、四死球の少なさ、打者に甘いボールを投げないところも評価されています。

ストライク先行という投球スタイルができており、球数で崩れにくい点がプロのスカウトから高く見られています。

田村剛平の投手成績(セイバーメトリクス)

では、セイバーメトリクスを含め、田村選手の投手データを細かく分析していきましょう。

田村剛平|大学通算投手成績

※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。

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