【2025年ドラフト候補】本間悠貴（大阪ガス）｜経歴・実績・スカウト評価など

今年のドラフト候補の一人である本間悠貴。
社会人で実績を積み上げてきた本格派左腕で、各球団のスカウトからも注目を集めています。

一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。

本記事では、本間選手の特徴やプレースタイル、さらには奪三振率（K/9）・四死球（BB+HBP/9）などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。

数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。

本間悠貴とは？

本間悠貴（ほんまゆうき）投手は、天理大学出身で現在は大阪ガスに所属する左投左打の社会人野球投手です。

身長175cm、体重77kgと、決して大柄ではない左腕ですが、速球・制球・試合での投げっぷりでスカウト陣の注目を集めています。

大学時代には複数のタイトルを獲得し、社会人入り後も成績を伸ばし続けており、2025年のドラフトで名前が挙がる有力候補の一人です。

本間選手は大阪府出身で、高校は大冠高校、大学は天理大学を経て社会人野球に進出しました。

大学2年生から全国大会に出場し、明治神宮大会や全日本大学野球選手権など、舞台の大きな試合で経験を重ねました。

大学3年秋には防御率1.02など優れた成績を収め、タイトルを獲得することで高校・大学時代から期待の左腕とされてきました。

大学卒業後は大阪ガスに所属し、現在2年目。大学で培った実績をベースに社会人の舞台でも安定した投球を続けています。

最近では都市対抗野球の近畿2次予選で先発し、8回3安打無失点の快投を見せるなど、試合を作れる投手としての評価を強めています。

本間投手のストレートは質が良く、「キレの良いストレート」が武器とされています。

スピードこそ最速記録が公表されていないものの、試合を支配できる力を持っています。

速球対策や右打者を抑えられる左腕の価値はプロでも高い評価を得る要素です。

先発としての起用も増えており、長いイニングを投げ切る能力が徐々に育っています。

大学時代も完投経験あり、社会人入り後も先発で7～8回を投げ切る試合が見られるようになってきました。

コントロールが安定しており、ロングリリーフや中継ぎとしても使える幅があります。

被打率.256という数字から、対右打者・対左打者双方にある程度対応できる余裕があることが伺えます。

大学・社会人での試合経験を積む中で、右打者には特に抑える術を持ってきており、左腕でありながら投げるコントロールで勝負できる投手像が見えてきます。

では、セイバーメトリクスを含め、本間選手の投手データを細かく分析していきましょう。

※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。