福岡県の北九州市と山口県の下関市という関門海峡をはさむ2つの都市を本拠地に、九州アジアリーグで戦う球団が北九州下関フェニックスです。
2021年の創設から数年でリーグ優勝までたどり着いた、関門都市圏を代表する勢いに満ちた上昇株の一つです。
2026年は後期リーグを9勝4敗で駆け抜けて首位に立ち、8月のファイナルラウンドへの進出を力強く決めてみせました。
この記事では北九州下関フェニックスの2026年の戦力を投手陣と野手陣から分析し、シーズンの展望や注目選手まで詳しく紹介します。
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まずは2026年の北九州下関フェニックスの現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年の北九州下関フェニックス |
|---|---|
| 本拠地 | 北九州市民球場ほか(福岡県北九州市・山口県下関市) |
| 創設 | 2021年 |
| 2026年の成績 | 九州アジアリーグ 後期首位(9勝4敗) |
| チームの特徴 | 2024年度王者/後期の上昇株 |
| チームの軸 | 西垣彰太・平間隼人・井町爵久 |
北九州下関フェニックスの2026年戦力総評
チーム総評|後期に首位へ駆け上がった上昇株
2026年の北九州下関フェニックスは後期リーグを9勝4敗の首位で駆け抜け、前期3位からの見事な巻き返しを果たしてみせました。
前期を9勝7敗の3位で終えながら、後期には打線が一気に火を噴いて首位へと駆け上がった尻上がりの勢いが最大の魅力です。
後期の躍進を力強く支えたのは、なんといっても打率3割超の好打者がずらりと並んだ厚みのある強力な打線でした。
その中心で本領を発揮したのが内野手の井町爵久で、後期にチーム最多の33打点を稼ぐ勝負強い打撃で打線を引っ張っています。
好打者の杉森慎太郎も後期に打率3割7分台という高い数字を残し、出塁率の高さで絶えず好機を演出する頼れる存在でした。
投手陣では通算708イニングを誇る大ベテランの西垣彰太がエースとして君臨し、防御率2点台の安定感でチームを支えています。
選手兼任監督の平間隼人も自ら遊撃を守りながら打率3割超を残すなど、グラウンドで背中を見せてチームを引っ張ってきました。
後期首位の勢いをそのままに、8月のファイナルラウンドで年間王者の座までたどり着けるかどうかが2026年の大きな見どころになります。
徳島から巨人をつかんだ選手兼任監督
チームを率いるのは選手兼任監督の平間隼人で、遊撃を守りながらチームを束ねる二役をこなす苦労人の指揮官になります。
平間監督は徳島県の出身で、鳴門渦潮高校から亜細亜大学へ進み、四国の徳島インディゴソックスでプレーした経歴の持ち主でした。
一度は野球を諦めて電気工を経験したものの、再び独立リーグでプレーを続け、2019年に巨人から育成ドラフト1位で指名されました。
育成からはい上がって2021年に支配下登録を勝ち取ったその歩みは、まさに不死鳥の名を背負うにふさわしいものでした。
2023年に北九州下関へ加わると、翌2024年には遊撃手としてベストナインと盗塁王の二冠に輝く大活躍を見せています。
通算で打率3割5分超に126盗塁を誇る走攻守の万能な内野手が、選手としても指揮官としてもチームの中心に立っているのです。
育成の苦労を知り尽くした平間監督が率いる北九州下関が、どこまで大きく飛躍していくのか今から本当に楽しみですね。
関門都市圏に生まれた不死鳥
北九州下関フェニックスは2021年に誕生した、関門海峡をはさむ北九州と下関の2都市を本拠地とする独立リーグ球団になります。
チーム名のフェニックスは不死鳥を意味し、何度でもよみがえる再生の象徴を郷土への思いとともに力強く名付けた誇り高い呼び名です。
創設当初は北九州フェニックスとして発足し、2023年に「下関」を加えて関門都市圏をまたぐ現在のチーム名へと生まれ変わりました。
本拠地を一つに定めず、北九州市民球場をはじめ北九州と下関の複数の球場を舞台に地域とともに歩む活動を続けてきたのです。
2022年に九州アジアリーグへ加盟すると着実に力をつけ、2024年度にはついにリーグの頂点へと駆け上がってみせました。
運営を担うのは北九州下関フェニックス株式会社で、関門の2都市にまたがる珍しい球団として地元に広く親しまれてきた存在です。
関門海峡をまたぐ独特の成り立ちを持つ北九州下関の2026年の戦いぶりに、これからも大きな注目が集まっていくでしょう。
| 選手 | 守備 | 2026年後期の主な成績 |
|---|---|---|
| 西垣彰太 | 投手 | 防御率2.15・5勝2敗・54回1/3・41奪三振(エース) |
| 井町爵久 | 内野手 | 打率.343・5本塁打・33打点(打点はチーム最多) |
| 杉森慎太郎 | 内野手 | 打率.376・出塁率.489・31打点 |
| 平間隼人 | 内野手 | 打率.304・9盗塁(選手兼任監督・通算.356) |
北九州下関フェニックスの投手陣を徹底分析
北九州下関の投手陣で絶対的な存在感を放つのが、通算708イニングを誇る大ベテランのエース・西垣彰太になります。
西垣彰太は後期に10試合へ先発して防御率2点台の安定感を保ち、5勝を挙げてチームの後期首位を先頭で力強く支えました。
東洋大姫路高校の出身である西垣は通算で58勝を積み上げた経験の塊で、その安定感は北九州下関の投手陣の絶対的な柱です。
先発のもう一つの軸を担うのが左腕の千脇諒太で、後期に80イニングを超える回を投げ抜いて4勝を稼ぐ大車輪の働きを見せています。
千脇は65個もの三振を奪う力のある投球で先発ローテーションを支え、西垣とともに投手陣の中心に立つ頼れる存在でした。
投手コーチを兼ねる荒巻千尋も先発として腕を振り、指導者と現役の二役をこなしながら若い投手陣を厚く支えてきたのです。
救援では元オリックスの谷岡楓太が防御率3点台に7ホールドをマークし、2025年の火の国から移ってきた実力を存分に発揮しました。
大ベテランの西垣彰太と左腕の千脇諒太を軸に、経験豊かな救援陣がかみ合う北九州下関の投手陣は後期首位を支えた原動力です。
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| 選手 | 守備 | 2026年後期の主な成績 |
|---|---|---|
| 西垣彰太 | 投手 | 防御率2.15・5勝2敗・54回1/3・41奪三振(通算708回58勝) |
| 千脇諒太 | 投手 | 防御率3.12・4勝・80回2/3・65奪三振(左腕) |
| 荒巻千尋 | 投手 | 防御率3.54・7先発(投手コーチ兼任) |
| 谷岡楓太 | 投手 | 防御率3.22・7ホールド(元オリックス) |
北九州下関フェニックスの野手陣を徹底分析
北九州下関打線で後期に本領を発揮したのが内野手の井町爵久で、チーム最多の33打点を稼ぐ勝負強い打撃が最大の魅力になります。
井町爵久は後期に打率3割4分台に本塁打5本を積み上げ、OPS1割超という迫力ある数字を残した山口県の宇部鴻城高校の出身です。
その勝負強い打棒は後期に首位へ駆け上がった打線の大きな核であり、井町の一振りがチームの得点力を大きく左右してきました。
打線をつなぐ役割で光ったのが杉森慎太郎で、後期に打率3割7分台と出塁率4割8分台という驚異的な数字を残す好打を見せています。
清水桜が丘高校の出身である杉森は四球を選ぶ選球眼にも優れ、絶えず塁上をにぎわせて好機を演出する頼れる巧打者でした。
主砲の薮怜汰も後期に本塁打6本を放ち、通算では28本塁打に66盗塁を誇る長打と俊足を兼ね備えた勝負強い外野手として活躍しています。
選手兼任監督の平間隼人も自ら遊撃を守りながら打率3割超を残し、盗塁を絡めて塁上をかき回す走塁でチームを引っ張りました。
一番を任される漁野海人も俊足を武器に塁上をにぎわせ、上位打線に切れ目のない厚みを加える頼れる起点として奮闘してきたのです。
井町や杉森、薮といった実力ある打者がずらりと並ぶ北九州下関の打線こそ、後期首位を力強く支えた何よりの大きな原動力でしょう。
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| 選手 | 守備 | 2026年後期の主な成績 |
|---|---|---|
| 井町爵久 | 内野手 | 打率.343・5本塁打・33打点(打点はチーム最多) |
| 杉森慎太郎 | 内野手 | 打率.376・出塁率.489・31打点 |
| 薮怜汰 | 外野手 | 打率.321・6本塁打・27打点(通算28本塁打の主砲) |
| 平間隼人 | 内野手 | 打率.304・9盗塁(選手兼任監督・通算126盗塁) |
北九州下関フェニックスの2026年シーズン展望・優勝予想
九州アジアリーグの前後期制と5球団
九州アジアリーグは北九州下関や火の国、大分、宮崎に佐賀を加えた5球団で争う、前後期の2シーズン制を採る独立リーグです。
2026年の前期は火の国が14勝2敗で制した一方、北九州下関は3位に終わって後期での巻き返しを期す立場になりました。
ところが後期に入ると北九州下関の打線が一気に火を噴き、9勝4敗の首位で駆け抜けてファイナルラウンド進出を決めています。
前期王者の火の国が後期は4位に沈むなど、前期と後期で各チームの勢いがくっきりと入れ替わった興味深いシーズンになりました。
| 球団 | 本拠地 | 2026年の位置づけ |
|---|---|---|
| 北九州下関フェニックス | 福岡県・山口県 | 後期首位(9勝4敗) |
| 火の国サラマンダーズ | 熊本県 | 前期優勝(14勝2敗) |
| 大分B-リングス | 大分県 | 前期2位・後期上位 |
| 宮崎サンシャインズ | 宮崎県 | 前期4位 |
年間王者へ向けたファイナルラウンド
後期を制した北九州下関がまず頼りにするのは、後期に一気に火を噴いた井町爵久や杉森慎太郎を中心とする強力な打線です。
後期に打率3割7分台を残した杉森や33打点を稼いだ井町がかみ合えば、短期決戦でも相手投手にとって大きな脅威になるでしょう。
投手陣でも通算708イニングの西垣彰太と左腕の千脇諒太がそろい、経験豊かな二枚看板が短期決戦の戦いを力強く支えます。
後期のリーグ戦では前期王者の火の国を相手に連勝を収めるなど、勢いに乗ってきた点も北九州下関にとって心強い材料です。
ファイナルラウンドで対戦が予想される前期王者の火の国は、圧倒的な投手力を誇る一筋縄ではいかない手ごわい相手でしょう。
後期の勢いを短期決戦でも保ち続けられるかどうかが、北九州下関が悲願の年間王者へたどり着くための最大の鍵になります。
球団史に残る年間王者と九州の頂点へ向けて、平間隼人監督が率いる北九州下関がどんな戦いを見せるのか大いに注目が集まります。
北九州下関フェニックスの注目選手
西垣彰太(投手)
2026年後期に防御率2点台の安定感で5勝を挙げた、北九州下関の投手陣を絶対的に束ねる大ベテランのエースになります。
東洋大姫路高校の出身である西垣彰太は通算708イニングで58勝を積み上げた経験の塊で、その安定感は球団随一の宝でした。
豊富な経験に裏打ちされたその右腕は、年間王者を狙う北九州下関にとって欠かせない何よりの大きな柱になるでしょう。
平間隼人(内野手)
2026年後期に打率3割超を残しながらチームを束ねる、遊撃を守る選手兼任監督として存在感を放つ苦労人の内野手になります。
徳島インディゴソックスから巨人へ育成でつかみ取った経歴を持ち、通算では打率3割5分超に126盗塁を誇る走攻守の万能選手でした。
選手として結果を残しながらチームを導くその姿は、不死鳥の名を背負う北九州下関にとって何よりも心強い財産といえるでしょう。
井町爵久(内野手)
2026年後期にチーム最多の33打点を稼いだ、北九州下関の後期躍進を打棒で力強くけん引した勝負強い内野手になります。
山口県の宇部鴻城高校の出身である井町爵久は本塁打5本にOPS1割超をマークし、後期に一気に本領を発揮してみせました。
その勝負強い打棒は後期首位へ駆け上がった打線の核であり、地元の山口が生んだ頼れる強打者として輝いています。
杉森慎太郎(内野手)
2026年後期に打率3割7分台と出塁率4割8分台という驚異的な数字を残した、打線をつなぐ役割で光る巧打者になります。
清水桜が丘高校の出身である杉森慎太郎は四球を選ぶ選球眼にも優れ、絶えず塁上をにぎわせて好機を演出してきました。
高い出塁率で切れ目のない攻撃の起点となるその打棒は、後期首位を支えた北九州下関打線に欠かせない存在でしょう。
薮怜汰(外野手)
2026年後期に本塁打6本を放った、北九州下関の中軸を担う長打と俊足を兼ね備えた勝負強い外野手になります。
通算で28本塁打に66盗塁を誇る薮怜汰は、パワーとスピードの両方でチームに貢献してきた頼れる主砲でした。
その勝負強い打棒は後期に躍進した北九州下関打線の大きな軸であり、勝負どころで確実に得点を生み出す力を備えています。
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北九州下関フェニックスの基本情報
- 本拠地:北九州市民球場ほか(福岡県北九州市・山口県下関市)
- 保護地域:福岡県北九州市・山口県下関市(関門都市圏)
- 創設:2021年
- 所属リーグ:九州アジアリーグ(2022年〜)
- 運営会社:北九州下関フェニックス株式会社
- 監督:平間隼人(選手兼任)
- 2026年の成績:九州アジアリーグ 後期首位(9勝4敗)
- リーグ優勝:2024年度
- チーム名の由来:フェニックス(不死鳥)+関門都市圏の北九州・下関
- チームの軸:西垣彰太・平間隼人・井町爵久・杉森慎太郎
北九州下関フェニックスは福岡県の北九州市と山口県の下関市を拠点として、関門都市圏で戦う2021年創設の独立リーグ球団になります。
北九州市民球場をはじめ北九州と下関の複数の球場を舞台とし、関門都市圏に深く根ざした珍しい形の活動を続けてきました。
チーム名は不死鳥を意味するフェニックスに由来し、何度でもよみがえる再生の象徴を郷土への思いとともに力強く込めています。
創設当初は北九州フェニックスとして発足し、2023年に「下関」を加えて関門の2都市をまたぐ現在の名へと生まれ変わりました。
運営を担うのは北九州下関フェニックス株式会社で、地元とともに歩む球団として関門の野球ファンに広く親しまれてきた存在です。
チームを率いるのは選手兼任監督の平間隼人で、徳島から巨人を育成でつかみ取った苦労人の経験を惜しみなく注ぎ込んでいます。
九州アジアリーグには2022年に加盟してから着実に力を伸ばし、2024年度にはリーグ優勝の金字塔を打ち立ててみせました。
プロ野球へ選手を送り出した実績もあり、2023年には大江海透がオリックスから育成でドラフト指名を受けて球団初のプロ選手となっています。
不死鳥の名にふさわしくよみがえりを続ける北九州下関の物語から、これからもますます目が離せなくなっていきそうですね。
北九州下関フェニックスに関するよくある質問(FAQ)
Q. 北九州下関フェニックスはどのリーグに所属していますか?
A. 火の国や大分、宮崎、佐賀とともに争う九州アジアリーグに所属する独立リーグ球団で、2022年に加盟して活動しています。
Q. 2026年の成績はどうですか?
A. 後期リーグを9勝4敗の首位で駆け抜けて前期3位からの巻き返しを果たし、8月のファイナルラウンドへの進出を決めています。
Q. 本拠地はどこにありますか?
A. 本拠地を一つに定めず、福岡県の北九州市と山口県の下関市にある複数の球場を舞台に関門都市圏で活動している球団です。
Q. チーム名の由来は何ですか?
A. 何度でもよみがえる不死鳥を意味するフェニックスに由来し、2023年に関門都市圏として「下関」を加えた名前になります。
Q. チームの注目選手は誰ですか?
A. 通算708イニングを誇るエースの西垣彰太と、後期にチーム最多の33打点を稼いだ井町爵久が大きな注目でしょう。
Q. これまでにプロ野球選手を輩出していますか?
A. はい。2023年に大江海透がオリックスから育成でドラフト指名を受け、球団にとって初めてのプロ野球選手となりました。
北九州下関フェニックスのまとめ
北九州下関フェニックスは2026年に九州アジアリーグの後期を9勝4敗で制し、前期3位からの見事な巻き返しを果たしました。
通算708イニングのエース・西垣彰太に、後期に本領を発揮した井町爵久や杉森慎太郎が続く、投打のそろった充実の陣容が魅力です。
徳島から巨人を育成でつかみ取った平間隼人監督のもとで、後期の勢いをファイナルラウンドで年間王者へつなげられるかが焦点でしょう。
関門都市圏の不死鳥として九州の頂点を狙う北九州下関フェニックスの、これからの戦いぶりに大きな注目が集まります。
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