北海道・北広島市を拠点に、着実に力を伸ばしてきた私立の強豪があります。
札幌日大高校野球部。2024年夏には学校初となる夏の甲子園に出場しました。
2026年春の全道大会でもベスト4。安定して上位に食い込む実力校です。
この記事では、札幌日大高校野球部の2026年の戦力を、投手陣・野手陣の両面から徹底分析します。
チームの現在地、夏の南北海道大会の展望、注目選手までを詳しく紹介します。
まずは、2026年の札幌日大高校野球部の姿を早わかり表で整理しておきましょう。
| 項目 | 2026年の札幌日大 |
|---|---|
| 所在地・区分 | 北海道北広島市虹ヶ丘/私立(1987年創立の日本大学系列校) |
| 監督 | 森本卓朗(札幌日大OB・捕手出身) |
| 2024年夏 | 南北海道大会優勝→夏の甲子園に学校初出場 |
| 2025年秋 | 秋季北海道大会ベスト8 |
| 2026年春 | 春季北海道大会ベスト4(準決勝でクラーク記念国際に敗退) |
| 夏の次戦 | 南北海道大会3回戦・7月8日(札幌麻生)vs 市立函館 |
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札幌日大高校野球部の2026年戦力総評
チーム総評|エースと勝負強い打線で勝ち上がる
2026年の札幌日大は、絶対的なエースと勝負強い打線をかみ合わせて勝ち上がるタイプのチームです。
マウンドの軸となるのは、背番号1を背負う右腕エース・石川瑛二朗(3年)です。
もともとは打っても非凡な二刀流タイプの選手で、投手としても最速144キロを誇る大黒柱です。
打線は、4番で正捕手の前田和磨と、3番でチーム随一の勝負強さを持つ川合黎を中心に、上位から切れ目なくつながる形が持ち味です。
1番の星野穰一郎が出塁のリズムをつくり、中軸が確実に返すという理想的な攻撃の形が、2026年春の全道4強で結果として表れました。
派手さよりも堅実さで押し、接戦をものにする総合力が、このチームの真骨頂といえます。
昨年からのチームづくり
2026年のチームを語るうえで欠かせないのが、近年一気に高まった学校全体の勢いです。
2024年夏には南北海道大会を勝ち上がり、学校史上初となる夏の甲子園出場を果たしました。
この世代からは、二刀流の大砲・窪田洋祐が2025年のドラフトでオリックスに指名されるなど、全国レベルの選手も育っています。
甲子園を経験した先輩たちが築いた土台の上に、現在の最上級生たちがしっかりと積み上げてきたのが2026年のチームです。
2025年秋のベスト8、2026年春のベスト4と、世代交代を経ても北海道の上位争いに顔を出し続けている点に、チームの充実ぶりがうかがえます。
全国レベルでの立ち位置
甲子園初出場を果たした2024年は、1回戦で優勝候補の京都国際と対戦し、3対7で敗れました。
全国の頂点を狙う相手に真っ向勝負を挑んだこの経験は、チームにとって大きな財産となっています。
2026年春の全道大会では、1回戦で強豪・駒大苫小牧を3対2で撃破し、準々決勝でも北照を5対1で下してベスト4に進出しました。
準決勝ではこの春の準優勝校であるクラーク記念国際に4対6で敗れたものの、北海道の上位校と互角に渡り合える地力を証明しています。
全国区の超強豪と比べればまだ発展途上ではありますが、南北海道では確実に優勝候補の一角に数えられる位置にいます。
甲子園を知る学校としての自信を胸に、2年ぶりの全国切符をつかめるかが2026年夏の焦点です。
北海道内の素材が結束するチーム
札幌日大のもう一つの特徴は、北海道内出身の選手が中心となって結束している点にあります。
2026年のベンチ入りメンバーは、苫小牧や恵庭、札幌、日高など、道内各地のリトルシニアやボーイズの出身者で構成されています。
男子寮を備え、宮崎や関東・関西、東北への遠征を重ねながら、道内で育った素材を鍛え上げているのが札幌日大のスタイルです。
地元・北海道の選手たちが「甲子園出場・日本一」という目標を共有し、一枚岩となって戦う姿が、このチームの強みとなっています。
札幌日大高校野球部の投手陣を徹底分析
エース・石川瑛二朗|144キロ右腕の大黒柱
札幌日大のマウンドを一手に引き受けるのが、背番号1のエース・石川瑛二朗(3年)です。
肩の可動域を大きく使ったフォームから、最速144キロのストレートとキレのあるスライダーを投げ込む右腕です。
苫小牧ボーイズの出身で、恵まれた体格から力強い球を投げ込む本格派として、2026年のドラフト候補にも名を連ねています。
もともとは打撃センスにも優れた二刀流タイプで、2年時には公式戦で長打を含む活躍を見せた身体能力の高さが魅力です。
2026年はチームの柱として投手に専念し、長いイニングを投げ抜くタフさで勝利を引き寄せています。
連投を支えるスタミナと勝負強さ
石川の真価が発揮されたのが、2026年春の全道大会1回戦・駒大苫小牧戦でした。
この試合で石川は9安打を浴びながらも144球を投げ抜き、公式戦初の9回完投勝利を挙げています。
8回に同点に追いつかれても、1死満塁のピンチを2者連続三振で切り抜ける勝負強さを見せました。
指揮官が「リードか同点なら交代させず投げ切らせる」という方針で送り出したなかでの完投は、大きな自信につながったはずです。
夏の南北海道大会2回戦・札幌北戦でも7回を自責点2にまとめ、9対2の快勝を導きました。
接戦でも大崩れしない安定感と、要所を締める精神的な強さが、エースとしての最大の武器です。
継投と投手層、夏の起用予測
石川に次ぐ投手の育成が、2026年夏の札幌日大にとっての重要なテーマとなります。
継投の候補としては、背番号10の左腕・山田頼希(3年)が経験を積んだ一枚です。
下級生では、背番号11の左腕・前田泰佑(2年)や、背番号18の熊谷冬真(2年)といった右腕も控えています。
基本線はエース石川が長いイニングを投げ抜く形になりますが、連戦を勝ち抜くうえでは継投を任せられる投手の見極めが鍵を握ります。
石川の負担をどこまで軽減できるかが、トーナメント終盤での戦いを大きく左右するでしょう。
夏の大会では、石川を軸にしつつ、序盤にリードした試合で下級生投手に経験を積ませる起用も予想されます。
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札幌日大高校野球部の野手陣を徹底分析
打線の軸・前田和磨と勝負強い中軸
打線の中心に座るのが、4番で正捕手を務める前田和磨(3年)です。
169センチ72キロと上背はないものの、勝負どころで結果を残す打撃センスが光る主軸打者です。
2026年春の全道準決勝・クラーク戦では5打数3安打4打点と大暴れし、打線を一人で牽引する働きを見せました。
3番には、チーム随一の勝負強さを誇る川合黎(3年)が座ります。
春の全道1回戦・駒大苫小牧戦では9回に決勝ソロ本塁打を放つなど、ここぞの一打でチームを勝利に導いてきました。
川合は準々決勝や準決勝でも複数安打を記録するなど、コンスタントに打線に絡む安定感も兼ね備えています。
リードオフ星野と切れ目のない打線
攻撃のリズムをつくるのは、1番の星野穰一郎(3年)です。
50メートル走5秒台の俊足と力強いスイングを併せ持ち、出塁から一気に得点圏へと進む起点となります。
春の全道準々決勝・北照戦では3打数2安打3打点に本塁打1本と、リードオフながら長打で試合を動かす勝負強さも披露しました。
2番には中堅の野川咲空(3年)が入り、俊足を生かしたつなぎで相手を揺さぶります。
6番でDHの久保友弦(3年)は夏の2回戦で3打点を挙げるなど、下位打線にも勝負強い打者がそろっています。
上位から下位まで切れ目なくつながる打線が、2026年の札幌日大の大きな強みです。
守備の要と機動力
内野の守りの中心は、遊撃を守る中塚響大(3年)です。
二塁の芳賀冠大朗(3年)とともに二遊間を堅く締め、投手陣を後ろから支えます。
一塁には左打ちの岡勇仁(2年)が入り、下級生ながらレギュラーとして存在感を放っています。
正捕手の前田和磨が扇の要としてリードと強肩で盗塁を封じ、守備面でも安定感をもたらしています。
足を絡めた攻撃と堅実な守備を土台に、1点を大切にする野球で接戦を勝ち抜くのが札幌日大のスタイルです。
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札幌日大高校野球部の夏の大会展望・優勝予想
大会方式と日程
2026年の第108回南北海道大会は、これまでとは異なる新方式で行われます。
従来使ってきた札幌円山球場が改修工事のため2026年と2027年は使えず、札幌と函館の会場を同時並行で進める形となりました。
大会は6月20日に開幕し、7月21日の決勝までトーナメントが組まれています。
準決勝・決勝はプロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールド北海道で行われます。
甲子園経験校の札幌日大にとっては、まずこの夢舞台での決勝進出が大きな目標となります。
札幌日大の夏の歩みと今後の日程を、次の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会方式 | 第108回・新方式(円山球場は改修で不使用、札幌・函館で同時開催) |
| 2回戦(6/26) | 札幌日大 9-2 札幌北(石川7回2失点で快勝) |
| 3回戦(7/8) | vs 市立函館(札幌麻生球場) |
| 準決勝・決勝 | エスコンフィールド北海道(決勝は7月21日) |
| 主な優勝候補 | 北海・駒大苫小牧・北照・東海大札幌・札幌大谷・札幌日大 ほか |
組み合わせと対抗校
札幌日大は夏の南北海道大会2回戦で札幌北を9対2で破り、好スタートを切りました。
この試合ではエース石川が7回2失点と試合をつくり、川合が3安打、久保が3打点と打線も活発でした。
続く3回戦は7月8日に札幌麻生球場で市立函館と対戦する予定です。
勝ち上がれば、宿敵・北海や春に敗れたクラーク記念国際、伝統校の駒大苫小牧や東海大札幌、北照といった強豪との対戦が待ち受けます。
札幌大谷を含め、南北海道は全国レベルの実力校がひしめく激戦区です。
まずは3回戦の市立函館戦を確実にものにし、波に乗れるかどうかが最初の関門となります。
甲子園出場・優勝の可能性
戦力面から見れば、札幌日大は南北海道でも優勝を十分に狙える位置にいます。
エース石川が長いイニングを投げ抜き、前田和磨や川合を中心とした打線が先手を取る展開に持ち込めれば、頂点までの道は見えてきます。
鍵を握るのは、石川一人にかかる投球の負担を継投でどこまで分散できるかという点です。
2024年夏の甲子園を経験した学校としての自信を胸に、2年ぶりの全国切符をつかめるかどうかに注目が集まります。
北広島の街を背負う札幌日大ナインが、エスコンフィールドの決勝で歓喜の輪をつくれるか期待が高まります。
札幌日大高校野球部の注目選手
ここからは、2026年夏の札幌日大を語るうえで欠かせない注目選手を5人紹介します。
| 選手 | 学年・守備 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 石川瑛二朗 | 3年・投手 | エース。最速144キロの右腕で、打撃も光る二刀流タイプ |
| 前田和磨 | 3年・捕手 | 4番で正捕手。春の全道準決勝で5打数3安打4打点 |
| 川合黎 | 3年・三塁 | 3番。駒大苫小牧戦で決勝ソロ本塁打を放った勝負強さ |
| 星野穰一郎 | 3年・外野 | 1番。50m5秒台の俊足と長打力を兼ね備えたリードオフ |
| 中塚響大 | 3年・遊撃 | 二遊間を締める守備の要で、5番も担う |
石川瑛二朗(3年・投手・背番号1)
札幌日大のエースであり、精神的支柱でもある右腕です。
最速144キロのストレートとスライダーを武器に、長いイニングを投げ抜くタフさが持ち味です。
春の全道1回戦では駒大苫小牧を相手に144球で完投勝利を挙げ、エースとしての価値を証明しました。
もともと打撃も非凡な二刀流タイプで、その高い身体能力から2026年のドラフト候補としても注目を集めています。
前田和磨(3年・捕手・背番号2)
4番で正捕手を務める、攻守の要となる主軸打者です。
169センチとサイズはないものの、勝負どころで長打や適時打を放つ勝負強さが光ります。
春の全道準決勝では5打数3安打4打点と打線を牽引し、大舞台での勝負強さを見せつけました。
投手陣を巧みにリードする扇の要としても、チームに欠かせない存在です。
川合黎(3年・三塁手・背番号5)
3番を打つ、チーム随一の勝負強さを誇る内野手です。
180センチ76キロの体格から鋭い打球を放ち、春の全道1回戦・駒大苫小牧戦では9回に決勝ソロ本塁打を叩き込みました。
準々決勝や準決勝でも複数安打を重ねるなど、コンスタントに打線に絡む安定感も備えています。
日高リトルシニアの出身で、大事な場面で力を発揮する頼れる中軸です。
星野穰一郎(3年・外野手・背番号9)
攻撃の起点となる、俊足強打の1番外野手です。
50メートル走5秒台の快足に加え、力強いスイングから長打も放てる勝負強さを備えています。
春の全道準々決勝・北照戦では3打数2安打3打点に本塁打1本と、リードオフながら試合を決める働きを見せました。
札幌白石リトルシニアの出身で、出塁から得点への流れをつくる重要な役割を担います。
中塚響大(3年・遊撃手・背番号6)
二遊間を締める、守備の要となる遊撃手です。
170センチ72キロと機動力に富み、堅実な守備で投手陣を後ろから支えます。
打線では5番を任されることもあり、攻守両面でチームに貢献します。
札幌豊平東リトルシニアの出身で、内野の司令塔として存在感を放っています。
全国のドラフト候補を数値で分析する「ドラフト候補研究所」では、有力選手のスカウト評価や指名予想を詳しく紹介しています。

札幌日本大学高等学校の基本情報
最後に、札幌日本大学高等学校と野球部の基本情報を整理しておきます。
札幌日大は、学校法人札幌日本大学学園が運営する、日本大学の系列校として知られる中高一貫の私立校です。
- 所在地:北海道北広島市虹ヶ丘5丁目7-1
- 監督:森本卓朗(札幌日大OB・捕手出身。日本大学を経て母校の部長から監督に就任)
- 創立:1987年(学校法人札幌日本大学学園が運営する中高一貫の私立校)
- 創部:1987年(硬式野球部・登録部員45人)
- 甲子園出場:春のセンバツ1回(2002年)、夏の選手権1回(2024年・南北海道代表として初出場)
- 主なOB:窪田洋祐(オリックス/2025年ドラフト4位)、高谷舟(オリックス/2025年ドラフト5位)、水野滉也(元DeNA)、黒滝将人(元ロッテ) ほか
札幌日大高校野球部に関するよくある質問(FAQ)
2026年の札幌日大高校野球部の監督は誰ですか?
札幌日大のOBで捕手出身の森本卓朗監督です。
日本大学を経て母校の部長を務めた後に監督へ就任し、2024年夏には学校を初の甲子園出場へと導きました。
札幌日大のエースと注目選手は誰ですか?
エースは最速144キロの右腕・石川瑛二朗で、打撃も光る二刀流タイプのドラフト候補です。
打線では、4番で正捕手の前田和磨や、勝負強い3番の川合黎、俊足強打の1番・星野穰一郎が注目されます。
札幌日大は甲子園に出場したことがありますか?
春のセンバツに2002年、夏の選手権に2024年の計2回出場しています。
特に2024年夏は南北海道大会を制して学校初の夏の甲子園出場を果たし、1回戦で京都国際と対戦しました。
2026年夏の札幌日大の試合日程はどうなっていますか?
南北海道大会の2回戦で札幌北を9対2で破り、3回戦は7月8日に札幌麻生球場で市立函館と対戦する予定です。
勝ち上がれば、準決勝・決勝はエスコンフィールド北海道で行われ、決勝は7月21日に予定されています。
札幌日大出身のプロ野球選手にはどんな選手がいますか?
2025年のドラフトでオリックスに指名された窪田洋祐と高谷舟が、近年の代表的なOBです。
ほかにも元DeNAの水野滉也や元ロッテの黒滝将人など、複数のプロ野球選手を輩出しています。
札幌日大高校野球部のまとめ
2026年の札幌日大高校野球部は、2024年夏の甲子園初出場で得た自信を糧に、さらなる飛躍を狙うチームです。
最速144キロで二刀流タイプのエース・石川瑛二朗が投手陣を引っ張り、4番の前田和磨や勝負強い川合黎を中心とした打線が着実に得点を重ねます。
2025年秋のベスト8、2026年春のベスト4と、世代交代を経ても北海道の上位争いに残り続けている総合力は本物です。
春の全道大会では駒大苫小牧や北照を破ってベスト4に進出しており、南北海道でも優勝候補の一角に数えられます。
石川にかかる投球の負担を継投でどこまで分散できるかが、頂点への鍵を握るでしょう。
北広島の強豪・札幌日大が、2年ぶりの夏の甲子園出場をつかめるかどうかに注目が集まります。
▶ 2026年ドラフト候補のスカウト評価・指名予想を深掘り!「ドラフト候補研究所」はこちら




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