今年のドラフト候補の一人である石垣元気。
高校で実績を積み上げ、各球団のスカウトからも注目を集めています。
一般的な記事では「最速◯km/h」「甲子園での活躍」などの表面的な特徴に注目が集まりますが、プロで通用するかどうかは、より詳細なデータ分析が欠かせません。
本記事では、○○選手の特徴やプレースタイル、さらにはWHIP・奪三振率(K/9)・K/BB などのセイバーメトリクスを含め、数値を細かく分析しています。
数字が示す傾向から、将来どのような役割を担えるのか、ドラフト指名の可能性はあるのかを考察していきましょう。
石垣元気のプロフィール
| 出身 | 北海道登別市 |
| 身長 | 178cm |
| 体重 | 78kg |
| 投打 | 右投両打 |
北の大地から健大高崎へ進学した石垣元気選手。
体格はそこまで大きくないものの、超高校級の球速を誇るのは、投球フォームと強い体が要因でしょうか。
一冬越えた2025年、高校野球ラストイヤーの投球姿が楽しみな投手です。
石垣元気の最速は158km/h?
石垣選手は、2024年秋に開催された第77回秋季関東地区高等学校野球大会で最速158km/hを計測しました。
それ以外にも、150km/h代のストレートを多く投げており、球速はずば抜けていた印象です。
速いストレートとは対称に、緩いカーブやスライダー、スプリットなどの変化球も持ち合わせています。
時折投球がばらつくこともありますが、それ以上に球速、球威、変化球のキレがあり、コントロールより磨かれるととんでもない投手になりそうです。
石垣元気は今後160km/hを超える?
現時点でも出力が高く、150km/h以上の速球を連発できることから、怪我さえなければ160km/h到達はそう遠くないと予想できます。
筋量や体重が増え、体がさらに強くなれば、あっという間に160km/h以上を投げそうです。
または、甲子園で160km/hを投げてしまうかもしれません…。
石垣元気のフォーム
足の上げ方は、現ヤクルトスワローズの奥川恭伸選手に似ていて、テイクバックは大きめです。
また、グローブ側の腕は顔のラインよりもやや高く上げて投げており、典型的な速球派の投げ方とも言えるでしょう。
近年では、オリックスの山下舜平大選手のような、テイクバックが小さくても剛速球を投げる投手もいますが、石垣選手は腕の遠心力も使って投げています。
体の強さも相まってより出力高く投げられるのが、160km/h近い速球を可能にしていると言えそうです。
石垣元気の主な大会実績
石垣元気は、高校野球・全国大会・国際大会などで多くの注目場面を経験しています。
センバツ(春の選抜)で健大高崎が優勝した大会において、2年生の春から登板し、チームの栄冠に貢献しました。
また、2024年・2025年春・夏の甲子園で登板を経験し、聴衆やスカウトの前で実力をアピール。特に「甲子園最速タイの155キロ」など記録も残しています。
さらに、U-18ワールドカップ(WBSC U-18)にも侍ジャパン代表として出場。
決勝戦での米国戦など国際舞台でのピンチの場面を任されるなど、メンタル・技術両面での信頼が見られました。
石垣元気の投手成績
では、セイバーメトリクスを含め、石垣選手の成績データを細かく分析していきましょう。
石垣元気 甲子園年度別実績
※一部、グラフ付きレポートが未公開の記事もありますが、データが揃い次第、順次追加・更新いたします。
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