【2026年夏】鳥取商業高校野球部の戦力分析|メンバー・注目選手

高校野球
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鳥取県の高校野球において、公立校ながら夏の甲子園に4度出場してきた実力校が鳥取商業高校です。

商業高校ならではの堅実さと粘り強さを武器に、私立勢がひしめく鳥取の頂点を長年うかがってきました。

2026年の夏も、宿敵を倒しての甲子園、そして悲願の甲子園初勝利をかけて熱い戦いに挑みます。

この記事では、2026年夏の鳥取商業高校野球部の戦力を投手陣・野手陣の両面から徹底的に分析し、注目選手や夏の鳥取大会の展望まで詳しく紹介します。

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鳥取商業高校野球部の2026年戦力総評

項目2026年の鳥取商業
チームの色公立商業校らしい堅守とつなぎの野球
投手陣2年生エース辻大輝+投打二刀流の松本丈宏
打線4番・中村斗和を軸に上位打線でつなぐ
2026年春鳥取県大会 第3位(宿敵・米子東を10-1で撃破)
夏の初戦7月18日 2回戦 対 倉吉東
目標3年ぶりの夏の甲子園、そして悲願の甲子園初勝利

チーム総評

2026年の鳥取商業は、際立ったスター選手に頼るのではなく、チーム全体のバランスで勝負するタイプの好チームです。

登録メンバー31人と大所帯ではありませんが、堅い守りと上位打線のつながりで、ロースコアの接戦を勝ち切る力を持っています。

特に投手陣は2年生エースの辻大輝を軸に、複数の投手を継投でつなぐスタイルが定着しつつあります。

公立の商業高校ながら、夏の甲子園に4度出場してきた伝統校としての底力は健在です。

鳥取は全国的に見ても高校数の少ない地区であり、私立の強豪と公立校が毎年しのぎを削る激戦区です。

その中で公立として長く上位に食い込んできた鳥取商業は、鳥取県の高校野球を語るうえで欠かせない存在と言えます。

昨年からの成長と今年の特徴

2025年秋の鳥取県大会ではベスト4(第3位)に進出し、秋季中国大会にも出場するなど、確かな実績を残してきました。

その中国大会では下関国際に3対6と競り負けましたが、山口の強豪を相手に一歩も引かない戦いを見せています。

2026年春の鳥取県大会でも第3位に食い込み、2回戦では名門・米子東を10対1と大差で下しました。

この試合は序盤から着実に加点し、中盤以降に一気に突き放す理想的な展開で、打線の破壊力を証明した一戦となりました。

秋・春と続けて県上位に残っている安定感こそ、今年の鳥取商業の大きな強みです。

全国レベルでの立ち位置

全国的に見れば、大阪桐蔭や神村学園のような超強豪校と比べると、選手個々の能力では見劣りする部分もあります。

それでも、鳥取商業の持ち味は「特定の選手に依存しない総合力」にあります。

投手陣の起用の幅と、打線のつながり、そして守備の堅さを組み合わせることで、格上相手にも粘り強く食らいついていける構成です。

まずは鳥取県内での戦いを勝ち抜き、甲子園の舞台で初勝利を挙げることが、チームにとって最大の目標となります。

近年の鳥取商業は、県内では常に上位を争う位置につけており、地力の高さは全国区の強豪校とも渡り合える水準に近づいています。

あとは短期決戦のトーナメントで、どれだけ本来の力を出し切れるかが、甲子園への鍵を握っています。

鳥取商業高校野球部の投手陣を徹底分析

エースを担う2年生右腕・辻大輝

2026年の投手陣の中心となるのが、背番号1を背負う2年生右腕の辻大輝です。

岩美ボーイズ出身の辻は、2025年秋の県大会、2026年春の県大会ともに先発を任され、継続して主戦投手を務めています。

2年生ながらエースナンバーを託されている点に、首脳陣からの厚い信頼がうかがえます。

力で押すというよりは、テンポの良い投球と制球で打たせて取るタイプで、長いイニングをまとめる安定感が持ち味です。

まだ伸びしろの大きい2年生だけに、この夏の経験がさらなる成長につながることが期待されます。

投打二刀流・松本丈宏らの継投

辻に次ぐ投手陣の柱となるのが、投打二刀流の3年生・松本丈宏です。

本来は内野手ながら、最速142キロを記録するリリーフ右腕としても登板し、2025年秋の中国大会でもマウンドに上がっています。

183センチの恵まれた体格から投げ下ろすボールは力強く、打者としても2番を担う頼れる存在です。

さらに、左の技巧派・新田雅史(2年)ら複数の投手が控えており、相手打線や試合展開に応じて継投を組み立てられるのが鳥取商業の強みです。

一人のエースに頼り切るのではなく、複数投手の総力戦で勝ち抜くスタイルが浸透しています。

また、正捕手の中田歩(2年)も投手を兼ねるなど、マウンドを託せる選手の層は決して薄くありません。

それぞれのタイプが異なる投手をそろえられることは、相手打線に的を絞らせないうえで大きなアドバンテージになります。

夏の起用予測

夏の鳥取大会では、辻大輝を軸に据えつつ、試合展開に応じて松本丈宏や新田雅史をつなぐ継投が予想されます。

短い日程で複数試合を戦い抜くトーナメントでは、一人のエースに負担が集中しすぎないこの継投の厚みが大きな武器になります。

特に接戦の終盤で、二刀流の松本を投手として送り込める柔軟性は、鳥取商業ならではの強みと言えるでしょう。

守備陣がしっかりと投手を支え、ロースコアの展開に持ち込めれば、上位進出も十分に狙える投手力を備えています。

鳥取商業高校野球部の野手陣を徹底分析

中軸を担う打線

打線の中心を担うのが、4番を務める3年生の中村斗和です。

岩美ボーイズ出身で、鶴岡一人記念大会の中四国選抜にも選ばれた実力者で、遊撃の守備と勝負強い打撃を兼ね備えています。

上位を打つのは、兵庫加古川ヤング出身で二塁を守る山口蒼七(3年)や、2番DHとして打線を動かす松本丈宏(3年)です。

3番には「驚異のフルスイング」が武器の松井理央(2年)が座り、若い力が中軸に食い込んでいます。

5番の西村優大(3年)、6番の大平剛生(3年)と続き、上位から下位まで切れ目のない打線を形成しています。

守備と機動力

鳥取商業の野球を支えているのは、公立商業校らしい堅実な守備です。

捕手は2年生ながら中学時代から全国大会を経験している中田歩が務め、投手陣をしっかりとリードします。

内野は複数のポジションをこなせるユーティリティ性の高い選手が多く、状況に応じた柔軟な布陣を組めるのが特徴です。

2番ファーストとして起点になる信岡来飛(2年)も、中学時代に全国大会を経験しており、下級生ながら安定感を発揮しています。

華やかさよりも、丁寧なつなぎと堅い守りで得点を積み重ねる、鳥取商業らしい野球が今年も貫かれています。

下位打線には182センチの松村瞭斗(3年)や、183センチの松本丈宏(3年)といった長身の選手も並び、一発の可能性も秘めています。

一発頼みではない中で、時折飛び出す長打が相手にとって大きな脅威になる打線構成です。

打順守備選手(学年)
1二塁山口蒼七(3年)
2DH松本丈宏(3年)
3左翼松井理央(2年)
4遊撃中村斗和(3年)
5中堅西村優大(3年)
6一塁大平剛生(3年)
7捕手中田歩(2年)
8右翼新大輝(3年)
9三塁上野晴生(3年)

※打順・守備は2026年春の県大会の起用をもとにした予想です。

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鳥取商業高校野球部の夏の大会展望・優勝予想

夏の鳥取大会・初戦は倉吉東

2026年夏の全国高校野球選手権鳥取大会で、鳥取商業はシード校として2回戦から登場します。

初戦は7月18日、ヤマタスポーツパーク野球場(鳥取県立布勢総合運動公園野球場)で倉吉東と対戦します。

春の県大会で第3位に入った実績を持つ鳥取商業にとって、まずはこの初戦を確実にものにし、勢いをつけることが重要です。

秋・春と安定した戦いを続けてきた総合力を、夏の舞台でも発揮できるかが最初のポイントとなります。

夏の大会は独特の緊張感が漂うだけに、序盤の立ち上がりで硬さを見せないことが、勝ち上がりの条件になります。

立ちはだかる対抗勢力

鳥取大会で最大の壁となるのが、2025年秋の県大会を制した鳥取城北です。

私立の強豪・鳥取城北は投手二枚看板を擁し、県内では一歩抜けた存在として本命に挙げられています。

そのほか、2025年春の選抜に出場した米子松蔭、伝統の米子北、公立勢の境など、実力校がひしめいています。

鳥取商業が甲子園に返り咲くためには、これらのライバルを一つひとつ倒していく必要があります。

特に、春の県大会で10対1と圧倒した宿敵・米子東との再戦が実現すれば、注目の一戦になるでしょう。

鳥取大会は、飛び抜けた本命がいる年でも、公立校が私立の強豪を倒す下剋上が起こりやすい大会でもあります。

鳥取商業のように総合力で勝負するチームにとっては、一戦ごとに集中して戦えば、上位進出は決して夢ではありません。

悲願の甲子園初勝利への道

鳥取商業はこれまで夏の甲子園に4度出場していますが、いずれも初戦(もしくは2回戦)で敗れており、甲子園での勝利はまだありません。

2023年夏には2年連続で聖地の土を踏みましたが、あと一歩、全国の舞台での白星に届いていないのが現状です。

だからこそ、この夏に甲子園へ戻り、そこで初勝利を挙げることは、チームにとって特別な意味を持ちます。

総合力で勝負する鳥取商業が、堅守と継投、そして上位打線のつながりで鳥取の頂点に立てるか、注目が集まります。

商業高校で培った粘り強さと、鳥取商業の名を背負う伝統校としての誇りは、大舞台でこそ力を発揮します。

接戦を勝ち切るチーム力があれば、混戦模様の鳥取大会でも十分に上位進出のチャンスがあります。

大会結果
2004年夏(初出場)1回戦 ●0-6
2011年1回戦 ●2-3
2022年2回戦 ●0-10
2023年夏(2年連続)1回戦 ●0-6

※春の選抜(センバツ)への出場はなく、甲子園での勝利は達成していません。

鳥取商業高校野球部の注目選手

辻大輝(2年・エース右腕)

背番号1を背負う2年生右腕で、鳥取商業のマウンドを託されるエースです。

岩美ボーイズ出身で、秋・春を通じて先発を務め、テンポの良い投球と制球で試合をつくります。

2年生ながらチームの主戦を担う投球術は高く評価されており、今後さらなる成長が期待される右腕です。

松本丈宏(3年・投打二刀流)

183センチ80キロの恵まれた体格を持つ3年生で、投打にわたって活躍する二刀流です。

投げては最速142キロを記録するリリーフ右腕として、2025年秋の中国大会でもマウンドを経験しています。

打っては2番に座り、打線に切れ目を作らない役割を果たす、鳥取商業に欠かせない存在です。

中村斗和(3年・4番遊撃)

打線の中軸・4番を打ち、遊撃の守備でも中心となる3年生です。

岩美ボーイズ出身で、鶴岡一人記念大会の中四国選抜に選ばれた実績を持つ実力者です。

攻守にわたってチームを引っ張る、鳥取商業打線の大黒柱です。

松井理央(2年・3番レフト)

八頭ボーイズ出身の2年生外野手で、3番レフトとして中軸に食い込む若き主力です。

「驚異のフルスイング」と評される思い切りの良い打撃が武器で、中学時代から全国大会を経験しています。

下級生ながら打線の中核を担う存在で、今後の鳥取商業を背負うことが期待される逸材です。

西村優大(3年・5番中堅)

172センチ73キロの3年生外野手で、5番・センターとして打線の得点源を担います。

秋・春を通じて中軸付近を任され、外野の広い守備範囲でも貢献する頼れる存在です。

勝負どころで一打を放てる勝負強さが、鳥取商業打線に厚みを加えています。

選手(学年)守備・打順注目ポイント
辻大輝(2年)投手制球と投球術のエース
松本丈宏(3年)投手/内野最速142キロの二刀流
中村斗和(3年)4番・遊撃中四国選抜の中軸
松井理央(2年)3番・左翼驚異のフルスイング
西村優大(3年)5番・中堅勝負強い得点源

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鳥取県立鳥取商業高等学校の基本情報

  • 所在地:鳥取県鳥取市湖山町北二丁目
  • 公立/私立:公立(鳥取県立の商業高校)
  • 創立:1910年(明治43年)
  • 監督:渡辺達郎(鳥取商業OB・投手→山梨学院大学)
  • 登録人数:31人
  • 夏の選手権:4回出場(2004年初出場・2011年・2022年・2023年)
  • 春の選抜:出場なし
  • 主なOB:森翔平(広島東洋カープ・投手)

鳥取商業高校野球部に関するよくある質問(FAQ)

鳥取商業は甲子園に出たことがありますか?

はい、夏の甲子園に4度出場しています。

2004年に初出場し、2011年、2022年、2023年(2年連続)と聖地の土を踏んでいます。

春の選抜への出場はまだありません。

鳥取商業の甲子園での成績は?

夏の甲子園には4度出場していますが、いずれも1回戦または2回戦で敗れており、甲子園での勝利はまだ達成していません。

悲願の甲子園初勝利がチームの大きな目標です。

鳥取商業出身のプロ野球選手は?

広島東洋カープの投手・森翔平が代表的なOBです。

鳥取商業から関西大学、NTT西日本、三菱重工Westなどを経て、2021年のドラフト2位で広島に入団した左腕で、公立の地方校からプロへと駆け上がった選手として、後輩たちの憧れの存在となっています。

2026年夏の鳥取商業の初戦の相手は?

シード校として2回戦から登場し、7月18日にヤマタスポーツパーク野球場で倉吉東と対戦します。

この初戦を突破できるかが、夏の戦いの第一関門となります。

鳥取商業の2026年の注目選手は?

2年生エースの辻大輝、投打二刀流の松本丈宏(3年)、4番遊撃の中村斗和(3年)、3番レフトの松井理央(2年)らが注目です。

特定のスターに頼らない総合力が今年のチームの魅力です。

鳥取商業高校野球部のまとめ

2026年の鳥取商業は、2年生エース辻大輝を軸とした継投の厚みと、中村斗和ら中軸を中心とした上位打線のつながりが持ち味の好チームです。

公立の商業高校ながら夏の甲子園に4度出場してきた伝統校であり、堅守とつなぎの野球で私立の強豪に挑みます。

スター選手に頼らず、全員でつなぐ野球こそ、鳥取商業が長年積み上げてきた勝利の方程式です。

2025年秋・2026年春と続けて県上位に残った安定感を、この夏も発揮できるかが鍵となります。

2年生エースの辻をはじめ、松井理央や信岡来飛ら下級生の主力も多く、来年以降を見据えても楽しみなチームです。

宿敵・鳥取城北の壁を越え、3年ぶりの夏の甲子園、そして悲願の甲子園初勝利へ——鳥取商業の挑戦から目が離せません。

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