メジャーリーガー・鈴木誠也を育てた東東京の伝統校が、二松学舎大付です。
2024年秋には21年ぶりの東京都秋季大会優勝を果たし、2025年のセンバツにも出場した実力校ですが、2026年の夏はノーシードから巻き返しを狙う立場となりました。
この記事では、2026年夏の二松学舎大付高校野球部の戦力を、投手陣・野手陣の両面から徹底分析します。
エース左腕・小高稜真を中心とした投手陣、守備と機動力を軸にした打線、東東京大会の展望、そして注目選手までを詳しく紹介していきます。
| 項目 | 2026年の二松学舎大付 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区九段南(私立・共学) |
| 監督 | 市原勝人(二松学舎大付OB) |
| 甲子園 | 春8回・夏5回出場(1982年春センバツ準優勝) |
| 2026年春 | 東京都春季大会 3回戦 |
| 夏の位置づけ | ノーシードから巻き返しを狙う伝統校 |
| エース | 小高稜真(3年・左腕・最速140キロ) |
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二松学舎大付高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|ノーシードから下剋上を狙う伝統校
2026年の二松学舎大付は、東東京大会をノーシードで戦うことになりました。
2024年秋に21年ぶりの東京都秋季大会優勝を飾り、明治神宮大会でもベスト8に進んだ黄金世代が卒業し、新チームは実戦経験を積みながらの再建の年を過ごしています。
2025年秋・2026年春の東京都大会はいずれも3回戦で姿を消しており、シード権を得ることはできませんでした。
それでも、鈴木誠也をはじめ多くのプロを輩出してきた名門だけに、地力の高さは健在です。
下位からでも勝ち上がる「下剋上」で、伝統校の底力を発揮できるかが2026年夏の焦点となります。
二松学舎大付は千代田区九段という都心に校舎を構えながら、関東一円から有望な選手が集まる強豪校です。
市原勝人監督のもとで培われてきた「守り勝つ野球」を軸に、一戦ごとに調子を上げていければ、ノーシードでも十分に怖い存在となります。
2025年からの変化|黄金世代を継ぐ新チーム
2024年秋の都大会優勝、2025年センバツ出場を担った主力の多くは、すでに卒業しています。
その中で、当時は下級生としてベンチを経験した選手たちが、2026年チームの中心へと成長しました。
エースの小高稜真も、優勝メンバーの一員として全国の空気を肌で感じた一人です。
大舞台を知る世代が主力に育っていることは、ノーシードのチームにとって心強い財産といえます。
経験を結果に結びつけられれば、夏の短期決戦で一気に勢いに乗る可能性を秘めています。
全国レベルでの評価
二松学舎大付は、東京屈指の伝統校として全国的にも知られた存在です。
1982年の春のセンバツでは準優勝を果たし、近年も2021年・2022年と2年連続で夏の甲子園に出場しています。
2026年は前評判こそ二強(関東第一・帝京)に一歩譲るものの、勝ち上がれば全国でも侮れない実力を秘めています。
甲子園での優勝がまだ無いだけに、いつか悲願の全国制覇をつかめるか、注目が続く名門です。
東京は関東第一や帝京、日大三、早稲田実業といった全国区の強豪がひしめく激戦区です。
その中で毎年のように上位を争い、プロや大学へ選手を送り出してきた育成力は、二松学舎大付の大きな財産といえます。
二松学舎大付高校野球部の投手陣を徹底分析
エース左腕・小高稜真
2026年の投手陣を背番号1で背負うのが、左腕エースの小高稜真(3年)です。
177センチ67キロと体格は大きくありませんが、ノビのある直球と球の出どころの見づらいフォームを武器にする技巧派サウスポーです。
読売ジャイアンツジュニアの出身で、中学時代から全国大会を経験してきた高い野球センスの持ち主です。
最速は140キロながら、巧みな牽制とテンポの良い投球で、打者にリズムを渡さないのが持ち味です。
打撃にも非凡なものがあり、二刀流志向の万能型として投打の両面でチームを引っ張ります。
継投を支える投手陣
小高に続く投手陣も、複数のタイプがそろっています。
背番号10の川島連十(2年)は先発として安定感のある左腕で、春の郁文館戦では先発して12対0の快勝を呼び込みました。
背番号11の石田尾武人(3年)は、無失点で試合を締めるリリーフとして計算できる右腕です。
背番号18の鈴木理王(3年)は181センチの長身から力のある直球を投げ込み、外野の守備もこなす二刀流タイプです。
タイプの異なる投手を局面に応じて継投できる点は、二松学舎大付の大きな強みです。
左のエース・小高に対し、右腕の石田尾が終盤を締める左右の組み合わせは、相手打線にとって的を絞りにくい厄介な布陣です。
2年生左腕の川島が台頭したことで、投手陣の層はさらに厚みを増しています。
夏の起用予測
夏はエース・小高稜真を軸に、川島連十や石田尾武人へつなぐ継投が基本線になりそうです。
小高が先発で試合を作り、リリーフ陣が終盤を締める形が理想の展開です。
2年生左腕・川島がどこまで長いイニングを投げられるかは、勝ち上がりを左右する重要なポイントになります。
複数の投手を有効に使い分けられれば、連戦の夏でも安定した戦いが期待できます。
二松学舎大付が持ち味とする守り勝つ野球のためには、失点を最小限に抑える継投と、それを支える堅い守備が欠かせません。
投手陣がリズムを作り、少ない得点を守り切る展開こそが、上位進出への理想の形です。
二松学舎大付高校野球部の野手陣を徹底分析
4番・早坂健太を軸にした中軸
打線の中軸を任されるのが、背番号3の早坂健太(3年)です。
179センチ87キロの体格を生かした打撃で、4番として長打も期待できる主砲です。
本来は内野手ですが、捕手や外野もこなせる守備の柔軟性を備えています。
その後ろを打つ背番号7の福和田啓太(3年)も、179センチ88キロの恵まれた体格を持つ強打者です。
秋の東亜学園戦では4打数4安打3打点・本塁打1本と大暴れしており、当たれば一発のある長距離砲として警戒される存在です。
守備と機動力を生かす上位打線
二松学舎大付の野球を支えているのは、堅実な守備と機動力です。
1番には俊足の外野手・桐田瑞稀(3年)、遊撃には走力のある岡野大陽(3年)や小柄ながら守備範囲の広い根本千太郎(3年)が並びます。
2年生の納嵜塁斗はセカンドを中心に機動力を発揮し、上位打線に勢いをもたらします。
足を絡めた攻撃と堅い内野守備で、相手に流れを渡さない野球が持ち味です。
捕手陣と守備の柔軟性
正捕手を務めるのは、背番号2の佐南健生(3年)です。
175センチ80キロのがっちりした体格で投手陣を支え、扇の要として守備の安定をもたらします。
チームには捕手も外野も守れる選手が複数おり、状況に応じて打順や守備位置を柔軟に組み替えられるのが特徴です。
2年生外野手の早川幸汰はミート力に定評があり、中軸を担える打撃センスで打線に厚みを加えます。
選手層の厚さと守備の柔軟性は、勝ち上がるほど効いてくる要素です。
全国を経験した世代の強み
2026年チームの隠れた強みは、大舞台を知る選手が主力に多いことです。
現在の3年生の多くは、1年時に2024年秋の都大会優勝や2025年センバツを、ベンチやスタンドから経験しています。
甲子園や神宮のような大舞台の緊張感を肌で知っていることは、接戦の多い夏の大会で大きなアドバンテージとなります。
ノーシードという逆境でも動じず、本来の力を発揮できるだけの経験値をチームは備えています。
| 年度 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2024年秋 | 東京都秋季大会 | 優勝(21年ぶり)→明治神宮ベスト8 |
| 2025年春 | センバツ(甲子園) | 2回戦(○3-2柳ヶ浦→●3-6花巻東) |
| 2025年夏 | 東東京大会 | ベスト16(5回戦●4-7淑徳) |
| 2025年秋 | 東京都秋季大会 | 3回戦 |
| 2026年春 | 東京都春季大会 | 3回戦 |
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二松学舎大付高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
東東京大会の展望|ノーシードからの挑戦
2026年夏の東東京大会は、7月4日に開幕し、7月27日の決勝まで神宮球場を舞台に戦われます。
二松学舎大付はノーシードのため、2回戦からの登場となります。
初戦は7月7日(火)13時30分に神宮球場で、都立葛西南と対戦します。
同じブロックにはシードの岩倉が入っており、勝ち上がれば早い段階で強豪との対戦が予想されます。
厳しい組み合わせですが、初戦から一戦一戦を確実にものにしていくことが、上位進出への条件となります。
まずは初戦の都立葛西南戦で自分たちの野球を取り戻し、勢いに乗ることが何よりも重要です。
ノーシードのチームにとっては、序盤の試合でリズムをつかめるかどうかが夏の行方を大きく左右します。
甲子園への可能性と名門復活の鍵
2026年夏の東東京は、3連覇を狙う関東第一と、センバツ校の帝京が「二強」と目されています。
ノーシードの二松学舎大付が頂点に立つには、この二強を含む強豪を撃破する下剋上が必要です。
しかし、2024年秋に帝京や早稲田実業を破って都大会を制した実績が示すように、勢いに乗れば一気に駆け上がる力を持っています。
鍵を握るのは、エース・小高稜真の出来と、勝負所で長打を放てる中軸打線の爆発力です。
二松学舎大付が出場すれば2022年以来4年ぶりの夏の甲子園となり、名門復活へ大きな一歩となります。
2024年秋の都大会では、準決勝で帝京、決勝で早稲田実業を破って21年ぶりの頂点に立った実績があります。
強豪相手でも一発勝負なら十分に渡り合えることを、自分たち自身が最もよく知っているはずです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シード | ノーシード(2回戦から登場) |
| 初戦 | 7月7日(火)13:30・神宮球場 |
| 相手 | 都立葛西南 |
| ブロック | シードの岩倉と同ブロック |
| 決勝 | 7月27日・神宮球場 |
| 目標 | 4年ぶりの夏の甲子園・名門復活 |
二松学舎大付高校野球部の注目選手
ここでは、2026年夏の二松学舎大付を語るうえで欠かせない注目選手5名を紹介します。
小高稜真(3年・投手/エース左腕)
背番号1を背負う左腕エースです。
ノビのある直球と球の出どころの見づらいフォーム、巧みな牽制を武器にする技巧派サウスポーです。
読売ジャイアンツジュニア出身で、中学時代から全国の舞台を踏んできた高い野球センスの持ち主です。
最速140キロながら打撃にも非凡なものがあり、二刀流志向の万能型として投打でチームを引っ張ります。
1年時から優勝メンバーの一員としてベンチ入りを続けてきた苦労人で、いよいよ最終学年でエースとして飛躍の夏を迎えます。
早坂健太(3年・内野手)
179センチ87キロの体格を生かした打撃で、4番として打線の中軸を担います。
本来は内野手ですが、捕手や外野もこなせる守備の柔軟性を備えています。
勝負所で長打を放てる主砲として、チームの得点力を支える存在です。
福和田啓太(3年・外野手)
179センチ88キロの恵まれた体格から鋭い打球を放つ、強打の外野手です。
秋の東亜学園戦では4打数4安打3打点・本塁打1本と大暴れし、勝負強さを見せつけました。
当たれば一発のある長距離砲として、相手投手に最も警戒される打者の一人です。
早坂健太とともに中軸を形成し、二松学舎大付打線に迫力をもたらす存在として期待されます。
根本千太郎(3年・内野手)
166センチ62キロと小柄ながら、俊足と広い守備範囲を武器にする内野手です。
足を絡めた攻撃で相手を揺さぶり、守っては内野の要として堅い守りを見せます。
機動力を重んじる二松学舎大付の野球を体現する、いぶし銀の存在です。
川島連十(2年・投手/左腕)
背番号10を背負う、次代を担う先発左腕です。
春の郁文館戦では先発して12対0の快勝を呼び込むなど、2年生ながら安定感を示しています。
エース・小高とともに投手陣の柱となれば、チームの戦い方に大きな幅が生まれます。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 小高稜真 | 3年・投手(左腕) | エース・最速140キロ・元巨人ジュニアの二刀流 |
| 早坂健太 | 3年・内野 | 4番・強打の中軸 |
| 福和田啓太 | 3年・外野 | 秋に4安打4打点1本の長距離砲 |
| 根本千太郎 | 3年・内野 | 俊足・守備範囲の広い内野手 |
| 川島連十 | 2年・投手(左腕) | 次代を担う先発左腕 |
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二松学舎大学附属高等学校の基本情報
二松学舎大付は、東京都千代田区九段南に校舎を構える私立の共学校です。
正式名称は二松学舎大学附属高等学校で、学校法人二松學舍が運営し、1948年に創立、硬式野球部は1958年に創部された伝統校です。
登録部員は58人で、監督は同校OBの市原勝人氏が務めています。
市原監督は日本大学からNTT信越(現・信越硬式野球クラブ)でプレーした投手で、鈴木誠也をはじめ多くのプロ野球選手を育て上げた名将です。
OBには鈴木誠也(カブス)、秋広優人(ソフトバンク)、大江竜聖(ソフトバンク)、辻大雅(広島)ら、近年も数多くのプロ野球選手が名を連ねています。
二松学舎大付高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
二松学舎大付高校野球部の監督は誰ですか?
2026年時点の監督は、同校OBの市原勝人氏です。
日本大学からNTT信越でプレーした投手で、鈴木誠也をはじめ多くのプロ野球選手を育てた名将として知られています。
二松学舎大付は甲子園に出場したことがありますか?
春のセンバツに8回、夏の選手権に5回出場しています。
最高成績は1982年春のセンバツ準優勝で、甲子園優勝はまだ無く、悲願の全国制覇が期待されています。
二松学舎大付出身のプロ野球選手は誰がいますか?
メジャーリーグで活躍する鈴木誠也をはじめ、秋広優人(ソフトバンク)、大江竜聖(ソフトバンク)、辻大雅(広島)など、多くのプロ野球選手を輩出しています。
特に鈴木誠也は、二松学舎大付が誇る球界を代表するスラッガーです。
2026年夏の二松学舎大付の初戦はいつですか?
二松学舎大付はノーシードのため、2回戦から登場します。
初戦は7月7日(火)13時30分から神宮球場で、都立葛西南と対戦する予定です。
二松学舎大付高校野球部のまとめ
2026年の二松学舎大付は、黄金世代が卒業した再建の年を経て、ノーシードから東東京大会に臨みます。
エース左腕・小高稜真を軸とした投手陣、早坂健太や福和田啓太ら強打の中軸、守備と機動力を生かした野球は、勝ち上がるほど力を増していく可能性を秘めています。
目標は、二強(関東第一・帝京)を打ち破っての下剋上と、2022年以来4年ぶりの夏の甲子園です。
ノーシードからの挑戦だからこそ、勝ち上がったときのインパクトは計り知れません。
鈴木誠也を育てた名門が、伝統の底力で復活を遂げられるか、2026年の夏に注目が集まります。
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