山梨県の高校野球で頂点に立ってきた名門、それが山梨学院高校野球部です。
2023年のセンバツで山梨県勢初の全国制覇を果たした強豪です。
2026年夏は準決勝で帝京第三に4-5と敗れ、4年ぶりの夏の甲子園はなりませんでした。
それでも全国級のタレントが数多く残ります。
二刀流の菰田陽生は抜けましたが、U-15代表の倉田雄星や村橋照平ら下級生が中軸に残ります。
菰田の穴を補える継続体制で頂点を狙う秋です。
この記事では、2026年秋の山梨学院の新チームの戦力を分析します。
夏の振り返りや秋季山梨大会の展望、注目選手も紹介します。
まずは、2026年秋を迎える山梨学院の新チームの姿を、下の表で早わかりに整理しておきましょう。
| 項目 | 2026年秋の山梨学院 |
|---|---|
| 所在地・区分 | 山梨県甲府市酒折/私立(学校法人山梨学院) |
| 監督 | 吉田洸二(清峰と山梨学院をセンバツ優勝へ導いた名将) |
| 2026年夏 | 準決勝で帝京第三に4-5と惜敗(延長10回) |
| 新チームの軸 | 渡部瑛太(左腕)・倉田雄星・村橋照平ら残る下級生9人 |
| 秋の目標 | 秋季山梨大会で上位2校に入り、秋季関東大会へ |
\最速152キロ二刀流の実力は?/
山梨学院高校野球部の2026年秋の戦力総評
新チーム総評|菰田を欠いても残るタレント
2026年秋の山梨学院は、夏を経験した下級生が数多く残る継続型の新チームです。
夏の山梨大会でベンチ入りした20人のうち、9人が下級生として残りました。
マウンドの軸となるのが、左腕の渡部瑛太(新3年)です。
夏の準々決勝で先発し、5回を無失点に抑えた実績を持ちます。
打線には、U-15日本代表を経験した倉田雄星(新2年)と村橋照平(新2年)が中軸に残ります。
夏に4番・5番を任された下級生コンビが、そのまま新チームの得点源になります。
正捕手の光永惺音(新3年)や遊撃の住友輝人(新3年)も残り、守備の骨格はほぼそのままです。
二刀流の菰田陽生が抜けた穴は大きいものの、それを補えるだけのタレントがそろっています。
卒業する3年生には、二刀流の菰田陽生をはじめ、左腕の檜垣瑠輝斗や1番の石井陽昇がそろっていました。
中でも菰田は最速152キロを誇り、ドラフト上位候補として全国から注目を集めた大器です。
2026年夏を振り返る|あと1点で届かなかった準決勝
2026年夏の山梨学院は、1回戦で韮崎を13-0、2回戦で巨摩を4-0と圧倒しました。
準々決勝でも駿台甲府を7-0と退け、危なげなく準決勝へ駒を進めています。
その準々決勝では、2年生左腕の渡部瑛太が5回を無失点に抑える好投を見せました。
打線も切れ目なくつながり、盤石の内容で4強入りを果たしています。
ところが準決勝、優勝候補の一角ながら思わぬ苦戦を強いられます。
相手の帝京第三に3回に一挙4点を先行され、追いかける展開となりました。
山梨学院は2回から6回にかけて4点を返しましたが、延長10回に勝ち越されて4-5で敗退。
あと1点が遠く、4年ぶりの夏の甲子園を逃しました。
2026年夏の山梨学院の戦いぶりを、下の表で振り返っておきましょう。
| ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 1回戦・2回戦 | 韮崎/巨摩 | 13-0/4-0で快勝 |
| 準々決勝 | 駿台甲府 | 7-0(渡部が5回無失点) |
| 準決勝(7/20) | 帝京第三 | 4-5で惜敗(延長10回) |
県内での立ち位置|2023年全国制覇の名門
山梨学院は、2023年のセンバツで山梨県勢初の全国制覇を果たした名門です。
この優勝を機に、全国屈指の強豪として君臨し続けています。
2025年夏には甲子園でベスト4に進み、同年秋には県大会と関東大会を制しました。
2026年春のセンバツでも2年連続のベスト8に進むなど、全国での実績は群を抜いています。
新チームも、その全国級の経験値を受け継いだ有力な戦力です。
県内では引き続き本命格の一つとして、秋の頂点を狙う立場にあります。
2023年の全国制覇以降、山梨学院は春夏を通じてほぼ毎年のように甲子園へ出場してきました。
この積み上げてきた勝ち慣れが、新チームにとっても大きな財産になります。
山梨学院高校野球部の投手陣を徹底分析
新エース候補|左腕・渡部瑛太
2026年秋の投手陣で新たな軸となるのが、左腕の渡部瑛太(新3年)です。
夏は背番号10を背負い、2年生ながら先発の一角として経験を積みました。
最速140キロの直球を持ち、夏の準々決勝・駿台甲府戦では先発して5回を無失点に抑えています。
春の関東大会でも複数の試合で先発しており、大舞台の経験は十分です。
二刀流の菰田陽生や左腕・檜垣瑠輝斗が抜けたマウンドを、この渡部が引き継ぎます。
2年生から主戦を張ってきた渡部が、新チームのエースとして中心を担います。
渡部は札幌の出身で、道外の私学へ進んで力を伸ばしてきた左腕です。
角度のある直球と落ち着いた投球術で、連戦のマウンドを任せられる存在になっています。
継投を支える投手陣の再構築
山梨学院は、夏に投げた3年生投手が卒業してマウンドの顔ぶれが入れ替わります。
1回戦で4回を無安打7奪三振に抑えた檜垣瑠輝斗や、木田倫大朗といった投手が抜けました。
そのぶん、渡部に続く投手をどう育てるかが秋の課題です。
2年生右腕の高橋瞬(新3年)ら、残る下級生投手の成長が求められます。
全国各地から有望な選手が集まる私学だけに、投手の駒はそろっています。
複数の投手で試合を作る形を、秋の公式戦を通じて固めていきたいところです。
夏に渡部が2年生ながら準々決勝を任されたように、山梨学院は下級生の登板機会が多いのも特徴です。
秋はその経験を土台に、新しい継投の形を早く確立したいところです。
秋へ向けた投手陣の展望
秋の山梨大会は、渡部を軸に据えつつ、複数の投手で試合をつくる展開が基本線になりそうです。
連戦のトーナメントでは、投手陣の層の厚さがそのまま結果を左右します。
正捕手を継ぐ光永惺音のリードも、投手陣を後ろから支える重要な要素です。
1年秋から正捕手を務めてきた経験が、若い投手陣をまとめるうえで生きてきます。
山梨学院高校野球部の野手陣を徹底分析
打線の顔|U-15代表の中軸・倉田雄星と村橋照平
2026年秋の打線の中心となるのが、U-15日本代表を経験した倉田雄星(新2年)と村橋照平(新2年)です。
夏の山梨大会では、1年生ながら4番・5番の中軸を任されました。
倉田は二塁を守る右打者で、下級生離れした打撃で中軸に座りました。
村橋は一塁を守る強打者で、2人とも全国区の実力を持つ逸材です。
1年生で中軸を打った2人が、新チームでは名実ともに打線の柱になります。
この若い中軸の成長が、秋以降の山梨学院の得点力を大きく左右します。
守備・機動力|正捕手と遊撃が残る堅い守り
守りの要となるのが、正捕手の光永惺音(新3年)です。
2年生ながら1年秋から正捕手を務め、ミート力とリードの両面で高い評価を受けてきました。
遊撃の住友輝人(新3年)も残り、内野の守備の骨格はほぼそのままです。
外野では2番を打った金子舜(新3年)が残り、俊足を生かした攻守で貢献します。
全国大会を経験した選手が多く残るだけに、大事な場面での落ち着きは新チームの強みです。
堅い守りから試合の主導権を握る、山梨学院らしい戦い方は健在です。
打線のつながり|中軸に続く打者の育成
倉田と村橋の中軸、そして光永や金子といった残留組が打線の骨格です。
その一方で、3年生が抜けた打順を埋める新戦力の台頭も欠かせません。
上位から下位まで途切れなくつなぐのが、山梨学院打線の伝統です。
残る選手に新戦力が加わり、その厚みをどこまで取り戻せるかが秋の課題となります。
2026年秋の新チームに残る主な下級生を、下の表で整理しておきましょう。
| 選手 | 学年・守備 | 夏の役割・特徴 |
|---|---|---|
| 渡部瑛太 | 新3年・投手 | 左腕・最速140km。準々決勝で5回無失点 |
| 光永惺音 | 新3年・捕手 | 1年秋からの正捕手。扇の要 |
| 倉田雄星 | 新2年・二塁 | U-15代表。夏は4番 |
| 村橋照平 | 新2年・一塁 | U-15代表。夏は5番 |
| 金子舜/住友輝人 | 新3年・外野/遊撃 | ともに夏のスタメン。攻守の残留組 |
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山梨学院高校野球部の秋の大会展望とセンバツへの道
秋季山梨県大会の展望|本命格として頂点を狙う
2026年秋の山梨学院は、9月に開幕する秋季山梨県大会が新チーム最初の本格的な戦いとなります。
この大会は9月5日に抽選会が行われ、10月上旬の決勝まで熱戦が続きます。
新チームは9人の下級生が残り、県内では引き続き本命格の一つと目されています。
菰田を欠いても、正捕手や遊撃、U-15代表の中軸が残る戦力は県内屈指です。
最大のライバルは、夏に敗れた帝京第三や、夏を制した東海大甲府といった実力校です。
これらの強豪を相手に、名門がどこまで完成度を高められるかが注目されます。
秋季関東大会・センバツへの道
秋季山梨県大会で上位2校に入れば、秋季関東大会への出場権を獲得できます。
2026年の秋季関東大会は10月17日から群馬県で開かれ、関東各県の代表が集います。
この関東大会で上位に進めば、2027年春のセンバツ出場が現実味を帯びてきます。
関東・東京地区にはセンバツの一般選考で両地区あわせて6つの枠が与えられています。
山梨学院は2025年秋に関東大会を制した実績があり、秋の関東の舞台は狙える位置にいます。
まずは県大会で上位2校に入り、関東大会への切符をつかむことが目標です。
新チームの目標|連覇級の常勝を続けられるか
2026年秋は、山梨学院にとって全国での地位を守るための大切な時期です。
菰田という規格外の存在が抜けた新チームが、どこまで力を示せるかが問われます。
まずは秋季山梨県大会で結果を残し、関東大会からセンバツへとつなげることが目標です。
全国屈指の名門が新チームでどんな戦いを見せるのか、大いに期待が高まります。
山梨学院高校野球部の注目選手
2026年秋の新チームで、特に注目したい選手を5人紹介します。
渡部瑛太(新3年・投手)
最速140キロの直球を持つ左腕で、新チームのエース候補です。
夏は背番号10を背負い、2年生ながら先発の一角として計算されてきました。
夏の準々決勝・駿台甲府戦では先発して5回を無失点に抑えています。
菰田や檜垣が抜けたマウンドを、この渡部が引き継ぎます。
光永惺音(新3年・捕手)
2年生ながら1年秋から正捕手を務める、守備の要です。
ミート力とリードの両面で高い評価を受け、厚い投手陣を巧みに操ってきました。
若い投手陣をまとめる司令塔として、新チームでも中心を担います。
攻守にわたってチームを支える存在です。
倉田雄星(新2年・内野手)
U-15日本代表を経験した逸材で、夏は1年生ながら4番・二塁を務めました。
下級生離れした打撃で中軸に座った、全国区のスラッガーです。
新チームでは名実ともに打線の柱として、さらなる成長が期待されます。
この若い主砲が、山梨学院打線の迫力を左右します。
村橋照平(新2年・内野手)
倉田とともにU-15日本代表を経験した、一塁を守る強打者です。
夏は5番を任され、1年生ながら中軸で存在感を放ちました。
倉田との若い中軸コンビは、新チーム最大の魅力といえます。
2人がそろって成長すれば、打線は一気に全国級になります。
金子舜(新3年・外野手)
夏に2番・外野でスタメンを張った、俊足のリードオフ候補です。
春日部ボーイズの出身で、出塁して足でかき回す機動力が持ち味です。
正捕手・光永や遊撃・住友とともに、守備の骨格を支える残留組の一人です。
上位打線の起点として、新チームの攻撃をリードします。
これらの注目選手のより詳しいスカウト評価や、全国のドラフト候補との比較は、ドラフト候補研究所の特集記事でチェックできます。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 渡部瑛太 | 新3年・投手 | 左腕・最速140km。新エース候補 |
| 光永惺音 | 新3年・捕手 | 1年秋からの正捕手。扇の要 |
| 倉田雄星 | 新2年・二塁 | U-15代表。夏は4番の主砲候補 |
| 村橋照平 | 新2年・一塁 | U-15代表。夏は5番の強打者 |
| 金子舜 | 新3年・外野 | 俊足のリードオフ候補。夏はスタメン |
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。
山梨学院高等学校の基本情報
- 所在地:山梨県甲府市酒折三丁目3番1号
- 設立:私立(学校法人山梨学院)/創立1956年・硬式野球部創部1957年
- 監督:吉田洸二(清峰の監督として2009年春のセンバツ優勝を導き、山梨学院で2023年春に全国制覇を達成した名将)
- 甲子園:春センバツ8回出場・優勝1回(2023年)/夏の選手権10回出場・最高ベスト4(2025年)
- 主なOB:明石健志(元ソフトバンク)・松本哲也(元巨人)・垣越建伸(中日)・中込陽翔(楽天)・宮崎一樹(日本ハム)
- 特色:サッカー・駅伝なども全国レベルの総合スポーツ校。全国各地から有望な選手が集まる私学
山梨学院高等学校は、甲府市酒折に校舎を構える私立校で、1956年に創立されました。
2023年の春のセンバツで、山梨県勢として春夏を通じ初めての甲子園制覇を成し遂げています。
この全国制覇を機に、山梨学院はすっかり全国の常連校となりました。
2025年夏のベスト4、同年秋の関東大会優勝など、近年は毎年のように全国で上位に食い込んでいます。
監督の吉田洸二は、長崎・清峰を2009年春のセンバツ優勝に導いた名将です。
2つの学校で全国制覇を経験した数少ない指導者として、山梨学院を強豪に育て上げました。
OBには元ソフトバンクの明石健志や元巨人の松本哲也がいます。
現役でも中日の垣越建伸、楽天の中込陽翔、日本ハムの宮崎一樹など、多くのプロ野球選手を輩出しています。
サッカーや駅伝なども全国レベルの総合スポーツ校で、全国各地から有望な選手が集まります。
恵まれた環境と豊富な人材が、山梨学院の強さの土台となっています。
2025年秋には明治神宮大会でもベスト8に進むなど、新チームの発足直後から全国で結果を残してきました。
近年は秋から翌夏まで途切れなく強さを保つ、常勝軍団となっています。
山梨学院高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
山梨学院は甲子園で優勝したことはありますか?
はい、2023年の春のセンバツで初優勝を果たしました。
これは山梨県勢として春夏を通じ初めての甲子園制覇で、山梨の高校野球史に残る快挙となりました。
山梨学院の2026年夏の成績はどうでしたか?
準決勝まで勝ち上がりましたが、帝京第三に4-5と延長の末に敗れました。
4年ぶりの夏の甲子園はならず、準決勝で姿を消しています。
2026年秋の新チームはどんなメンバーが中心ですか?
夏を経験した下級生9人が新チームの軸となります。
左腕の渡部瑛太や正捕手の光永惺音、U-15代表の倉田雄星・村橋照平らが中心です。
山梨学院野球部の監督は誰ですか?
清峰と山梨学院の2校で全国制覇を経験した吉田洸二監督が率いています。
2009年春に清峰を、2023年春に山梨学院をセンバツ優勝に導いた名将です。
山梨学院出身のプロ野球選手は誰がいますか?
元ソフトバンクの明石健志や元巨人の松本哲也らがいます。
現役では中日の垣越建伸、楽天の中込陽翔、日本ハムの宮崎一樹などが活躍しています。
\全国の逸材を数字で比較!/
山梨学院高校野球部のまとめ
2026年秋の山梨学院高校野球部は、2023年の全国制覇を誇る名門として、新チームで再び頂点を狙います。
夏の主力だった二刀流・菰田陽生は抜けましたが、下級生9人が残る継続型です。
新エース候補の左腕・渡部瑛太、正捕手の光永惺音、U-15代表の倉田雄星・村橋照平が、その中心を担います。
まずは秋季山梨県大会で結果を残し、秋季関東大会への出場を目指します。
菰田という規格外の存在を欠いても、全国級のタレントが残る山梨学院の戦いが見どころです。
名門が新チームでどこまで力を示せるのか、2026年秋の戦いに大いに期待が高まります。




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