「大手予備校が高校野球へ」——2026年、そんな異色のニュースで話題を集めたのが四谷学院高校です。
大学受験でおなじみの四谷学院が茨城県に通信制高校を開き、2026年4月に硬式野球部を創設しました。
全国から集まった1年生だけのチームは、この夏に公式戦初勝利を挙げ、2回戦で強豪・霞ケ浦に敗れました。
この記事では、2026年秋を戦う四谷学院高校野球部の新チームを、投手陣と野手陣の両面から徹底的に分析します。
夏の戦いの振り返りから、秋の茨城県大会の展望、注目選手までを詳しく紹介していくでしょう。
まずは2026年秋の四谷学院の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。
| 項目 | 2026年秋の四谷学院高校 |
|---|---|
| 新チームの性格 | 全員1年生・誰も抜けない完全な継続 |
| エース | 松本颯志(1年・二刀流の右腕) |
| 2026年夏 | 茨城大会 2回戦(●1-9 霞ケ浦) |
| 母体 | 大学受験予備校「四谷学院」の通信制高校 |
| 目標 | 甲子園出場、そして3年後の日本一 |
\全国の逸材が勢ぞろい!/
四谷学院高校野球部の2026年秋の戦力総評
チーム総評|全員1年生・誰も抜けない新チーム
2026年秋の四谷学院は、全国でも珍しい、一人も選手が抜けない新チームです。
夏を戦ったメンバーが全員1年生のため、卒業する選手がいないからです。
夏に登録された14人が、そのまま秋のチームとして戦います。
多くの学校が3年生を送り出して再建に入るなかで、四谷学院は完全な継続で秋を迎えます。
もっとも、選手が全員1年生である以上、経験の浅さは否めません。
夏に積んだ経験を、この秋にどれだけ力へと変えられるかが最大のテーマです。
創部からわずか数カ月で夏に初勝利を挙げた勢いは、大きな財産。
同じ顔ぶれで戦い続けられる強みを、成長の速さにつなげたいところです。
2026年夏を振り返る|初勝利のあと霞ケ浦に敗退
四谷学院は2026年夏、創部初年度で全国高校野球選手権茨城大会に挑みました。
1回戦ではつくば秀英を7対0で下し、公式戦初勝利を完封で飾っています。
先発の松本颯志が6回を自責点0に抑え、小野朔太郎が2回を無安打に封じる完封リレーでした。
1年生だけのチームが強豪を完封した価値は、決して小さくありません。
続く2回戦の相手は、2年前に県を制した強豪・霞ケ浦でした。
1回裏にいきなり6点を奪われるなど、格上の力の前に苦しい展開となりました。
4回に1点を返したものの、1対9の7回コールドで夏を終えました。
本村幸雄監督は選手の健闘をたたえ、「100点です」とねぎらっています。
| ラウンド | 日程 | 対戦・結果 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 7/5 | ○7-0 つくば秀英(公式戦初勝利) |
| 2回戦 | 7/10 | ●1-9 霞ケ浦(7回コールド) |
全国での立ち位置|将来性と話題性
創部1年目のチームに、いきなり全国制覇を期待するのは早計です。
甲子園常連校のような分厚い戦力や伝統は、まだこれから築いていく段階にあります。
それでも、全国から有望な中学生が集まっている点で、将来性は高く評価されています。
プロの育成に携わった指導者がいることも、大きな強みです。
指導の土台には、目標達成の手法として知られる「原田メソッド」が据えられています。
競技力と人間力を同時に高める狙いで、選手を育てているのです。
「予備校が本気で甲子園を目指す」という挑戦そのものが、全国的な注目を集めています。
同じ1年生が学年を上げていく数年後が、最大の見どころです。
四谷学院高校野球部の投手陣を徹底分析
エースで4番も担う松本颯志
投手陣の柱は、背番号1のエース・松本颯志です。
神奈川の相陽クラブ出身の右腕で、打線では上位を打つ二刀流タイプの中心選手です。
夏の1回戦・つくば秀英戦では先発して6回を投げ、自責点0の粘投で勝利の立役者となりました。
1年生ながら、チームの中心を担う存在です。
投げても打っても計算できる二刀流は、選手数の限られた新チームにとって大きな武器です。
ここから球速や制球を磨けば、さらに頼れる大黒柱になれる素材。
全員が1年生のチームだけに、松本颯志にかかる期待は特に大きくなっています。
秋に向けてどこまで完成度を高められるかが、チームの浮沈を握ります。
継投を支える小野朔太郎・橋口健佑
松本を援護するリリーフ陣も、夏にさっそく好投を見せました。
1回戦では外野手の小野朔太郎が2回を無安打に抑え、完封リレーを締めくくっています。
ほかにも、湘南ボーイズ出身で182センチの長身右腕・橋口健佑らが控えています。
まだ実績は少ないものの、複数の投手をそろえられるのは心強い材料です。
投手層がまだ厚いとは言えないため、松本の負担をどう抑えるかが課題です。
小野や橋口が経験を積み、継投の幅を広げられるかが鍵となります。
初戦で見せた完封リレーのように、守り勝つ野球ができれば上位も狙えます。
若い投手陣が一冬でどれだけ成長するかが、秋以降の楽しみです。
投手陣の伸びしろ
1年生だけの投手陣は、経験こそ浅いものの、伸びしろは大きく残されています。
夏の公式戦を経験したことは、成長への確かな一歩となりました。
全員が寮で生活し、朝から晩まで野球に打ち込む環境が整っています。
この恵まれた環境のなかで、投手陣がどこまで力をつけるかが注目されます。
松本颯志を軸に、複数の投手が育ってくれば、チームの幅は大きく広がるでしょう。
秋の大会は、若い投手陣にとって貴重な成長の舞台となります。
同じ1年生同士でチームを作り上げていく過程そのものが、選手を大きく鍛えます。
互いに競い合いながら力をつけられるのが、この編成ならではの面白さです。
四谷学院高校野球部の野手陣を徹底分析
打線の中軸|魚谷太聖と吉田蒼太
打線は、1年生ながら力強さとまとまりを兼ね備えています。
5番を打つのは、180センチ104キロという堂々たる体格の内野手・魚谷太聖です。
東京の世田谷西リトルシニア出身の大型スラッガーで、チーム屈指のパワーを秘めています。
1年生とは思えない長打力で、打線の得点源として期待されます。
4番を任されるのは、182センチの体格から長打を放つ外野手・吉田蒼太です。
魚谷と同じ世田谷西リトルシニアの出身で、中軸に厚みを加えます。
この2人が新チームのクリーンアップを形成します。
1年生でクリーンアップを組みながら初戦を7得点で飾った打線には、確かな可能性があるでしょう。
上位打線の起点|松本・山本・小山
打線を引っ張るのは、1番でエースの松本颯志と、2番・遊撃の山本一心です。
岐阜中濃ボーイズ出身の山本は、初戦で4打数2安打1打点と活躍しました。
3番には中堅の小山大地が入り、上位打線でのチャンスメークと得点を担います。
相陽クラブの出身で、俊足と巧打が持ち味の選手です。
下位でも、左翼の栗林優桜、三塁の谷内璃空、捕手の高橋新らがつなぎます。
切れ目のない打線で、少ないチャンスを確実にものにしたいところです。
初戦を無失点に抑えた守りの堅さも、このチームの土台になっています。
攻守にわたって、1年生らしからぬまとまりが光ります。
| 打順 | 守備 | 選手 | 出身 |
|---|---|---|---|
| 1 | 投手 | 松本颯志 | 相陽クラブ(神奈川) |
| 2 | 遊撃 | 山本一心 | 岐阜中濃ボーイズ |
| 3 | 中堅 | 小山大地 | 相陽クラブ(神奈川) |
| 4 | 右翼 | 吉田蒼太 | 世田谷西リトルシニア(東京) |
| 5 | 一塁 | 魚谷太聖 | 世田谷西リトルシニア(東京) |
| 6 | 左翼 | 栗林優桜 | 八千代ボーイズ(千葉) |
| 7 | 三塁 | 谷内璃空 | 埼玉SPヤング |
| 8 | 捕手 | 高橋新 | – |
| 9 | 二塁 | 宮崎陽 | 相陽クラブ(神奈川) |
全国から集った1年生
四谷学院の大きな特徴は、メンバーが全国から集まっている点です。
神奈川・東京・埼玉・岐阜・千葉など、各地の強豪中学クラブ出身の選手がそろいます。
特に神奈川の相陽クラブからは、エースの松本颯志をはじめ複数の選手が入部しました。
世田谷西リトルシニアからも、中軸の魚谷太聖と吉田蒼太が加わっています。
全員が寮で生活を共にしながら、新しいチームの歴史を一から作り上げています。
同じ環境で寝食を共にする結束力は、このチームの大きな強みです。
\注目選手の実力は?/
四谷学院高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季茨城県大会の展望
新チームの次の公式戦となるのが、9月に開幕する秋季茨城県大会です。
夏に続く2度目の公式戦で、選手たちの成長が試されます。
茨城は、霞ケ浦や明秀日立、常総学院といった強豪がひしめく全国屈指の激戦区です。
全員1年生の四谷学院にとっては、まず強豪の壁に挑む戦いとなります。
夏に霞ケ浦にコールドで敗れた悔しさを、秋の戦いでどう晴らすかが焦点です。
一戦ごとに成長し、夏よりも上を目指すことが目標になります。
まだ発展途上のチームだけに、秋は経験を積む大切な舞台です。
格上との対戦を通じて、選手たちがどれだけ力をつけられるかが注目されます。
| 大会 | 時期 | ポイント |
|---|---|---|
| 秋季茨城県大会 | 9月〜10月 | 上位2校が秋季関東大会へ |
| 秋季関東大会 | 10/17〜25 | 群馬県で開催 |
| センバツ選考 | 翌春 | 関東・東京の枠は6 |
秋季関東大会・センバツへの道
秋季茨城県大会で上位2校に入れば、秋の関東大会への出場権をつかめます。
2026年の関東大会は群馬県で、10月17日から開かれます。
この関東大会での成績が、翌春のセンバツ選考に直結。
関東と東京にあわせて6つの一般選考枠がある、狭き門への道のりです。
創部1年目のチームにとって、県大会を勝ち抜くことすら簡単ではありません。
それでも、一つでも多く勝ち進み、経験を積むことが将来への糧となります。
「3年後の日本一」へ
四谷学院が掲げるのは、「3年後の日本一」という長期の目標です。
今の1年生が3年生になるころ、チームがどこまで成長しているかが最大の見どころです。
全員が学年を上げていくため、経験は着実に積み上がっていきます。
同じ顔ぶれで戦い続けられる強みを、成長の速さにつなげたいところです。
まずはこの秋、夏よりも一つでも先へ進むことが目標になります。
創部初年度からの挑戦がどこまで続くのか、四谷学院の戦いから目が離せません。
四谷学院高校野球部の注目選手
ここでは、2026年秋の四谷学院高校野球部で注目したい5人の選手を紹介します。
松本颯志(1年・投手)
背番号1を背負う、チームのエースです。
神奈川の相陽クラブ出身の右腕で、打っては上位を任される二刀流タイプの中心選手です。
夏の1回戦では6回を自責点0に抑え、創部初勝利をたぐり寄せました。
投打の両面でチームを引っ張る、新生・四谷学院の象徴といえる選手です。
全員が1年生のチームだけに、その双肩にかかる期待は特に大きくなっています。
秋に向けて、さらなる成長がもっとも楽しみな存在です。
魚谷太聖(1年・内野手)
180センチ104キロという恵まれた体格の、大型スラッガーです。
東京の世田谷西リトルシニア出身で、5番・一塁として打線に長打力をもたらします。
1年生とは思えないパワーで、チームの得点源として期待されています。
3年後の日本一に向けて、打線の中心としての成長が楽しみな選手です。
5番として長打を狙える打者は、若いチームにとって貴重な存在です。
恵まれた体格をさらに生かし、本塁打を量産できる打者への成長が期待されます。
吉田蒼太(1年・外野手)
182センチの体格から長打を放つ、4番の中軸打者です。
魚谷と同じ世田谷西リトルシニアの出身で、1回戦では4番・ライトで先発しました。
魚谷とともに、新チームのクリーンアップを形成します。
長打力を武器に、打線の得点力を大きく引き上げる存在です。
4番として勝負どころで一発を放てる力は、大きな魅力。
中学時代から鳴らした長打力を、高校の舞台でどこまで伸ばすかが楽しみです。
山本一心(1年・内野手)
2番・遊撃を務める、打線の切り込み隊長です。
岐阜中濃ボーイズの出身で、1回戦では4打数2安打1打点と勝利に貢献しました。
守備でも内野の要としてチームを支えます。
上位打線の起点として、四谷学院の攻撃を動かす選手です。
1番の松本颯志が塁に出たあと、確実につないで得点につなげる役割も担います。
俊足を絡めた小技も使える、器用な内野手です。
小山大地(1年・外野手)
3番・中堅を任される、上位打線の中心選手です。
相陽クラブの出身で、俊足と巧打でチャンスメークと得点を担います。
攻守の両面でチームを引っ張る、バランスの取れた選手です。
上位打線でどれだけ得点にからめるかが期待されます。
相陽クラブでは松本颯志や宮崎陽とともにプレーしてきた仲間です。
中学時代からの息の合った連携で、新チームの攻撃を引っ張ります。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 松本颯志 | 1年・投手 | エースで上位も打つ二刀流 |
| 魚谷太聖 | 1年・内野手 | 180cm104kgの大型スラッガー |
| 吉田蒼太 | 1年・外野手 | 182cmの4番打者 |
| 山本一心 | 1年・内野手 | 2番遊撃の切り込み隊長 |
| 小山大地 | 1年・外野手 | 3番中堅の俊足巧打 |
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四谷学院高等学校の基本情報
四谷学院高校は、大学受験予備校として知られる四谷学院を母体とする、広域通信制の高校です。
茨城県筑西市に校舎を構え、2026年4月に硬式野球部を創設しました。
午前は学習、午後は全体練習という通信制ならではの日課で、選手を育てています。
全国から集まった部員は寮で寝食をともにし、勉強と野球の両立を実践しています。
チームを率いるのは、プロの現場を知る本村幸雄監督です。
習志野高校から日本体育大学に進み、日本ハムで選手の育成・教育を担う立場を務めた経歴を持ちます。
指導には、目標達成の手法として知られる「原田メソッド」を取り入れています。
学びと競技の環境を一体で整えるのが、四谷学院ならではの強みです。
- 所在地:茨城県筑西市折本895
- 母体:大学受験予備校「四谷学院」
- 学校形態:広域通信制高校
- 硬式野球部創部:2026年4月
- 監督:本村幸雄(元・北海道日本ハムファイターズ 選手教育ディレクター)
- 部員数:1年生のみ(2026年・登録14人)※全員が寮生活
- 特徴:目標達成手法「原田メソッド」を導入した文武両道
- 目標:甲子園出場、そして3年後の日本一
四谷学院高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 四谷学院高校の2026年秋の新チームはどんなチームですか?
全員が1年生で、一人も選手が抜けない完全な継続の新チームです。
夏に登録された14人がそのまま残り、夏に積んだ経験を力に変えることが秋のテーマです。
Q. 四谷学院高校とはどんな学校ですか?
大学受験予備校で知られる四谷学院が母体の、広域通信制高校です。
茨城県筑西市にあり、2026年4月に硬式野球部を創設したばかりの新しい学校です。
Q. 四谷学院高校野球部の監督は誰ですか?
監督は本村幸雄さんです。
習志野高校から日本体育大学に進み、北海道日本ハムファイターズで選手の育成・教育を担う立場を務めた経歴を持ちます。
Q. 四谷学院高校のエースは誰ですか?
背番号1の松本颯志です。
神奈川の相陽クラブ出身の右腕で、打っては上位も打つ二刀流タイプの中心選手として、投打でチームを引っ張ります。
Q. 四谷学院高校の2026年夏の成績は?
茨城大会の1回戦でつくば秀英を7対0で下し、公式戦初勝利を挙げました。
続く2回戦では強豪・霞ケ浦に1対9で敗れ、創部初年度の夏を終えています。
\ドラフト候補を先取り!/
四谷学院高校野球部のまとめ
2026年秋の四谷学院は、大手予備校が創設した、全員1年生の話題の新チームです。
夏を戦ったメンバーが一人も抜けない、全国でも珍しい完全な継続で秋を迎えます。
元プロの本村幸雄監督のもと、全国から集まった1年生が文武両道で成長を続けます。
創部初年度の夏に公式戦初勝利を挙げた勢いを、秋の戦いにつなげたいところです。
「3年後の日本一」を掲げる四谷学院の挑戦が、これからどこまで続くのか注目です。




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