東京・板橋の名門・帝京が、2026年夏の東東京大会でベスト4まで勝ち上がり、準決勝で二松学舎大付に3対7と敗れて夏を終えました。
2011年以来15年ぶりとなる夏の甲子園を目指しましたが、あと2勝という準決勝で名門の夏は幕を閉じています。
それでも新チームは、超高校級の主砲・目代龍之介を中心に、センバツを経験した2年生がそっくり残る強力な布陣です。
この記事では、帝京高校野球部の2026年秋の戦力を、投手陣・野手陣の両面から徹底分析します。
新チームの現在地、秋の東京都大会の展望、注目選手までを詳しく紹介。
まずは新チームの帝京の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年秋の帝京 |
|---|---|
| 2026年夏の成績 | 東東京大会ベスト4(準決勝●3-7二松学舎大付) |
| 新チームの軸 | 目代龍之介(新3年・主砲)/木村成良(新3年・遊撃) |
| 新チームの課題 | 3年の投手が全員卒業=マウンドの再建 |
| タイプ | 強打を軸にした継続型(打線が残り投手陣を再建) |
| 秋の目標 | 2025年秋に続く東京都大会の頂点とセンバツ出場 |
\全国の逸材が勢ぞろい!/
帝京高校野球部の2026年秋の戦力総評
新チームの総評|超高校級・目代龍之介を軸にした継続力の高い布陣
2026年秋の帝京は、夏にベスト4を経験したチームから主砲がそのまま残る、東東京でも屈指の継続力を誇る新チームです。
その中心にいるのが、2年生の夏に主砲を務めた目代龍之介で、新チームでは押しも押されもせぬチームの顔になります。
187センチ95キロの体格から高校通算19本塁打を放つ長打力に、一塁到達4.28秒の俊足まで備えた超高校級の外野手です。
目代のほかにも、遊撃の木村成良、正捕手の鈴木優吾、1番の島末明弥と、夏の主力だった2年生がそっくり新3年に残ります。
投手陣の再建が復活の鍵
一方で、エースの仁禮パスカルジュニアら投手陣は3年生が全員卒業するため、マウンドの再建がこの秋の最大のテーマになります。
打線の破壊力は東東京でも屈指で、若い投手陣がどこまで試合をつくれるかが、名門復活の総仕上げを左右します。
夏にベスト4まで勝ち上がった悔しさを知る選手が中心に残ることは、真夏の連戦を戦い抜くうえで大きな精神的な支えになるでしょう。
2026年夏を振り返る|シードから4連勝、準決勝で二松学舎大付に屈す
2026年夏の帝京はシード校として3回戦から登場し、大東文化大一を11対1、日体大荏原を15対5と力でねじ伏せました。
5回戦の都立小山台戦は3対1とリードを許しながら、7回と9回に1点ずつを返して4対3で逆転する粘りも見せています。
準々決勝の郁文館戦は11対8の打ち合いを制し、この試合で1年生左腕の羽吹恭丞が先発、関口凱士がリリーフを担いました。
準決勝では二松学舎大付を相手に3対7と競り負け、15年ぶりの夏の甲子園まであと2勝の場所で夏が終わっています。
秋春の甲子園経験が財産に
さかのぼれば2025年秋、帝京は決勝で関東一を8対4と下し、16年ぶり10度目となる東京都大会の頂点に立ちました。
その勢いで2026年春のセンバツにも16年ぶりに出場し、1回戦で沖縄尚学を4対3と破って名門復活を全国に印象づけています。
1年生や2年生が夏とセンバツの大舞台で結果を残したことは、そのまま新チームの自信と経験につながっています。
特に目代龍之介は2年生の春夏を通じてチームの主砲を張り続け、全国区の実力を甲子園やセンバツの舞台で示してきました。
全国・都内での立ち位置|名門復活の勢いを引き継ぐ新チーム
帝京は夏の甲子園優勝2回、春のセンバツ優勝1回を誇り、甲子園通算52勝を積み上げてきた全国屈指の名門です。
2020年秋に金田優哉監督が就任してからは苦しい時期も続きましたが、2025年秋の都大会制覇で完全に復活の狼煙を上げました。
その都大会を制した世代の下級生が新チームの主力となるため、都内での立ち位置は依然として優勝争いの一角です。
同じ2026年夏に西東京でベスト4に進んだ明大八王子とは対照的で、帝京は打線が残り投手を再建する新チームになります。
秋は東西に分かれない統一トーナメントとなるため、両校が同じ舞台で頂点を争う展開も十分に考えられます。
| 時期 | 大会・結果 |
|---|---|
| 2025年秋 | 東京都大会 優勝(16年ぶり10度目・決勝○8-4関東一) |
| 2025年秋 | 明治神宮大会 1回戦(●3-6山梨学院) |
| 2026年春 | センバツ 2回戦(1回戦○4-3沖縄尚学→●4-9中京大中京) |
| 2026年夏 | 東東京大会 ベスト4(準決勝●3-7二松学舎大付) |
| 新チーム | 2025年秋のV世代の下級生が中心=2026年秋も優勝候補 |
\打点20の右のスラッガー/
帝京高校野球部の投手陣を徹底分析
2026年秋の帝京にとって、投手陣の再建は避けて通れない最大の課題です。
夏にマウンドを支えた仁禮パスカルジュニア、安藤丈二、岡田武大の3年生が全員卒業するためです。
それでも夏の準々決勝を1年生と2年生の投手でしのいだ実績があり、若い力への期待は決して小さくありません。
新エース候補|準々決勝を託された左腕・羽吹恭丞
新チームのマウンドを引っ張る筆頭が、1年生から実戦に立ってきた左腕の羽吹恭丞です。
江東ライオンズ出身で、U-16ポニーアジア選手権の日本代表を経験したキレのある変化球を最大の武器にしています。
夏の準々決勝・郁文館戦では1年生ながら先発を任され、大舞台での経験を早くも積み上げてきました。
この夏に得た経験を糧に、新チームではエース候補として1年間チームを背負う立場になります。
本人は江東ライオンズ時代から評価の高かった左腕で、この1年でどこまで伸びるかも新チームにとって心強い材料です。
継投を支える右腕|関口凱士と山中樹が担うマウンド
右のリリーフとして計算できるのが、新3年の関口凱士で、多彩な変化球でゲームを立て直すタイプです。
夏の準々決勝でも羽吹の後を受けてマウンドに上がり、勝ち上がりを支える働きを見せました。
もう一人、新2年の右腕・山中樹は最速138キロの直球と抜群の制球力を兼ね備えた素材型です。
羽吹・関口・山中の若い3人に、最速150キロの強肩を持つ目代の存在も加わり、投手陣の再建は決して悲観するものではありません。
3人はいずれも夏の実戦を経験しており、タイプの異なる投手をそろえられる点は連戦を戦ううえで大きな強みになります。
登録72人という選手層の厚さもあり、この秋から冬にかけて新たな投手が台頭してくる可能性も十分に残されています。
\107打席で三振7の二刀流/
帝京高校野球部の野手陣を徹底分析
投手陣を再建する一方で、帝京の野手陣は夏の主力がそっくり残る大きな強みを持っています。
超高校級の主砲を軸に、遊撃・捕手・1番と守備の骨格が新3年に引き継がれる継続力の高さが魅力です。
夏にセンバツと同じ舞台を踏んだ選手が並ぶだけに、経験の面でも東東京では上位に位置づけられる打線です。
打線の中心|超高校級の主砲・目代龍之介
打線の軸は、なんといっても新3年の外野手・目代龍之介で、2027年のドラフト候補にも名前が挙がる逸材です。
187センチ95キロの堂々たる体格から放つ長打力に加え、一塁到達4.28秒の俊足という異次元の身体能力を誇ります。
2年生だった夏もチームの主砲として中軸を担い、新チームではその存在感がさらに増すことになります。
1番には俊足巧打の島末明弥が座り、目代を中心とした得点力の高い打線が新チームの生命線になるでしょう。
下位打線にも長打を秘めた打者が並び、どこからでも一発が飛び出す切れ目のなさが帝京打線の最大の怖さです。
俊足の目代を筆頭に走塁で相手を揺さぶれる選手も多く、機動力を絡めた攻撃も新チームの大きな武器になります。
守備の骨格|正捕手・鈴木優吾と遊撃・木村成良
守りの要には、秋の都大会からセンバツまで正捕手を務め続けた新3年の鈴木優吾がマスクをかぶるでしょう。
強肩を生かした守備と巧みなリードが持ち味で、再建される若い投手陣を後ろから引っ張る役割を担います。
内野の要である遊撃には、センバツで4番を任された経験を持つ木村成良が入り、攻守の中心を担います。
センバツという大舞台を2年生で踏んだ選手たちが守備の骨格に並ぶのは、新チームにとって何よりの財産です。
複数のポジションを守れる選手も多く、守備の柔軟性の高さもセンバツを経験したこの世代の持ち味といえます。
扇の要と遊撃の要が2年生から続けて残るのは、投手を再建するチームにとって何よりの安心材料になります。
\スラッガーのドラフト評価は?/
\注目選手の実力は?/
帝京高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
2026年秋、帝京が挑むのは東西に分かれない統一トーナメントの秋季東京都大会です。
この大会を勝ち抜けば明治神宮大会、そして翌春のセンバツへと道がつながっていきます。
| ラウンド | 相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 3回戦 | 大東文化大一 | ○11-1 |
| 4回戦 | 日体大荏原 | ○15-5 |
| 5回戦 | 都立小山台 | ○4-3(逆転勝ち) |
| 準々決勝 | 郁文館 | ○11-8(羽吹先発・関口救援) |
| 準決勝 | 二松学舎大付 | ●3-7(ベスト4) |
秋季東京都大会|1次予選から本大会へ
秋季東京都大会は、各校が9月の1次予選を勝ち抜いたうえで、10月からの本大会に進む形で行われます。
帝京は2025年秋にこの大会を16年ぶりに制しており、その主力の下級生が残る新チームは今年も優勝候補の一角です。
夏に西東京でベスト4に進んだ明大八王子なども同じ舞台に集うため、勝ち上がりは決して容易ではありません。
2025年秋は準々決勝で日大三、準決勝で国士舘を退けており、勝ち上がりの経験を持つ選手が新チームにも残っています。
センバツへの道|東京の枠と明治神宮大会
秋季東京都大会で優勝すれば、11月の明治神宮大会に東京代表として出場する権利が得られます。
翌春のセンバツは、関東地区と東京都を合わせて6枠が与えられる仕組みになっています。
東京にはおおむね1枠に加えて関東との比較枠があり、上位に食い込むほどセンバツ出場が現実味を帯びてくるのです。
帝京は2026年春にも16年ぶりのセンバツに出場しており、秋の戦い方次第では再びその舞台が見えてきます。
新チームの目標|2025年秋を超える頂点へ
新チームがまず目指すのは、2025年秋に達成した東京都大会制覇をもう一度成し遂げることです。
目代龍之介という全国屈指のスラッガーを軸に、若い投手陣が成長すれば、2年連続の頂点も十分に狙えます。
マウンドの再建がどこまで進むかが、名門・帝京の秋を占う最大の鍵になります。
打線の破壊力は都内でも屈指であるだけに、投手陣が試合をつくれれば全国でも戦える力を秘めているのです。
\二刀流のドラフト評価は?/
帝京高校野球部の注目選手
ここでは、2026年秋の新チームで中心となる5人の注目選手を紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 目代龍之介 | 新3年・外野手 | 通算19本・4.28秒・最速150キロの超高校級 |
| 木村成良 | 新3年・遊撃手 | センバツで4番を務めた攻守の要 |
| 鈴木優吾 | 新3年・捕手 | 秋からセンバツまで正捕手を担った女房役 |
| 羽吹恭丞 | 新2年・投手 | U-16日本代表の左腕・準々決勝先発 |
| 関口凱士 | 新3年・投手 | 多彩な変化球でゲームを立て直す右腕 |
目代龍之介(新3年・外野手)
2年生の夏からチームの主砲を務めてきた、2027年のドラフト候補にも挙げられる超高校級の外野手です。
187センチ95キロの体格から放つ長打に、4.28秒の俊足、投げれば最速150キロの強肩まで備えた規格外の存在です。
木村成良(新3年・遊撃手)
2年生でセンバツの4番を任された経験を持つ内野手で、新チームでは遊撃の守備でも打線でも中心を担います。
大舞台を早くから踏んできた勝負強さがあり、目代とともに打線を引っ張る存在として期待されています。
鈴木優吾(新3年・捕手)
秋の都大会からセンバツまで正捕手として先発マスクをかぶり続けた、強肩と好リードが光る女房役です。
再建される若い投手陣を後ろから支える役割は大きく、新チームの守りの要として欠かせない存在になります。
羽吹恭丞(新2年・投手)
1年生ながら夏の準々決勝で先発を任された左腕で、U-16ポニーアジア選手権の日本代表を経験しています。
キレのある変化球を武器に、新チームではエース候補として1年間マウンドを背負う立場になります。
関口凱士(新3年・投手)
多彩な変化球で試合を立て直す右腕で、夏の準々決勝でもリリーフとして勝ち上がりを支えました。
再建される投手陣の中で最も経験のある一人として、新チームのマウンドを引っ張る役割が期待されます。
| 背番号候補 | 選手 | 学年・守備 |
|---|---|---|
| 主砲 | 目代龍之介 | 新3年・外野手 |
| 遊撃 | 木村成良 | 新3年・内野手 |
| 捕手 | 鈴木優吾 | 新3年・捕手 |
| 1番 | 島末明弥 | 新3年・内野手 |
| 投手 | 羽吹恭丞・関口凱士・山中樹 | 新2〜3年・投手 |
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帝京高等学校の基本情報
学校とチームの特徴
帝京高等学校は東京都板橋区稲荷台にある私立の共学校で、帝京大学の系列校として知られています。
硬式野球部の登録人数は72人を数え、ベンチ入りを争うレベルの選手がひしめく選手層の厚さが特徴です。
名将・前田三夫前監督が半世紀にわたって黄金時代を築き、甲子園通算52勝という輝かしい歴史を積み上げてきました。
現在は帝京OBの金田優哉監督が指揮を執り、2025年秋の都大会制覇と2026年春のセンバツ出場で名門復活を印象づけています。
系列の帝京大学へ進む選手も多く、恵まれた環境のもとで全国から集まった好素材が鍛えられてきました。
主なOB
帝京は数多くのプロ野球選手を輩出してきた名門で、現役でも第一線で活躍する選手が並びます。
中村晃(ソフトバンク)、松本剛(日本ハム)、山崎康晃(DeNA)、清水昇(ヤクルト)、佐々木俊輔(巨人)らが代表格です。
かつては森本稀哲や杉谷拳士、芝草宇宙といったスターも帝京から巣立っていきました。
- 所在地:東京都板橋区稲荷台27-1
- 設立:私立・帝京大学の系列校(学校創立1943年/硬式野球部の創部1949年)
- 監督:金田優哉(帝京OB・2020年11月就任)
- 甲子園:夏12回・優勝2回(1989年・1995年)/春15回・優勝1回(1992年)/甲子園通算52勝
- 主なOB:中村晃、松本剛、山崎康晃、清水昇、佐々木俊輔、森本稀哲、杉谷拳士、芝草宇宙、石川亮、郡拓也
\スラッガーの成績をグラフで!/
帝京高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 2026年秋の帝京の新チームで一番の注目選手は誰ですか?
A. 新3年の外野手・目代龍之介です。高校通算19本塁打と最速150キロの強肩を持つ超高校級で、2027年のドラフト候補にも名前が挙がっています。
Q. 帝京の新チームの課題はどこにありますか?
A. マウンドの再建です。夏に投げた仁禮パスカルジュニアら3年生の投手が全員卒業するため、若い投手陣をどう育てるかが鍵になります。
Q. 帝京は夏の甲子園に何回出場していますか?
A. 夏の選手権に12回出場し、1989年と1995年に全国制覇を果たしています。春のセンバツも15回出場し、1992年に優勝しています。
Q. 帝京の監督は誰ですか?
A. 帝京OBの金田優哉監督です。2020年11月に前田三夫前監督の後任として就任し、2026年春のセンバツで16年ぶりの甲子園勝利に導きました。
Q. 帝京出身の有名なプロ野球選手は誰ですか?
A. 中村晃(ソフトバンク)、松本剛(日本ハム)、山崎康晃(DeNA)、清水昇(ヤクルト)、佐々木俊輔(巨人)など多くの選手が活躍しています。
\ドラフト候補を先取り!/
帝京高校野球部のまとめ
2026年秋の帝京は、夏にベスト4を経験したチームから主砲がそのまま残る、継続力の高い新チームです。
その中心にいるのが、超高校級の主砲・目代龍之介で、木村成良や鈴木優吾ら夏の主力とともに打線の骨格を担います。
一方でマウンドは3年生の投手が全員卒業するため、羽吹恭丞ら若い投手陣の成長が名門復活の総仕上げを左右します。
2025年秋には16年ぶりに東京都大会を制しており、新チームも同じ頂点とセンバツ出場が現実的な目標になるでしょう。
強打の帝京が若い投手陣を育てながら、もう一度東京の頂点に立てるか、2026年秋の戦いに注目してください。




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