「大手予備校が高校野球へ」——2026年、そんな異色のニュースで話題を集めたのが四谷学院高校です。
大学受験でおなじみの四谷学院が茨城県に通信制高校を開き、2026年4月に硬式野球部を創設しました。
全国から集まった1年生だけのチームは、この夏いきなり公式戦初勝利を挙げ、大きな注目を浴びています。
この記事では、四谷学院高校野球部の2026年の戦力とメンバー、注目選手、そして夏の茨城大会の戦いぶりを詳しく紹介します。
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四谷学院高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|予備校が挑む「文武両道」の新チーム
四谷学院高校野球部は、2026年に創部されたばかりの新しいチームです。
母体は、大学受験予備校として全国に校舎を構える四谷学院です。
その四谷学院が茨城県筑西市に開いた広域通信制の四谷学院高等学校に、硬式野球部が誕生しました。
「学業と野球の真の両立」を掲げ、午前は学習、午後は練習という通信制ならではの時間割で活動しています。
全国から集まった1年生が全員寮生活を送り、ゼロからチームづくりに取り組んでいます。
創部初年度から茨城県高野連に加盟し、2026年夏の全国高校野球選手権茨城大会に出場しました。
大学受験予備校が本格的な硬式野球部を持ち、甲子園を目指すのは全国でも異例の取り組みです。
近年広がりつつある「通信制高校が甲子園を目指す挑戦」に、四谷学院が新たに名乗りを上げた形です。
大学受験のノウハウを持つ予備校が、勉強とスポーツの両立という形で高校野球に新しい選択肢を示そうとしています。
プロ出身・本村幸雄監督が描く新しい野球部
チームを率いるのは、プロ野球の現場を知る本村幸雄監督です。
習志野高校から日本体育大学に進み、神奈川の光明相模原でコーチを務めた指導者です。
その後、北海道日本ハムファイターズで若手選手の育成や人間教育を担う「選手教育ディレクター」を務めました。
プロの育成ノウハウを高校野球に持ち込み、技術だけでなく人間力の育成にも力を入れるのが特徴です。
選手一人ひとりに明確な目標を持たせ、自分で考えて成長できる選手の育成を目指しています。
創部初年度の初勝利
注目すべきは、この夏の初陣でいきなり結果を残したことです。
2026年7月5日の1回戦で、四谷学院は強豪つくば秀英を7対0で破り、記念すべき公式戦初勝利を完封で飾りました。
先発の松本颯志が6回を自責点0に抑え、リリーフの小野朔太郎が2回を無安打に封じる完封リレーでした。
創部からわずか数カ月、1年生だけのチームが挙げた白星は、高校野球ファンに大きなインパクトを与えました。
経験の浅さを感じさせない堂々とした戦いぶりで、続く2回戦への期待も一気に高まっています。
創部初年度のチームがいきなり公式戦で勝利する例は多くなく、その意味でも価値ある一勝でした。
全国レベルでの評価|将来性と話題性
もちろん、創部1年目のチームに全国制覇を期待するのは早計です。
甲子園常連校のような分厚い戦力や伝統はまだなく、目標に掲げる「3年後の日本一」に向けた歩みが始まったばかりです。
しかし、全国から有望な中学生が集まっている点や、プロの育成に携わった指導者がいる点で、将来性は高く評価されています。
指導の土台には、目標達成の手法として知られる「原田メソッド」が据えられています。
大谷翔平選手が高校時代に用いたことで有名な「マンダラチャート(目標達成シート)」と同じ考え方を取り入れ、競技力と人間力を同時に高める狙いです。
「予備校が本気で甲子園を目指す」という新しい挑戦そのものが、全国的な注目を集めているのです。
まずは、2026年の四谷学院を早わかりできる一覧表で整理します。
| 項目 | 2026年の四谷学院 |
|---|---|
| チーム | 2026年創部・通信制高校の新チーム(1年生のみ) |
| 監督 | 本村幸雄(元・日本ハムの選手教育ディレクター) |
| 特徴 | 全国から集った1年生・全寮制・原田メソッドで文武両道 |
| 2026年夏 | 1回戦で つくば秀英に7-0(公式戦初勝利) |
| 次戦 | 7月10日・2回戦 vs 霞ヶ浦 |
| 目標 | 甲子園出場、そして3年後の日本一 |
四谷学院高校野球部の投手陣を徹底分析
エースは1年生右腕・松本颯志
投手陣の柱は、背番号1のエース・松本颯志です。
神奈川の相陽クラブ出身の右腕で、打線では1番も打つ二刀流タイプです。
夏の1回戦・つくば秀英戦では先発して6回を投げ、被安打6ながら自責点0の粘投で勝利の立役者となりました。
1年生ながらチームの中心を担う存在で、球歴の選手アクセスランキングでも全国上位に入るなど注目を集めています。
ここからさらに球速や制球を磨けば、チームの将来を背負う大黒柱になれる素材です。
投げても打っても計算できる二刀流は、選手数の限られた新チームにとって大きな武器です。
リリーフ陣・継投
松本を援護するリリーフ陣も、この夏さっそく好投を見せました。
1回戦では外野手の小野朔太郎が2回を無安打無失点に抑え、完封リレーを締めくくりました。
ほかにも、湘南ボーイズ出身で182cmの長身右腕・橋口健佑ら、複数の投手が控えています。
まだ実績は少ないものの、松本を軸に継投でしのぐ戦い方がチームの生命線となります。
夏の起用予測
投手層がまだ厚いとは言えないため、夏はエース松本の負担をどう抑えるかが鍵になります。
先発は松本、勝負どころで小野や橋口へつなぐ継投が基本線になりそうです。
1年生だけのチームゆえ、連戦の中でどれだけ経験を力に変えていけるかが問われます。
それでも、初戦で見せた完封リレーのように守り勝つ野球ができれば、思わぬ上位進出も夢ではありません。
四谷学院高校野球部の野手陣を徹底分析
打線・中軸|吉田蒼太と魚谷太聖
打線は、1年生ながら力強さとまとまりを兼ね備えています。
4番を打つのは、世田谷西リトルシニア出身の外野手・吉田蒼太です。
182cmの体格から長打を放つ中軸で、1回戦でも4番・ライトとして起用されました。
5番には、180cm・104kgという堂々たる体格の内野手・魚谷太聖が座ります。
同じく世田谷西リトルシニア出身の大型スラッガーで、チーム屈指のパワーを秘めた存在です。
1年生でクリーンアップを組みながら初戦を7得点で飾った打線には、確かな可能性があります。
守備・機動力|上位打線の起点
打線を引っ張るのは、1番でエースの松本颯志と、2番・遊撃の山本一心です。
岐阜中濃ボーイズ出身の山本は、1回戦で4打数2安打1打点と活躍し、切り込み隊長の役割を果たしました。
3番には中堅の小山大地が入り、上位打線でのチャンスメークと得点を担います。
下位でも、三塁の谷内璃空、捕手の高橋新、二塁の宮崎陽らがつなぎ、切れ目のない打線を目指します。
初戦を無失点に抑えた守りの堅さも、このチームの土台になっています。
全国から集った1年生
四谷学院の大きな特徴は、メンバーが神奈川・東京・埼玉・岐阜・千葉など全国から集まっている点です。
相陽クラブや世田谷西リトルシニア、八千代ボーイズなど、各地の強豪中学クラブで実績を残した選手がそろいます。
特に神奈川の相陽クラブからは、エースの松本颯志をはじめ複数の選手が入部しています。
全員が寮で生活を共にしながら、新しいチームの歴史を一からつくり上げています。
2026年夏・1回戦(つくば秀英戦)のスタメンは、次のとおりオール1年生でした。
| 打順 | 守備 | 選手 | 出身 |
|---|---|---|---|
| 1 | 投手 | 松本颯志 | 相陽クラブ(神奈川) |
| 2 | 遊撃 | 山本一心 | 岐阜中濃ボーイズ |
| 3 | 中堅 | 小山大地 | 相陽クラブ(神奈川) |
| 4 | 右翼 | 吉田蒼太 | 世田谷西リトルシニア(東京) |
| 5 | 一塁 | 魚谷太聖 | 世田谷西リトルシニア(東京) |
| 6 | 左翼 | 栗林優桜 | 八千代ボーイズ(千葉) |
| 7 | 三塁 | 谷内璃空 | 埼玉SPヤング |
| 8 | 捕手 | 高橋新 | – |
| 9 | 二塁 | 宮崎陽 | 相陽クラブ(神奈川) |
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四谷学院高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
茨城大会の初陣|つくば秀英に7-0
2026年夏、四谷学院は創部初年度で全国高校野球選手権茨城大会に挑みました。
7月5日の1回戦では、笠間市民球場でつくば秀英と対戦しました。
結果は7対0の完封勝ちで、創部初の公式戦を白星で飾る快挙となりました。
対戦相手のつくば秀英は甲子園出場歴もある茨城の私立で、その相手を完封した価値は小さくありません。
1年生だけのチームが強豪を相手に挙げた勝利は、大会屈指の話題となりました。
2回戦は強豪・霞ヶ浦
勢いに乗る四谷学院は、7月10日の2回戦で強豪・霞ヶ浦と対戦します。
会場はJ:COMスタジアム土浦で、甲子園にも複数回出場している茨城の強豪に胸を借りる一戦です。
格上との対戦ですが、失うものはなく、思い切った戦いで番狂わせを狙います。
この一戦をどう戦うかが、新チームにとって大きな経験となるはずです。
たとえ結果が及ばなくても、強豪との真剣勝負は選手を大きく成長させるはずです。
今後の展望|「3年後の日本一」へ
現実的に見れば、創部1年目での甲子園出場は簡単ではありません。
しかし、四谷学院が掲げるのは「3年後の日本一」という長期目標です。
今の1年生が3年生になるころ、チームがどこまで成長しているかが最大の見どころです。
まずはこの夏、1試合でも多く勝ち進み、貴重な経験を積むことが将来への糧となります。
創部初年度からの挑戦がどこまで続くのか、四谷学院の戦いから目が離せません。
2026年夏・茨城大会での四谷学院の歩みを一覧で整理します。
| 試合 | 日程 | 結果・予定 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 7月5日 | ○7-0 つくば秀英(完封・公式戦初勝利) |
| 2回戦 | 7月10日 | vs 霞ヶ浦(J:COMスタジアム土浦・予定) |
四谷学院高校野球部の注目選手
ここからは、2026年夏の四谷学院で特に注目したい選手を紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 松本颯志 | 1年・投手 | エースで1番も打つ二刀流。初戦は6回自責0の好投。球歴の注目度は全国上位 |
| 魚谷太聖 | 1年・内野 | 180cm104kgの大型スラッガー。世田谷西リトルシニア出身の5番打者 |
| 吉田蒼太 | 1年・外野 | 182cmの4番打者。長打力が魅力の中軸 |
| 山本一心 | 1年・内野 | 2番・遊撃の切り込み隊長。初戦は4打数2安打1打点 |
| 小山大地 | 1年・外野 | 3番・中堅。上位打線でチャンスメークを担う |
松本颯志(1年・投手)
背番号1を背負う、チームのエースです。
神奈川の相陽クラブ出身の右腕で、打っては1番を任される二刀流タイプの中心選手です。
夏の1回戦では6回を自責点0に抑え、創部初勝利をたぐり寄せました。
まさに新生・四谷学院の象徴といえる選手です。
魚谷太聖(1年・内野手)
180cm・104kgという恵まれた体格の大型スラッガーです。
東京の世田谷西リトルシニア出身で、5番・一塁として打線に長打力をもたらします。
1年生とは思えないパワーで、チームの得点源として期待されています。
3年後の日本一に向けて、打線の中心としての成長が楽しみな存在です。
吉田蒼太(1年・外野手)
182cmの体格から長打を放つ、4番の中軸打者です。
魚谷と同じ世田谷西リトルシニアの出身で、1回戦では4番・ライトで先発しました。
魚谷とともに、新チームのクリーンアップを形成します。
山本一心(1年・内野手)
2番・遊撃を務める、打線の切り込み隊長です。
岐阜中濃ボーイズの出身で、1回戦では4打数2安打1打点と勝利に貢献しました。
守備でも内野の要としてチームを支えます。
小山大地(1年・外野手)
3番・中堅を任される、上位打線の中心選手です。
相陽クラブ出身で、俊足と巧打でチャンスメークと得点を担います。
攻守の両面でチームを引っ張る存在です。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

四谷学院高等学校の基本情報
四谷学院高校は、時間や場所の制約を受けにくい通信制の利点を生かし、午前は学習、午後は全体練習という日課で選手を育てています。
全国から集まった部員は寮で寝食をともにし、勉強と野球の両立を実践しています。
学びの環境と競技の環境を一体で整えているのが、四谷学院ならではの強みです。
最後に、四谷学院高校の基本情報をまとめます。
- 所在地:茨城県筑西市折本895
- 母体:大学受験予備校「四谷学院」
- 学校形態:広域通信制高校
- 硬式野球部創部:2026年4月
- 監督:本村幸雄(元・北海道日本ハムファイターズ 選手教育ディレクター)
- 部員数:1年生のみ(2026年・登録14人)※全員が寮生活
- 加盟:2026年4月 茨城県高等学校野球連盟
- 特徴:目標達成手法「原田メソッド」を導入した文武両道
- 目標:甲子園出場、そして3年後の日本一
四谷学院高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 四谷学院高校とはどんな学校ですか?
大学受験予備校で知られる四谷学院が母体の、広域通信制高校です。
茨城県筑西市にあり、2026年に硬式野球部を創設しました。
Q. 監督は誰ですか?
監督は本村幸雄さんです。
習志野高校から日本体育大学に進み、高校野球の指導を経て、北海道日本ハムファイターズで選手の育成・教育を担う「選手教育ディレクター」を務めた経歴を持ちます。
プロの育成ノウハウと、目標達成手法「原田メソッド」を取り入れた指導が特徴です。
Q. 甲子園に出たことはありますか?
いいえ、四谷学院は2026年に創部されたばかりの新しいチームで、甲子園出場歴はありません。
2026年夏の茨城大会が、創部後初めての公式戦となりました。
Q. なぜ全国から選手が集まっているのですか?
通信制高校のため居住地を問わず入学でき、全国から野球に打ち込みたい中学生が集まっています。
入部した1年生は全員が寮で生活し、朝から晩まで野球と学習に取り組む環境が整っています。
Q. どんな選手がいますか?
全国から集まった1年生で構成され、エースで1番の松本颯志や大型スラッガーの魚谷太聖らが注目されています。
相陽クラブや世田谷西リトルシニアなど、各地の強豪中学クラブ出身の選手がそろっています。
Q. 「原田メソッド」とは何ですか?
目標達成の手法として知られる、原田隆史氏が考案したメソッドです。
四谷学院では、大谷翔平選手が高校時代に使った「マンダラチャート」と同じ発想で目標を設定し、競技力と人間力の両方を高める指導に生かしています。
Q. 2026年夏の初戦の結果は?
2026年夏の茨城大会1回戦で、つくば秀英を7対0で破り、公式戦初勝利を挙げました。
7月10日の2回戦では、強豪・霞ヶ浦と対戦します。
四谷学院高校野球部のまとめ
2026年の四谷学院高校野球部は、大手予備校が高校野球界に参入した話題の新チームです。
元プロの本村幸雄監督のもと、全国から集まった1年生が文武両道で「3年後の日本一」を目指します。
創部初年度の夏にいきなり公式戦初勝利を挙げた勢いそのままに、これからの成長と快進撃に注目しましょう。
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