京都府長岡京市にある、府立の乙訓高校。
2018年のセンバツに出場した、公立の実力校として知られています。
2025年の秋には京都府大会で準優勝を果たし、近畿大会にも駒を進めました。
2026年夏はベスト16で、4回戦の京都国際戦に2対3と惜敗しています。
この記事では、大きく生まれ変わる新チームの戦力を両面から分析し、秋の展望や注目選手を紹介します。
\全国の逸材が勢ぞろい!/
乙訓高校野球部の2026年秋の戦力総評
まずは2026年の乙訓の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 京都府長岡京市 |
| 2026年夏 | 京都大会ベスト16(4回戦敗退) |
| 甲子園 | 春1回(2018年センバツ・3回戦) |
| 新チーム | 大再建型(打線の中軸が卒業) |
| 注目 | 四田駿太(新エース・最速148キロ) |
2026年夏をベスト16で終えた乙訓は、打線の中軸が卒業する一方、マウンドには最速148キロの大器・四田駿太を残して秋を迎えます。
チーム総評|打線は再建、マウンドに逸材
乙訓の新チームは、打線の中軸を数多く失うという、非常に大きな入れ替えを迎えることになりました。
4回戦で京都国際に敗れたときのスタメンは、その多くを卒業していく3年生が占めていたからです。
春から夏にかけて主力を務めた3年生が数多く抜ける、避けられない世代交代の秋。
エースの丸本陽己や正捕手の山口櫂聖ら、攻守の要となっていた主力が軒並み抜けていきます。
一方で投手陣には、最速148キロを誇る大器・四田駿太が2年生として残っている点が心強いところ。
2025年秋の京都府大会で準優勝した世代からの世代交代が、いよいよ本格的に進んでいきます。
打線を一から立て直しつつ、四田を軸にマウンドで勝負するのが新チームの基本的な姿でしょう。
2026年夏の戦いを振り返る
2026年夏の乙訓は、初戦から危なげのない安定した戦いぶりを見せ、順調に勝ち上がっていきました。
1回戦の京都農芸戦は7対0、2回戦の洛東戦は9対0と、危なげない快勝を重ねて波に乗っています。
3試合で失った点はわずかに1と、投手陣も堅実に試合をつくり続けていました。
3回戦でも京都精華学園を6対1で下し、堂々とベスト16入りを果たしました。
3試合連続の快勝で見せた投打のバランスは、乙訓の地力の高さをあらためて印象づけています。
しかし4回戦の京都国際戦は、相手先発の好投の前に打線が沈黙してしまいます。
2対3と1点差まで迫りながら及ばず、乙訓の夏はベスト16で幕を閉じました。
公立の実力校としての立ち位置
乙訓は、有力私学がひしめく京都で気を吐く、数少ない公立の実力校として広く知られています。
2018年にはセンバツへ初出場し、初戦でおかやま山陽を破って3回戦まで勝ち上がりました。
当時の乙訓旋風は、公立でも全国で戦えることを京都の球児たちに示した出来事。
公立校がセンバツで勝ち星を挙げたことは、当時の京都球界で大きな話題を呼んだ快挙でした。
2025年秋にも京都府大会で堂々の準優勝を果たし、そのまま秋季近畿大会にも駒を進めています。
私学が圧倒的な力を持つ京都で公立が示してきた存在感は、年を追うごとに際立っているところ。
京都府からトップアスリートの育成校にも指定され、有望な選手が集まる環境も整っています。
エースを軸に打線を再建する秋
しかし新チームは、打線の主力を数多く一度に失うという、厳しい船出を迎えることになります。
夏にベンチ入りしていた登録20人のうち、その多くを卒業していく3年生が占めていました。
残る少数の下級生を中心に、秋は一から戦い方を組み立て直していくことになるでしょう。
そうした厳しい中でも、四田駿太という絶対的なエース候補を擁するのは何よりも大きな強みです。
マウンドの軸がしっかり定まっているぶん、乙訓は打線の再建に集中して取り組める秋となります。
2025年秋の準優勝メンバーの一部も残り、上位の舞台を知る経験は新チームの貴重な財産。
少人数でも粘り強く戦う伝統のチームカラーが、若い新チームを陰から支える力となっていきます。
乙訓高校野球部の投手陣を徹底分析
新エース・四田駿太|最速148キロの大器
新チームの投手陣は、2年生右腕・四田駿太が疑いようのない絶対的な柱として君臨します。
四田は身長185センチの恵まれた体格から、最速148キロの直球を投げ込む本格派の逸材でした。
長身から角度をつけて投げ下ろす直球は、対戦打者にとって想像以上の威圧感を放っていました。
すでに2027年のドラフト候補にも名前が挙がっており、京都でも屈指の大型右腕でしょう。
2026年夏は3回戦の京都精華学園戦で先発を任され、5回を6奪三振と堂々たる投球で力を示しました。
絶対的エースの丸本陽己が抜けても、四田がいる限りマウンドは相手にとって大きな脅威となります。
一冬を越えてさらに球速と制球の両方が伸びれば、京都では手のつけられない存在になるはずです。
丸本の穴と若い継投陣
夏のエース丸本陽己は、先発でもリリーフでも器用に投げ分ける、味のある技巧派左腕でした。
その丸本に代わり、四田駿太が押しも押されもせぬ新エースとしてチームを引っ張っていきます。
2番手には左腕の向井謙斗をはじめ2年生も控え、継投の形も少しずつ整いつつあります。
若い投手陣が経験を積みながら四田を支える体制づくりが、秋の大きなテーマとなるでしょう。
向井が左のワンポイントとしても計算できるようになれば、継投の幅は一段と広がっていきます。
マウンドの層が厚みを増せば、秋の乙訓は総合力でも一段と手強いチームになっていくでしょう。
四田に続く投げ手が新たに現れるかどうかが、新チームの浮沈を大きく左右する鍵となりそうです。
乙訓高校野球部の野手陣を徹底分析
打線の再建|中軸を担う新戦力探し
打線は、上位から中軸までの主力がそろって卒業する、大幅な入れ替えを迫られることになります。
3番遊撃の伊藤陸、4番一塁の伊藤柊羽、5番の梅本麻幌ら、中軸が抜けるのは大きな痛手でした。
数々の得点源を一度に失う打線の再建こそが、この新チームに課された最大にして最重要の宿題。
4番一塁の伊藤柊羽は長打力を備え、勝負どころで一発を期待できる怖さも持った打者でした。
新チームでは、外野の樋口瑛太や内野の小谷直椰ら夏を経験した2年生が打線の中心となります。
二塁の大泉怜央も夏にスタメンを経験しており、内野の再建を託される中核の頼もしい存在。
正捕手の山口櫂聖が抜けた穴も、新たな扇の要をどう探すかとして秋の重要なテーマとなります。
新チームに残る主な下級生を、下の表にまとめました。
| 選手 | 学年 | 守備 | 寸評 |
| 四田駿太 | 新3年 | 投手 | 最速148キロの新エース・2027ドラフト候補 |
| 樋口瑛太 | 新3年 | 外野 | 夏に2番右翼で先発した俊足 |
| 小谷直椰 | 新3年 | 三塁 | 夏に9番三塁で先発した内野手 |
| 大泉怜央 | 新3年 | 二塁 | 夏に7番二塁で先発したつなぎ役 |
| 向井謙斗 | 新3年 | 投手 | 継投を担う左腕 |
機動力を軸に得点力を取り戻す
乙訓の打線は、俊足の選手を上位に並べる機動力を最大の持ち味としてきました。
3番遊撃の伊藤陸は夏の京都大会で幾度も複数安打を放つなど、勝負強さが光る好打者でした。
5番DHの梅本麻幌も、2回戦で3安打3打点と打線を力強く牽引しています。
外野の樋口瑛太は持ち前の俊足を存分に生かし、上位打線での切り込み役として活躍が期待されます。
内野では小谷直椰と大泉怜央が二遊間のコンビを組み、堅い守備から新チームを支えていくでしょう。
2025年秋の県準優勝を知る選手が残っている点は、再建期の乙訓にとって心強い支えとなる要素。
中軸に力のある打球を放てる新戦力が一人でも現れれば、乙訓の得点力は一気に上向いていきます。
足で相手を揺さぶる乙訓らしい野球を取り戻せれば、打線は再び相手の大きな脅威となるはずです。
\注目選手の実力は?/
乙訓高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季京都大会|私学に挑む公立の雄
新チームがまず掲げる目標は、9月上旬に開幕する秋季京都大会での上位進出となります。
京都は龍谷大平安や京都国際、京都外大西など全国でも名の知れた私学がひしめく屈指の激戦区。
全国クラスの私学がしのぎを削るなか、公立が勝ち上がるには一戦ごとの集中が欠かせません。
公立の乙訓にとって、こうした全国区の強豪を相手にした上位進出は簡単な道のりではありません。
2025年秋には準優勝を果たしており、上位に食い込むだけの実力はすでに証明済みでした。
龍谷大平安や京都国際といった常連私学に、公立がどこまで割って入れるかが最大の見どころ。
それでも四田駿太という確かな軸が中心にいる以上、新チームも十分に上位を狙えるでしょう。
秋季近畿大会・センバツへの道
京都府から秋季近畿大会への出場権を得られるのは、わずか上位3校の狭き枠となります。
2026年の秋季近畿大会は地元・京都府での開催となり、地元の利は決して小さくありません。
府内で3位以内に食い込めば、乙訓は地元開催となる秋季近畿大会の舞台に立つことができます。
近畿大会で結果を残せば、翌春のセンバツ出場も現実味を帯びてくるでしょう。
センバツの近畿地区の枠は6と比較的多く、上位進出がそのまま聖地への近道となる点も追い風。
京都の秋は多くの有力私学と公立が入り乱れる、まったく予測のつかない大混戦となりそうです。
一冬を越えて成長した若い野手が四田を援護できれば、近畿の舞台も十分に見えてくるでしょう。
大器・四田を中心にチーム全体がひとつにまとまれば、上位進出にも十分に手が届くはずです。
秋の展望を、下の表に整理しました。
| 項目 | 内容 |
| 秋季京都大会 | 9月に開幕 |
| 近畿への枠 | 京都から3校 |
| 秋季近畿大会 | 2026年は京都府で開催(10月17日〜11月1日) |
| センバツ近畿枠 | 6 |
| 目標 | 秋季近畿大会への出場 |
乙訓高校野球部の注目選手
四田駿太(投手・新3年)
新チームのエースを担う、身長185センチの堂々たる体格の大型右腕です。
最速148キロの本格的な直球を武器とし、2027年のドラフト候補にも名前が挙がる逸材でした。
2026年夏は3回戦で先発を務め、5回6奪三振と大舞台での経験もしっかり積んでいます。
角度のある直球に変化球の精度が加われば、全国でも通用する投手に化ける可能性を秘めます。
樋口瑛太(外野手・新3年)
2年生ながら2番右翼として夏のスタメンをつかんだ、快足自慢の外野手です。
打線の上位で足を絡めた攻撃を仕掛けられる、機動力が最大の持ち味でした。
打線の再建が進むなか、切り込み隊長としての役割に大きな期待がかかります。
出塁からの盗塁で相手をかき回せれば、乙訓らしい機動力野球の起点となるでしょう。
小谷直椰(内野手・新3年)
夏に9番三塁で先発した、堅実な守備が光る守りの職人肌の内野手です。
経験を積んだ2年生として、新チームの守備の要を担う存在となっていきます。
打撃がさらに伸びてくれば、打線の上位を担える可能性も秘めた選手でした。
内野の中心として、若い守備陣をまとめ上げる役割にも期待が寄せられています。
大泉怜央(内野手・新3年)
夏に7番二塁でスタメン出場した、堅実なつなぎ役を担う内野手です。
福知山ボーイズの出身で、地道なプレーでチームを支えてきました。
小谷直椰とともに、乙訓の二遊間を新たに形づくる中核となっていきます。
乙訓の新チームは、四田駿太という明確な軸を持っている点が最大の強みです。
エースがしっかりしているぶん、チームづくりの土台はもとより安定していました。
あとは打線がどこまで四田を援護できるかが、秋に向けた最大の課題となります。
樋口瑛太や小谷直椰ら夏に経験を積んだ選手が、どれだけ伸びてくるかに注目でしょう。
1年生の新名大輝郎ら、次代を担う若手の台頭にも大きな期待がかかります。
打線の再建さえ軌道に乗れば、四田を擁する乙訓は秋の台風の目になり得る存在。
大器・四田を擁する公立の雄の秋の戦いに、これからも大いに注目していきたいところです。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。
乙訓高等学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 京都府長岡京市 |
| 創立 | 1964年 |
| 監督 | 市川靖久 |
| 甲子園 | 春1回(2018年センバツ・3回戦) |
| 2026年夏 | 京都大会ベスト16 |
私学に挑む府立の実力校
乙訓高校は、京都府長岡京市に校舎を構える府立の高校です。
硬式野球部は1964年の創部で、長い歴史のなかで京都を代表する公立の実力校として歩んできました。
京都府からトップアスリートを育てる重点校にも指定されており、育成の環境が十分に整っています。
2018年のセンバツ出場は、そうした地道な積み重ねが実を結んだ大きな快挙でした。
このセンバツでは初戦でおかやま山陽を破り、公立校として3回戦まで堂々と勝ち進んでいます。
長岡京市を本拠とする乙訓は、京都の高校野球界において長く公立の旗手であり続けてきました。
市川監督のもと甲子園を目指す
監督を務めるのは、京都教育大学の出身で指導に定評のある市川靖久です。
私学に真っ向から対抗できる数少ない公立として、乙訓は長きにわたり注目を集め続けてきました。
限られた戦力を鍛え上げて私学に挑む姿勢こそ、乙訓が愛される大きな理由。
文武両道を掲げる校風のもとで、選手たちは学業と競技の両立にも真剣に励んでいます。
長岡京市は京都府の南部に位置する、歴史豊かな街として広く知られています。
地域に温かく支えられながら、乙訓は着実に一歩ずつチームづくりの歩みを重ねてきました。
その誇りある伝統をしっかりと胸に、新チームも甲子園という大きな夢を追い続けていくでしょう。
乙訓高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 乙訓の2026年夏の成績は?
A. 京都大会でベスト16となり、4回戦で京都国際に2対3と惜敗しました。
Q. 新チームのエースは誰ですか?
A. 2年生右腕の四田駿太で、最速148キロを誇る2027年のドラフト候補です。
Q. 甲子園には出場していますか?
A. 2018年のセンバツに出場し、3回戦まで勝ち上がる快挙を成し遂げました。
Q. 公立ですか、私立ですか?
A. 京都府立の公立高校で、私学がひしめく京都で気を吐く実力校です。
Q. 2025年秋の成績は?
A. 京都府大会で準優勝を果たし、秋季近畿大会にも出場しました。
Q. 秋の目標は?
A. 秋季京都大会で上位に進み、地元開催の近畿大会への出場を目指します。
\ドラフト候補を先取り!/
乙訓高校野球部のまとめ
大器・四田を軸に秋の頂点へ
2026年秋の乙訓は、打線の再建という大きな課題を抱えて新シーズンを迎えます。
主力を大量に送り出した試練の秋こそ、乙訓の底力が問われる大きな正念場。
しかしマウンドには、最速148キロの四田駿太という頼もしい柱が残っている点が心強いところ。
守りの中心に絶対的なエースが座るチームは、接戦をものにできる強さを備えているものです。
打線が四田を援護できるまで成長すれば、秋の躍進も十分に狙えるでしょう。
公立の乙訓が私学の分厚い壁をどこまで打ち破れるかに、大きな注目が集まります。
公立の雄が挑む近畿への道
2026年秋の乙訓は、大器・四田駿太を中心にチームを組み立てていきます。
公立の強みである一体感を武器に、私学に真っ向から挑んでいく構えでした。
打線の再建さえ順調に進めば、近畿大会も決して夢ではない顔ぶれがそろっています。
公立ながら私学の牙城に挑み続ける乙訓の姿は、多くの京都の高校野球ファンを惹きつけてきました。
まずは秋季京都大会での上位進出が、新チームにとって当面の目標となるでしょう。
地元開催の近畿大会という大きな好機を、公立の雄がどう生かすのかに注目が集まります。
一冬を越えた乙訓が秋にどんな成長を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。




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