夏の甲子園が終わると、滋賀県の高校野球は新チームによる秋の戦いへと移っていきます。
その舞台となるのが、翌春のセンバツ出場へと直結していく秋季滋賀県大会という大舞台。
この秋の大会で上位に進んだ2校が、秋季近畿大会へ滋賀県の代表として出場することになります。
私学と公立が入り混じり、毎年のように上位の顔ぶれが入れ替わっていくのが滋賀の秋の魅力。
新チームがどんな戦いを見せるのか、この秋も多くのファンの関心を集めることになるでしょう。
この記事では、2026年の秋季滋賀県大会の日程やしくみ、注目校と展望を紹介します。
\全国の逸材が勢ぞろい!/
秋季滋賀県高校野球大会とはどんな大会か
秋季滋賀県大会は、夏の大会を終えた新チームが最初に臨む県内最大の本格的な公式戦です。
1年生と2年生だけで編成された新しいチームが、公式戦で初めて力を試す場になります。
県大会で勝ち進んだ上位2校に与えられるのが、秋季近畿大会という次のステージへの切符。
その近畿大会での結果が、翌春のセンバツ出場校を選ぶ際の大きな資料として扱われます。
つまり秋の県大会は、翌春の甲子園への長い道のりの出発点だと言い換えてもよいでしょう。
まずは秋季滋賀県大会がどのような位置づけの大会なのか、下の表で簡単に整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 秋季近畿地区高等学校野球滋賀県大会 |
| 開催時期 | 9月を中心とした時期 |
| 近畿大会の枠 | 上位2校(3位校は出場校決定戦へ) |
| 先にある目標 | 翌春のセンバツ出場 |
\近江・打率.439の左の中軸/
2026年の秋季滋賀県高校野球大会の日程としくみ
秋季滋賀県大会は、夏の大会が終わったあとの秋に、県内の各校が一斉に参加する大会です。
基本はトーナメント方式で勝ち上がり、頂点に立った学校がその年の秋の県王者となります。
そして決勝まで進んだ2校が、そのまま秋季近畿大会への出場権を手にするというしくみ。
その近畿大会は、2026年は京都府のわかさスタジアム京都などを舞台に開かれる予定です。
| 段階 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 秋季滋賀県大会 | 9月を中心に開催 |
| 近畿大会の出場枠 | 上位2校(3位校は決定戦へ) |
| 秋季近畿大会 | 10月17日〜11月1日 |
| センバツ近畿の枠 | 6校 |
近畿大会には各府県の代表16校が集まり、短い期間の決戦で全国への評価を争っていきます。
直接の出場枠は2つと狭く、3位校は10月10日の出場校決定戦に回ることになるでしょう。
\滋賀学園・打率.421の捕手/
注目される滋賀県の高校
滋賀の高校野球を語るうえで、まず名前が挙がるのが甲子園の常連として知られる強豪です。
甲子園に春夏あわせて25回出場し、滋賀県内で最多の実績を誇るのが近江という伝統校。
近年は滋賀学園も力をつけており、2026年春の県大会では県勢初の3連覇を達成しています。
公立勢のなかでは、文武両道の県立進学校として知られる彦根東が全国的にも有名な存在。
2026年夏には彦根総合が近江を破って決勝へ進み、新たな勢力の台頭も印象づけました。
私学と公立が入り乱れる構図は、この秋の県大会でもそのまま持ち込まれることになるでしょう。
下級生の頃から公式戦に出ていた選手が多いチームほど、秋は有利に戦いを進められます。
\近江・通算26本塁打の捕手/
2026年秋の滋賀県大会の展望
2026年の秋も、近江と滋賀学園を中心に上位争いが進んでいくと見られている状況です。
どちらも選手層が厚く、新チームでも安定した戦いができる体制を早くから整えています。
一方で彦根東や彦根総合など、夏に力を示した学校の勢いも侮れないものがあるでしょう。
秋の大会は投手を軸に据えたチームが勝ち残りやすく、継投の準備が大きく結果を左右します。
打線がまだ固まりきらない時期だけに、守りから流れをつくれるかどうかが大きな分かれ目。
そのため大会前半で失点を抑えられるチームが、そのまま上位まで勝ち上がっていきます。
近畿への切符は2つだけであり、例年以上に緊張感の高い戦いが続くことになりそうです。
\注目選手の実力は?/
秋季滋賀県大会の結果|彦根総合が4年ぶりの優勝
2026年の秋季滋賀県大会は9月22日の準々決勝から佳境に入り、10月3日の決勝で頂点が決まりました。
制したのは彦根総合で、決勝では夏の王者の八幡商業を10対4で下して優勝を果たしたのです。
準決勝では八幡商業が近江を5対2、彦根総合が八日市南を8対0の七回コールドで下したのでした。
10月3日の3位決定戦では近江が八日市南を5対0で下し、県3位の座を確保しています。
近畿大会へは彦根総合と八幡商業が進み、近江は10月10日の出場校決定戦に回るのでした。
準々決勝からの八つの試合と近畿大会の日程については、下の表にあわせてまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 令和8年度 秋季近畿地区高等学校野球 滋賀県大会 |
| 日程 | 2026年9月5日〜10月3日(県大会) |
| 優勝 | 彦根総合(4年ぶり2回目) |
| 準優勝 | 八幡商業(夏の滋賀大会の優勝校) |
| 第3位 | 近江(10月10日の出場校決定戦へ) |
| 決勝 | 10月3日 彦根総合 10-4 八幡商業 |
| 準決勝 | 八幡商業 5-2 近江/彦根総合 8-0 八日市南(継続試合・七回コールド) |
| 3位決定戦 | 10月3日 近江 5-0 八日市南 |
| 近畿大会へ | 彦根総合・八幡商業(上位2校)/近江は出場校決定戦で京都3位の龍谷大平安と対戦 |
| 秋季近畿大会 | 10月17日開幕・わかさスタジアム京都・16校(抽選は10月13日) |
準々決勝から決勝まで|彦根総合が八幡商業を10対4で退けて優勝
9月22日の準々決勝では、彦根総合が綾羽を1対0、八幡商業が光泉カトリックを4対2で下しました。
近江は甲西を17対0の五回コールドで退け、八日市南も北大津に8対6で競り勝っています。
9月27日の準決勝は八幡商業が7回に3点を勝ち越し、昨秋の王者の近江を5対2で退けたのでした。
彦根総合と八日市南の準決勝は継続試合となり、9月30日に彦根総合が8対0の七回コールドで制しました。
10月3日の決勝は彦根総合が3点を先行しましたが、4回裏に4点を奪われて逆転を許したのです。
それでも7回に3点を奪って再び逆転し、9回にも4点を加えて10対4で頂点に立ったのでした。
3位決定戦は近江が5対0|彦根総合と八幡商業が近畿大会へ
決勝ではエースで3番を打つ山田暁翔が151球を投げ抜き、7回には勝ち越しの三塁打も放ちました。
彦根総合は準決勝までの4試合を無失点で勝ち上がり、4年ぶり2回目の優勝をつかんでいます。
夏の決勝で敗れた八幡商業に雪辱した形になり、滋賀1位として近畿大会へ乗り込むのでした。
同じ10月3日の3位決定戦は近江が初回から着実に加点し、八日市南を5対0で下しました。
県3位の近江は10月10日に綾部市で行われる出場校決定戦で、京都3位の龍谷大平安と対戦します。
近畿大会は10月17日からわかさスタジアム京都で開かれ、16校がセンバツの6枠を争うのでした。
守りの堅い彦根総合と夏の王者の八幡商業が、近畿の舞台で勝ち進む姿に期待が高まるでしょう。
センバツにつながる滋賀県の秋
秋の県大会と近畿大会での成績は、翌春のセンバツを選ぶ際の最も重要な判断材料になります。
近畿地区に与えられる一般選考の枠は6つで、これは全国の地区のなかでも最も多い数字。
そのぶん近畿大会で勝ち進むことができれば、センバツ出場は一気に現実味を帯びてきます。
ベスト8に入れば当落線上に乗り、ベスト4まで進めば当選圏がはっきりと見えてきます。
滋賀の代表2校がどこまで勝ち上がれるかが、滋賀県全体の評価にも直結していくでしょう。
また明治神宮大会で優勝した地区には、センバツの出場枠がもう1つ追加で与えられます。
そのため滋賀の学校の戦いぶりは、近畿全体の枠にも影響を与える可能性を持っています。
\ドラフト候補を先取り!/
秋季滋賀県高校野球大会の展望まとめ
秋季滋賀県大会は、翌春のセンバツへとつながる新チームにとって最初の大きな関門です。
直接の出場枠は上位2校に限られるため、一戦一戦の重みがほかの季節よりも大きくなります。
近江や滋賀学園に対して公立勢がどう挑むのかが、この秋の大きな見どころになるでしょう。
新チームの選手たちは、ここから一冬をかけてさらに大きく成長を遂げていくことになります。
滋賀の高校球児が見せる新しい戦いぶりを、この秋もぜひ最後まで一緒に楽しみましょう。
\近江・最速148キロの右腕/




コメント