2022年春のセンバツ準優勝、そして2021年・2022年と2年連続の夏の甲子園ベスト4。
滋賀県の高校野球を長年けん引してきた名門・近江高校が、2026年の夏も甲子園の舞台を目指して滋賀大会を勝ち上がっています。
この記事では、2026年夏の近江高校野球部の戦力を、投手陣・野手陣の両面から徹底的に分析します。
春のセンバツを経験したエース級の投手2枚に、U-18日本代表候補にも選ばれた主将・杉本将吾を中心とする強力打線。
チーム総評から夏の滋賀大会の展望、そして注目選手まで、余さず紹介していきます。
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近江高校野球部の2026年戦力総評
まずは2026年夏の近江高校がどんなチームなのか、全体像を整理していきましょう。
| 項目 | 2026年夏の近江高校 |
|---|---|
| チームの特徴 | 投手2枚看板+強打の主将を軸にした総合力 |
| エース | 元翔之介(3年・188cmの大型右腕) |
| 主砲 | 杉本将吾(3年・主将・捕手・高校通算26本) |
| 2026年の実績 | センバツ出場/春季県大会3位 |
| 夏の目標 | 4年ぶりの夏の甲子園 |
チーム総評|投打のバランスに優れた総合力
2026年の近江高校は、突出したスター1人に頼るのではなく、投打のバランスと選手層の厚さで戦うチームです。
投手陣は、188センチの長身から力のある直球を投げ込む背番号1の元翔之介と、春のセンバツで先発を任された背番号10の上田健介という2枚看板が軸になります。
打線は主将で4番の杉本将吾を中心に、逆方向へ長打を放てる箕浦太士、俊足巧打の吉田大翼らが並びます。
守備位置の多くが固まっており、複数の選手が試合を通じて安定してスタメンに名を連ねているのも今年のチームの強みです。
昨年との比較|経験値を積んだ新チーム
近江は2025年秋の滋賀県大会を制し、続く近畿大会でもベスト8に進出しました。
その勢いを受けて2026年のセンバツにも出場し、全国レベルの舞台を経験しています。
センバツこそ初戦で惜敗しましたが、そこで得た経験は夏に向けた大きな財産となっています。
秋から冬にかけての鍛錬でチーム力を底上げし、春を経て夏に向けて仕上がってきている印象です。
春の滋賀県大会では優勝を逃したものの、上位でしっかりと戦い抜き、地力の高さを示しました。
全国レベルでの評価|滋賀の優勝候補の一角
近江は滋賀県内では屈指の実力校であり、夏の甲子園でも2001年の準優勝、2021年・2022年のベスト4という輝かしい実績を持っています。
2026年のチームも、投手力と機動力を兼ね備えた滋賀大会の優勝候補の一角として評価されています。
全国屈指の強豪とまではいかないまでも、甲子園に出れば上位進出をうかがえる総合力を備えているといえるでしょう。
近江の強みは、投打のどちらかが不調でも、もう一方でカバーできるバランスの良さにあります。
春のセンバツや近畿大会といった格上の相手との真剣勝負を通じて、選手たちは全国レベルの空気を肌で感じてきました。
その経験値の高さこそが、夏のトーナメントで一戦一戦を勝ち抜く原動力になるはずです。
近江高校野球部の投手陣を徹底分析
近江の伝統といえば、粘り強い守りと巧みな継投です。2026年も、その系譜を受け継ぐ投手陣が整っています。
エース|大型右腕・元翔之介
2026年のエースは、背番号1を背負う3年生の元翔之介です。
188センチの恵まれた体格から投げ下ろす力強い直球が持ち味で、先発とリリーフを局面に応じて使い分けられる懐の深さを持っています。
夏の滋賀大会2回戦では先発マウンドに上がり、チームを9対1の快勝に導きました。
角度のある直球で高めを振らせる投球ができるのが、大型右腕ならではの武器です。
継投|センバツ先発・上田健介との二枚看板
エースの元翔之介とともに投手陣を支えるのが、背番号10の上田健介です。
上田は春のセンバツ1回戦で先発を任され、9回を投げて被安打7・7奪三振・自責点0という好投を見せました。
テンポの良い投球と多彩な球種でリズムをつくるタイプで、全国の舞台で先発を経験した実績は大きな強みです。
この2枚に加え、右腕の塚脇颯太、左腕の池田真翔(2年)ら控え投手も控えており、継投の選択肢は豊富です。
タイプの異なる投手を揃えているため、相手打線の特徴に合わせて先発を選べるのが近江の強みです。
特に2年生左腕の池田真翔は、来年以降を見据えても楽しみな存在で、経験を積みながら着実に力をつけています。
夏の起用予測|先発と継投の使い分けがカギ
夏の滋賀大会では、元翔之介と上田健介の2枚を軸にした継投が近江の生命線となります。
相手や試合展開に応じて先発を入れ替えられるのは、勝ち上がりが続くトーナメントで大きなアドバンテージです。
二刀流としてマウンドにも上がれる杉浦憂志朗(2年)の存在も、投手陣に厚みを加えています。
連戦になる終盤戦をどう乗り切るか、ベンチの継投采配が甲子園への大きなカギを握ります。
先発で試合をつくり、リリーフで締めるという投手起用が確立できれば、近江は上位でも十分に戦えるはずです。
投手陣の総合力の高さが、2026年の近江を語るうえで欠かせないポイントです。
近江高校野球部の野手陣を徹底分析
投手力に注目が集まりがちな近江ですが、2026年は打線にも見どころが多くあります。
| 打順 | 選手 | 守備 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 吉田大翼 | 遊撃 | 3年 |
| 2 | 馬場雄聖 | 中堅 | 2年 |
| 3 | 箕浦太士 | 一塁 | 3年 |
| 4 | 杉本将吾 | 捕手 | 3年 |
| 5 | 杉浦憂志朗 | 三塁 | 2年 |
| 6 | 平翔斗 | 左翼 | 3年 |
| 7 | 元翔之介 | 投手 | 3年 |
| 8 | 長村将大 | 右翼 | 3年 |
| 9 | 小森光 | 二塁 | 3年 |
打線|主将・杉本将吾を軸にした中軸
打線の中心は、なんといっても4番でキャッチャーの杉本将吾です。
高校通算26本塁打を誇る強打の主将で、逆方向にも長打を放てるパンチ力を備えています。
3番には182センチ90キロの恵まれた体格を持つ箕浦太士が入り、逆方向へ伸びる打球が持ち味です。
杉本と箕浦のクリーンアップが、近江打線の得点力を大きく左右します。
下位打線にも、打撃センスと威力を兼ね備えた猿田怜成や、複数試合で存在感を放つ長村将大といった選手が並びます。
1番から9番までつながりのある打線で、どこからでも得点できるのが2026年の近江の魅力です。
5番には二刀流の杉浦憂志朗(2年)が座り、投げても打っても勝負強さを発揮しています。
守備|堅実な内野陣が投手を支える
近江の伝統である堅守は、2026年も健在です。
ショートには俊足で守備範囲の広い吉田大翼、セカンドには谷口蓮太郎(2年)や小森光が入り、二遊間を締めます。
キャッチャーは主将の杉本将吾が二塁送球1.8秒台の強肩でランナーを刺し、扇の要としてチームを引き締めます。
控え捕手の東間結貴も強肩と打撃センスを兼ね備えており、捕手の層は厚いといえます。
失点を最小限に抑える堅い守りは、接戦をものにするうえで欠かせない要素です。
投手を盛り立てる内外野の連携こそが、伝統校・近江の勝利を支える土台となっています。
機動力|俊足の1・2番が試合を動かす
近江の攻撃は、上位打線の機動力から始まります。
1番の吉田大翼はMCYSA全米選手権の日本代表歴を持つ俊足の遊撃手で、切り込み隊長として塁上をかき回します。
2番の馬場雄聖(2年)は守備範囲の広い中堅手で、俊足を生かした走塁で得点機を演出します。
足を絡めた攻撃で相手にプレッシャーをかけられるのが、近江野球の真骨頂です。
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近江高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
ここからは、2026年夏の滋賀大会での近江の戦いぶりと、甲子園への道のりを展望していきます。
| ラウンド | 日程 | 対戦・結果 |
|---|---|---|
| 2回戦 | 7/12 | ○9-1 八日市 |
| 3回戦 | 7/19 | vs 光泉カトリック |
| 目標 | – | 4年ぶりの夏の甲子園 |
滋賀大会の展望|好発進で勝ち上がりへ
近江はシード校として2回戦から登場し、初戦で八日市を9対1と大差で下して好発進しました。
エースの元翔之介が先発して試合をつくり、打線も効果的に得点を重ねる理想的な入り方でした。
続く3回戦は7月19日、光泉カトリックとの対戦が予定されています。
投打のバランスが取れた近江にとって、まずはこの一戦を確実に勝ち抜くことが上位進出の第一歩となります。
対抗勢力|滋賀学園・彦根総合との三つ巴
2026年の滋賀県は、近江・滋賀学園・彦根総合を中心とした混戦模様です。
春の県大会では滋賀学園が優勝、彦根総合が準優勝、近江が3位という結果でした。
この3校に加え、綾羽や八幡商、草津といった実力校も甲子園の座をうかがっています。
近年の滋賀は、近江の一強時代から複数校が争う群雄割拠の様相へと変わりつつあります。
それだけに、伝統校として一日の長がある近江が、経験と地力でどこまで抜け出せるかが注目されます。
春に上位進出を果たした近江にとっては、雪辱を晴らす夏にしたいところです。
春の県大会では準々決勝で八幡商を11対7で退け、準決勝では彦根総合に敗れたものの、3位決定戦で綾羽を2対0と完封して締めくくりました。
この経験を糧に、夏はさらにチームを完成させて頂点を狙います。
甲子園への道|4年ぶりの夏を目指して
近江が夏の甲子園に出場すれば、2022年以来4年ぶりとなります。
2021年・2022年と2年連続でベスト4に進出したように、近江は夏の甲子園で実績を残してきた学校です。
2022年夏は、初戦から3試合連続で快勝したのち、準々決勝を7対6の接戦で制してベスト4に駆け上がりました。
そうした甲子園での戦い方を知る伝統が、今のチームにも脈々と受け継がれています。
投手2枚看板と強打の主将を軸に、まずは滋賀の頂点を奪い返せるか。
伝統校の底力が問われる、2026年の夏になりそうです。
近江高校野球部の注目選手
最後に、2026年夏の近江高校で特に注目したい5人の選手を紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 元翔之介 | 3年・投手 | 188cmの大型右腕エース |
| 杉本将吾 | 3年・捕手 | 主将・通算26本の強打 |
| 上田健介 | 3年・投手 | センバツ先発の右腕 |
| 箕浦太士 | 3年・一塁 | 182cm90kgの中軸 |
| 吉田大翼 | 3年・遊撃 | 俊足の1番リードオフ |
元翔之介(3年・エース右腕)
背番号1を背負う近江のエース。
188センチの長身から投げ下ろす力強い直球が最大の武器で、先発でもリリーフでも計算できる大黒柱です。
夏の滋賀大会2回戦では先発として試合をつくり、チームの快勝を呼び込みました。
杉本将吾(3年・主将/捕手)
チームを率いる主将であり、打線の4番を担う強打のキャッチャーです。
高校通算26本塁打のパワーに加え、二塁送球1.8秒台という強肩を誇り、U-18日本代表候補の強化合宿にも選ばれた滋賀屈指の逸材です。
攻守にわたってチームの中心となる、近江の顔ともいえる存在です。
キャッチャーとしての強肩と好リード、そして4番としての勝負強い打撃を兼ね備えており、次のステージでも大いに期待される選手です。
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上田健介(3年・投手)
エースの元翔之介とともに投手陣を支える背番号10の右腕。
春のセンバツ1回戦では先発を任され、9回を投げて自責点0の好投を見せました。
テンポの良い投球と多彩な球種で打たせて取る、頼れる二枚看板の一角です。
箕浦太士(3年・一塁手)
182センチ90キロの恵まれた体格を持つ、打線の3番を打つ中軸打者です。
逆方向へ伸びる打球が持ち味で、主将・杉本将吾とともにクリーンアップを形成します。
一塁の守備でも安定感があり、攻守で存在感を放ちます。
吉田大翼(3年・遊撃手)
1番を打つ俊足の遊撃手で、近江の攻撃の起点となる切り込み隊長です。
MCYSA全米選手権の日本代表歴を持ち、守備範囲の広さと走塁の速さが光ります。
塁に出れば足で相手をかき回す、機動力野球のキーマンです。
春の県大会でも複数の試合で安定して1番ショートとして出場し、チームの攻撃をけん引してきました。
1番打者が塁に出て2番以降につなぐ、近江の理想的な攻撃の形を体現する選手です。
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近江高等学校の基本情報
- 所在地:滋賀県彦根市松原町大黒前3511-1
- 運営:学校法人近江育英会(私立)
- 創立:1938年(硬式野球部創部1957年)
- 監督:小森博之(近江OB・捕手)
- 甲子園:春センバツ7回出場(準優勝1回=2022年)/夏の選手権12回出場(準優勝1回=2001年・ベスト4=2021年/2022年)
- 主なOB:山田陽翔(西武)/土田龍空(中日)/林優樹(楽天)/北村恵吾(ヤクルト)/京山将弥(DeNA→ロッテ)
近江高校野球部は、名将・多賀章仁監督のもとで滋賀県屈指の強豪へと成長した伝統校です。
多賀監督は2001年夏の準優勝、2022年春の準優勝と夏のベスト4に導いた指導者で、現在は総監督としてチームを支えています。
現在の指揮は近江OBの小森博之監督が執っており、伝統の守りと機動力を受け継いだ野球を展開しています。
近江高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
近江高校の2026年のエースは誰ですか?
背番号1を背負う3年生の元翔之介です。188センチの大型右腕で、夏の滋賀大会2回戦でも先発を務めました。背番号10の上田健介との二枚看板が近江の投手陣を支えています。
近江高校の主将は誰ですか?
捕手で4番を打つ杉本将吾が主将を務めています。高校通算26本塁打の強打と二塁送球1.8秒台の強肩を兼ね備え、U-18日本代表候補の強化合宿にも選出された滋賀屈指の逸材です。
近江高校は夏の甲子園に何回出場していますか?
夏の選手権には12回出場しており、2001年に準優勝、2021年・2022年にはベスト4に進出しています。春のセンバツは7回出場で、2022年には準優勝を果たしています。
近江高校野球部のまとめ
2026年夏の近江高校は、大型右腕の元翔之介とセンバツ先発の上田健介による投手2枚看板、そして高校通算26本塁打を誇る主将・杉本将吾を中心とした強力打線が魅力のチームです。
伝統の堅守と機動力に、経験豊富な選手たちの総合力が加わり、滋賀大会の優勝候補の一角として夏を戦っています。
春に味わった悔しさをバネに、チームは着実に完成度を高めてきました。
2022年以来4年ぶりの夏の甲子園、そして過去のようなベスト4以上の成績を目指す近江の戦いから、目が離せません。
山田陽翔や土田龍空といった、近江から巣立ちプロの世界で活躍する先輩たちに続く選手が、今のチームからも生まれるかもしれません。
滋賀の伝統校が2026年の夏にどんなドラマを見せてくれるのか、その一戦一戦にぜひ注目してください。
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