2026年の夏、鳴門渦潮は2年ぶり、統合後3度目となる夏の甲子園に出場しました。
1回戦では八王子実践を延長の末に破り、18年ぶりの初戦突破を果たしています。
その快進撃を演じた主力の多くが、今年で卒業を迎えることになりました。
新チームは、唯一スタメンで残る三塁手を軸に、大きな再建へと向かいます。
この記事では、2026年秋の鳴門渦潮を、投打の両面から徹底分析します。
前身2校の伝統を継ぐ県立校が、再び甲子園を狙う戦いを見ていきましょう。
| 項目 | 2026年秋の鳴門渦潮 |
|---|---|
| チームの現在地 | 甲子園初戦突破の主力が卒業し、大きな再建期へ |
| 継続の核 | 唯一スタメンで残る三塁・山本飛佑雅 |
| 最大の課題 | 二刀流エースと正捕手を失った投手・捕手・打線の再建 |
| チームの強み | 前身2校から続く野球どころの伝統と選手層 |
| 秋の目標 | 秋季徳島県大会を勝ち上がり、秋季四国大会へ |
| 監督 | 森恭仁 |
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鳴門渦潮高校野球部の2026年秋の戦力総評
新チームのチーム総評
2026年秋の鳴門渦潮は、非常に大きな再建期を迎えることになります。
甲子園のベンチ入り20人のうち、15人を3年生が占めていました。
夏にスタメンを張った選手で残るのは、三塁手の山本飛佑雅ただ1人です。
山本は2年生ながら2番・三塁として、甲子園でフル出場を果たしました。
淡路島出身の下級生レギュラーとして、新チームの中心を担います。
一方で、投打の柱はそろって卒業を迎えることになりました。
エースの西村大輝は、背番号1を背負い3番も打った二刀流の大黒柱でした。
主将で正捕手の西岡大誠も、178センチの強打で扇の要を担いました。
1番遊撃の濱彩人や4番中堅の西丸皇槻ら、中軸もすべて入れ替わります。
新チームの課題は、マウンドと捕手、そして打線の再建にあります。
その中で、背番号10の有馬凜人ら2年生投手がマウンドを担うでしょう。
山本を軸に、若い投手と打線をどう育てるかが再建の鍵となります。
前身2校から続く野球どころの伝統が、この大再建を支える力になります。
2026年夏の戦いを振り返る
2026年の鳴門渦潮は、夏の徳島大会を勝ち上がりました。
決勝では阿南光を7対4で下し、2年ぶりの甲子園切符をつかみました。
迎えた甲子園の1回戦では、西東京の八王子実践と対戦しています。
試合は延長10回タイブレークにもつれる、緊迫した投手戦となりました。
鳴門渦潮は2対1でサヨナラ勝ちし、18年ぶりの初戦突破を果たしました。
続く2回戦の相手は、茨城の強豪・霞ケ浦でした。
鳴門渦潮は1対5で敗れ、夏はベスト16で幕を閉じています。
それでも、延長を制した1勝はチームの大きな自信になりました。
その経験は、残る下級生たちにとっても貴重な財産になっています。
全国レベルでの立ち位置
鳴門渦潮は、2012年に旧鳴門第一と旧鳴門工業が統合して誕生しました。
学校としての歴史はまだ十数年と、比較的新しい県立校です。
それでも前身2校は、甲子園に計15回出場した野球どころでした。
その伝統を受け継ぎ、統合後も着実に力をつけてきています。
近年の徳島は、鳴門や阿南光などとともに上位を争う構図です。
鳴門渦潮は、その中で公立の代表格として存在感を示しています。
楽天の徳山一翔ら、統合後も複数のプロ野球選手を輩出しました。
新チームも、その伝統を胸に再建からの巻き返しを図ります。
鳴門渦潮は、鳴門海峡の渦潮にちなんで名づけられた県立校です。
学校の歴史は十数年と浅いものの、野球部は着実に実績を重ねてきました。
前身の鳴門工業は甲子園に10回、鳴門第一は5回出場した強豪でした。
その伝統を受け継ぐ形で、統合後も甲子園の舞台に立ち続けています。
プロ野球へも、統合後だけで複数の選手を送り出してきました。
最速152キロを誇る左腕・徳山一翔は、楽天でプレーする代表的なOBです。
侍ジャパンにも選ばれた野口智哉は、オリックスで活躍する内野手です。
巨人でプレーした平間隼人らも、鳴門渦潮が生んだ選手。
こうした先輩たちの存在は、後輩たちの大きな目標になっています。
その伝統を胸に、新チームも再建からの巻き返しを目指します。
甲子園で挙げた延長サヨナラの1勝は、若い選手の大きな財産です。
経験の浅さは、全員で役割を広げる総力戦でカバーしていきます。
| 試合 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 徳島大会 決勝 | 阿南光 | ○ 7-4 |
| 甲子園 1回戦 | 八王子実践(西東京) | ○ 2-1(延長10回) |
| 甲子園 2回戦 | 霞ケ浦(茨城) | ● 1-5 |
鳴門渦潮高校野球部の投手陣を徹底分析
新チームの投手陣は、二刀流エースの卒業を受けて再建が課題です。
夏にチームを支えたのは、背番号1で3番も打った西村大輝でした。
西村は秋の県大会でも好投を見せた、投打の大黒柱でした。
この柱が抜けるため、新チームは新しいエースを探すことになります。
その候補となるのが、背番号10を背負った有馬凜人です。
有馬は2年生ながらベンチ入りし、次代の柱として期待されています。
佐藤翔夢ら、ほかの2年生投手も名乗りを上げていきます。
複数の若い投手が残る点は、再建を進めるうえで心強い材料です。
だれが新エースへ台頭するかが、秋に向けた最大の見どころです。
継投を軸に、失点を抑える守りの野球が新チームの生命線になります。
この冬にどれだけマウンドを整備できるかが、新チームの浮沈を左右します。
延長を制した粘りの投球を、若い投手陣にも受け継いでほしいところです。
継投を含め、複数の投手をどう起用するかも指揮官の腕の見せどころです。
実戦の中で投手陣が経験を積み重ねることが、何よりの成長につながります。
球威と制球が上積みされれば、投手陣の顔ぶれも大きく変わってきます。
守りの野球を持ち味とするだけに、投手陣の整備は最優先の課題です。
若い投手が一冬でどこまで力をつけるかに、大きな注目が集まります。
鳴門渦潮高校野球部の野手陣を徹底分析
野手陣は、唯一スタメンで残る山本飛佑雅を中心に立て直します。
山本は2年生ながら、夏の甲子園で2番・三塁としてフル出場しました。
淡路島出身の右投げ左打ちで、勝負強い打撃と堅い守備が持ち味です。
大舞台を経験した選手として、新チームの打線を引っ張ります。
内野には、背番号5の横澤奎芯ら下級生も残ります。
一方で、打線の中軸を担った3年生はそろってチームを去るでしょう。
主将の西岡大誠は、強打の正捕手として打線の中心でした。
1番遊撃の濱彩人や4番中堅の西丸皇槻も、卒業を迎えます。
正捕手と内野の再建は、新チームにとって大きな課題となります。
残る下級生たちが、この冬にどれだけ力をつけられるかが鍵を握るでしょう。
山本を軸に、新しい打線の形を一から築いていくことになります。
県内出身者が中心の公立校らしく、堅い守りも磨きたいところです。
若い選手たちの成長が、打線の底上げに直結していきます。
残る下級生たちも、この冬のオフに向けて激しい競争を繰り広げます。
大浦照久ら新3年が、それぞれの持ち場で定着を狙うでしょう。
控えで経験を積んだ選手たちの成長が、打線の底上げにつながります。
山本ひとりに頼らない、層の厚い打線づくりが求められます。
堅い守りと機動力を絡めた攻めが、新チームの持ち味になりそうです。
走塁でも足を絡め、少ない好機を確実に得点へ結びつけたいところです。
山本を中心とした新しい打線の形が、秋の戦いで問われることになります。
若い打線が一冬でどこまで力をつけるかに、大きな注目が集まります。
\注目選手の実力は?/
鳴門渦潮高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季徳島県大会の展望
新チームの最初の大きな戦いは、9月に開幕する秋季徳島県大会です。
この大会で上位に食い込むことが、秋季四国大会への第一歩となります。
徳島県からは、上位3校が秋季四国大会への出場権を得られます。
つまり県大会でベスト4に入ることが、当面の具体的な目標。
近年の徳島は、鳴門や阿南光などが上位を争う激戦区です。
主力を大きく入れ替えた新チームにとって、県内の争いは楽ではありません。
それでも野球どころの伝統を、再建の力に変えたいところです。
山本飛佑雅を軸にした打線で、接戦をものにしたいところ。
まずは新チームの形を整え、県大会で確かな戦いを見せたいところです。
秋季四国大会とセンバツへの道
徳島県で上位3校に入れば、舞台は秋季四国大会へと移ります。
2026年の秋季四国大会は、香川県での開催が予定されています。
四国大会には、4県から選ばれた12校が集まって覇を争うでしょう。
翌春のセンバツの当落は、この四国大会での成績が大きく左右します。
センバツの四国の出場枠は、基本的に2校。
四国大会でベスト4前後まで進めば、センバツ当選が見えてきます。
新チームにとって、まずは四国大会の舞台に立つことが目標になります。
甲子園で挙げた1勝の勢いを、秋にもつなげたいところです。
新チームの目標
2026年秋の鳴門渦潮は、大きな再建の中でシーズンを迎えます。
主力のほとんどが抜けた現状では、いきなり上位を狙うのは容易ではありません。
現実的な当面の目標は、県大会で確かな戦いを見せることです。
その積み重ねが、翌春につながる大切な一歩になります。
唯一の残留スタメン・山本飛佑雅が、その挑戦を引っ張っていきます。
この冬にマウンドと打線をどう固められるかが、秋以降の伸びを決めるでしょう。
公立の強豪として、一日でも早く新しいチームを作り上げたいところです。
四国の秋は、県大会を勝ち抜いた先に四国の舞台が待っています。
一戦ごとに成長しながら、上位進出を確実につかみ取りたいところです。
接戦を勝ち切る勝負強さが、秋の鳴門渦潮にも求められます。
大再建の一年を、野球どころの粘りで乗り越えたいところです。
| 時期 | 秋の主な流れ |
|---|---|
| 9月 | 秋季徳島県大会が開幕 |
| 県上位3校 | 秋季四国大会への出場権を獲得 |
| 10月 | 秋季四国大会(香川県開催) |
| 翌春 | 四国大会の成績をもとにセンバツ選考 |
鳴門渦潮高校野球部の注目選手
ここからは、2026年秋の新チームで注目したい選手を紹介していきます。
主力が大きく入れ替わる中で、数少ない残留組が中心となります。
山本飛佑雅(新3年・三塁手)
新チームの中心となるのが、三塁を守る山本飛佑雅です。
山本は2年生だった夏の甲子園で、2番・三塁としてフル出場しました。
淡路島出身の右投げ左打ちで、勝負強い打撃が持ち味です。
唯一スタメンで残る選手として、その責任は非常に大きくなります。
山本の打棒が、新チームの得点力を大きく左右することになります。
有馬凜人(新3年・投手)
新エース候補として楽しみなのが、背番号10の有馬凜人です。
有馬は2年生ながらベンチ入りし、次代のマウンドを担う候補です。
二刀流エースが抜けた投手陣で、次代の柱になることが期待されます。
この冬の成長が、新チームの投手事情を大きく左右します。
横澤奎芯(新3年・内野手)
内野の残留組として楽しみなのが、背番号5の横澤奎芯です。
横澤は2年生ながらベンチ入りを果たした期待の内野手です。
山本とともに、新チームの内野を支える存在になります。
佐藤翔夢(新3年・投手)
投手陣に厚みを加えるのが、2年生投手の佐藤翔夢です。
有馬とともに、若いマウンドを支える存在として期待されます。
複数の若い投手が残る点は、再建における明るい材料です。
この4人を中心に、控えから力をつけた選手の台頭が期待されます。
主力が大きく入れ替わる秋は、新しいヒーローが生まれる季節でもあります。
だれが新チームの中心へと成長していくのか、注目して見ていきたいところです。
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徳島県立鳴門渦潮高等学校の基本情報
- 所在地:徳島県鳴門市大津町吉永595番地
- 設置区分:徳島県立(公立)
- 設立:2012年(平成24年)4月/旧・鳴門第一高校と旧・鳴門工業高校が統合して新設
- 登録人数:26人
- 甲子園:統合後は夏3回出場(2017年・2024年・2026年)/前身校は鳴門工業10回・鳴門第一5回
- 主な戦績:2024年 夏の甲子園出場(1回戦4-8早稲田実業)/2024年秋 四国大会ベスト4/2025年秋 徳島県大会4位
- 主なOB:徳山一翔(東北楽天)、野口智哉(オリックス)、平間隼人(元巨人)、住吉大輔(元広島)、美間優槻(元広島・ソフトバンク)
鳴門渦潮は、2012年4月に旧・鳴門第一高校と旧・鳴門工業高校が統合して誕生した県立校です。
校名は、鳴門海峡の渦潮に由来します。
学校としての歴史はまだ十数年です。
前身2校が甲子園に計15回(鳴門工業10回・鳴門第一5回)出場した野球どころであり、その伝統を受け継いでいます。
プロ野球へは、統合後だけで複数の選手を送り出しました。
2024年ドラフト2位で楽天入りした左腕・徳山一翔は最速152キロを誇り、2021年ドラフト2位でオリックス入りした内野手・野口智哉。
アジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表にも選ばれています。
ほかにも巨人でプレーした平間隼人、広島に進んだ住吉大輔・美間優槻と、着実に人材を輩出しているのです。
2026年のチームがたどってきた道のりを整理します。
| 時期 | 成績 |
|---|---|
| 2025年秋 徳島県大会 | 4位(準決勝で徳島商に敗退/3位決定戦 3-5 海部) |
| 2026年春 徳島県大会 | 2回戦(0-10 鳴門) |
| 2026年 中央ブロック大会 | ベスト4(1回戦 ○9-5 城北/準決勝 ●3-4 徳島北) |
| 2026年夏 1回戦 | ○4-1 徳島市立(西村大輝が先発) |
| 2026年夏 2回戦 | 7月19日(日)9時 vs 阿波 |
鳴門渦潮高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 新チームのエースは誰になりますか?
A. 二刀流エースの西村大輝が卒業するため、現時点では白紙です。
背番号10の有馬凜人ら、2年生投手が新エース候補となります。
Q. 夏の主力で新チームに残る選手は?
A. 夏のスタメンで残るのは、2番・三塁の山本飛佑雅ただ1人です。
ほかにも、横澤奎芯ら数人の下級生が残り、再建を支えます。
Q. 鳴門渦潮の監督は誰ですか?
A. 監督は森恭仁で、チームを2年ぶりの夏の甲子園へと導きました。
甲子園では、18年ぶりとなる初戦突破を果たしています。
Q. 鳴門渦潮はどんな学校ですか?
A. 2012年に旧鳴門第一と旧鳴門工業が統合して誕生した県立校です。
前身2校は甲子園に計15回出場した、徳島有数の野球どころでした。
Q. 鳴門渦潮出身のプロ野球選手は?
A. 楽天の徳山一翔やオリックスの野口智哉などを輩出しています。
統合後だけでも、複数の選手をプロの世界へ送り出しています。
Q. 新チームの秋の目標は?
A. まずは秋季徳島県大会で上位3校に入り、秋季四国大会に出場することです。
四国大会で結果を残せば、翌春のセンバツ出場も見えてきます。
\ドラフト候補を先取り!/
鳴門渦潮高校野球部のまとめ
2026年秋の鳴門渦潮は、非常に大きな再建期を迎えます。
二刀流エースの西村大輝や主将の西岡大誠ら、投打の主力が卒業します。
夏のスタメンで残るのは、2番・三塁の山本飛佑雅ただ1人です。
それでも、大舞台を経験した山本が新チームの中心になります。
マウンドは、背番号10の有馬凜人ら若い投手を軸に立て直します。
前身2校から続く野球どころの伝統も、再建を支える大きな力です。
秋の目標は、徳島県大会を勝ち上がって四国大会の舞台に立つことです。
甲子園で挙げた18年ぶりの1勝を、次の世代につなげたいところ。
この冬にどれだけチームを作り上げられるかが、秋以降の伸びを決めます。
大きく生まれ変わる鳴門渦潮が、秋にどんな戦いを見せるのか、目が離せません。
前身2校から続く野球どころの誇りを、後輩たちが受け継いでいきます。
数少ない残留組を中心に、公立の強豪の再建がこの秋始まります。




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