ビッグ開発ベースボールクラブは、沖縄県那覇市を拠点に日本野球連盟へ加盟する社会人野球のクラブチームです。
不動産管理会社のビッグ開発が母体で、部員全員が関連会社に勤めながら仕事と野球の両立を掲げて活動しています。
2016年には全日本クラブ選手権を制してクラブ日本一に輝いた、沖縄を代表する実力あるクラブチームです。
この記事では、ビッグ開発ベースボールクラブの2026年の戦力を投打の両面から分析し、大会展望と注目選手まで紹介します。
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ビッグ開発ベースボールクラブの2026年戦力総評
チーム総評
2026年のビッグ開発ベースボールクラブは、経験豊かな選手をそろえた総合力の高いクラブチームです。
沖縄の高校や県外の大学を巣立った選手が集まり、登録メンバーは43人という充実した陣容になっています。
チームの最大の強みは、2016年に全日本クラブ選手権を制したクラブ日本一の実績と伝統にあります。
2026年は都市対抗の沖縄県予選で、沖縄電力やエナジックといった県内の強豪と激しく順位を争いました。
打線では、与勝高校から九州共立大学に進んだ吉浜稜人が中軸として勝負強い打撃を見せてきました。
投手陣ではコザ高校から日本経済大学に進んだ左腕の護得久廉が、先発として試合をつくる役割を担います。
ベテランと若手が入り交じった構成で、30代の選手が多い一方で18歳の高卒ルーキーも顔をそろえました。
選手兼任の監督やコーチが複数いるのも特徴で、現役の視点を生かした一体感のあるチームづくりが光ります。
クラブ日本一を知る集団として、もう一度全国の頂点をつかむことを目標に日々の練習を積み重ねてきました。
沖縄の島々や県外から集まった選手が、クラブ日本一という共通の目標のもとに一つにまとまってきました。
全国大会の常連として積み上げてきた経験は、大一番での戦い方にも確かな落ち着きを与えています。
年齢や経歴の異なる選手が同じベンチで競い合う環境が、チーム全体の底力を静かに押し上げてきました。
地元沖縄で育った選手が中心となりながら、県外の高校や大学を経た選手も加わって幅広い個性が共存しています。
| 項目 | 2026年のビッグ開発ベースボールクラブ |
|---|---|
| 区分 | クラブチーム(日本野球連盟/沖縄県) |
| 母体 | ビッグ開発(那覇市の不動産管理会社) |
| 本拠地 | 沖縄県那覇市 |
| 監督 | 羽地 淳平(総監督 下地 剛) |
| 全国大会 | 全日本クラブ選手権 優勝1回(2016年) |
| チームの軸 | 吉浜稜人・野原朝空・護得久廉 |
監督
2026年のチームを率いるのは、中部商業高校から九州産業大学に進んだ羽地淳平監督です。
羽地監督は自らも選手として登録される選手兼任の指揮官で、現役の感覚を生かした采配を振るってきました。
チームの総監督には、創設以来チームを支えてきた下地剛が就いてグラウンド全体を見守っています。
下地はかつて県立高校の外部コーチを務め、その教え子たちの要望を受けてこのチームを立ち上げました。
コーチには前原高校出身の山城則治や八重山農林高校出身の玉城修が、選手を兼ねながら加わっています。
部長を務める下地一平も含め、チームは長年連れ添った顔ぶれで固い結束を保ってきました。
選手を兼ねる指導者が多い環境は、世代を超えた風通しのよさをチームにもたらしてきました。
羽地監督と下地総監督が二人三脚でチームを導き、勝利の追求と若い選手の育成をともに大切にする歩みを続けてきました。
沿革
ビッグ開発ベースボールクラブは、2008年に那覇市の不動産管理会社によって創設されました。
高校野球で実力を示した選手たちに、卒業後も競技を続けられる場を用意したいという理念が出発点になりました。
2010年には都市対抗の沖縄県予選で前年の九州第一代表だった沖縄電力を破り、二次予選へと駒を進めています。
同じ2010年には西日本クラブカップで初優勝を飾り、創設まもないチームが早くも全国区の力を示しました。
2013年には沖縄県のチームとして史上初めて全日本クラブ選手権の全国大会に出場する快挙を成し遂げています。
そして2016年には第41回全日本クラブ選手権を制し、沖縄のクラブチームとして初めて全国の頂点に立ちました。
同じ2016年には社会人野球日本選手権にも初めて出場し、クラブ球界を代表するチームへと駆け上がりました。
2022年にはJABA徳山スポニチ大会でも優勝を飾り、全国各地の大会で存在感を示し続けています。
創設からおよそ18年をかけて、ビッグ開発は沖縄を代表する名門クラブチームへと成長を遂げました。
沖縄のクラブ球界を切り開いてきた歩みは、後に続くチームにとっても大きな道しるべになりました。
ビッグ開発ベースボールクラブの投手陣を徹底分析
2026年のビッグ開発ベースボールクラブの投手陣は、経験を積んだ本格派をそろえた層の厚さが持ち味です。
先発の柱を担うのは、コザ高校から日本経済大学に進んだ左腕の護得久廉になります。
護得久はクラブ選手権の予選で6回3分の1を投げ、粘り強い投球でチームの計算できる存在になっています。
横浜隼人高校から亜細亜大学に進んだ山口直也は、完投した経験も持つ制球力の高い右腕です。
沖縄水産高校出身の國吉一輝は、若さと勢いを武器に先発から中継ぎまで幅広い役割をこなします。
与勝高校から日本経済大学に進んだ大山正剛も、リリーフとして無失点の好投を見せる右腕になります。
KBC学園未来高校出身の依田龍斗など、20歳前後の若い投手が今後の投手陣に厚みを加える存在です。
監督の羽地淳平自身も投手として登録され、いざという場面ではマウンドに上がる準備を整えています。
左右の投手をバランスよくそろえた編成は、連戦が続く社会人の予選トーナメントで大きな武器になりました。
経験豊かな投手が多い一方で若手も台頭しており、投手陣の世代交代も少しずつ進んでいます。
先発から救援まで役割を分担できる編成は、全国級の打線と対戦する予選でこそ真価を発揮します。
クラブチームの投手は限られた登板機会で結果を求められるため、一球ごとの集中力がとりわけ問われてきました。
経験に勝る投手陣は、若い打者の多い相手と対戦する場面でとりわけ大きな強みとなってきました。
| 選手 | 投/打 | 経歴 |
|---|---|---|
| 護得久 廉 | 左/左 | コザ高 – 日本経済大 |
| 山口 直也 | 右/左 | 横浜隼人高 – 亜細亜大 |
| 國吉 一輝 | 右/左 | 沖縄水産高 |
| 大山 正剛 | 右/右 | 与勝高 – 日本経済大 |
| 依田 龍斗 | 右/左 | KBC学園未来高 |
| 羽地 淳平 | 右/右 | 中部商業高 – 九州産業大 |
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ビッグ開発ベースボールクラブの野手陣を徹底分析
2026年のビッグ開発ベースボールクラブの野手陣は、勝負強い中軸と厚みのある選手層が持ち味です。
打線の核を担うのは、与勝高校から九州共立大学に進んだ25歳の吉浜稜人になります。
吉浜は通算でOPS1.017という高い数字を残しており、勝負どころで長打を放てる中軸として信頼を集めています。
滋賀学園高校を経た22歳の野原朝空は、クラブ選手権の予選で打率7割5分という圧巻の打撃を披露しました。
野原は2026年に一気に台頭した若い打者で、これからのチームを背負って立つ存在に成長しつつあります。
キャプテン格の玉城修は八重山農林高校出身の33歳で、コーチを兼ねながら攻守でチームを引っ張ってきました。
前原高校出身の山城則治は、コーチを務めながら本塁打も放つ勝負強い内野手として存在感を放ちます。
沖縄尚学高校から九州共立大学に進んだ仲西莉音も、経験豊かな右打者として打線に安定感を加える一人です。
小禄高校から九州共立大学に進んだ新里偲文など、県内外で鍛えられた選手が幅広く名を連ねています。
30代のベテランと20代前半の若手がかみ合い、経験の幅が打線全体の底上げにつながっています。
俊足の選手をそろえた機動力も持ち味で、盗塁や小技を絡めた攻撃で相手の守備を揺さぶりました。
一発を秘めた打者とつなぎ役の打者がかみ合えば、打線は一気に大きな得点力を生み出せます。
守備でも堅実なプレーを積み重ね、投手陣を後ろから支える安定した内外野を築いてきました。
| 選手 | 守備 | 経歴 |
|---|---|---|
| 吉浜 稜人 | 内野手 | 与勝高 – 九州共立大 |
| 野原 朝空 | 外野手 | 長嶺高 – 滋賀学園高 |
| 玉城 修 | 捕手 | 八重山農林高 |
| 山城 則治 | 内野手 | 前原高 |
| 仲西 莉音 | 内野手 | 沖縄尚学高 – 九州共立大 |
| 新里 偲文 | 内野手 | 小禄高 – 九州共立大 |
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ビッグ開発ベースボールクラブの大会展望
都市対抗野球予選への挑戦
クラブチームであるビッグ開発にとって、都市対抗は企業チームと真っ向からぶつかる大舞台になります。
2026年の沖縄県一次予選では、二回戦でてるクリニックを9対0の完封で退けて好発進しました。
代表決定戦では沖縄電力に2対12で敗れ、続く一戦でもエナジックに1対3で屈して県三位に終わっています。
沖縄電力とエナジックという県内の二強に阻まれ、惜しくも九州二次予選への進出はなりませんでした。
それでも一時はリードを奪う場面もあり、強豪相手に食らいつく地力の高さは十分にうかがえました。
都市対抗の本大会にはまだ届いていませんが、県予選を勝ち抜く力を毎年のように示し続けています。
二強との差を埋めて沖縄県の代表権をつかむことが、都市対抗に向けた当面の大きな目標になります。
企業チームがひしめく沖縄の予選を勝ち抜く力は、クラブチームとして胸を張れる確かな到達点になりました。
全日本クラブ選手権への道
クラブチームにとっての大きな全国切符は、優勝経験もある全日本クラブ選手権になります。
2026年は九州二次予選の一回戦で、鹿児島ドリームウェーブと打ち合いを繰り広げました。
試合は序盤にリードを許す苦しい展開となり、6対9で惜しくも競り負けて全国大会には届きませんでした。
2016年に頂点を極めた大会だけに、初戦での敗退はチームにとって悔しさの残る結果になりました。
過去に8度の全国大会を経験し、一度は日本一に輝いた実績はチームの大きな誇りになっています。
クラブ日本一を知る選手たちが健在なだけに、王座奪回への意欲はいまも高く保たれてきました。
2027年は投打の主力がそろって残る見込みで、全国の舞台への返り咲きが現実的な目標になります。
2016年の優勝は、いまも沖縄のクラブ球界に語り継がれる大きな金字塔になっています。
| 2026年の主な戦績 | 相手・結果 |
|---|---|
| JABA石川逢篤杯 2回戦 | 〇4-2 沖縄大 |
| 都市対抗沖縄予選 2回戦 | 〇9-0 てるクリニック |
| 都市対抗沖縄予選 代表決定 | ●1-3 エナジック |
| クラブ選手権九州予選 1回戦 | ●6-9 鹿児島ドリームウェーブ |
ビッグ開発ベースボールクラブの注目選手
吉浜 稜人(内野手)
吉浜稜人は与勝高校から九州共立大学に進んだ25歳の内野手で、打線の中軸を担う存在です。
通算でOPS1.017という高い数字を残し、勝負どころで長打を放てる勝負強さが最大の持ち味になります。
守備でも堅実なプレーで内野を支え、攻守にわたってチームの中心的な役割を果たしてきました。
野原 朝空(外野手)
野原朝空は滋賀学園高校を経てチームに加わった22歳の外野手で、2026年に大きく飛躍しました。
クラブ選手権の予選では打率7割5分、OPS1.550という圧巻の打撃で周囲を驚かせました。
俊足と勝負強さを兼ね備えた若武者として、これからのチームを引っ張る存在に成長しつつあります。
護得久 廉(投手)
護得久廉はコザ高校から日本経済大学に進んだ25歳の左腕で、投手陣の柱を担う存在です。
クラブ選手権の予選では6回3分の1を投げ抜き、粘り強い投球で試合をつくる役割を果たしました。
安定した制球力と落ち着いたマウンドさばきで、接戦を最少失点にまとめる投球に定評があります。
玉城 修(捕手・キャプテン格)
玉城修は八重山農林高校出身の33歳で、コーチを兼ねながらチームを長く支えてきたベテランです。
豊富な経験を生かして投手陣を巧みにリードし、若い選手たちの手本となる働きを続けてきました。
明るい人柄と献身的なプレーで、チームの精神的な支柱として欠かせない存在になっています。
山口 直也(投手)
山口直也は横浜隼人高校から亜細亜大学に進んだ28歳の右腕で、経験豊かな先発投手です。
完投した経験も持つ制球力の高さが持ち味で、試合を長いイニングまとめる安定感を備えています。
県外の大学で培った実戦力を生かし、投手陣の中心として大事な試合を任されてきました。
| 注目選手 | ポジション | タイプ |
|---|---|---|
| 吉浜 稜人 | 内野手 | 勝負強い中軸 |
| 野原 朝空 | 外野手 | 飛躍した若手の巧打者 |
| 護得久 廉 | 投手 | 先発を担う左腕 |
| 玉城 修 | 捕手 | チームを支える主将格 |
| 山口 直也 | 投手 | 経験豊かな右腕 |
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ビッグ開発ベースボールクラブの基本情報
- チーム名:ビッグ開発ベースボールクラブ
- 区分:クラブチーム(公益財団法人日本野球連盟/沖縄県)
- 母体:ビッグ開発(那覇市の不動産管理会社)
- 本拠地:沖縄県那覇市
- 創設:2008年
- 監督:羽地 淳平(総監督 下地 剛)
ビッグ開発ベースボールクラブは、沖縄県の県都である那覇市を拠点に活動を続けてきたクラブチームです。
母体のビッグ開発は那覇市の不動産管理会社で、部員は全員が関連会社の一員として働いています。
選手たちは平日にそれぞれの仕事をこなしながら、仕事と野球の両立をテーマに練習へ打ち込んできました。
高校で実力を示した選手たちに競技を続ける場を用意したいという創設の思いが、いまも受け継がれています。
沖縄の球児にとって、卒業後も本格的な硬式野球を続けられる貴重な受け皿の一つになってきました。
選手たちは地域の人々に見守られながら、仕事と野球の両方に全力を注ぐ充実した日々を送っています。
過去にはプロ野球へ選手を送り出しており、地域の野球を全国へつなぐ役割も果たしてきました。
地域の少年野球との交流を通じて、沖縄の野球文化を足元から支える役割も担ってきました。
ビッグ開発ベースボールクラブに関するよくある質問
Q. ビッグ開発ベースボールクラブは企業チームですか。
A. 日本野球連盟への登録区分はクラブチームで、部員は母体のビッグ開発の関連会社に勤めながら活動しています。
Q. チームはいつ創設されましたか。
A. 2008年に那覇市の不動産管理会社ビッグ開発が、高校球児の卒業後の受け皿として創設しました。
Q. 全日本クラブ選手権で優勝した経験はありますか。
A. 2016年の第41回全日本クラブ選手権で優勝し、沖縄のクラブチームとして初めて全国の頂点に立ちました。
Q. プロ野球に進んだ選手はいますか。
A. 投手の嘉弥真新也や外野手の島井寛仁が、このチームなどを経てプロ野球へと進んでいます。
Q. 2026年の成績はどうでしたか。
A. 都市対抗の沖縄県予選では沖縄電力とエナジックに敗れて県三位となり、クラブ選手権の全国出場も逃しました。
Q. チームの監督は誰ですか。
A. 2026年シーズンは羽地淳平監督が指揮を執り、創設者の下地剛が総監督としてチームを支えています。
ビッグ開発ベースボールクラブのまとめ
2026年のビッグ開発ベースボールクラブは、都市対抗と全日本クラブ選手権の両方で全国まであと一歩に迫りました。
都市対抗の沖縄県予選では二強に阻まれて県三位となり、クラブ選手権の九州予選でも初戦で涙をのんでいます。
吉浜稜人や野原朝空を中心とする打線と、護得久廉を柱とする投手陣がチームの現在地を力強く支えました。
クラブチームでありながら全国の頂点を知る姿は、沖縄の社会人野球の可能性を大きく広げてきました。
2016年に極めたクラブ日本一の記憶を胸に、この名門クラブは再び全国の頂点を目指して歩み続けます。
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