2026年の夏、大分商は13年ぶり15回目となる夏の甲子園に出場しました。
1回戦では日本文理を6対4で下し、29年ぶりに初戦を突破しています。
プロ注目右腕を擁したその世代の大半が、今年で卒業を迎えるでしょう。
新チームは、唯一スタメンで残る外野手と、若い左腕を軸に再建へ向かいます。
この記事では、2026年秋の大分商を、投手陣と野手陣の両面から徹底分析します。
明豊の牙城を崩すべく、再び頂点を狙う新チームの歩みを見ていきましょう。
| 項目 | 2026年秋の大分商 |
|---|---|
| チームの現在地 | プロ注目右腕を擁した主力が卒業し、大きな再建期へ |
| 継続の核 | 唯一スタメンで残る右翼・杉山巧真 |
| 最大の課題 | エースと正捕手、打線をほぼ一から作り直す再建 |
| 明るい材料 | 1年から甲子園ベンチ入りした左腕・葛城晴紀 |
| 秋の目標 | 秋季大分県大会を勝ち上がり、秋季九州大会へ |
| 監督 | 那賀誠 |
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大分商業高校野球部の2026年秋の戦力総評
新チームのチーム総評
2026年秋の大分商は、非常に大きな再建期を迎えることになります。
甲子園のベンチ入り20人のうち、18人を3年生が占めていました。
夏にスタメンを張った選手で残るのは、右翼手の杉山巧真ただ1人です。
杉山は2年生ながら3番打者として甲子園でフル出場を果たしました。
新チームでは、名実ともにチームの中心を担うことになります。
一方で、投打の主力はほぼ総入れ替えとなります。
プロ注目の大型右腕・平田玲翔は、最速150キロを誇るエースでした。
四番で扇の要だった伊東大雅も、チームを去ることになります。
平田に次ぐ右腕だった米田泰志ら、投手陣もそろって卒業するでしょう。
マウンドと捕手、そして打線の中軸は、まさに一から作り直します。
新チームの唯一の投手経験者に近いのが、左腕の葛城晴紀です。
葛城は1年生ながら甲子園のベンチ入りを果たした期待の左腕です。
杉山と葛城を軸に、県立商業の名門は再建のスタートを切ります。
源田壮亮や森下暢仁を育てた伝統が、この大再建を支える力になります。
2026年夏の戦いを振り返る
2026年の大分商は、春から充実した戦いを見せました。
春の県選手権では準決勝で明豊を撃破し、決勝まで勝ち進みました。
その勢いのまま夏の大分大会を制し、13年ぶりの甲子園。
迎えた甲子園の1回戦では、新潟の日本文理と対戦しています。
打線がつながって6対4で競り勝ち、29年ぶりの初戦突破を果たしました。
続く2回戦の相手は、香川の英明でした。
大分商は1対6で敗れ、47年ぶりとなる夏2勝には届きませんでした。
それでも、甲子園で挙げた1勝は選手たちの大きな自信になっています。
この夏の経験は、若い選手たちにも確かな財産として残りました。
全国レベルでの立ち位置
大分商は、春夏合わせて22回の甲子園出場を誇る大分の名門です。
夏の選手権では15回、春のセンバツにも7回出場しています。
甲子園での最高成績は、春夏ともにベスト8です。
1967年、1970年、1979年の夏に、ベスト8へ勝ち上がりました。
近年の大分は、私学の明豊が頭一つ抜けた存在。
大分商は、その明豊を追う公立の代表格として知られています。
多くのプロ野球選手を輩出してきた伝統校でもあります。
新チームも、その誇りを胸に再建から巻き返しを図るでしょう。
大分商は、1917年に創立された大分市の県立商業高校です。
硬式野球部は1921年の創部で、長く大分県の野球界を牽引してきました。
数多くのプロ野球選手を送り出してきたことでも知られています。
西武で活躍する源田壮亮は、大分商が誇る代表的なOBの一人です。
源田は守備の名手として、球界を代表する遊撃手に成長しました。
広島のエース・森下暢仁も、大分商が生んだスターの一人です。
オリックスの川瀬堅斗やソフトバンクの三代祥貴も同校の出身です。
こうした先輩たちの存在は、後輩たちにとって大きな目標になっています。
公立校でありながら全国区の強豪であり続けてきた点が、大分商の誇りです。
その伝統を受け継ぐ選手たちが、新チームでも成長を目指します。
甲子園で挙げた1勝の経験は、若い選手たちの大きな財産になりました。
経験の浅さは、全員で役割を広げる総力戦でカバーしていくことになります。
一人ひとりが成長を重ね、チーム全体で戦う姿勢がこの秋は問われます。
新チームは、ほぼ全ての守備位置で新しい主役を探すことになるでしょう。
だれが正捕手や内野のレギュラーをつかむのか、秋の争いが注目されます。
大再建の一年は、若い選手にとって大きく飛躍する好機でもあります。
| 試合 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 甲子園 1回戦 | 日本文理(新潟) | ○ 6-4 |
| 甲子園 2回戦 | 英明(香川) | ● 1-6 |
| 春・県選手権 | 明豊ほか | 準決勝で明豊を撃破し決勝進出 |
\最速151キロの右腕/
大分商業高校野球部の投手陣を徹底分析
新チームの投手陣は、まさに白紙からの再建となります。
夏にチームを支えたのは、プロ注目の大型右腕・平田玲翔でした。
平田は187センチの長身から最速150キロを投げ込むエースでした。
平田に次ぐ右腕として先発も務めた米田泰志も、卒業を迎えます。
主戦を担った3年生投手がそろって抜けるため、マウンドは一新されます。
その中で期待がかかるのが、左腕の葛城晴紀です。
葛城は1年生ながら甲子園のベンチ入りを果たした逸材です。
左投げ左打ちの投手で、次代のマウンドを担う候補に挙げられます。
経験の浅い投手陣が、公式戦でどこまで成長できるかが問われます。
複数の若い投手を育てながら、継投で試合を作る形が求められるでしょう。
だれが新エースへ名乗りを上げるかが、秋に向けた最大の見どころです。
プロ注目右腕が抜けた穴を、チーム全体でどう埋めるかが鍵となります。
この冬にどれだけマウンドを整備できるかが、新チームの浮沈を左右します。
継投を含め、複数の投手をどう起用するかも指揮官の腕の見せどころです。
実戦の中で投手陣が経験を積み重ねることが、何よりの成長につながります。
球威と制球が上積みされれば、投手陣の顔ぶれも大きく変わってきます。
守りの野球を持ち味とする大分商にとって、投手陣の整備は最優先です。
若い投手が一冬でどこまで力をつけるかに、大きな注目が集まります。
大分商業高校野球部の野手陣を徹底分析
野手陣は、唯一スタメンで残る杉山巧真を中心に立て直します。
杉山は2年生ながら、夏の甲子園で3番・右翼としてフル出場しました。
大舞台を経験した右打者として、新チームの打線を引っ張ります。
その経験と実績は、若い打線にとって大きな支えになります。
一方で、打線の中軸を担った3年生はそろってチームを去るでしょう。
四番の伊東大雅は、大分県選抜にも選ばれた強打の捕手でした。
1番・三塁で攻守の起点だった河野晃悠斗も、卒業を迎えます。
中軸を担った木村颯汰ら、打線の骨格もすべて入れ替わります。
正捕手と内野の再建は、新チームにとって大きな課題。
残る下級生たちが、この冬にどれだけ力をつけられるかが鍵を握ります。
杉山を軸に、新しい打線の形を一から築いていくことになります。
県内の中学出身者が中心の公立校らしく、堅い守りも磨きたいところです。
若い選手たちの成長が、打線の底上げに直結していきます。
残る下級生たちも、この冬のオフに向けて激しい競争を繰り広げます。
控えで経験を積んだ選手たちの成長が、打線の底上げにつながるでしょう。
杉山ひとりに頼らない、層の厚い打線づくりが求められます。
堅い守りと機動力を絡めた攻めが、新チームの持ち味になりそうです。
県内の中学出身者が中心のチームらしく、粘り強い野球を目指します。
新しい打線の骨格が、秋の戦いの中で少しずつ固まっていきます。
走塁でも足を絡め、少ない好機を確実に得点へ結びつけたいところです。
杉山を中心とした新しい打線の形が、秋の戦いで問われることになります。
明豊に挑むためにも、打ち勝てる力を一冬で身につけたいところです。
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大分商業高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季大分県大会の展望
新チームの最初の大きな戦いは、9月に開幕する秋季大分県大会です。
この大会で上位に食い込むことが、秋季九州大会への第一歩となります。
大分県からは、上位2校が秋季九州大会への出場権を得られます。
つまり県大会で決勝まで進むことが、当面の具体的な目標。
近年の大分は、私学の明豊が頭一つ抜けた存在となっています。
主力を大きく入れ替えた新チームにとって、県内の争いは楽ではありません。
それでも公立の名門としての伝統を、再建の力に変えたいところです。
杉山巧真を軸にした打線と、若い投手陣の成長が鍵を握ります。
まずは新チームの形を整え、県大会で確かな戦いを見せたいところです。
秋季九州大会とセンバツへの道
大分県で上位2校に入れば、舞台は秋季九州大会へと移ります。
2026年の秋季九州大会は、熊本県での開催が予定されています。
九州大会には、各県から2校ずつ、計16校が集まって覇を争うでしょう。
翌春のセンバツの当落は、この九州大会での成績が大きく左右します。
センバツの九州の出場枠は、他地区より多い4校が基本。
九州大会でベスト4前後まで進めば、センバツ当選が見えてきます。
新チームにとって、まずは九州大会の舞台に立つことが目標になります。
大再建の中でも、伝統校らしい戦いを積み上げていきたいところです。
新チームの目標
2026年秋の大分商は、非常に大きな再建の中でシーズンを迎えます。
主力のほとんどが抜けた現状では、いきなり上位を狙うのは容易ではありません。
現実的な当面の目標は、県大会で確かな戦いを見せることです。
その積み重ねが、翌春につながる大切な一歩になります。
唯一の残留スタメン・杉山巧真が、その挑戦を引っ張っていきます。
この冬にマウンドと打線をどう固められるかが、秋以降の伸びを決めるでしょう。
公立の名門として、一日でも早く新しいチームを作り上げたいところです。
九州の秋は、県大会を勝ち抜いた先に九州の舞台が待っています。
一戦ごとに成長しながら、上位進出を確実につかみ取りたいところです。
接戦を勝ち切る勝負強さが、秋の大分商にも求められます。
大再建の一年を、伝統校らしい粘りで乗り越えたいところです。
公立の名門として、堅い守りを土台にした戦いを積み上げていきます。
若いチームがどこまで伸びていくのか、秋の一戦一戦が楽しみです。
まずは目の前の一勝を重ね、自信をつけていくことが大切になります。
| 時期 | 秋の主な流れ |
|---|---|
| 9月 | 秋季大分県大会が開幕 |
| 県上位2校 | 秋季九州大会への出場権を獲得 |
| 10月 | 秋季九州大会(熊本県開催) |
| 翌春 | 九州大会の成績をもとにセンバツ選考 |
\右腕のドラフト評価は?/
大分商業高校野球部の注目選手
ここからは、2026年秋の新チームで注目したい選手を紹介していきます。
主力が大きく入れ替わる中で、数少ない残留組が中心となります。
杉山巧真(新3年・外野手)
新チームの中心となるのが、右翼を守る杉山巧真です。
杉山は2年生だった夏の甲子園で、3番・右翼としてフル出場しました。
大舞台を経験した右打者として、打線を引っ張る存在になります。
唯一スタメンで残る選手として、その責任は非常に大きくなります。
杉山の打棒が、新チームの得点力を大きく左右することになるでしょう。
葛城晴紀(新2年・投手)
マウンド再建の期待を背負うのが、左腕の葛城晴紀です。
葛城は1年生ながら、夏の甲子園でベンチ入りを果たしました。
左投げ左打ちの投手で、早くから素質を高く評価されています。
プロ注目右腕が抜けた投手陣で、次代の柱になることが期待されます。
この冬の成長が、新チームの投手事情を大きく左右するでしょう。
| 選手 | 新学年 | 夏の役割 |
|---|---|---|
| 杉山巧真 | 新3年 | 3番・右翼で甲子園にフル出場 |
| 葛城晴紀 | 新2年 | 左腕として甲子園ベンチ入り |
この2人を中心に、控えから力をつけた選手の台頭が期待されます。
主力が大きく入れ替わる秋は、新しいヒーローが生まれる季節でもあります。
だれが新チームの中心へと成長していくのか、注目して見ていきたいところです。
数少ない残留組が、若いチームをどう引っ張るのかにも注目です。
大舞台の経験を持つ選手が残ることは、再建における大きな支えになります。
杉山と葛城の成長が、新チームの浮沈を大きく左右していきます。
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大分県立大分商業高等学校の基本情報
- 所在地:大分県大分市西浜4番2号
- 設立:1917年創立の大分県立(公立)の商業高校。硬式野球部は1921年創部
- 登録部員:28人(大分県内の中学出身者が中心)
- 甲子園出場:夏の選手権15回・春センバツ7回(ともにベスト8が最高)
- 主なOB:森下暢仁(広島)/源田壮亮(西武)/川瀬堅斗(オリックス)/三代祥貴(ソフトバンク)/廣澤伸哉(元オリックス)
大分商業高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 新チームのエースは誰になりますか?
A. プロ注目右腕の平田玲翔が卒業するため、現時点では白紙です。
1年から甲子園を経験した左腕・葛城晴紀を軸に、投手陣を立て直します。
Q. 夏の主力で新チームに残る選手は?
A. 夏のスタメンで残るのは、3番・右翼の杉山巧真ただ1人です。
投手では、1年で甲子園ベンチ入りした葛城晴紀が残ります。
Q. なぜ大きな再建になるのですか?
A. 甲子園のベンチ入り20人のうち、18人を3年生が占めていたためです。
主力の大半が卒業するため、投打ともにほぼ一から作り直します。
Q. 大分商の監督は誰ですか?
A. 監督は那賀誠で、大分県出身の指揮官です。
チームを13年ぶりの夏の甲子園、そして初戦突破へと導きました。
Q. 大分商の甲子園での実績は?
A. 春のセンバツに7回、夏の選手権に15回出場している大分の名門です。
甲子園での最高成績は、春夏ともにベスト8です。
Q. 大分商出身のプロ野球選手は?
A. 西武の源田壮亮や広島の森下暢仁など、多くの選手を輩出しています。
川瀬堅斗や三代祥貴らも、大分商が誇る近年のOBです。
Q. 新チームの秋の目標は?
A. まずは秋季大分県大会で上位2校に入り、秋季九州大会に出場することです。
九州大会で結果を残せば、翌春のセンバツ出場も見えてきます。
Q. 注目の下級生は誰ですか?
A. 新チームの軸となる杉山巧真と、左腕の葛城晴紀に注目が集まります。
この2人を中心に、控えから伸びてくる選手の台頭も期待されます。
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大分商業高校野球部のまとめ
2026年秋の大分商は、非常に大きな再建期を迎えます。
プロ注目右腕の平田玲翔ら、投打の主力がそろって卒業します。
夏のスタメンで残るのは、3番・右翼の杉山巧真ただ1人です。
それでも、大舞台を経験した杉山が新チームの中心になります。
マウンドは、1年で甲子園を経験した左腕・葛城晴紀を軸に立て直します。
源田壮亮や森下暢仁を育てた公立の名門の伝統も、再建を支える力です。
秋の目標は、大分県大会を勝ち上がって九州大会の舞台に立つことです。
明豊を追う公立の代表格として、再び頂点への戦いが始まります。
この冬にどれだけチームを作り上げられるかが、秋以降の伸びを決めます。
大きく生まれ変わる大分商が、秋にどんな戦いを見せるのか、目が離せません。
甲子園で得た1勝の自信を、新チームは必ず次へつなげていくはずです。
数少ない残留組を中心に、伝統校の再建がこの秋始まります。
プロ注目右腕を擁した世代が残した誇りを、後輩たちが受け継いでいきます。
伝統校の再建がどこまで進むのか、秋からの歩みに注目が集まるでしょう。




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