夏の甲子園に富山県勢最多の23回出場している県立の名門・高岡商業は、2026年夏に4年ぶりの甲子園をつかみました。
富山大会を6連勝で制したものの、甲子園では初戦の2回戦で高川学園に1対7と敗れたのでした。
新チームは1年生の古仙眞之助と谷口純平を投手陣の軸に据え、秋季富山県大会で3位に入っています。
北信越大会では福井1位の福井商を7回コールドで破りましたが、準々決勝で金沢に0対8で敗れ、4強には届きませんでした。
この記事では、夏と秋の公式戦14試合の数字と秋のスタメンをもとに、高岡商業高校野球部の新チームを読み解きます。
富山大会の優勝から北信越大会の8強までの高岡商業の歩みを、下の表に整理しました。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 富山県高岡市 |
| 監督 | 吉田真 |
| 2026年夏 | 甲子園初戦で敗退(1対7 高川学園) |
| 新チームの軸 | 4番捕手の法土春道と1年生投手の古仙眞之助・谷口純平 |
| 2026年秋の成績 | 富山県大会3位・北信越大会ベスト8 |
| 甲子園 | 夏23回(県内最多)の富山の名門 |
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高岡商業高校野球部の2026年戦力総評
新チームのチーム総評|1年生投手を軸に県3位と北信越8強
2026年秋の高岡商業は、夏の甲子園を経験した2年生と、投手を中心とする1年生が混ざり合った新チームです。
秋季富山県大会では準決勝で富山商に敗れたものの、3位決定戦で富山第一を破って北信越大会への切符をつかみました。
北信越大会の2試合の先発メンバーは、4人の1年生と5人の2年生で組まれていたのでした。
投手陣は1年生の古仙眞之助、谷口純平、秋元龍空が中心で、夏のエースだった小久保大輔から世代が一気に入れ替わっています。
捕手の法土春道と一塁の稲崎秀哉は夏の甲子園でも主力を務めた2年生で、秋は4番と5番を任されました。
若い投手陣を経験のある捕手と中軸が支える形が、新チームの戦い方になっているといえるでしょう。
2026年夏の振り返り|富山大会6連勝と甲子園の1対7
2026年夏の富山大会は1回戦から6連勝で、決勝では富山第一を10対4で破って4年ぶりの甲子園を決めました。
1回戦の富山国際大付戦は6対5、準々決勝の高朋戦は4対3と、1点差の接戦を2度しのいで勝ち上がっています。
甲子園では初戦の2回戦で山口の高川学園と対戦し、打線は好投手の木下瑛二の前に1点しか奪えませんでした。
守備でも失策が重なって1対7で敗れ、4年ぶりの夏は初戦で幕を閉じることになったのでした。
高川学園の木下瑛二は、10月22日のドラフト会議でソフトバンクから育成6位で指名されています。
夏の甲子園では1番から3番を1年生が占めており、その経験が新チームにそのまま引き継がれました。
| 大会・回戦 | 結果 |
|---|---|
| 富山大会1回戦 | ○6-5 富山国際大付(7月10日) |
| 富山大会2回戦 | ○8-1 AOIKE学園(7月12日) |
| 富山大会3回戦 | ○9-2 不二越工(7月18日) |
| 富山大会準々決勝 | ○4-3 高朋(7月20日) |
| 富山大会準決勝 | ○5-2 高岡第一(7月23日) |
| 富山大会決勝 | ○10-4 富山第一(7月25日) |
| 甲子園2回戦 | ●1-7 高川学園(8月10日) |
1897年創立の県立校|夏の甲子園は富山県内最多
高岡商業は1897年に創立された県立の商業高校で、硬式野球部は1923年に誕生しました。
甲子園には春5回、夏23回の計28回出場しており、夏の出場回数は富山県内の高校で最も多い数字です。
最高成績は1947年夏のベスト8で、戦後まもない時期に全国の8強まで勝ち進んだのでした。
OBには巨人の左腕・山田龍聖や、大洋や横浜で活躍した内野手の進藤達哉らがいます。
吉田真監督のもとで県内の選手を中心にチームを作り、2026年夏に4年ぶりの甲子園へ導きました。
全国レベルでの評価|北信越の8強から見える現在地
北信越大会では1回戦で福井県大会を5戦全勝で制した福井商を9対2で下し、県外の強豪にも打ち勝つ力を示しました。
一方で準々決勝は石川2位の金沢に0対8と完封され、上位の投手を打ち崩せない課題も浮かび上がっています。
夏の甲子園で敗れた高川学園戦も含め、全国や北信越の上位校から点を奪う力は、まだ十分とはいえません。
1年生投手が冬を越えて球威を増し、2年生の中軸が上位の投手に対応できれば、来夏も富山の本命になれるでしょう。
高岡商業高校野球部の投手陣を徹底分析
夏の甲子園で投げた投手陣は3年生が中心で、新チームのマウンドはほぼ一から作り直すことになりました。
秋の公式戦7試合で投手陣が許した失点は28点で、1試合平均にすると4点という数字です。
県大会は古仙眞之助が5試合すべてで先発
秋季富山県大会の5試合は、1年生の古仙眞之助がすべて先発のマウンドを任されました。
2回戦の高岡南戦は秋元龍空との継投で12対2と大勝し、新チームの初戦を飾っています。
3回戦の富山東戦と準々決勝の石動戦は谷口純平への継投で逃げ切り、ともに相手を2点以内に抑えたのでした。
準決勝の富山商戦は3回から6回に7点を失って7回コールドで敗れ、強豪の打線に力負けする形になりました。
翌日の3位決定戦では富山第一に6点を許しながらも、古仙、谷口、秋元の継投で8対6と競り勝っています。
北信越大会は谷口純平が先発|1年生3投手の継投が中心
北信越大会では1年生の谷口純平が2試合とも先発し、1回戦の福井商戦は秋元龍空との継投で2失点に抑えました。
準々決勝の金沢戦は谷口、秋元に2年生の櫻井恒介を加えた3投手で臨みましたが、8点を失ったのでした。
秋の7試合で投げた主な投手4人のうち3人は1年生で、来夏も同じ顔ぶれでマウンドを守れるのは大きな強みです。
一方で金沢戦の8失点、富山商戦の7失点のように、上位校の打線に中盤までに主導権を握られる試合もありました。
冬の課題|上位校の打線を抑える先発の確立
秋の2敗はいずれも相手に7点以上を奪われており、上位校と戦う試合で先発が試合を作れるかが最大の課題です。
古仙と谷口が冬の間に先発としての力をどこまで伸ばせるかが、来春の戦いを左右するでしょう。
継投の形は秋の間にでき上がりつつあり、櫻井を含めた4人で試合の後半を締める形を固めたいところです。
1年生投手陣が成長すれば、捕手の法土春道が率いる守りも安定し、来夏の富山大会でも優勝争いの中心になるでしょう。
高岡商業高校野球部の野手陣を徹底分析
秋の打線は、夏の甲子園を経験した2年生の中軸に、1年生の打者が加わって組まれました。
秋の公式戦7試合の得点は37点で、勝った5試合では1試合平均7.4点を奪っています。
新チームの打線|4番法土春道と5番稲崎秀哉が中軸
北信越大会の2試合は、1番右翼の横川朔太郎、2番三塁の能島寛太という並びで打線が組まれました。
3番左翼には1年生の上田順敬が入り、4番は捕手の法土春道、5番は一塁の稲崎秀哉という中軸でした。
6番中堅の棚邉向日歩、7番指名打者の窪田比呂、8番二塁の永井漣翔、9番遊撃の折平然司が下位を担いました。
能島寛太は県大会2回戦で、横川朔太郎は3位決定戦で本塁打を放っており、長打の力も見逃せません。
北信越大会1回戦の先発メンバーは下の表のとおりで、学年は2026年秋の時点のものです。
| 打順 | 選手(守備・学年) |
|---|---|
| 1番 | 横川朔太郎(右翼・1年) |
| 2番 | 能島寛太(三塁・2年) |
| 3番 | 上田順敬(左翼・1年) |
| 4番 | 法土春道(捕手・2年) |
| 5番 | 稲崎秀哉(一塁・2年) |
| 6番 | 棚邉向日歩(中堅・2年) |
| 7番 | 窪田比呂(指名打者・2年) |
| 8番 | 永井漣翔(二塁・1年) |
| 9番 | 折平然司(遊撃・1年) |
| 投手 | 谷口純平(1年)→秋元龍空(1年) |
守備と機動力|1年生の二遊間が夏の経験を生かす
遊撃の折平然司は夏の甲子園でも二遊間を守った1年生で、北信越大会の2試合にも9番遊撃で先発しました。
夏に二塁を守った渡翔斗は北信越大会の準々決勝で代打として出場し、二塁には1年生の永井漣翔が入ったのでした。
夏の甲子園は失策が重なって敗れており、若い内野陣の守備の精度を高めることが冬の大きなテーマです。
県大会の5試合で失点を18点に抑えたのは、投手陣と内野陣が少しずつかみ合ってきた証しといえるでしょう。
注目の野手|上位の投手から点を奪う打線へ
秋の勝ち試合では12点、8点、9点と大量点を挙げる試合が続き、打線のつながりは夏から大きく落ちていません。
ところが敗れた富山商戦と金沢戦はともに無得点に終わり、上位の投手には封じ込まれる結果でした。
夏の甲子園の高川学園戦も1得点で、3つの敗戦で挙げた得点は合わせて1点しかありません。
法土春道と稲崎秀哉の中軸に、横川朔太郎ら1年生の上位打線がどこまで力をつけるかが、来春の得点力を左右するでしょう。
\注目選手の実力は?/
高岡商業高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季富山県大会|準決勝で富山商に敗れて3位
新チームの秋は9月13日の秋季富山県大会2回戦から始まり、高岡南、富山東、石動を破って4強に進みました。
準々決勝で破った石動には、旧チームが春の県大会1回戦で3対8と敗れていたのでした。
準決勝では富山商に0対7で敗れ、前年の秋に続いて2年連続で富山商に秋の県大会で敗れる形になっています。
それでも3位決定戦で富山第一を8対6で下し、富山県から北信越大会に進む3校の枠に入りました。
秋季北信越大会とセンバツへの道|8強で秋が終わる
2026年の秋季北信越大会は新潟県で開かれ、開催県の新潟から4校、ほかの4県から3校ずつの16校が出場しました。
北信越のセンバツ枠は2つで、1回戦を突破した高岡商業は準々決勝で金沢に敗れ、4強入りを逃したのでした。
次の公式戦は2027年春の県大会で、1年生が多い投手陣と打線を冬の間に鍛えることになります。
夏の甲子園と北信越大会を経験した選手が多く残るだけに、来夏の富山大会でも優勝候補の一角になるでしょう。
| 大会 | 結果 |
|---|---|
| 2026年秋 富山県大会 | 4勝1敗・第3位(準決勝で富山商に0-7) |
| 2026年秋 北信越大会 | 1勝1敗・ベスト8(準々決勝で金沢に0-8) |
| 2025年秋(前のチーム) | 富山県大会3回戦で富山商に1-6 |
| 次の公式戦 | 2027年春の富山県大会 |
高岡商業高校野球部の秋季富山県大会の結果
新チームの秋は9月13日の2回戦から始まり、三つの試合を勝ち抜いて準決勝へ進みました。
高岡南を12対2、富山東を4対1、石動を4対2と着実に勝ち上がっていったのでした。
しかし準決勝では富山商に0対7と完封されてしまい、決勝進出はならなかったのでした。
それでも9月27日の3位決定戦では富山第一を8対6と下し、県3位に入っているのです。
富山県からは上位3校が北信越大会へ進むため、この勝利で出場権を手にしたのでした。
5試合の失点は合計18点で、準決勝の7失点と3位決定戦の6失点が大半を占めていたのでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026年9月13日〜9月27日 |
| 大会 | 第79回 秋季富山県大会 |
| 2回戦 | ○12-2 高岡南 |
| 3回戦 | ○4-1 富山東 |
| 準々決勝 | ○4-2 石動 |
| 準決勝 | ●0-7 富山商 |
| 3位決定戦 | ○8-6 富山第一 |
| 最終結果 | 第3位(秋季北信越大会へ出場) |
| 2026年夏 | 富山大会優勝(4年ぶりの甲子園)→甲子園1回戦●1-7高川学園 |
三連勝で準決勝へ|富山商には0対7と完封される
秋の初戦となった2回戦は9月13日のことで、高岡南を12対2と圧倒したのでした。
9月20日の3回戦では富山東を4対1で下しており、危なげなく勝ち進んでいました。
9月22日の準々決勝でも石動を4対2と振り切り、堂々とベスト4へ進んだのでした。
三つの試合を通じて失点をしっかりと抑え、守りの野球が確かに機能していたのでした。
9月26日の準決勝では、のちに県を制する富山商と顔を合わせることになったのでした。
試合は0対7という完封負けに終わってしまい、力の差を見せつけられる結果になりました。
夏に甲子園を経験したチームにとっては、悔しさの残る一戦になってしまったのでした。
3位決定戦は富山第一に8対6|県3位で北信越大会へ
9月27日の3位決定戦では、富山第一を相手に北信越大会の切符をかけて戦いました。
試合は8対6という打ち合いになり、最後まで気の抜けない展開が続いていたのでした。
高岡商業はこの打ち合いをしっかりと制して、見事に県3位の座を手にしていたのでした。
この結果によって、10月に新潟県で開かれる秋季北信越大会への出場が決まったのです。
北信越大会は開催県の新潟から4校、ほかの4県から3校ずつが集まる16校の戦いです。
正捕手の法土春道や一塁を守る稲崎秀哉たちが、この秋の戦いを支えていったのでした。
3位決定戦で本塁打を放った1年生の横川朔太郎は、北信越大会でも1番打者として先発を任されたのでした。
高岡商業高校野球部の秋季北信越大会の結果
富山県大会で3位に入った高岡商業は、10月10日に新潟県で開幕した北信越大会に出場しました。
1回戦は福井県大会を制した福井商業に9対2の7回コールドで快勝し、ベスト8に進んだのでした。
翌11日の準々決勝は石川2位の金沢と対戦し、3回に先制されて追いかける展開になっています。
4回に3点、6回と9回にも2点ずつを失い、打線も得点を奪えずに0対8で敗れました。
夏の甲子園に出場したチームを引き継いだ秋は、北信越大会のベスト8で幕を閉じたのでした。
北信越大会の2試合は9得点10失点で、1回戦の大勝と準々決勝の完封負けが対照的な結果になりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026年10月10日・10月11日 |
| 大会 | 第155回 北信越地区高等学校野球大会(秋季北信越大会) |
| 1回戦 | ○9-2 福井商業(7回コールド) |
| 準々決勝 | ●0-8 金沢(石川2位) |
| 高岡商業の得点(1回戦) | 1回3点・5回2点・6回4点 |
| 金沢の得点(準々決勝) | 3回1点・4回3点・6回2点・9回2点 |
| 投手(準々決勝) | 谷口純平-秋元龍空-櫻井恒介(捕手は法土春道) |
| 球場 | 三条パール金属スタジアム/ハードオフ・エコスタジアム新潟 |
| 最終結果 | 北信越大会ベスト8(富山県大会は3位) |
1回戦は福井商業に9対2|県王者を7回コールドで下す
1回戦は10月10日の第2試合として、新潟県三条市の三条パール金属スタジアムで行われました。
後攻の高岡商業は初回に3点を先制し、福井1位の福井商業から主導権を奪ったのでした。
4回に1点を返されましたが、5回に2点、6回にも4点を加えて9対1と突き放しています。
7回表の反撃を1点に抑えて7点差を保ち、規定により7回コールドで勝利を収めました。
投手は1年生の谷口純平が先発し、同じ1年生の秋元龍空へつなぐ継投で2点に抑えたのでした。
県大会を5戦全勝で制した相手を圧倒し、夏の富山王者が力のあるところを見せています。
準々決勝は金沢に0対8|完封されてベスト8で敗退
準々決勝は10月11日の第2試合として、ハードオフ・エコスタジアム新潟で行われました。
後攻の高岡商業は3回に1点を先制され、4回にも3点を奪われて0対4となったのでした。
6回と9回にも2点ずつを失い、投手は谷口純平、秋元龍空、櫻井恒介の3人をつぎ込んでいます。
打線は金沢の九野凪斗と菊池悠太の継投に抑えられ、最後まで本塁を踏めませんでした。
打順は1年生の横川朔太郎が1番、捕手の法土春道が4番、稲崎秀哉が5番を務めています。
次の公式戦は来春の県大会で、1年生が多い布陣を冬のあいだに鍛え上げることになります。
夏の甲子園を知る伝統校だけに、北信越の8強を土台にして春から夏へ成長していくでしょう。
数字で見る高岡商業高校野球部の2026年
2026年の高岡商業は、夏と秋の公式戦14試合を11勝3敗で戦い、合計80得点、52失点を記録しました。
夏の富山大会は6試合で42得点17失点で、1試合平均7点を奪う打線が優勝の原動力でした。
秋は7試合で5勝2敗、37得点28失点で、北信越大会では県外の王者を7回コールドで破っています。
一方で14試合の中に完封勝ちは一つもなく、打ち勝つ野球で勝ち星を重ねてきたことが数字に表れています。
3つの敗戦は甲子園の1対7、富山商戦の0対7、金沢戦の0対8で、敗れた試合はいずれも大差でした。
大会ごとの勝敗と得失点は下の表のとおりで、勝つときは打ち勝ち、負けるときは完敗という傾向が読み取れます。
| 大会 | 成績 |
|---|---|
| 2026年春 富山県大会 | 0勝1敗・3得点8失点(1回戦で石動に3-8) |
| 2026年夏 富山大会 | 6勝0敗・42得点17失点(優勝) |
| 2026年夏 甲子園 | 0勝1敗・1得点7失点(2回戦で高川学園に1-7) |
| 2026年秋 富山県大会 | 4勝1敗・28得点18失点(第3位) |
| 2026年秋 北信越大会 | 1勝1敗・9得点10失点(ベスト8) |
| 夏と秋の合計 | 14試合11勝3敗・80得点52失点 |
| 1点差の試合 | 2勝0敗(夏の富山国際大付戦6-5・高朋戦4-3) |
| 最多得点 | 12点(秋の県大会2回戦・高岡南戦) |
| 完封勝ち | 0試合 |
| 3つの敗戦の得点 | 合計1点(1-7・0-7・0-8) |
夏の富山大会|1点差を2度しのいで6連勝
夏の富山大会6試合の得点は42点で、3回戦の不二越工戦で9点、決勝の富山第一戦で10点を挙げています。
一方で1回戦の富山国際大付戦は6対5、準々決勝の高朋戦は4対3と、1点差の試合を2度しのいだのでした。
準決勝では同じ高岡市の高岡第一を5対2で破り、決勝も富山第一に10対4と打ち勝って頂点に立ちました。
6試合の失点は17点で、相手に3点以上を許した試合も3つあり、打線が投手陣を助ける形で勝ち上がりました。
甲子園の高川学園戦は1得点に終わり、富山大会で見せた打線の力を全国の好投手の前で発揮することはできませんでした。
2026年秋|勝った5試合は37得点、敗れた2試合は無得点
秋の7試合の得点37点は、すべて勝った5試合で挙げたもので、敗れた2試合は1点も奪えませんでした。
勝った5試合の失点は計13点で、2点以内に抑えた試合が4つあり、競り合いにも強さを見せています。
県大会の準決勝と北信越大会の準々決勝は、どちらも相手に7点以上を許して大差で敗れたのでした。
前年秋の新チームも県大会3回戦で富山商に1対6で敗れており、富山商の壁を越えることが2年越しの課題です。
1年生投手陣の成長と、上位校の投手を打ち崩す打力の両方がそろえば、来夏の連覇も見えてくるでしょう。
高岡商業高校野球部の注目選手
新チームの注目選手は、4番で正捕手の法土春道と、県大会で全試合に先発した1年生の古仙眞之助を中心とする6人です。
法土春道(新3年・捕手)
夏の甲子園でも先発マスクをかぶった2年生の捕手で、秋は北信越大会の2試合で4番・捕手を務めました。
古仙眞之助、谷口純平、秋元龍空という1年生投手をリードし、若い投手陣を支える司令塔です。
稲崎秀哉(新3年・一塁手)
177センチの右投げ左打ちで、夏の甲子園でも一塁を守っていた2年生の中軸打者です。
秋は5番・一塁として北信越大会の2試合に先発し、法土春道とともに打線の中心を担っています。
古仙眞之助(新2年・投手)
秋季富山県大会の5試合すべてで先発を任された1年生の投手で、新チームのマウンドの柱になりました。
3位決定戦の富山第一戦でも先発して8対6の勝利につなげており、来春は先発の軸としての成長が期待されます。
谷口純平(新2年・投手)
北信越大会の2試合で先発を任された1年生の投手で、1回戦では福井商を2点に抑えて勝利に導きました。
県大会でも古仙の後を受けて登板を重ねており、先発と救援の両方を経験した秋になったのでした。
横川朔太郎(新2年・外野手)
北信越大会の2試合で1番右翼を務めた1年生で、3位決定戦の富山第一戦では本塁打を放っています。
1年生ながら打線の先頭を任される存在で、来春以降は上位打線の中心としての活躍が期待されるでしょう。
折平然司(新2年・遊撃手)
夏の甲子園でも二遊間を守った1年生の遊撃手で、北信越大会でも9番遊撃として先発しています。
甲子園で味わった守備の悔しさを糧に、内野の要として守りを引き締める役割が期待されます。
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富山県立高岡商業高等学校の基本情報
高岡市横田にある高岡商業高校の基本情報を、所在地や甲子園の記録とあわせて次にまとめました。
- 所在地:富山県高岡市横田286番地
- 設立:公立(富山県立)
- 創立:1897年(明治30年)
- 硬式野球部創部:1923年
- 監督:吉田真
- 登録人数:46人
- 甲子園:夏の選手権23回(県内最多)・春センバツ5回/最高成績=1947年夏のベスト8・通算12勝28敗
- 主なOB:山田龍聖(巨人)・進藤達哉(元大洋ほか)・紺田敏正・尾山敦・干場崇永
高岡商業高校は、1897年に高岡市立高岡簡易商業学校として創立された、120年以上の歴史を持つ伝統校です。
硬式野球部は1923年に創部され、夏の甲子園の出場は県内最多の23回を数え、その数を上回る学校は富山にありません。
OBには、巨人の左腕・山田龍聖をはじめ、大洋・横浜・オリックスで活躍した内野手の進藤達哉など、多くのプロ野球選手がいます。
高岡商業高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
Q. 高岡商業高校はどこにありますか?
A. 富山県高岡市横田にある県立の商業高校で、1897年に創立された伝統校です。
Q. 2026年夏の甲子園の成績は?
A. 4年ぶりに出場し、初戦の2回戦で山口の高川学園に1対7で敗れました。
Q. 新チームの注目選手は誰ですか?
A. 4番で正捕手の法土春道と、県大会の5試合すべてで先発した1年生投手の古仙眞之助です。
Q. 甲子園の出場回数は?
A. 春5回、夏23回の計28回で、夏の出場回数は富山県内で最も多く、甲子園通算は12勝28敗です。
Q. 2026年秋の成績は?
A. 秋季富山県大会で3位に入り、北信越大会では1回戦を突破してベスト8に進みました。
\ドラフト候補を先取り!/
高岡商業高校野球部のまとめ
2026年の高岡商業は夏の富山大会を6連勝で制し、4年ぶりの甲子園では初戦で高川学園に敗れました。
新チームは1年生の古仙眞之助と谷口純平を投手陣の軸に、秋季富山県大会3位、北信越大会8強へ進んでいます。
秋の勝ち試合で見せた打力に対し、敗れた試合はいずれも無得点で、上位校の投手を打ち崩す力は来春への課題でした。
1年生投手陣と2年生の中軸が冬を越えてそろって成長すれば、来夏の富山大会でも優勝争いの中心になるはずです。
県内最多の夏の甲子園出場を誇る名門の新しい世代が、どこまで伸びていくのかに注目していきましょう。




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