佐賀県鳥栖市の県立工業高校、鳥栖工業高校野球部。
2023年夏に春夏を通じて初めて甲子園の土を踏んだ、佐賀県では新興の実力校です。
2026年のチームは、最速146キロの右腕エース・竹谷陽人を擁して春の佐賀県大会で準優勝を果たし、夏も優勝候補の一角に数えられていました。
しかし、夏の佐賀大会では初戦となった2回戦で神埼にまさかの敗退を喫し、竹谷世代の集大成は実りませんでした。
この記事では、2026年夏の鳥栖工業高校野球部の戦いを振り返りつつ、新チームの秋の展望までを徹底分析します。
エース竹谷陽人ら注目選手やメンバー、基本情報まで詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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鳥栖工業高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|エースを軸に春県準優勝を果たした実力校
2026年の鳥栖工業高校野球部は、投打がしっかりかみ合った佐賀県屈指の実力校でした。
投手陣の柱は、最速146キロの快速球と鋭いスライダーを持つ3年生右腕・竹谷陽人です。
打線では、1年時から正捕手を務める4番・多良悠来や、俊足巧打の1番・岡部竜征らが軸を担いました。
推薦入試で集めた実力ある選手が揃い、打撃力とまとまりのある守備が持ち味のチームでした。
春の佐賀県大会では準優勝、続く連盟杯(NHK杯)でも準優勝と、県内でも上位の力を示してきました。
いずれの決勝も相手は佐賀商で、あと一歩のところで王者に届かなかった悔しさを抱えて夏に臨みました。
夏の総括|2回戦でまさかの敗退
優勝候補の一角として臨んだ夏でしたが、結果は初戦となった2回戦での敗退でした。
7月10日の神埼戦、鳥栖工業は序盤から失点を重ね、2対5で敗れました。
神埼に1回から4回まで小刻みに得点を許し、3回裏に2点を返したものの、反撃は届きませんでした。
春・連盟杯と県内トップクラスの戦いを見せてきただけに、あまりにも早い夏の終わりとなりました。
それでも、竹谷陽人や多良悠来ら3年生が積み上げてきた実績は、次のチームへと確かに受け継がれていきます。
全国レベルでの評価|甲子園を経験した新興勢力
鳥栖工業は2023年夏に春夏通じて初めて甲子園に出場した、比較的歴史の浅い強豪です。
それでも、わずか3年後に春県準優勝を果たすなど、着実に佐賀県の上位に定着してきました。
2026年のエース竹谷陽人は、ドラフト会議ホームページで「必見選手」として佐賀大会でも屈指の評価を受けていました。
夏は早期敗退となったものの、県内でこれだけの選手を育てられる指導力は全国的にも注目に値します。
新興の工業高校が、私学に伍して戦える力をつけてきた点は大きな価値があります。
強みと課題|投手力を継続できるか
2026年の鳥栖工業の最大の強みは、エース竹谷陽人を中心とした投手力でした。
竹谷は春の県大会で準々決勝から決勝まで全5試合を投げ抜き、3試合連続無四球を記録するなど、抜群の安定感を見せました。
一方で、その竹谷が卒業する新チームでは、後を継ぐ投手をどう育てるかが最大の課題となります。
幸い、二刀流の坂元栄心ら下級生に力のある選手が残っており、投手力の再建に光は見えています。
打線のまとまりを保ちつつ、新たな軸となる投手を確立できるかが、秋以降のカギを握ります。
まずは、鳥栖工業高校野球部の2026年をひと目でつかめるよう、基本データを表にまとめました。
| 項目 | 2026年の鳥栖工業 |
|---|---|
| エース | 竹谷陽人(3年・最速146キロの右腕) |
| 2026年春 | 佐賀県春季大会 準優勝 |
| 連盟杯(NHK杯) | 準優勝 |
| 2026年夏 | 佐賀大会2回戦敗退(神埼に2-5) |
| 甲子園 | 2023年夏に春夏通じて初出場 |
鳥栖工業高校野球部の投手陣を徹底分析
エース|最速146キロの本格派右腕・竹谷陽人
2026年の投手陣を牽引したのが、3年生右腕のエース・竹谷陽人です。
180センチ80キロの体格から投げ込む直球は最速146キロに達し、鋭いスライダーとの緩急で打者を打ち取ります。
春の佐賀県大会では準々決勝から決勝まで全5試合を投げ抜き、チームを準優勝に導きました。
3試合連続で無四球を記録するなど、球威だけでなく制球力も兼ね備えた本格派です。
ドラフト会議ホームページでも「必見選手」として佐賀大会屈指の評価を受けた、県内トップクラスの右腕でした。
二番手|二刀流で投打に貢献する坂元栄心
竹谷に次ぐ投手として存在感を放つのが、2年生の坂元栄心です。
本来はサードのレギュラーですが、試合途中からマウンドに上がるなど、投打の二刀流でチームを支えました。
夏の2回戦では先発マウンドを任されるなど、下級生ながら投手陣の一角を担う成長を見せています。
竹谷が卒業する新チームでは、この坂元栄心が投手の中心を担うことが期待されます。
打者としても中軸を打つ実力者であり、二刀流としての一層の飛躍が待たれます。
夏の投手起用|継投で臨んだ2回戦
夏の2回戦は、エース竹谷ではなく2年生の坂元栄心が先発のマウンドに立ちました。
しかし序盤から神埼打線につかまり、リードを許す展開となってしまいました。
春に県内屈指の投手力を誇ったチームだけに、夏に本来の力を出し切れなかったのは大きな痛手でした。
それでも、坂元が下級生で実戦経験を積んだことは、新チームにとって貴重な財産となります。
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鳥栖工業高校野球部の野手陣を徹底分析
打線|正捕手・多良悠来を中心とした強力打線
打線の中心を担ったのが、1年時から正捕手を務める3年生・多良悠来です。
176センチ82キロの体格を生かした打撃で4番に座り、投手陣を巧みにリードする司令塔でもありました。
1番には俊足巧打の岡部竜征が入り、上位から下位までつながりのある打線を形成していました。
推薦入試で集めた選手が揃った打撃力は、まさにチームの生命線でした。
春の県大会や連盟杯で上位に食い込めたのも、この強力打線の存在が大きかったといえます。
3番には新戦力の吉戸龍夢が座るなど、下位打線までしっかりと得点力を備えていました。
相手投手にとっては気の抜けない打線であり、少ない好機を確実に得点へ結びつける力がありました。
守備|捕手・多良を要にした堅い守り
守りの中心は、扇の要である多良悠来でした。
1年時から正捕手を任されてきた経験で、投手陣を落ち着かせるリードが持ち味です。
内野では遊撃の中尾颯真、二塁の田淵詩大ら下級生が堅い守備を見せていました。
センターの岡部竜征を中心とした外野の守備範囲も広く、失点を最小限に抑える守りが強みでした。
投手を中心に守り抜くスタイルは、春の県大会準優勝を支えた大きな要素でした。
下級生が多くを占める守備陣は、経験を積むことでさらに安定感を増していくと期待されます。
機動力|つなぐ意識でチャンスを広げる
鳥栖工業の打線は、長打で押し切るというより、つなぐ意識でチャンスを広げるタイプでした。
1番・岡部竜征の出塁を起点に、走塁でもプレッシャーをかける野球が持ち味です。
連盟杯の準決勝では、龍谷を相手に終盤まで競り合い、5対4で競り勝つ勝負強さを見せました。
接戦をものにする粘りは、新チームにもぜひ受け継いでほしい伝統です。
| 年・大会 | 結果 |
|---|---|
| 2025年秋 佐賀県大会 | ベスト8 |
| 2026年春 佐賀県大会 | 準優勝(決勝で佐賀商に2-4) |
| 2026年 連盟杯 | 準優勝(決勝で佐賀商に2-4) |
| 2026年夏 佐賀大会 | 2回戦敗退(神埼に2-5) |
鳥栖工業高校野球部の秋の大会展望と新チーム
夏の総括|春県準優勝の実力が発揮できず
2026年夏の鳥栖工業は、春の県大会準優勝という実績を残しながら、夏は初戦となる2回戦で姿を消しました。
竹谷陽人・多良悠来ら3年生にとっては、無念の最後の夏となりました。
しかし、春から連盟杯まで県内トップクラスの戦いを続けてきた事実は、決して色あせるものではありません。
この悔しさを、後輩たちがどう次につなげていくかが問われます。
秋の大会展望|新チームで巻き返しを狙う
夏の敗退を受けて、鳥栖工業はすぐに新チームでの戦いへと切り替わります。
目下の目標は、秋の佐賀県大会で上位に進出し、翌春のセンバツ選考につながる結果を残すことです。
秋に県上位、そして九州大会へと駒を進めれば、来春のセンバツ出場も見えてきます。
竹谷世代が届かなかった夏の頂点を、次の世代でつかみ取れるかが新チームのテーマです。
佐賀県は突出した1強がおらず、混戦が続く地区だけに、秋も上位進出のチャンスは十分にあります。
春・夏と決勝や上位で佐賀商に阻まれてきた悔しさを、新チームで晴らせるかにも注目が集まります。
新チームの中心|岡部竜征・坂元栄心ら2年生が軸
新チームの中心となるのは、夏もレギュラーとして活躍した2年生たちです。
1番センターの岡部竜征は、佐賀北戦で同点弾を放つなど勝負強さを備えた新チームの顔です。
二刀流の坂元栄心は、投手としても打者としても軸を担う存在として期待されます。
遊撃の中尾颯真、二塁の田淵詩大ら内野陣に加え、1年生ながらセカンドのレギュラーを掴んだ天本陽蕗も台頭しています。
下級生の主力が多く残るだけに、新チームは早い段階から戦力が整うと見られます。
夏を経験したメンバーが中心となるため、実戦感覚を持ったまま秋の戦いに入れるのは大きな強みです。
| 選手 | 学年・守備 | 新チームでの役割 |
|---|---|---|
| 岡部竜征 | 2年・中堅 | 1番を打つ新チームの顔 |
| 坂元栄心 | 2年・投手兼三塁 | エース候補兼中軸打者 |
| 中尾颯真 | 2年・遊撃 | 内野の守備の要 |
| 田淵詩大 | 2年・二塁 | 二遊間を固める内野手 |
| 天本陽蕗 | 1年・二塁 | 1年から定位置を掴む逸材 |
鳥栖工業高校野球部の注目選手
竹谷陽人(3年・投手)
2026年のチームを牽引した、最速146キロの本格派右腕エースです。
180センチ80キロの体格から投げる快速球と鋭いスライダーで、春の県大会では全5試合を投げ抜きました。
3試合連続無四球を記録するなど、球威と制球を兼ね備えた佐賀県屈指の投手でした。
ドラフト会議ホームページでも「必見選手」として高い評価を受けた、実力者です。
多良悠来(3年・捕手)
1年時から正捕手を務めてきた、攻守の要です。
176センチ82キロの体格を生かした打撃で4番に座り、打線の中軸を担いました。
投手陣を落ち着かせるリードで、竹谷陽人ら投手陣を支え続けました。
3年間にわたってマスクをかぶり続けた経験は、チームにとってかけがえのない財産でした。
岡部竜征(2年・外野手)
1番センターを務める、新チームの中心となる俊足巧打の外野手です。
178センチ75キロの体格で、佐賀北戦では同点本塁打を放つなど勝負強さも兼ね備えています。
ドラフト会議ホームページの佐賀大会注目選手にも選ばれた実力者です。
秋以降は、チームの顔として攻守の両面でさらなる活躍が期待されます。
坂元栄心(2年・投手兼内野手)
投打の二刀流でチームを支える、貴重な下級生です。
サードのレギュラーとして5番を打ちながら、マウンドにも上がる万能ぶりが持ち味です。
夏の2回戦では先発を任されるなど、投手としても計算できる存在です。
竹谷陽人が卒業する新チームでは、投手の中心として大きな期待がかかります。
中尾颯真(2年・内野手)
遊撃を守る、新チームの守備の要となる内野手です。
二遊間を中心とした堅い守りで、投手陣を支えてきました。
下位打線からチャンスをつなぐ働きも光り、走攻守にバランスの取れた選手です。
秋以降は、内野の中心として新チームをまとめる役割が期待されます。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 竹谷陽人 | 3年・投手 | 最速146キロ、春県大会全5試合を投げ抜いたエース |
| 多良悠来 | 3年・捕手 | 1年時から正捕手を務める4番の司令塔 |
| 岡部竜征 | 2年・外野手 | 佐賀北戦で同点弾、新チームの顔となる俊足巧打 |
| 坂元栄心 | 2年・投手兼内野手 | 投打の二刀流、新チームのエース候補 |
| 中尾颯真 | 2年・内野手 | 遊撃を守る新チームの守備の要 |
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

佐賀県立鳥栖工業高等学校の基本情報
- 所在地:佐賀県鳥栖市元町1918
- 設立:1939年(昭和14年)
- 区分:県立(工業高校)
- 学科:機械科・電気科・電子機械科・土木科・建築科
- 監督:大坪慎一(佐賀東高OB/日本体育大を経て伊万里農林・伊万里実業を指導)
- 甲子園出場:2023年夏に春夏通じて初出場
- 主なOB:久保山誠(西鉄・阪急)、城野勝博(広島・南海)
鳥栖工業高校は、福岡県との県境に近い交通の要衝・鳥栖市にある県立の工業高校です。
1939年に創立され、機械科や電気科など5つの学科を備える、地域の産業を支える伝統校です。
硬式野球部を率いるのは、佐賀東高校出身で日本体育大学を経た大坪慎一監督です。
大坪監督は伊万里農林(現・伊万里実業)などを指導した後、鳥栖工業を2023年夏の初甲子園、そして2026年春の県準優勝へと導きました。
地元・鳥栖や佐賀県内の中学出身者を中心に、推薦入試で集めた実力のある選手が集まっています。
鳥栖工業高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
鳥栖工業高校野球部の甲子園出場は?
2023年夏の第105回全国高校野球選手権大会に、春夏を通じて初めて出場しました。
佐賀県大会を勝ち上がっての初の甲子園で、佐賀県では新興の実力校として知られています。
2026年の鳥栖工業のエースは誰ですか?
3年生右腕の竹谷陽人がエースでした。
最速146キロの快速球と鋭いスライダーが持ち味で、春の県大会では全5試合を投げ抜いて準優勝に導きました。
ドラフト会議ホームページでも「必見選手」として高い評価を受けていました。
2026年夏の鳥栖工業の結果は?
夏の佐賀大会では、初戦となった2回戦で神埼に2対5で敗れ、姿を消しました。
春の県準優勝から一転しての早期敗退となり、竹谷世代の集大成は実りませんでした。
鳥栖工業高校野球部のまとめ
2026年の鳥栖工業高校野球部は、最速146キロのエース竹谷陽人を擁して春の佐賀県大会で準優勝を果たした実力校でした。
しかし、夏の佐賀大会では初戦の2回戦で神埼に敗れ、あまりにも早い夏の終わりを迎えました。
それでも、1番の岡部竜征や二刀流の坂元栄心ら下級生の主力が多く残り、新チームの土台はしっかりしています。
秋の佐賀県大会で上位に進出し、翌春のセンバツ、そして次の夏へとつなげられるかが焦点となります。
2023年に初めて甲子園の舞台を経験した鳥栖工業が、再び全国への切符をつかめるのか。
竹谷世代が届かなかった頂点を、新チームがどう目指していくのか、鳥栖工業の今後に注目しましょう。
▶ ドラフト候補のスカウト評価・指名予想を深掘り!「ドラフト候補研究所」はこちら




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