2008年の創部からわずか18年、埼玉の激戦区で急成長を遂げ、いまや甲子園初出場をうかがう実力校となったのが山村学園高校です。
夏の埼玉大会では2024年・2025年と2年連続でベスト4に進出し、あと2勝で甲子園という地点まで勝ち上がってきました。
西川歩(巨人)・横田蒼和(西武)を2年連続でプロに送り出した育成力を背景に、二刀流を軸にした投打のバランスで悲願の初出場を狙います。
この記事では、そんな山村学園高校野球部の2026年夏の戦力を、投手陣・野手陣・注目選手・大会展望まで徹底的に分析します。
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まずは、2026年夏の山村学園の基本データを早わかり表で整理します。
| 項目 | 2026年の山村学園 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県川越市田町 |
| 創立・創部 | 1922年創立・2008年創部(私立) |
| 2026夏の戦績 | 2回戦○13-3大宮光陵/3回戦へ |
| チームの武器 | 二刀流を軸にした投打のバランス |
| 甲子園 | 春夏とも出場なし(初出場が悲願) |
山村学園高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|二刀流を軸にした投打のバランス
2026年のチームも、その勢いを受け継ぐ形で夏に臨みます。
2026年春の埼玉県大会ではベスト8に入り、準々決勝では優勝候補の浦和学院を8回に一挙5点で追い詰めました。
惜しくも7対8で逆転はなりませんでしたが、強豪相手にも食らいつく粘り強さを示しています。
チームの特徴は、二刀流の選手を軸にした投打のバランスの良さです。
エースナンバーを背負う大型左腕・亀田優次郎や、4番でDHと投手を兼ねる菊村崇など、複数のポジションをこなす選手が多く在籍しています。
そこに、190センチの大型スラッガー・松本智司や、1番を打つ畠山明祈といった個性豊かな打者が加わります。
埼玉の夏は、花咲徳栄や浦和学院、昌平といった全国区の強豪がひしめく激戦区です。
山村学園は、その強豪たちを追いかける立場にあります。
それでも、2年連続ベスト4という実績は本物です。
この夏、3年連続の4強、そしてその先にある甲子園初出場という大きな夢に、山村学園は挑みます。
創部18年で築いた実力
山村学園の硬式野球部は、2008年の創部です。
創部からわずか18年ほどの新しいチームですが、その成長のスピードは目を見張るものがあります。
夏の埼玉大会では、2024年と2025年に2年連続でベスト4まで勝ち進みました。
春の関東大会でも、2019年と2022年にベスト4に入っています。
また、埼玉県の秋季大会や春季大会でも、たびたび上位に食い込んできました。
浦和リトルシニアや狭山西武ボーイズといった、実績ある中学硬式チームの出身者を中心に、着実に力をつけてきたのが山村学園です。
2年連続でプロを輩出
山村学園の急成長を象徴するのが、近年のプロ野球選手の輩出です。
2024年のドラフトでは、左腕投手の西川歩が巨人から5位で指名されました。
さらに翌2025年のドラフトでは、内野手の横田蒼和が西武から5位で指名されています。
創部からまだ日の浅いチームが、2年連続で高卒のプロ野球選手を送り出したことになります。
これは、山村学園の育成力の高さを示す何よりの証と言えるでしょう。
プロを目指す有望な中学生にとっても、魅力的な進路先として注目を集めています。
甲子園初出場への挑戦
これだけの実績を持ちながら、山村学園はまだ甲子園の舞台に立ったことがありません。
春のセンバツ、夏の選手権とも、出場歴はありません。
2024年・2025年と、夏の埼玉大会でベスト4まで勝ち進みながら、あと2勝が届きませんでした。
それだけに、甲子園初出場はチームにとって悲願です。
花咲徳栄や浦和学院、昌平といった全国区の強豪が立ちはだかる埼玉で、山村学園は挑戦者の立場にあります。
しかし、2年連続で4強に進んだ経験は、決して伊達ではありません。
この夏、山村学園がその壁を越え、初めての甲子園に手を届かせられるかが最大の注目点です。
山村学園高校野球部の投手陣を徹底分析
山村学園の投手陣は、複数の投手による継投を軸にしています。
特に、二刀流の選手が多いのが特徴です。
二刀流のエース・亀田優次郎
背番号1を背負うのは、3年生の亀田優次郎です。
184センチ97キロという恵まれた体格を持つ大型左腕です。
東京北リトルシニアの出身で、投げては威力のある直球を武器にリリーフの軸を担い、局面によっては先発も務めます。
さらに、打っては5番ファーストや6番として起用されるなど、打線でも重要な役割を果たす二刀流です。
春の県大会3回戦では、リリーフとして5回を投げ、被安打2、無失点と長いイニングを抑え込みました。
投打の両面でチームを支える、まさに山村学園の大黒柱です。
継投を支える投手陣
亀田を中心に、複数の投手が継投で試合を作ります。
背番号10の菊村崇は、3年生の投手で最速142キロを記録します。
菊村は投手としてだけでなく、4番DHとしても打線の中軸を担う二刀流です。
背番号17の上田奏輔は2年生の左腕で、夏の2回戦では先発を任されました。
この試合では3回を投げて7つの三振を奪い、後続のリリーフ陣へと試合をつなぎました。
背番号11の島本琥聖も2年生で、安定したコントロールと直球を武器に継投の中核を担います。
夏の2回戦では2回を無安打無失点に抑える好投を見せました。
そのほか、185センチの大型右腕・須永直規や、リリーフで安定感を見せる金澤到真など、投手陣には厚みがあります。
夏の起用予測
山村学園の夏の戦い方は、複数の投手を組み合わせる継投が基本になります。
上田や島本が先発でゲームを作り、亀田や菊村、金澤らがリリーフでつなぐ形です。
相手打線や試合展開に応じて、柔軟に投手を組み替えられるのが山村学園の強みです。
絶対的なエース一人に頼るのではなく、チーム全体で失点を防ぐスタイルです。
接戦をものにするためには、この継投がどれだけ機能するかが鍵を握ります。
二刀流の選手が多いだけに、打線とのバランスを取りながらの起用が求められます。
山村学園高校野球部の野手陣を徹底分析
山村学園の野手陣は、3年生を中心に、力のある2年生や1年生が加わった構成です。
長打力とミート力を兼ね備えた選手が並びます。
2026夏 山村学園の打線
夏の2回戦・大宮光陵戦のスタメンを表で整理します。
| 打順 | 守備 | 選手 | 学年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 二 | 畠山明祈 | 3年 |
| 2 | 中 | 田辺輝心翔 | 3年 |
| 3 | 左 | 松本智司 | 2年 |
| 4 | DH | 菊村崇 | 3年 |
| 5 | 右 | 中田凌雅 | 3年 |
| 6 | 一 | 中林勇希 | 3年 |
| 7 | 捕 | 神田悠希 | 3年 |
| 8 | 遊 | 石川智也 | 1年 |
| 9 | 三 | 加藤瑛二 | 2年 |
| 投 | 投 | 上田奏輔 | 2年 |
打線を引っ張る上位打線
1番を打つのは、3年生の畠山明祈です。
畠山は上里北武ボーイズの出身で、走力とミート力を両立させたリードオフマンです。
東日本報知オールスターや鶴岡一人記念大会の選抜メンバーにも選ばれた経歴を持ちます。
夏の2回戦では3打数2安打と、1番打者として攻撃の起点となりました。
2番の田辺輝心翔も3年生で、強肩と機動力を活かした守備と、多彩な打順に対応できる実戦派です。
上位で畠山・田辺がチャンスを作り、中軸につなぐ形が山村学園の理想の攻撃です。
中軸を担う長打力
打線の中軸には、長打力のある選手が並びます。
3番を打つのは、2年生の松本智司です。
松本は190センチ95キロという圧倒的な体格を誇る大型スラッガーです。
夏の2回戦では、3打数2安打4打点、本塁打1本という大暴れで勝利に貢献しました。
2年生ながら、チームの主砲としての役割を担っています。
4番のDHには、二刀流の菊村崇が入ります。
菊村は春の県大会でも本塁打を放つなど、投手としてだけでなく打者としても勝負強さを見せます。
5番の中田凌雅、6番の中林勇希も3年生の中軸で、打線に厚みを加えます。
特に中林は、春の県大会3回戦で4打数3安打2打点、本塁打1本を記録するなど、勝負強い打撃が魅力です。
守備を支える若い力
下位打線にも、頼れる選手がそろっています。
7番の神田悠希は3年生の正捕手で、投手陣を統率する守備の要です。
8番の遊撃には、1年生の石川智也が抜擢されています。
1年生ながら遊撃という守備の要を任される、将来有望な逸材です。
9番の加藤瑛二も2年生の内野手で、下位打線から得点機会を作ります。
3年生の経験と、松本や石川といった若い力が融合しているのが、山村学園の野手陣です。
ミート力のある選手が多く、上位から下位まで途切れることのない打線が持ち味です。
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山村学園高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
2026年夏の埼玉大会で、山村学園はどこまで勝ち上がれるのでしょうか。
ここでは、大会の展望を整理します。
2026夏 埼玉大会での戦い
山村学園は、2回戦から夏の戦いをスタートしました。
7月10日の2回戦・大宮光陵戦では、13対3の大勝で好発進を決めています。
この試合では、3番の松本智司が3打数2安打4打点、本塁打1本と打線を牽引しました。
先発の上田奏輔が3回で7三振を奪い、リリーフの島本琥聖が2回を無失点に抑えるなど、投打がかみ合った試合でした。
続く3回戦は、7月14日にレジデンシャルスタジアム大宮で山村国際と対戦します。
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2024年 | 夏の埼玉大会 | ベスト4 |
| 2025年 | 夏の埼玉大会 | ベスト4 |
| 2026年 | 春の埼玉県大会 | ベスト8 |
| 2026年 | 夏の埼玉大会 | 2回戦○13-3・3回戦へ |
立ちはだかる埼玉の強豪
埼玉の夏は、全国屈指の激戦区として知られています。
優勝候補の筆頭は、2017年夏に全国制覇を果たした花咲徳栄です。
2013年に全国制覇の経験を持つ浦和学院も、投手王国として頂点を狙っています。
春の県大会でも上位に進んだ昌平や、伝統校の聖望学園なども警戒すべき相手です。
山村学園にとっては、これらの強豪をいかに乗り越えるかが甲子園への課題となります。
悲願の甲子園初出場へ
山村学園は、まだ一度も甲子園の土を踏んでいません。
2024年・2025年と2年連続でベスト4まで進みながら、あと一歩が届きませんでした。
この夏、優勝すれば、創部以来初めての甲子園出場となります。
その武器となるのが、二刀流を軸にした投打のバランスです。
亀田や菊村といった二刀流の選手が、投げても打っても試合の流れを変えることができます。
そこに、松本や中林、中田といった長打力のある打者が加わります。
継投で相手打線を抑え、切れ目のない打線で得点を重ねる。
その理想の展開ができれば、山村学園の初めての甲子園も決して夢ではありません。
山村学園高校野球部の注目選手
ここでは、2026年夏の山村学園で特に注目したい選手を紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 亀田優次郎 | 3年・投手 | 184cmの二刀流大型左腕・エース |
| 松本智司 | 2年・外野 | 190cmの大型スラッガー・3番 |
| 畠山明祈 | 3年・二塁 | 1番の不動のリードオフマン |
| 菊村崇 | 3年・投手 | 最速142キロ・4番DHの二刀流 |
| 中林勇希 | 3年・内野 | 勝負強い中軸の巧打者 |
亀田優次郎(3年・投手)
背番号1を背負う二刀流の大型左腕です。
184センチ97キロという恵まれた体格から、威力のある直球を投げ込みます。
東京北リトルシニアの出身で、リリーフの軸を担いながら先発もこなします。
打っては5番ファーストや6番として起用されるなど、打線でも中軸を担う投打の柱です。
春の県大会3回戦では、リリーフで5回を無失点に抑える安定感を見せました。
松本智司(2年・外野手)
背番号7、打線の3番を打つ2年生の大型スラッガーです。
190センチ95キロという圧倒的な体格から、豪快な打球を放ちます。
浦和リトルシニアの出身で、2年生ながらチームの主砲として期待されています。
夏の2回戦では3打数2安打4打点、本塁打1本という大暴れで勝利に貢献しました。
畠山明祈(3年・二塁手)
背番号4、打線の1番を打つ3年生のリードオフマンです。
172センチ75キロ、上里北武ボーイズの出身で、走力とミート力を兼ね備えています。
東日本報知オールスターや鶴岡一人記念大会の選抜メンバーにも選ばれた経歴を持ちます。
1番セカンドとして、攻守にわたってチームの起点となる存在です。
菊村崇(3年・投手)
背番号10、投手と4番DHを兼ねる3年生の二刀流です。
176センチ81キロ、浦和リトルシニアの出身で、投げては最速142キロを記録します。
打っては4番として、春の県大会でも本塁打を放つなど勝負強さを見せます。
投打の両面でチームに貢献できる、貴重な戦力です。
中林勇希(3年・内野手)
背番号3、6番を打つ3年生の中軸打者です。
上里北武ボーイズの出身で、ファーストを主戦場としながら外野も守れる守備範囲の広さが魅力です。
春の県大会3回戦では、4打数3安打2打点、本塁打1本と勝負強い打撃を披露しました。
打線の中核として、得点機会を確実にものにする力を持っています。
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山村学園高等学校の基本情報
ここでは、山村学園高校の基本情報を整理します。
- 所在地:埼玉県川越市田町16-2
- 区分:私立(学校法人山村学園)
- 創立:1922年
- 硬式野球部創部:2008年
- 硬式野球部登録人数:62人
- 甲子園:春夏とも出場なし(初出場が悲願)
- 主なOB:西川歩(巨人)・横田蒼和(西武)
山村学園は、1922年に前身の山村塾として創立された、埼玉県川越市の私立高校です。
硬式野球部は2008年に創部された、比較的新しいチームです。
創部からわずか18年ほどですが、埼玉県内の強豪校の一つとして着実に力をつけてきました。
浦和リトルシニアや狭山西武ボーイズなど、実績ある中学硬式チームの出身者を多く擁しています。
サッカーやバレーボール、バスケットボールなども盛んな、総合的なスポーツ校としても知られています。
野球部のOBには、近年プロ野球選手も誕生しています。
2024年には左腕投手の西川歩が巨人からドラフト5位、2025年には内野手の横田蒼和が西武からドラフト5位で指名されました。
創部からまだ日の浅いチームが、2年連続で高卒のプロ野球選手を輩出したことは、その育成力の高さを物語っています。
山村学園高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
最後に、山村学園高校野球部についてよくある質問をまとめます。
Q. 山村学園は甲子園に出場したことがありますか?
山村学園は、春のセンバツ・夏の選手権とも、甲子園への出場歴はありません。
2024年・2025年と夏の埼玉大会で2年連続ベスト4に進んでおり、甲子園初出場が悲願となっています。
Q. 山村学園出身のプロ野球選手はいますか?
2024年のドラフトで西川歩投手が巨人から、2025年のドラフトで横田蒼和内野手が西武から、それぞれ5位で指名されました。
2008年創部の新しいチームながら、2年連続でプロ野球選手を輩出しています。
Q. 2026年夏の山村学園の注目選手は誰ですか?
二刀流の大型左腕・亀田優次郎、190センチの大型スラッガー・松本智司、二刀流の菊村崇などが注目選手です。
投打にわたる二刀流の選手の活躍がポイントになります。
Q. 山村学園のライバルはどこですか?
埼玉の夏は花咲徳栄や浦和学院、昌平といった全国区の強豪がひしめく激戦区です。
山村学園は、これらの強豪を追いかける立場にあります。
山村学園高校野球部のまとめ
2026年夏の山村学園は、二刀流を軸にした投打のバランスが持ち味のチームです。
エースナンバーの亀田優次郎、190センチの松本智司、二刀流の菊村崇らを中心に、切れ目のない打線と厚みのある継投で戦います。
2008年創部という新しいチームながら、夏の埼玉大会で2024年・2025年と2年連続ベスト4に進んできました。
西川歩・横田蒼和と2年連続でプロ野球選手を輩出するなど、育成力の高さも光ります。
夏の2回戦は13対3の大勝で好発進し、3回戦へと駒を進めています。
花咲徳栄や浦和学院といった強豪がひしめく埼玉ですが、山村学園は3年連続の4強、そして悲願の甲子園初出場を目指して挑みます。
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