春のセンバツを制した経験を持つ、徳島の名門・鳴門。
2025年夏には徳島大会を勝ち抜いて甲子園に出場し、初戦で天理を5対4で下してベスト16まで進んだ実力校です。
その主力の多くが3年生として残り、2026年も優勝候補の一角に挙げられます。
チームの顔は、高校通算29本塁打を放つ「阿波のモンスター」こと4番・稲山壮真。
エース右腕・辻侑成との投打の軸で、2年連続の夏の甲子園を狙います。
この記事では、2026年夏の鳴門高校野球部の投手陣・野手陣を戦力分析し、稲山壮真ら注目選手、夏の徳島大会の展望までを詳しく紹介します。
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まずは2026年の鳴門高校野球部を「早わかり表」で確認しましょう。
| 項目 | 2026年の鳴門 |
|---|---|
| 監督 | 森脇稔 |
| 所在地 | 徳島県鳴門市撫養町斎田 |
| 2025年夏 | 徳島大会優勝→甲子園2回戦(前年代表) |
| 2025年秋 | 徳島県秋季大会ベスト8 |
| 2026年夏 | 1回戦〇7-0 城西→2回戦へ |
| 甲子園 | 春センバツ優勝1回(1951年)・夏ベスト8 |
| 注目選手 | 稲山壮真(阿波のモンスター) |
鳴門高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評
2026年の鳴門は、前年に夏の甲子園を経験した世代の主力が3年生として数多く残る、経験豊富なチームです。
最大の武器は、破壊力のある打線です。
4番に座る稲山壮真を中心に、上位から下位まで切れ目なく得点を狙える打力が持ち味で、2026年夏の1回戦では城西を7対0と一方的に退けました。
マウンドには背番号1のエース右腕・辻侑成。
制球と安定感を兼ね備えた投球でゲームを作り、強力打線が援護する形が、鳴門の勝ちパターンです。
甲子園という大舞台を知る選手が主力に並ぶことは、大きなアドバンテージになります。
攻守にわたって落ち着いたプレーができるのが、2026年のチームの強みだと言えるでしょう。
登録メンバーは25名。
徳島県内の中学出身者を中心に、奈良や兵庫といった近畿圏から進学してきた選手も加わり、幅のある編成になっています。
地元の伝統校としての誇りと、全国区の力を兼ね備えたチームです。
昨年からの成長と現在地
2025年の鳴門は、夏の徳島大会を制して甲子園に出場しました。
全国の舞台では、初戦で名門・天理を5対4で撃破。
2回戦で敗れたものの、堂々のベスト16入りを果たしました。
この2025年夏に主力として戦った稲山壮真や辻侑成らが3年生として残ったことで、2026年のチームは経験値の面で他校を上回ります。
2025年秋の県大会ではベスト8、2026年春は3回戦と、公式戦で着実に試合を重ねながら、夏へ向けて完成度を高めてきました。
前年王者として臨む2026年夏は、連覇という大きな目標がかかります。
秋や春に喫した敗戦は、チームにとって課題を確認する貴重な機会になりました。
強打が売りのチームだからこそ、守備や投手陣の安定を高め、隙のない野球を目指してきたのが夏に向けた歩みです。
悔しさをバネにした成長ぶりが、初戦の完封勝利にも表れていました。
全国レベルでの立ち位置
鳴門は、1951年に春のセンバツを制した全国優勝の経験を持つ、徳島県屈指の伝統校です。
夏の甲子園でも準優勝の実績を持ち、近年でも2013年・2016年にベスト8まで勝ち上がるなど、たびたび全国の舞台で存在感を示してきました。
河野竜生(日本ハム)、板東湧梧(巨人)といった投手を筆頭に、多くのプロ野球選手を送り出してきた点も、鳴門の伝統の厚みを物語ります。
河野は2019年のドラフト1位で日本ハムに入団し、侍ジャパンにも選ばれた左腕。
鳴門の名を全国に知らしめた存在です。
2026年のチームは、稲山壮真という全国区のスラッガーを擁し、堅実な戦いができる好チームです。
徳島県内では優勝候補の一角として、また全国でも上位進出をうかがえる力を秘めています。
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 1951年 | 春センバツ | 優勝 |
| 2013年 | 夏の選手権 | ベスト8 |
| 2016年 | 夏の選手権 | ベスト8 |
| 2019年 | 夏の選手権 | 2回戦 |
| 2025年 | 夏の選手権 | 2回戦 |
鳴門高校野球部の投手陣を徹底分析
エース右腕・辻侑成
2026年の鳴門のマウンドを託されるのが、背番号1を背負う3年生右腕・辻侑成です。
奈良ヤング出身で、力で押すよりも、制球とテンポの良い投球で打たせて取る安定感が持ち味です。
長いイニングを任せられるスタミナも兼ね備え、鳴門の投手陣の柱として先発を務めます。
2026年夏の1回戦・城西戦でも先発マウンドに立ち、強力打線の援護を受けて7対0の完封勝利に導きました。
ゲームを作れるエースの存在は、勝ち上がりに向けて大きな安心材料です。
無失点で試合を締めくくれる安定感は、短期決戦の大会で何よりも頼りになります。
継投を支えるリリーフ陣
辻ひとりに頼るのではなく、複数の投手をつなぐ継投も鳴門の強みです。
背番号11の山室大希、背番号19の大西一輝ら3年生右腕が、リリーフとして投手陣に厚みをもたらします。
試合終盤を締める役割を担い、辻の負担を分け合いながら勝利へつなげます。
連戦になる夏の大会では、一人の投手に負担が集中すると終盤に息切れしかねません。
エースと控え投手が役割を分担し、総力戦で相手打線を抑え込めるかが、勝ち上がりのカギを握ります。
強力打線に頼りきりにならず、投手陣が失点を最小限にとどめられれば、鳴門の戦いはより盤石なものになるでしょう。
夏の起用予測
夏の鳴門の投手起用は、辻を軸に据えつつ、試合状況に応じてリリーフをつなぐ形が基本線となりそうです。
強力な打線が得点を重ねる展開に持ち込めれば、投手陣は落ち着いて自分の投球に集中できます。
逆に接戦になった場合でも、エース辻の安定感が終盤の踏ん張りを支えるでしょう。
打線の援護をどれだけ引き出せるか、そして継投のタイミングをどう見極めるかが、前年王者・鳴門の連覇に向けた重要なポイントになります。
鳴門高校野球部の野手陣を徹底分析
打線の組み立て
2026年の鳴門打線は、3年生を中心に、勝負強さと破壊力を兼ね備えた布陣です。
1番に俊足巧打の野田健心、2番に守備の要・三木響生が入って上位で流れを作り、3番の郡勇、4番の稲山壮真、5番の谷泰成と続く中軸で得点を奪います。
1年生の三宅圭汰が6番DHに食い込むなど、若い力も融合しています。
下の表は、2026年夏の1回戦(対 城西)で7対0と快勝した際のスタメンです。
| 打順 | 守備 | 選手 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 中 | 野田健心 | 3年 |
| 2 | 遊 | 三木響生 | 3年 |
| 3 | 左 | 郡勇 | 3年 |
| 4 | 一 | 稲山壮真 | 3年 |
| 5 | 右 | 谷泰成 | 3年 |
| 6 | DH | 三宅圭汰 | 1年 |
| 7 | 捕 | 湊善生 | 3年 |
| 8 | 二 | 西谷太惺 | 3年 |
| 9 | 三 | 武市昊真 | 2年 |
| — | 投 | 辻侑成 | 3年 |
4番の大砲・稲山壮真
打線の中軸を担うのが、4番一塁の稲山壮真です。
180センチ90キロの恵まれた体格から放つ豪快な長打が武器で、高校通算29本塁打をマーク。
「阿波のモンスター」の異名を持つ、全国区の左のスラッガーです。
2025年夏の甲子園・天理戦では持ち前の勝負強さを発揮するなど、大舞台での経験も豊富。
プロのスカウトも注目するドラフト候補で、稲山の一発が試合の流れを一気に変える力を持っています。
1年生のころから公式戦で結果を残し、徳島県の学年別選抜にも選ばれてきた実績は、その打撃センスの高さを裏付けるものです。
相手投手にとっては、常に警戒を強いられる怖い打者です。
守備と機動力
鳴門の野球は、破壊力のある打線が注目されがちですが、守りも堅実です。
1番中堅の野田健心、2番遊撃の三木響生が形作るセンターラインは、投手陣を支える守備の生命線です。
少ない失策で相手にリズムを渡さないことが、接戦をものにする前提となります。
攻撃面でも、長打だけに頼らず、走塁や小技で揺さぶる姿勢を併せ持ちます。
1回戦の城西戦を7対0と圧倒したように、勝負どころで一気に畳みかける集中力が、鳴門打線の恐ろしさです。
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鳴門高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
徳島大会の展望
2026年夏の徳島大会は、7月11日に開幕しました。
前年王者の鳴門は、1回戦で城西を7対0と圧倒し、好スタートを切りました。
強力打線が機能し、エース辻が完封するという、理想的な試合運びでした。
続く2回戦は7月18日、むつみスタジアム(徳島県蔵本公園野球場)で海部と対戦します。
海部は2025年の新人戦中央大会決勝で鳴門を9対7で下したこともある相手で、油断はできません。
ここを勝ち抜けば、上位進出への大きな足がかりとなります。
甲子園連覇への道
2026年の徳島県は、鳴門が優勝候補の一角に挙げられます。
加えて、同じ鳴門市に本拠を置く宿命のライバル・鳴門渦潮や、伝統校の徳島商、近年力をつける阿南光といった強豪も上位を争う実力校です。
前年王者として臨む鳴門にとって、2年連続の夏の甲子園は十分に射程圏内にあります。
稲山壮真を中心とした強打の打線と、エース辻侑成の安定感がかみ合えば、頂点も見えてきます。
甲子園を経験した世代が主力に並ぶ経験値は、短期決戦の大会で大きな武器になります。
連覇、そして全国での上位進出を懸けた鳴門の戦いに注目です。
短期決戦では、力のあるチームでも一つのミスや流れの悪さで足元をすくわれることがあります。
前年王者としての重圧を跳ね返し、一戦ごとに集中力を高めていけるかどうかが、鳴門の夏を左右するでしょう。
稲山の一発と辻の投球という明確な軸があるだけに、その持ち味をどれだけ発揮できるかが問われます。
鳴門高校野球部の注目選手
ここでは、2026年夏の鳴門高校野球部で特に注目したい5人の選手を紹介します。
稲山壮真(3年・内野手)
4番一塁を打つ、180センチ90キロの左のスラッガー。
「阿波のモンスター」の異名を持ち、高校通算29本塁打をマークした全国区の大砲です。
恵まれた体格から放つ豪快な長打が武器で、2025年夏の甲子園でも活躍しました。
プロのスカウトも注目するドラフト候補で、その一発が試合の流れを変えます。
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辻侑成(3年・投手)
背番号1を背負うエース右腕。
制球とテンポの良い投球で打たせて取る安定感が持ち味で、長いイニングを任せられるスタミナも兼ね備えます。
2026年夏の1回戦・城西戦では先発として7対0の完封勝利に導きました。
強力打線を背に、ゲームを作る投手陣の柱です。
野田健心(3年・外野手)
1番中堅を打つ攻守の要のリードオフマン。
俊足巧打で上位打線に流れを作り、外野の守備でもセンターラインを締めます。
徳島県選抜にも選ばれた実力者で、鳴門の攻撃の口火を切る存在です。
この選手が塁に出ることで、中軸の稲山らにチャンスが広がるだけに、鳴門打線の起点として欠かせません。
三木響生(3年・遊撃手)
2番遊撃を守る攻守の中心。
堅実な守備でセンターラインを支えつつ、上位打線でつなぎ役として機能します。
徳島県の2年生選抜にも選ばれた守備職人で、鳴門の堅い守りを象徴する存在です。
広い守備範囲でチームのピンチを幾度も救ってきた、頼れる内野のリーダーです。
湊善生(3年・捕手)
エース辻を導く強打の正捕手。
投手陣を巧みにリードする守りの要でありながら、打撃でも下位打線から得点に絡みます。
バッテリーを組む辻とともに、鳴門の守りを引き締める頼れる女房役です。
捕手としての安定した守りは、投手陣が思い切って腕を振れる土台となっており、チームの信頼も厚い存在です。
最後に、ここまで紹介した注目選手を一覧でまとめます。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 稲山壮真 | 3年・一塁 | 高校通算29本「阿波のモンスター」の左の大砲 |
| 辻侑成 | 3年・投手 | 制球と安定感で試合を作るエース右腕 |
| 野田健心 | 3年・外野 | 1番中堅の攻守の要のリードオフマン |
| 三木響生 | 3年・遊撃 | 2番の守備の要・攻守の中心 |
| 湊善生 | 3年・捕手 | エースを導く強打の正捕手 |
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徳島県立鳴門高等学校の基本情報
- 正式名称:徳島県立鳴門高等学校
- 所在地:徳島県鳴門市撫養町斎田字岩崎135番地1
- 創立:1909年(硬式野球部の創部は1911年)
- 区分:県立(共学)
- 監督:森脇稔
- 甲子園:春センバツ 優勝1回(1951年)/夏の選手権 ベスト8(2013年・2016年)・2025年夏は2回戦
- 主なOB:河野竜生(日本ハム・投手)、板東湧梧(巨人・投手)、中山晶量(日本ハム・投手)、富永一(元広島・投手)、福田信一(元ダイエー・投手)
- 登録人数:25人
鳴門高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
鳴門高校の2026年の注目選手は誰ですか?
4番一塁の稲山壮真です。
高校通算29本塁打を誇る「阿波のモンスター」と呼ばれる左のスラッガーで、プロのスカウトも注目するドラフト候補です。
2025年夏の甲子園でも活躍しました。
鳴門高校は甲子園で優勝したことがありますか?
あります。
1951年の春のセンバツで全国優勝を果たしています。
夏の甲子園でも準優勝の実績を持ち、2013年・2016年にはベスト8まで勝ち上がっています。
鳴門高校出身のプロ野球選手は誰がいますか?
河野竜生(日本ハム)、板東湧梧(巨人)、中山晶量(日本ハム)といった投手を輩出しています。
ほかにも富永一(元広島)、福田信一(元ダイエー)らがプロの世界で活躍しました。
鳴門高校の2026年夏の初戦の結果は?
2026年夏の徳島大会1回戦で、鳴門は城西に7対0で快勝しました。
エース辻侑成の好投と強力打線がかみ合っての完封勝利で、前年王者らしい試合運びでした。
鳴門高校の監督は誰ですか?
2026年の鳴門高校野球部を率いるのは森脇稔監督です。鳴門高校のOBで、母校を幾度も甲子園に導いてきた指揮官です。
鳴門高校野球部のまとめ
2026年の鳴門高校野球部は、前年に甲子園を経験した世代の主力が3年生として残る、経験豊富なチームです。
「阿波のモンスター」こと4番・稲山壮真を中心とした強力打線と、エース右腕・辻侑成の安定感を軸に、夏の徳島大会を戦い抜きます。
1951年春のセンバツ優勝を誇る名門が、2年連続の夏の甲子園、そして全国での上位進出を懸けて挑みます。
鳴門渦潮や徳島商といったライバルがひしめく徳島の激戦区を、前年王者・鳴門がどこまで勝ち上がっていくのか。
稲山の豪快な一発と、辻の安定した投球がかみ合ったときの破壊力に注目しましょう。
1951年春のセンバツ制覇という輝かしい歴史を持つ名門が、令和の時代に再び全国の頂点を目指します。
夏の甲子園という大きな目標に向けて、一戦必勝の戦いが続きます。
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