【2026年秋】新田高校野球部の戦力分析|新チーム・注目選手

愛媛県
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新田は2026年夏の愛媛大会を制し、5年ぶりの甲子園へ進んだ松山市の私立の実力校です。

8月9日の甲子園1回戦では花巻東に2対4で敗れ、5年ぶりの夏は初戦で幕を閉じました。

秋の新チームは2年生と1年生だけで再出発し、9月13日の初戦を1対0の完封で勝ち上がった顔ぶれ。

この記事では、新田高校野球部の新チームの戦力を投手陣と野手陣の両面から徹底的に分析します。

甲子園のベンチ入り20人が全員3年生だったため、秋は文字どおり一からの再建になりました。

夏の振り返りから秋季愛媛県大会の戦いぶり、注目選手までを順を追って紹介していくでしょう。

まずは2026年秋の新チームとなった新田の現在地を、下の表で早わかりにまとめます。

項目2026年秋の新田
監督岡田茂雄
2026年夏愛媛大会優勝(決勝12-3松山学院)
甲子園1回戦●2-4 花巻東
2026年秋予選○1-0大洲・大洲農、県大会1回戦●6-7松山商
新チームの軸宮野洸綺(2年・投手)/綿崎鉄(2年・捕手)
秋の登録人数26人
最高成績1990年春のセンバツ準優勝

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新田高校野球部の2026年秋の戦力総評

チーム総評|ベンチ20人が卒業する完全な再建

新チームの登録は26人で、夏の甲子園を戦ったベンチ入り20人は全員が3年生でした。

エースの築山朔弥や主砲の安永快、正捕手の得居飛翔もそろってチームを離れていきます。

つまり秋の新チームには、夏の甲子園のベンチを経験した選手が一人も残っていません。

それでも9月13日の初戦では大洲・大洲農を1対0で下し、上々の再出発を果たしました。

先発のマウンドを守ったのは2年生右腕の宮野洸綺で、一人で投げ切って相手を完封します。

スタメンには1年生が4人も名を連ね、世代交代というより新しいチームづくりの始まりでした。

投打の看板を一度に失った分、この秋は土台を組み直す作業からの出発になっています。

2026年夏の愛媛大会|第1シードで5連勝の完全優勝

2026年夏の愛媛大会で、新田は第1シードの貫禄を見せて5試合を勝ち抜きました。

2回戦では南宇和を15対0で下し、3回戦の新居浜東戦も8対0の完封で圧倒します。

準々決勝では今治北を8対1で退け、打線の破壊力と投手力がしっかりかみ合った内容でした。

準決勝では小松を6対0で完封し、エース築山朔弥が9回を投げ抜いて相手打線を封じます。

決勝は松山学院を12対3で圧倒し、5年ぶり2度目の夏の甲子園への切符を手にしました。

5試合のうち3試合を完封し、失点はわずか4という数字が投手力の高さを物語る大会。

2026年春には愛媛県大会と春季四国大会を制しており、四国王者として臨んだ夏でした。

甲子園1回戦|花巻東に2対4で惜敗

甲子園の1回戦は8月9日の第1試合に組まれ、相手は岩手代表の強豪・花巻東でした。

先発はエースの築山朔弥で、8回を111球で投げ切って被安打8という内容になります。

花巻東は2回と4回に得点を重ね、中盤まで一方的に流れを握られる苦しい展開でした。

新田は5回と6回に1点ずつを返し、2点差まで詰め寄って反撃の姿勢を見せています。

しかし8回にも1点を失い、最後は2対4で5年ぶりの夏が初戦で終わってしまいました。

愛媛県勢としては5年連続の初戦敗退となり、悔しさの残る夏になったといえるでしょう。

下の表は、2026年夏の愛媛大会と甲子園で戦った6試合の結果をまとめたものです。

大会・回戦結果(2026年夏)
愛媛2回戦○15-0 南宇和
愛媛3回戦○8-0 新居浜東
愛媛準々決勝○8-1 今治北
愛媛準決勝○6-0 小松
愛媛決勝○12-3 松山学院
甲子園1回戦●2-4 花巻東

新チームに残る顔ぶれ

新チームの中心は、秋の初戦でスタメンに名を連ねた2年生と1年生の顔ぶれになります。

2年生では投手の宮野洸綺と捕手の綿崎鉄が組み、新しいバッテリーとして初戦を戦いました。

遊撃を守った菰田晃生とDHの堀田稜空も2年生で、内野と打線の中軸を任されていくでしょう。

4番には2年生の江戸陵太が代打で入り、この秋から出場機会を広げようとしているところ。

1年生は1番の黒川泰雅、2番の船草玲太、3番の越智琉太、8番の氏原悠真が先発しました。

上位打線を1年生3人で組むという布陣は、近年の新田を振り返ってもそう多くはありません。

ベンチには松田優輝や高橋菖といった1年生投手も控え、伸びしろのある顔ぶれがそろいました。

愛媛県内での立ち位置

愛媛では済美や今治西、松山商といった実績校が並び、上位争いは毎年激しさを増しています。

その中で新田は1990年のセンバツで準優勝を果たし、全国区の名を刻んだ私立の実力校でした。

甲子園の出場は春が2回、夏が2回の通算4回で、通算成績は5勝4敗と勝率5割を超えています。

春のセンバツは1990年と2005年、夏の選手権は2021年と2026年の出場でした。

2026年は春に県大会と四国大会を制し、夏も県の頂点に立って年間を通じて愛媛を引っ張りました。

プロ野球では越智大祐が巨人でリリーフを務め、宮下典明や大川浩もこの学校から巣立った先輩。

松山市内には中学のクラブチームが多く、地元で育った選手が集まりやすいのも強みになります。

新チームも県内の実績校と競い合いながら、来春の上位進出を目指して力を蓄えていくでしょう。

新田高校野球部の投手陣を徹底分析

新チームの投手陣は、初戦で完封勝ちを収めた2年生右腕の宮野洸綺が軸になりました。

新エース候補|2年生右腕・宮野洸綺

宮野洸綺は秋の初戦で先発のマウンドに立ち、一人で投げ切って完封勝ちを収めました。

大洲・大洲農を相手に1点も許さず、1対0という緊迫した試合を最後まで守り切っています。

えひめ港南リトルリーグから松山リトルシニアへ進んだ、松山で育った生え抜きの右腕。

築山朔弥という絶対的なエースの後を受け、いきなり大役を任された格好になりました。

9回を投げ切る体力を初戦で示したことは、新チームにとって何より大きな収穫でした。

この右腕がどこまで安定感を積み上げられるかが、新チームの戦いぶりを左右するでしょう。

1年生投手が並ぶ層

ベンチには1年生右腕の松田優輝が控えており、球歴でも注目を集めている投手の一人です。

同じ1年生の高橋菖も松山リトルシニアの出身で、投手として名を連ねている存在になります。

1年生の投手が早くからベンチに入るという状況は、層の薄さと伸びしろの両方を映した形。

宮野洸綺に続く二枚目の柱が出てくれば、継投で戦う形も一気につくりやすくなります。

外野手として名を連ねる廣岡一球も左腕で、二刀流としての可能性を秘めた1年生でした。

この冬に誰が2番手の座をつかむのかは、まだまったく読めない状況だといえるでしょう。

秋の初戦に見えた形と課題

秋の初戦を1対0で勝ち切った事実は、投手を中心に守り勝つ形ができていた証しです。

9回を無失点で終えた投球は、守備の集中力が最後まで保たれていたことも示す内容でした。

一方で味方の得点が1点だけという展開は、打線の課題をそのまま映した内容でもあります。

接戦を拾えたのは幸いでしたが、投手を助ける得点力はこれから伸ばすほかありません。

連戦を戦える投手の頭数がそろうかどうかも、秋から冬にかけての大きなテーマでした。

球速と制球をともに伸ばし、春に向けて投手陣を作り上げる作業がこれから続いていきます。

新田高校野球部の野手陣を徹底分析

新チームの打線は、1年生3人が上位に並ぶという例の少ない布陣で秋を戦い始めました。

長打で押す形ではなく、走者を確実に進めて1点をもぎ取る戦い方が現実的な狙いです。

打線の起点|1年生が並ぶ上位打線

1番に入ったのは西条リトルシニア出身の1年生・黒川泰雅で、左翼を守って先発しました。

2番の船草玲太は松山ボーイズから松山リトルシニアへ進み、二塁を任された1年生でした。

3番には松山リトルシニア出身の越智琉太が座り、一塁を守って中軸の役割を担っています。

1年生3人が上位を固める打線は、この世代に懸けられた期待の大きさをそのまま映した並び。

上位が出塁して中軸が確実に返す形をつくれるかが、得点力を上げる最初の課題になります。

二遊間と内野の顔ぶれ

遊撃を守ったのは伊予三島リトルシニア出身の2年生・菰田晃生で、内野の要になりました。

三塁には1年生の氏原悠真が入り、宇和島ボーイズから進んできた期待の大きい内野手です。

4番に代打で名を連ねた2年生の江戸陵太も、内野で出場機会を争っている一人でした。

5番DHの堀田稜空はえひめリトルシニアの出身で、打線の中軸を任される2年生になります。

内野の顔ぶれはまだ固まっておらず、冬の競争で並びが変わる余地は十分にあるでしょう。

外野陣と捕手

外野では1番の黒川泰雅が左翼に入り、新チームの攻撃の起点として期待されています。

1年生の廣岡一球は左投左打の外野手で、2025年には四国選抜にも名を連ねた逸材でした。

球歴では打撃センスと長打力の両方を評価され、これからの成長が楽しみな存在になります。

捕手は2年生の綿崎鉄が務め、松山城西ボーイズから進んで新チームの正捕手となりました。

若い投手陣をまとめる役割は重く、扇の要としての経験がこれから問われていくでしょう。

守備と機動力

新田は投手を中心に守り勝つ形で初戦を制し、守備の安定が勝負の土台になっています。

9回を通じて無失点で守り切った事実は、若いチームの集中力の高さを示すものでした。

2年生と1年生だけの守りで9回まで得点を与えなかった経験は、何よりの自信につながります。

得点力が上がらないうちは、機動力と小技で1点をつくる形が現実的な戦い方でしょう。

初戦で経験した1点差の勝負は、その形を磨いていくための確かな出発点になりました。

\注目選手の実力は?/

新田高校野球部の秋季愛媛県大会の結果と来春への道

2026年の秋季愛媛県大会で、新田は予選を突破しましたが、16校による県大会の初戦で敗れました。

初戦|大洲・大洲農を1対0で下す

9月13日の初戦は坊っちゃんスタジアムで、相手は大洲・大洲農の連合チームでした。

新田は投手戦をものにして1対0で勝ち、大きな一歩を踏み出す形で秋を始めています。

マウンドを守った2年生右腕の宮野洸綺は、一人で投げ切って相手に得点を許しません。

0対0で迎えた9回裏に1点を奪ってサヨナラ勝ちした試合は、若いチームの自信になりました。

下の表は、新田が戦った2026年秋季愛媛県大会の2試合の結果をまとめたものになります。

項目内容(2026年 秋季愛媛県大会)
日程9月13日
会場坊っちゃんスタジアム
対戦相手大洲・大洲農
結果○1-0
登板した投手宮野洸綺(2年)が一人で完投
県大会1回戦●6-7 松山商(10月3日・坊っちゃんスタジアム)

県大会1回戦|松山商に6対7で逆転負け

県大会の1回戦は順延が重なって10月3日に行われ、坊っちゃんスタジアムで松山商と対戦しました。

新田は6回まで0対2とリードを許しましたが、7回表に一挙5点を奪って試合をひっくり返したのでした。

その裏に2点を返されたものの8回表に1点を加え、6対4とリードして終盤を迎えています。

ところが8回裏に3点を奪われて6対7と再び逆転され、9回の攻撃も無得点に終わりました。

マウンドは宮野洸綺から1年生の高橋菖への継投でしたが、松山商の終盤の反撃を止められませんでした。

夏の愛媛を制したチームの秋は県大会の初戦で終わり、四国大会への出場権には届かなかったのです。

冬を越えて春へ

新チームにとって次の大きな公式戦は、来春に開かれる愛媛県大会という舞台になります。

秋の初戦で見つかった得点力の課題は、この冬の練習で一つずつ埋めていくほかありません。

2年生と1年生がこの冬に力をつければ、春の戦いぶりは大きく変わっていくでしょう。

1990年のセンバツ準優勝という歴史は、今の選手たちが追いかける大きな目標です。

宮野洸綺に続く二枚目の投手が育てば、来春は継投で戦う形も選べるようになるでしょう。

四国を制した世代の背中を追いながら、若いチームは次の景色を目指して戦っていきます。

新田高校野球部の注目選手

ここでは、2026年秋の新チームで注目したい5人の選手を、順を追って紹介していきます。

選手学年・守備注目ポイント
宮野洸綺2年・投手秋の初戦で完封勝ち。新チームの投手陣の軸
綿崎鉄2年・捕手若い投手陣をまとめる新チームの正捕手
菰田晃生2年・内野手秋の初戦で7番遊撃。内野の要を任される
越智琉太1年・内野手1年生で3番一塁。打力への期待が大きい
廣岡一球1年・外野手左投左打の1年生。2025年に四国選抜入り

宮野洸綺(2年・投手)

秋の初戦で先発のマウンドに立ち、一人で投げ切って完封勝ちを収めた2年生右腕です。

大洲・大洲農を相手に1点も許さず、1対0という緊迫した試合を最後まで守り切った投球でした。

えひめ港南リトルリーグから松山リトルシニアへ進んだ、松山で育った生え抜きの右腕です。

綿崎鉄(2年・捕手)

松山城西ボーイズの出身で、秋の初戦でマスクをかぶった新チームの正捕手になります。

若い投手陣をまとめる扇の要として、落ち着いたリードに大きな期待が集まっています。

打順は9番に入り、下位打線から得点につなぐ役割も同時に担った2年生の捕手でした。

菰田晃生(2年・内野手)

伊予三島リトルシニアの出身で、秋の初戦では7番に座って遊撃を最後まで守り抜きました。

守りの中心となる遊撃を任されたことは、この2年生への信頼の大きさを示しています。

内野の要として、1点を守り切る新田の野球を支える大事な役割を担うことになるでしょう。

越智琉太(1年・内野手)

松山リトルシニアの出身で、1年生ながら秋の初戦では3番に座って一塁を守りました。

下級生のうちから打線の中軸を任されたのは、打力への期待の高さを物語る大きな起用。

球歴でも注目を集めており、これからの2年で大きく伸びていく可能性を秘めた打者です。

廣岡一球(1年・外野手)

新居浜ヤングスワローズの出身で、左投左打の1年生外野手として期待を集めています。

2025年には倉敷の少年野球大会で四国選抜に選ばれ、早くから評価を集めてきました。

球歴では打撃センスと長打力の両方を評価され、将来の中軸候補と見られていくでしょう。

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新田高等学校の基本情報

  • 所在地:愛媛県松山市
  • 設置区分:私立(共学)
  • 監督:岡田茂雄
  • 甲子園出場:春のセンバツ2回、夏の選手権2回(5年ぶり)、最高成績は1990年春の準優勝
  • 特色:松山市の私立校。2026年は春に四国大会、夏に愛媛大会を制した実力校
  • 主なOB:越智大祐(元巨人)、宮下典明、大川浩ほか

新田高校野球部に関するよくある質問(FAQ)

新田高校の新チームのエースは誰ですか?

秋の初戦で完封勝ちを収めた2年生右腕の宮野洸綺が、新チームの投手陣の軸になります。

1年生の松田優輝や高橋菖も投手としてベンチに入り、2番手をめぐる競争が続いています。

2026年秋の愛媛県大会での成績は?

9月13日の初戦で大洲・大洲農を1対0で下しましたが、10月3日の県大会1回戦で松山商に6対7で敗れました。

7回に5点を奪って逆転しながら8回裏に3点を失い、県のベスト8入りを逃す結果になりました。

2026年夏の甲子園の結果は?

8月9日の甲子園1回戦で花巻東に2対4で敗れ、5年ぶりの夏は初戦敗退に終わりました。

エースの築山朔弥が8回を投げ切り、5回と6回に1点ずつ返しても反撃は届きません。

新田高校の甲子園の出場回数は?

春のセンバツが2回、夏の選手権が2回で、通算4回の出場で5勝4敗という成績です。

最高成績は1990年のセンバツ準優勝で、全国の頂点まであと一歩に迫った歴史でした。

新田高校の監督は誰ですか?

2026年秋の新チームも、5年ぶりの甲子園へ導いた岡田茂雄監督がそのまま率いています。

新田の卒業生で松山大を経て母校に戻り、投打のそろったチームをつくり上げた指揮官です。

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新田高校野球部のまとめ

2026年秋の新田高校野球部は、甲子園のベンチ20人すべてを送り出して再出発した新チームです。

2年生右腕の宮野洸綺が初戦で完封勝ちを収め、投手を中心に守り勝つ形から秋を始めました。

上位打線に1年生3人が並ぶ布陣は、これからの伸びしろをそのまま映した若い顔ぶれ。

四国を制した世代の背中は大きいものの、若いチームが積み上げる時間はたっぷりあります。

松山の実力校がどんな新チームに育っていくのか、来春の愛媛県大会を楽しみに待ちましょう。

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